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きょうは、『Maltese Falcon マルタの鷹』を聴きました。

加藤和彦さんのソロとしての、安井かずみさんとのワーク、さいごから、2枚目のアルバム。1987年の作品、加藤和彦さんが、40歳のときの作品。

この、『Maltese Falcon マルタの鷹』加藤和彦さんのもので、所有しているアルバムの中で、あまり聴きこんでいない作品でした。

「フェイク・ジャズ」ということで取り組まれ、モダンジャズ的なサウンドをほぼ打ち込みで作ったというもので、この発想も、加藤和彦さんらしい、こだわりゆえ。

2008年のインタビューなども参考にしながら。

「やらないよね!普通はね(笑)。まあ本当の生のジャズの人を呼んで録音したら違うモノになっちゃうという気がしてたし、それはイヤだったんだようね…」

これは、「ジャズのひとが…」というわけではなく、きっと、自分の作品であるということへのこだわり、だったのかなぁ、と。ひとの音ではない、とか、打ち込み(フェアライト CMI)でできること、というものをきわめてみたい、とか、そんなことだったのかもしれませんね。

パリ録音で、カルロ・サビーナのアレンジで、パリ録音でオーケストラ演奏でおこなった曲に関しては、どちらも、アルバムのそれぞれの面(アナログ時)の最初の曲なので、導入として、生音の感じを使いたかったのかなぁ、とも。

カルロ・サビーナ氏は、ニノ・ロータの影武者という方で、譜面おこしやオーケストレーションなどでっても重要な役割をされてた方なのですね。

このアルバムでも、安井かずみさんの詞は、
映画の中にいるような、小説の中にさまよいこんだような、日常とは別な世界をみせてくれるのですが
いわゆる憧れの夢の世界ともちがう、というところが、なんとなくほかの世界とちがっていて

"ハードボイルド"的な世界というのは、いつかは、何とかしたいな、と思っていた中で、ずっとご自身の中であったものだと。

「聴くひとのことはあまり考えてないよね」と、ご本人は。

やっと自分がすこし、追いついてきたのでしょうか。
きょうは、また、ちがって聴こえてきました。


(↑アルバム、バックサイド)

「追いついた」という表現を使いましたけれど、これは、いろんな意味で、です。

加藤和彦さんに関しては、「早すぎた」という表現なども使われたりしますけれど、サウンドの技術では、あたらしいものをどんどんとりいれたり、という部分では、そうなのでしょうけれど、また、そういう部分とちがう面での表現では、「早すぎた」というのとも、ちょっとちがうと思うのですよね。
いつも、そんなこと、考えたりします。でも、よい言葉がみつからないので、ひきつづき、考えます。

収録曲:
作詞、作曲は、ZUZUさん、加藤さんなので、略しますが、編曲、加藤さん以外のものは記載。

Artichoke & Frescobaldi/ Cozy Corner(編曲:カルロ・サビーナ)/ Fancy Girl(編曲:清水靖晃)/ China Town/December Song/ Joker(編曲:カルロ・サビーナ/ Baccarat Room(編曲:清水靖晃)/ Turtle Club/ Just a Sympathy / Midnight Blue(編曲:清水靖晃)


ご自身お気に入りは「FANCY GIRL」。
イントロ、たしかにすばらしく、あぁ、打ち込みでここまでできるのだなぁと感じさせてくれますね。間奏は、清水さんとさぐりながら、だそうです。

わたしは、「COZY CORNER」が、あらためて、すごく好きになりました。
サウンドも、そして、コージーな場所の居心地が好きだったりするので…。
歌詞の「小さな宇宙」も。
この曲は、チェット・ベイカーっぽさを意識したナンバーとのこと。


COZY CORNER:




FANCY GIRL:



DECEMBER SONG:



TURTLE CLUB:



明日は、ご命日ですね。
きょうは、NHK BS プレミアム(再放送)2011年10月16日(日):午後4:30~午後6:00特集「早過ぎたひと 世紀の伊達(だて)男 加藤和彦」(優雅な生活こそ最高の復讐である もうひとりのフィッツジェラルド 加藤和彦)をみました。
いろんなこと、思いました。

番組案内引用:
「あの素晴しい愛をもう一度」など数々の名曲を生み出した加藤和彦は2009年10月、自らの命を絶った。音楽だけでなく、生き方そのものに強烈な美学が貫かれていた。加藤がいなければ、日本の音楽シーンは10年遅れていたともいわれる…

みなさんの思いもさまざまですよね。
視聴しながらのそれぞれのコメント、アラッポ・カーロさんが、トゥゲッターにまとめてくださっているものをリンクさせていただきます。
http://togetter.com/li/200967

(投稿:日本 2011年10月15日、ハワイ 10月14日)

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小林啓子さん、1977年のアルバム『ちょっと気分をかえて』、かなり前にオーダーしていたものが、やっと手元にまいりました。いつから待っていたかというと、このアルバム、加藤和彦さんの『気分をかえてもう一度』が収録されているということで、一周忌である去年の秋、10月16日に、Amazonでポチッたのでした。

その後、もう少々お待ちください状態がずっと続き、こんなに待つんだったら、ほかで探した方がよいかなぁと思いつつ、ずっと、ずっと待ち続け。すると、先日、「申し訳ございません…」という、入荷見込みなしのメール。「え~っ」。だったら…と。
でも、ちょうどよいタイミングで出品されていたので即行動。

