きょうは、以前からずっと行ってみたかった東京おもちゃ博物館へ。こちらのおもちゃ美術館はおもちゃが展示されているだけではなく、“見る・作る・かりて遊ぶ”というインタラクティブなコンセプト。ゴールデンウィーク最終日のこどもの日、こどもと一緒に楽しい午後の時間を過ごすことができました。いろいろなおもちゃがある中で、とても気に入っていたのが、「地球ゴマ」。「家でも遊びたい」と、そして、わたしも懐かしかったのでお買上。

家に帰ってからは、YouTubeにて実演動画などもみてみました。もちろん、「世界中のおともだちが遊んでいる」タイガー商会地球ゴマ、懐かしのCMも。

昭和40年代に放送されたテレビCM(映像:タイガー商会)



現在も地球ゴマは、配色その他変わりなく、パッケージデザインも昔のままです。写真にある赤いラベルの下、箱本体もCMにあるものと全く同じです。

CHIKYU GOMA������ on Twitpic

わたしが、生まれる前からあった地球ゴマ、昭和30年代の白黒放送CMもありました。

昭和30年代に放送されたテレビCM(映像提供:タイガー商会)



当時の箱は紙製だったのですね。ラベルのデザインもちょっと違うようです。紙製の箱だとちょっとこのような曲芸はむずかしいのかもしれませんね。40年代CMにも出てくる箱まわし。



遠心力をたくみに利用しいろいろな曲芸をする化学的なコマ、地球ゴマ。綱渡りはやっぱり楽しいです。



地球ゴマの変わらない楽しさを守ってくれているタイガー商会、調べてみたところ、ちょっと気になる記述をみつけました。

「株式会社タイガー商会は1921年5月、ジャイロスコープを作るため赴任先の名古屋・時計工場から独立した加藤朝次郎によって創業された。タイガー商会の名前は、朝次郎が1878年の寅年生まれであったことに由来する。その後、先代の遺志は息子の武に引き継がれたが、「親父の作った地球ゴマを残したい」「命ある限り作り続けていくつもり」と語っていたその2代目も鬼籍に入り、後継者のめどが立たない会社の行く末が案じられる。子どもたちの知的好奇心や探求心、科学的なものの見方や考え方を養い育てるためにも存続・普及が望まれるところである。
Wikipedia:地球ゴマ:会社概要より

きょうは、1つのみの購入ですが、2つのコマでの曲芸もしたがっています。タイガー商会への売り上げ貢献、地球ゴマの普及のためにも、追加購入も検討してみます。

[東京おもちゃ美術館]
冒頭でも触れた東京おもちゃ美術館、“見る・作る・かりて遊ぶ”がコンセプト。
平成19年3月に廃校となってしまった四谷第四小学校の校舎を利用した空間は、おとなも童心に戻れるような懐かしさにあふれてます。
おもちゃも商業的なものよりは、シンプルでありながら独創的なものや日常にある科学の力を利用したようなもが多く、小さなこどもからおとなまで時間を忘れて遊べるとしたとっても楽しいところでした。
日頃、ゲームやコンピューターで遊んだりするのが好きな、うちの小学4年生ですが、いろいろな発見があるおもちゃに大喜び。普遍の楽しみを持つシンプルなおもちゃでの遊びの時間は大切ですね。工夫次第でいろんな遊びができます(わたし自身、商業的なおもちゃも好きですけど)。ボランティアの学芸員の方々も遊び方を説明しながら、一緒に遊んでくれます。
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家から徒歩5分ぐらい、とっても近く、また行きたい、行きたいと申してますので、散歩しながら近いうちにまた。年間パスとかあるといいなと。
東京おもちゃ美術館:
http://goodtoy.org/ttm/index.html

(投稿:日本 2010年5月5日、ハワイ 5月4日)


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