このアルバム『ちょっと気分をかえて』は、それ以前にも、なんとなく行動に踏切らなかった自分がいて。

情報としてみていたときから、わくわくしてしまう要素いっぱいだったのですが、オーダー自体、この存在を知ってから、少したってのアクション。その時点で、もうすでに、もうちょっと早く入手していれば、と思っていたぐらいなので、ほんとにほんとに、長い経過のもと、やっと聴くことができた作品なのです。
(またくもって入手困難という訳ではないと思うのですけれどね)

前置きが長くなってしまいましたが、期待していた以上にすてきな作品!もうすでに、くり返し聴いてます♪
すべての曲がすばらしく、シティポップ期のサウンドのよいところばかりを盛り込んだようなものばかり。制作にたずさわっている方も、参加ミュージシャンも豪華。

気分を出してもう一度:
作詞:安井かずみ、作曲:加藤和彦、編曲:高橋信
We can dance♪ We can dance, dance, dance♪のイントロ、すでに、まいってしまいます。
いままでも、加藤和彦さんのものはもちろん、RAJIEさん、立木リサさんと今野雄二さんデュエット、野宮真貴さんとクレイジーケンバンド横山剣さんデュエットなどもある安井かずみさん、加藤和彦さんの曲。
気分を出してもう一度(←過去に書いたもの)
アレンジ、そしてボーカリストちがいで、また、すてきな作品に。それぞれの『気分を出してもう一度』ですね。名曲であるからこそ!『ちょっと気分をかえて』というアルバムの一曲めにふさわしく。



ちょうどそんな風の中:
作詞・作曲・編曲:高橋幸宏
「ちょうどそんな~、ちょうどすてきな~」まるでMagicです。

ショートカット:
作詞:高橋幸宏、作曲・編曲:高橋信之
高橋ブラザーズによるライトに切なく。小林啓子さんのボイスとRajieさんのコーラスが。

その人は誰......:
作詞:鳥居幹雄、作曲:加藤和彦、編曲:高橋信之
詞、曲、アレンジ、ボイスが奏でるやさしくすてきな世界。風のようなお話ですが
三点リーダが2つというのも



木蓮:
作詞:竜真知子、作曲・編曲:高橋信之
白い雪の降る午後にわたしは生まれたそうです~♪歌詞には12月とあって
小林啓子さんは12月生まれでした。

このかるい感じが好きなんです:
作詞:高橋幸宏、作曲・編曲:今井裕
今井裕さんメロディ、アレンジすてきな作品!ユキヒロさんの詞も。「このかるい感じが好きなんです」ですね:) LPとしてはB面1曲め。ふさわしい感じ、ですね



さよなら列車:
作詞:高橋幸宏、作曲・編曲:高橋信之
BUZZの『レクヰエム・ザ・シティ』に収録されている曲の小林啓子さんヴァージョン。BUZZは、この『ちょっと気分をかえて』でコーラス参加もしています。

ふしぎな日:
作詞:松山猛、作曲:加藤和彦、編曲:高橋信之
加藤和彦さんソロ『スーパー・カズ』でおなじみの名曲。こちらもカヴァーが数ヴァージョンありますね。

比叡おろし:
作詞・作曲:松岡正剛、編曲:高橋信之
こちらは少しトーンがちがいますけれど、小林啓子さん1970年シングル(「比叡おろし/恋人中心世界 」)にもある若き時代の代表曲ということでの収録なのでしょうね。

レイルウェイ・ララバイ:
作詞:山川啓介、作曲・編曲:高橋信之
1977年の国鉄のCMキャンペーンソングだったのですね。なんか、BUZZが歌っても似合いそうな気がします。



最後に豪華な参加陣をリストします。

アレンジ&レコーディング・プロデューサーは、当時、ご主人であった高橋信之さん。
参加陣営には、高橋信之さんつながり、そして高橋幸宏さんつながりといった感じでブラザーズの交流関係がうかがえますね。

キーボード:今井裕
ギター:吉川忠英、笛吹利明
Eギター:松木恒秀
ベース:後藤次利
ドラムス:高橋幸宏
パーカッション:斉藤ノブ
コーラス:BUZZ、今井裕、高橋信行、高橋幸宏、RAJIE

詞、曲では、加藤和彦さん作品も安井かずみさんとのコンビもの含め3曲。

とてもすてきなアルバムです♪

(投稿:日本 2011年2月25日、ハワイ 2011年2月24日)


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あの哀しい知らせから1年経ってしまいました。昨日は、体調不良のためダウンしてしまい、寝込んでしまいブログも書けず(疲れだけではなく、なんとなく気がめいってしまったのもあり)。
1年前、訃報が届いた10月17日はやはり何も書けず、翌日になってようやく少し。一番影響を受けたソロアルバムからの作品などについて。
追悼:加藤和彦さん アルバム「パパ・ヘミングウェイ」、「うたかたのオペラ」、「ベル・エキセントリック」、「あの頃マリー・ローランサン」より
加藤和彦 魔法にかかった朝 (アルバム: SUPER GAS 1971)

命日である昨日は、やっと発売になった「CDジャーナルムック 加藤和彦読本」を読んですごしてました。

この一年、「MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2009年 12月号 [雑誌]」、「加藤和彦ラスト・メッセージ」、「文藝別冊 加藤和彦 あの素晴しい音をもう一度 (KAWADE夢ムック 文藝別冊)」など音楽に関するもの、そして「優雅の条件 (ワニブックスPLUS新書)」、「エレガンスの流儀」などのライフスタイルもの、といった加藤和彦さんに関する本を読んできてつくづく思うのは、本当にたくさんのものを与えてくれた方だということです。

以前にも書いているのですが、音楽はもちろん、中学、高校という多感な時期に、加藤和彦さん&安井かずみさんが書いたものやインタビューなどをよく目にしていたせいでしょうか、旅やライフスタイルに関しては、知らずのうちに自分の一部とさえなっているものも。
その時から意識していたものもあるのでしょうが、若いときにとんでもなくファッションにお金や時間、手間を使い、今の年齢になっての好きなものの残り方も(スケールは若干ちがうものの…)、基本は「生活・時間の豊かさ」とか(こどもがおり、経済事情も異なるバランスはちがう応用編ですが)。
わたしの一番のお気に入りの充電の地であるハワイのカパルア・ベイが、お二人が毎年クリスマスから年末をすごしていた地なのは、この時の刷り込みだったのでしょうか(父のお気に入りの地ということもあってかと思っていたのですが、あらためてコメントなどカパルアではと思ってたのですけれど、「ワーキングカップル事情」(1986年)にもしっかり書いてあったのですね)。

そんな中、あらためて、つくづく加藤和彦さんのすごさを知るのが、「加藤和彦読本」の冒頭の「第1章、加藤和彦をめぐる事件簿」にもあり、ご自身もよく語られていたプロセスの大切に仕方。料理、生活における、それは、なんとなく心にも残っているのですが、このプロセスがまさに加藤和彦さんがつくり出した音楽面においても、そして、すべてのニュースな出来事にたどりついていたのですよね。そして、最期も。
(この点は、わたしの仕事にかなり通じる面があり。まさにタイミングやプロセスというのは大切。楽しくもありながら、かなりの勘が必要で、そして、ときに神経がまいるもの。天性のものをお持ちだったのかと思います。)

1年経っても、頭は整理できず、なんだかばらばらな記述になってしまいます。

加藤和彦さんのお亡くなりになったあとに後追いで知り、とても好きになった曲、『ヘーイ ごきげんはいかが』
で振り返った、今野雄二さん、さらなる哀しいニュースがあったのは、とても心痛みます。
哀悼、今野雄二さん

ヘーイ ごきげんはいかが:サディスティック・ミカ・バンド
作詞:今野雄二、作曲:加藤和彦



まだ加藤和彦さんがお亡くなりになる前、日本に帰ってきたばかりのころにも、まさに日本を感じさせてくれていたのに…
サディスティック・ミカ・バンド タイムマシンにおねがい


付録:
「ラスト・メッセージ」にもあり、この章にもあった、サディスティック・ミカ・バンドの東芝EMIのラブ・ジェネレーション・ライブのようす。
加藤和彦さんは「演奏を始めると静まりかえってさ…」と言ってましたが。

1973年5月1日 日本武道館 東芝EMI ラブ・ジェネレーション・ライブ・コンサート
加藤和彦とサディスティック・ミカ・バンド ピクニック・ブギ/ 銀河列車






[この1年でさらに広がった世界]
加藤和彦さんの音楽と出会った当時、そしてお亡くなりになってしまった今も同じく、そのサウンドを通じて、またそれだけではなくいろいろな世界を見せてもらこっていることにかわりなく、この1年も、さまざまな広がりをいただきました。佐藤奈々子さんやラジ(RAJIE)、TANTAN(大空はるみさん)、笠井紀美子さんをあらためて聴くようになったのも、そもそもは加藤和彦さん、安井かずみさんの関連ワークからだったりするのです。

佐藤奈々子 チャイナ・ドール/ Kissing Fish (アルバム Kissing Fish)

ラジ(RAJIE) 気分を出してもう一度
http://cm-song-movie.blogspot.com/2010/02/sho-jo-ji-viva.html
大空はるみ Sho-Jo-Ji (アルバム VIVA) 
加藤和彦 Today/ シンガプーラ 岡崎友紀 Do You Remember Me(TODAYのデュエットは笠井さん)
加藤和彦 Gardenia/ ガーディニア(こちらのボイスも笠井さん)

(投稿:日本 2010年10月17日、ハワイ 10月16日)


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だいぶ日にちが経ってしまったのですが、こちらでぜひメモっておかなければというすてきなつながり曲に出会ったので、遅ればせながら。出会ったのは、先日、7月10日行われた、岸野雄一プレゼンツ"第二回レコード・バトラー(V,8)"。ハワイといえばの太陽の恋人、アグネス・ラムさんの『ムーンライト・ベイ』です。



もちろんアグネス・ラムさんだからということはありつつ、気にして聴いていたのですが、なんかものすご~く好きな音がするので、さらに気になり。「ムーンライトベイってだれ作でしょう?すごく好きな音です」というTweetしながらサーチ。作詞は安井かずみさん、作曲、加藤和彦さんだったのでした!それは、それは好きなはず!気づけた自分も嬉しかったりしたのですが、やはりすてきなサウンドということで、「ムーンライト・ベイ 作詞:安井かずみ 作曲:加藤和彦」ほぼ同時に調べていてくれていた方もいらっしゃいました。

『ムーンライト・ベイ』、1978年のアグネス・ラムさん2枚目のアルバム『with Love Agnes Lum』に収録されているもの。このアルバム製作枚数があまり多くないらしく、ファンの間でも話題のものだそうですね。さらに調べてみたところ、メンバーがとても豪華。詞が安井かずみさん、曲、加藤和彦さんで、編曲は、加藤和彦さん・坂本龍一さんのお二人、さらにコーラスには山下達郎氏も?という発見も。
(山下達郎)レコーディング参加作品リスト」を拝見してみたところ…での情報。
「山下達郎オフィシャルファンクラブ会報などの資料によると、1977年のアグネス・ラム作品にコーラスで参加しているとのことだが、タイトルは不明であった。
 このほど、1977年7月10日発売のファースト・アルバム「I am Agnes Lum アグネス ラムです」と翌年3月10日発売のセカンド・アルバム「with Love Agnes Lum」を聴いてみた。
 すると、セカンド・アルバムのB面7曲目に収録されている「ムーンライト・ベイ」(安井かずみ作詞/加藤和彦作曲/加藤和彦・坂本龍一編曲)で、山下達郎の声を確認することができた」。最後の「声を確認することができた」というところが、思い入れを感じます。感動。

ほかにも気づきあり。1977年のアグネス・ラムさんファーストアルバム『I am Agnes Lum』には加藤和彦さんが『それから先のことは』で歌う『貿易風(Trade Wind)』が『Trade Wind(トレイド・ウィンド)』としてアグネス・ラムさんヴァージョンで収録されていたのですね。加藤和彦さんのものは所有していないのですが、以前にUatreamで聴いたことがあり、耳にもよく残っているのですが(Amazonチェック、CD再販されてますね!入手しなければ)、この曲、アグネスにぴったり!かなり正解なカヴァーですね!
作詞:安井かずみ/作曲:加藤和彦/編曲:森岡賢一郎



レコード・バトラー、6月5日の第1回(レコード・バトラーの説明も)は見のがしてしまいましたが、第2回チェックできて本当によかったです!さもなければこの曲との出会いはもっと後になっていたはずですから…(いま思うと、もしかしたら前にディスコグラフィーなどで目にしていたかもしれなく、加藤和彦さんで安井かずみさんでアグネスなのにまったくぬけておりますw)。

アグネス・ラムさんのこのファースト、セカンドともに他にもすてきな曲がたくさん。どちらも一度、CD化されているようですが、いまはなく、そんな2枚をまとめたようなベスト盤が『アグネス・ラム ベスト』(『with Love Agnes Lum』に入っている英語曲も入ってるともっとうれしいなぁと思うのですが…)。安井かずみさんと加藤和彦さんものである『近づいて』がみつからなかったのが残念なのですが、くり返しゆっくり聴いてみようと、再生リストをつくってみました。
アグネス・ラム BEST

『I'm Agnes』は、よく知ってる曲でしたが、布施明さん作詞、作曲だったのですね。電話ベルものというのもかなり好きな要素のひとつ。
作詞:布施明、作曲:布施明、編曲:森岡賢一郎


その他には、以前にも書いた『アロハ・レイ(Aloha Lei)』や『雨上がりのダウンタウン』ももちろん収録されています。

[アグネス・ラムさん今年ちょっといやだったこと]
最近、「情報の海の漂流者:Twitterで起きたデマ流言まとめ25」というブログを拝見して、アグネス・ラムさんも2月のバレンタインの後ぐらいに、アグネス・ラムさんバレンタイン関連のハワイの新聞記者さん思い出という記事の勘違いから、アグネス・ラムさんに関する誤報があったなと思い出したりしていたところでした。
こちらの解明、かなり必死で元ネタを追求したことは、記憶に新しいような、ずっと前のような感じですけれど。そのときのことは、自分でもつづってますが
昭和50年 エメロン ミンキーCM アグネス・ラム 
記録まとめていただいてますね。
アラッポ・カーロの備忘録:アグネス・ラム 亡くなるという誤報騒動まとめ

(投稿:日本 2010年7月14日、ハワイ 7月13日)


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6月17日木曜日、深夜のレコ部 #recobu 常盤響さん(@HIBIKITOKIWA) の選曲はいつもすばらしく、そして必ずハッとさせる1曲がありますね。この日のそんな1曲は、中井貴一さんのアルバム『プライベート・シアター』から。安井かずみさん作詞、加藤和彦さん作曲もの『中古のジャガー・君とアネモネ』でした。

Owly Images
写真はアラッポ・カーロの備忘録のアラッポさんのレコ部中の
佐田啓二の息子 http://ow.ly/i/274A (#recobu live at http://ustre.am/eY0r )
というTweetからお借りいたしました。

アルバム『プライベート・シアター』は、以前に加藤和彦さん提供曲のディスコグラフィーでみかけ気になっていたものでした。とはいっても加藤和彦さんがかかわってらっしゃるものは数しれず、気になりつつも全部は覚えきれないので、そのままになっていたのものです。
ですが、レコ部で思いだし。「あれ、この曲何?なんか加藤和彦さんっぽい!そういえば…」という感じで、至急本棚に手を伸ばし、KAWADE夢ムックの『文藝別冊 加藤和彦 あの素晴しい音をもう一度』チェック!「やっぱり」の展開でした。
実際に聴いてみての感想は、中井貴一さんの声も「キャフェ」という言い方もとっても雰囲気にあってました。聴く前はどんな感じかなぁと思っていたのですが(余談:中井貴一さん、動画のコメントとかみるとけっこうあれなんですけど、ご近所に住んでいたことがあり、何度もお見かけ。すてきな方です)。
『中古のジャガー・君とアネモネ』はみつからなかったのですが、アルバム収録曲をもっと聴いてみたくなり、さっそく。

リタ・デ・ジャネイロ
歌:中井貴一/作詞:安井かずみ/作曲:加藤和彦



君はトロピカル
歌:中井貴一/作詞:安井かずみ/作曲:加藤和彦



俺だけのマドンナ(こちらからYouTubeで視聴いただけます)
歌:中井貴一/作詞:安井かずみ/作曲:加藤和彦/編曲:国吉良一

このアルバム『プライベート・シアター』がリリースされたのは、1985年この頃って俳優さんが歌もうたうっていう動きが活発でしたね。
『俺だけのマドンナ』、『二人だけのラブコールc/w 君はトロピカル』などシングルもあり。
加藤和彦さん、中井貴一さんへの提供曲は、そのほか『中古のジャガー君とアネモネ』、『俺たちのLOVE SONG』、『思い出のアンティックチェア』。
ひとつ前のアルバム『蒼い素描 (デッサン)』にも『あの頃、青春のど真ん中』という曲を提供。加藤和彦さんでということをふまえると、ちょっとタイトルからは、どんな感じか想像がつかず、こちらも聴いてみたいところ。いつか聴いてみたいリスト、やっぱり作成するべきかな。

CDは現在販売されていないようですが、アルバム『蒼い素描 (デッサン)』、『Blue Shade』、『Kiichi Nakai Special Edition』がmp3で購入可能。アルバム『プライベート・シアター』はないようですが(残念…こちらは全曲聴きたいのです)、『Kiichi Nakai Special Edition』というベストに数曲収録されているようです。
蒼い素描(デッサン) Kiichi Nakai Special Edition

「あっ、そういえば!」と、音楽出版社からの『加藤和彦読本(CDジャーナル・ムック)』、もうすぐ発売なことに気づき、予約完了!
いままでの数冊もいろんな情報を参考にさせていただいき、CD購入意欲もそそられたり、今度のものはプロデュースものなどの情報も多くなるのでしょうか。またまた、欲しいアルバムとか増えそうな予感w

(投稿:日本 2010年6月19日、ハワイ 6月18日)

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You come back to me~黒い瞳に月のかげりを映すガーディニア♪
ガーディニアの甘い香りで、夜に聴きたい歌は、やはり加藤和彦さんの『Gardenia』。



この曲は、サディスティック・ミカ・バンド解散後のソロとしては2作め、ヨーロッパ3部作の前である1977年にリリースされた、アルバム『Gardenia』に収録されている作品です。

作詞は、安井かずみさん、作曲は加藤和彦さん、この曲の参加ミュージシャンは坂本龍一さん、高橋幸宏さん、後藤次利さん、斉藤ノブさん、村岡建さん、笠井紀美子さん。
笠井紀美子さんのボーカル/ コーラス、すごくいいです。
笠井さん、『Today』でも聴くことができますが、このアルバムの雰囲気に欠かせませんね。

さまよう心がいつの日にか~♪
Come back to me, come back to me

[Gardenia]
このアルバムからは、『まもなく太陽が沈む』、『気分を出してもう一度』、『Today』など、すでにいままでにも書いて、好きな曲も多いのに、CDもレコードも所有していないのです。ちょっと前まで、入手が難しかったのですが、少し前に調べたところ、また買えるようになったみたいですね。ガーディニアの季節になったので、本日オーダーいたしました。

白いガーディニアが咲き、そしてついに数日後にはGardeniaも。
 
(投稿:日本 2010年5月6日、ハワイ 5月5日)


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大空はるみさんの『はるみのムーンライトセレナーデ』、加藤和彦さんプロデュースの1982年のアルバム、聴いてみました。大空はるみさんのジャズ、フュージョン的な要素やボーカルと当時の新しい音の雰囲気がマッチしたすてきな一枚です。

楽曲提供は加藤和彦さん、安井かずみさん、大貫妙子さん、今井裕さん、大村憲司さん、そしてご自身も作詞、加藤和彦さんのソロ・アルバムからのカヴァーもあり。編曲は、清水信之を中心に、大村さんや今井さんの作品は作曲と編曲をそれぞれ。

どの曲もすてきなのですが、中でも、このアルバムのコンセプトにぴったりで、とってもいいなぁと思ったのが大貫妙子さん作詞、作曲もの、『ウィークエンド』と『ロマンサー』。全曲紹介しきれないので、きょうはこの2曲。

『ロマンサー』、作詞/ 作曲:大貫妙子、編曲:清水信之



オールドタイムな雰囲気でありうきうきするようなメロディとアレンジ。大空はるみさんの声にあった(TIME FIVE(タイム・ファイブ)のコーラスもいい)、ちょっとかわいさのあるとってもすてきな曲

とっても聴きやすい感じなのに、何度も聴きたくなるような。この感じは、大貫妙子さんらしさのある音の展開にあるのかもという気がしてきました。
特にこのあたりの音のはこびとか。

退屈だったあたしを
もう一度ときめかせてくれるひとかしら♪

月の光ぬれるま~なざし~に
ふるえている心はいつになく ♪

だれにもささやいてない言葉で
わたしの心をつかまえて ♪

特に3番めの「だれにもささやいてない言葉で」の部分は、詞のメロディー&リズムへののせ方がなんともいえなくよい!これをさらっと、かつちょっと印象残す感じに歌いこなせるのはやはりTAN TANさんだからでしょうね。


『ウィークエンド』作詞/ 作曲:大貫妙子、編曲:清水信之



この曲は、『ロマンサー』より、流れ重視かもしれないのですが、ところどころ。

「あつい~コーヒー」
「かんた~んなさよならを」
「みなみ~かぜまねきいれ」

「毛布にくるまり昼下がりまで」
「ぜい~たく~にときが散歩すれば」

このあたりの流れる感じが、とてもTAN TANさんにあってるし、TAN TANさんだからこそさらにすてきになるという気がしてます。

きょうは土曜日、まさにウィークエンド、今夜はあいにく曇り空、月の明かりはみえませんね。「街灯りでグッドナイ♪」です。CD販売してくれないかなぁ。

アルバムのタイトルにもなっている『MOONLIGHT SERENADE』、『はるみのムーンライトセレナーデ』。作詞:Michell Parish、作曲:Glen Miller、編曲:清水信之



アルバム『はるみのムーンライトセレナーデ』
楽曲提供&参加ミュージシャン:
加藤和彦、安井かずみ、大貫妙子、今井裕、大村憲司、清水信之、鈴木茂、村上秀一、クリス・モスデル、タイム・ファイブ

Side A
1.TED TAXEDO NO THEME
2.はるみのムーンライトセレナーデ   作詞:Michell Parish、作曲:Glen Miller、編曲:清水信之
3.FROM THE MOON BACK TO THE SUN  作詞:大空はるみ、作曲/ 編曲:今井裕
4.レイジーガール   作詞:安井かずみ、作曲:加藤和彦、編曲:清水信之
5.ウィークエンド 作詞/ 作曲:大貫妙子、編曲:清水信之
6.TED TAXEDO NO THEME
Side B
1.壊れたハートの直し方 作詞:安井かずみ、作曲:加藤和彦、編曲:清水信之
2.TODAY   作詞:安井かずみ、作曲:加藤和彦、編曲:清水信之
3.ロマンサー   作詞/ 作曲:大貫妙子、編曲:清水信之
4.雨       作詞:大空はるみ、作曲/ 編曲:大村憲司
5.MELANCHOLY_BLUES  作詞:大空はるみ、作曲/ 編曲:大村憲司

過去の関連もの:
大空はるみ Sho-Jo-Ji (アルバム VIVA)
http://cm-song-movie.blogspot.com/2010/02/sho-jo-ji-viva.html

曲目リストおよび楽曲提供、参加ミュージシャンなどの情報はこちらのサイトを参考にさせていただきました。
MOONLIGHT SERENADE*大空はるみ(TAN TAN)*
http://homepage1.nifty.com/wreckingcrew/artist/ao/oozoraharumi/moonlightserenade.htm

(投稿:日本 2010年3月6日、ハワイ 3月5日)


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きょうは3月3日、楽しいひな祭り、桃の節句ですので『不思議なピーチパイ』。とっても春らしい気分にさせてくれる資生堂キャンペーンソングでした。

「春のくちびるがピーチになりました」

 恋はそのたびちがうわたしを
 みせて、くれる、不思議な不思議なピーチパ~イ
 かくしきれない気分はピーチパイ♪

すてきな春の恋の気分を歌った『不思議なピーチパイ』、いうまでもありませんが、歌は竹内まりやさん。作詞は安井かずみさん、作曲加藤和彦さんです。モデルは、現在はマリアンさんである、メアリー岩本さん(デビューCM)。

曲のすばらしさももちろんあってなのですが、このCM、そしてこのキャンペーンがとっても思い出に残っているのは、ちょうどこの年、1980年(昭和52年)に姉が高校を卒業、4月から大学生ということもあり。

学校で予約チケットのようなものをもらって銀座資生堂ビューティーサロンにポイントメイクアップレッスンのを受けにいったこと、よく覚えてます。この「べネフィーク グレイシィ」のキャンペーンも兼ねてたような。
そんな、姉の大人の世界へのステップを見守っていた妹であったのでした。

 光にゆれる気分はピーチパイ
 わたしの体をバラ色にそめて
 そして不思議な気分はピーチパイ
 ちょっとまぶしい大人の世界を

「1980年竹内まりやさん『不思議なピーチパイ』ザ・ベストテン出演」をふり返る特別番組より。「春のざわめきが手のひら舞う♪」、安井さんならではな気がします。




大学入学後は、正統派赤文字系JJなひとの道を歩み、メイク用品は、海外ブランド中心でしたが、初メイクは資生堂から。いまでは高校生のメイクもふつうになってきているので、高校卒業でメイクレッスンというのもあまりないのでしょうね(わたしのころでもあまり参加してるひとは少なかったかな)。

(投稿:日本 2010年3月3日、ハワイ 3月2日)


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また、YouTubeにてすてきな曲に出会ってしまいました。大空はるみさんの『Sho-Jo-Ji』。野口雨情さん作詞、中山晋平さん作曲の『証城寺の狸囃子』の英語版であるアーサー・キット(Eartha Kitt)の『Sho-Jo-Ji』を逆輸入カヴァーしたもの。加藤和彦さんプロデュース、清水信之さん全曲アレンジである大空はるみさんのアルバム『VIVA』(1983年)に収録、この『Sho-Jo-Ji』のみ編曲にFrances Archerさん、Beverly Gileさんが加わっているようですね。

この曲に出会ったのはつい昨日なのですが、この『Sho-Jo-Ji』のすばらしさに打たれてしまいました。

全曲聴けるチャンスがあったので、聴いてみましたが、選曲、そしてスウィングにラテン・フュージョンっぽいテイストを加えたアレンジが絶妙!かなりわたし好みの一枚です。

『パパはマンボがお好き』、『チャチャチャは素晴らしい』、『コーヒー・ルンバ』などおなじみのナンバーもカヴァー、オリジナルなナンバーは、A面は安井かずみさん作詞、加藤和彦さん作曲、B面は松本隆さん作詞、細野晴臣さん作曲となってます。『パパはマンボがお好き(Papa Loves Mambo)』では、大空はるみさんが日本語詞も手がけてらっしゃるようです。大村憲司さんや村上秀一さんもレコーディングに参加。

CD再販希望、切実に、という一枚です。

Side A
1.パパはマンボがお好き(PaPa Loves Mambo) 作詞、作曲:Al Hoffman,Dick Manning,Bix Reichner、日本語詞:大空はるみ
2.海の近くでアモーレ     作詞:安井かずみ、作曲:加藤和彦
3.もしかしたらニューヨーク  作詞:安井かずみ、作曲:加藤和彦
4.チャチャチャは素晴らしい(Milagros Del Cha Cha Cha) 作詞、作曲:Enrique Jorrin Oleaga、日本語詞:井田誠一
5.男5分5分 女5分5分    作詞:安井かずみ、作曲:加藤和彦
Side B
1.ラグーン・ホテル      作曲:松本隆、作曲:細野晴臣
2.悪い夏           作詞:松本隆、作曲:細野晴臣
3.Sho-Jo-Ji(証城寺の狸囃子) 作詞:野口雨情、作曲:中山晋平、英語詞:Bill Walsh
4.コーヒー・ルンバ(Coffee Rumba) 作詞、作曲:Jos'e Manzo Perroni、日本語詞:中沢清二

清水信之 全曲編曲
B3:Frances Archer、Beverly Gile 編曲

加藤和彦さん、この頃というか、この少し前ぐらいからだと思うのですが、加藤さんがプロデュース、清水信之さんがアレンジでひじょうに多くのアーティストを手がけてらっしゃいましたよね。いったい全部でどれぐらいなのか、いつかざっとでも数えてみたいと思うのですが。

過去の関連もの:
大空はるみさん:ノックノック(NOK)・ニューおもしろ倶楽部 サディスティックス出演 
http://cm-song-movie.blogspot.com/2010/01/nok.html
清水信之さん:HOLD UP 島まで10マイル (アルバム)」
http://cm-song-movie.blogspot.com/2009/12/hold-up10.html
大空はるみさん:ノックノック(NOK)・ニューおもしろ倶楽部 サディスティックス出演 

[CD再販希望]
この『Sho-Jo-Ji』収録の『VIVA』、そして『はるみのムーンライトセレナーデ』、どちらも加藤和彦さんプロデュースですが、それだけでなく、とってもいいですね。ぜひ再販して欲しいです。

大空はるみさん、TANTANという名前での活動も。サディスティックス、高中正義さんなどともお仕事をされてました。『ルパン三世』がらみでは大野雄二さんとも活動。「TANTAN」さんでのお名前は記憶にもしっかりあり、そのリアルタイムでも高中さんのアルバム『セイシェルズ』(1976年)収録『Oh Tengo Suerte』での歌声はとても気になってはいたのですが、まだ、いろいろと調べて聴いていく年齢にいたっていなかったということもあるのですが、ソロとしてのアルバムを聴いたのは、それからずっとずっとあと、お亡くなりになってしまってから、約10年たってしまった「今」になってしまいました。甘く、ときにはさわやか、ときにはパンチの効いたポップな感じも。とってもすてきなシンガーですよね。うまく言えないのですが、もし生きてらっしゃったら、ちょうど自分としてもだいぶ大人になったいまが、きっと大空はるみさんのライブとか楽しめる感じになっていたと思うのですよね。とっても残念です。すてきな歌をありがとうございました。

曲目リストおよび参加ミュージシャンなどの情報はこちらのサイトを参考にさせていただきました。
The Listener of Music Media:VIVA/大空はるみ http://musicmedia.blog.shinobi.jp/Entry/1879/


(投稿:日本 2010年2月28日、ハワイ 2月27日)


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きょう、2月15日は、誕生日。誕生日の朝に聴いたのは加藤和彦さんの『Today』(作詞:安井かずみさん、作曲:加藤和彦さん)。
ちょうど、きょうの気分にあったこちらの動画をみつけましたので。加藤和彦さんのすてきな、「時」を感じる3曲。

 今日がまたきている
 時を刻んでいる
 mm Today だれかのバースデー
 ただそれだけの一日
 できればきれいなまま
 箱につめ、しまいたい
 カメリアの香りをそえて
 今日を

毎日、時が過ぎていくのは、とても早く、夜が明けて朝がきて、時を刻んでいるのですよね。そして、もう夜。「できればきれいなまま箱につめ、しまいたい、カメリアの香りをそえて♪」。カメリアの香りをそえて、ちょうど椿の季節です。

この『Today』は、1978年のアルバム『ガーディニア(Gardenia)』に収録されている一曲。デュエットはジャズシンガーの笠井紀美子さん。とってもすてきな歌声、笠井紀美子さんの曲もちょっと聴いてみたい。参加ミュージシャンは、鈴木茂さん、坂本龍一さん、高橋幸宏さん、後藤次利さん、斉藤ノブさんです。ボッサな感じが大好きです。

『Today』のあとにつづくのは『シンガプーラ』(作詞:安井かずみさん、作曲:加藤和彦さん)。今朝も、この曲順だったので、ちょっとびっくりしてしまいました。

『シンガプーラ』、サディスティック・ミカ・バンド解散後のソロアルバム『それから先のことは』(1976年)より。参加ミュージシャンは、ジミー・ジョンソン、バリー・ベケット、ロジャー・ホーキンス、デヴィッド・フッド。このアルバムより後のことですが、初めてシンガポールに行った中学生のころ、加藤和彦さんと安井かずみさんの旅インタビューかなにかでみたスポットを訪れたりしたこと思い出します。

 懐かしいロックンロールがかすれた音ラジオから
 西、東、ぶつかって、いま奏でるハーモニー

 いま陽が沈む、黄色い太陽が
 人生を忘れそうこのアジアの片隅で

 夜をかき消すように青い月の光に
 人生を忘れそうこのアジアの片隅で ♪

アルバム『それから先のことは』、Amazonのコメントによると、「後に、その精神的高貴性は小沢健二に、サウンド面は小山田圭吾に大きな影響を与えたと言われる」とのこと。そうでしたか。

そして最後、3曲めは、岡崎友紀さんの『Do You Remember Me』。

 月日が経つのは早いものだと
 あなたもまたそう思うのでしょうか ♪

ほんと、月日が経つのは早いもの。ほんと、時を刻んでいることは感じるのですが、何年も前なのについこの間のことのように感じることもたくさん(まだ、おとなになれていないような気すらすることも、しばしば)。

『Do You Remember Me』を初めて聴いたのは、まだ加藤和彦さんがお亡くなりになる以前ではあるのですが、そんなに前のことではないのです。たしか去年の6月ごろにBlip.fmでBlipされていたものを聴いたのが初めてでした。聴いた瞬間、「なんてすてきな曲!」と思い、どなたが作詞、作曲なのか調べ、すると昔から憧れていたお二人の作品でした。とってもうれしく思ったこと、いまでも覚えてます。

[歳を重ねるということ]
誕生日を迎え、またひとつ歳を重ねました。自分へのお誕生日プレゼントは最近再版となった加藤和彦さん著の『優雅の条件 (ワニブックスPLUS新書)』。まだ読んだことがない本なので、これから読むのが楽しみ♪

普段あまり歳相応にみられることは、まずないのですが(20歳くらいまでは大人にみられ、その後年相応、26歳すぎてからは実年齢より下。現在は、だいたい5、6歳たいていはそれより少し年下に)、歳を重ねていくということに、なぜかあまり抵抗はないのです。多分、これからもずっとそうなのではないかなぁという気も。

加藤和彦さんを聴きながらではありますが、先日、NHK再放送の「佐野元春ソングライターズVol.5/6」でゲスト、松本隆さんがおっしゃっていたことで、すてきだなぁと思った言葉がありました。
「年齢ほど人間にとって公平なものはないと思う。これはどんなに抗っても一年に一つずつ歳をとっていく」。そして、若ければいいというものではないというような。歳を重ねていくなりの経験があると。「人間って表面は変わるけど、意外と中味は変わってないと思うんだ。だから、あまり年齢とか、大人になったとか、権威とかに誤魔化されない方がいいよ。中味が大事だし、中味は変わらないと思う。」ともおっしゃってました。ここでいう中身とは自分の軸のようなものだと思うのですが、そんな風に感じるとこはよくあります。

それにしても、この一年はいろんなことがありました。去年の今頃はハワイ暮らし、いまこうして日本に暮らしていることはまったく予想せず。それでも、それなりの軸があれば、けっこうどこにいてもなんとかなるものですね。これからの一年はどうでしょう。このところずっといつも変化が多いので。普通は、この歳になればある程度の予測もつきそうなものですが。

(投稿:日本 2010年2月15日、ハワイ 2月14日)


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加藤和彦さん作曲、安井かずみさん作詞の『気分を出してもう一度』、ラジ(RAJIE)さんも歌っていたということ、きょう初めて、そして思いがけなく知りました。

『気分を出してもう一度』立木リサさんと今野雄二さんがデュエットで歌う、おしゃれですてきな曲。加藤和彦さん自身も、アルバム『Gardenia』で(ちょっと歌詞がことなります)。



ラジさんの『気分を出してもう一度』、ソロ・デビュー・アルバム『Heart to Heart』(1977年)に収録。プロデュースは高橋幸宏さんと後藤次利さん、坂本龍一さん、鈴木茂さん、今井裕さんが参加。

シングル曲『Heart to Heart』、日産スカイラインのCM曲『愛はたぶん』などで、ラジさんの存在は知っていたのですが、当時あまりくわしくありませんでした。

ちょっと調べてみて、ラジさんがソロとして活動する前に活動していたユニット、ポニーテールは、ムーンライダーズの妹分と呼ばれていたということも知りました(ポニーテール、1975年から77年までのシングル、『チャンスと口紅』が阿久悠さん作詞、加藤和彦さん作曲、『二人は片思い』は、作詞・作曲が荒井由実さんでアレンジが鈴木慶一さん、B面『瞳を閉じて』は荒井由実さん作品のカヴァーですが、アレンジは岡田徹さん)。ソロになってからも、サディスティックスの数曲でヴォーカルとして参加。大瀧詠一さんの『Velvet Motel』(アルバムA Long Vacation)もでした。

ラジさん、ほかにもすてきな曲がたくさんあって、もっと聴いてみたくなりました。

『気分を出してもう一度』
立木リサさんと今野雄二さんのデュエット
野宮真貴さんとクレイジーケンバンドの横山剣とのデュエット(野宮真貴さんアルバム『Lady Miss Warp』)

(投稿:日本 2009年12月26日、ハワイ 12月25日)


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昨日は、太陽が水平線に沈んでいく瞬間を、信号待ちで思いがけず車の中からとらえることができました(こんなとき、iPhoneって、ほんといいですね。でも「運転中」の撮影はやめましょう)。

『まもなく太陽が沈む』、とてもボサノヴァっぽいアレンジがすてきな一曲。

以前に何度か書いていますが、ヨーロッパ三部作といわれる作品を中心に聴いていたわたし、この曲『まもなく太陽が沈む』に出会ったのは、加藤和彦さんがお亡くなりになってから。もともと、ボサノヴァが好きということもあるのですが、安井かずみさんの詞、加藤和彦さんのメロディーと声、すべてが大好きな曲となりました。

この曲が収録されているアルバム『ガーディニア(Gardenia)』(1978年)、参加ミュージシャンは、高橋幸宏さん、後藤次利さん、坂本龍一さん、鈴木 茂さん、斎藤ノブさん、渡辺香津美さんほか。

まもなく太陽が沈む
気がついてラムを飲みほした
目的のない旅、終わりのないサンバ
(略)
まもなく潮が満ちてくる
むせてはかえす波しぶき
(略)
感じているだけの、宇宙に囲まれて、いる

ハワイに何度も訪れ、10年以上住んでいたのに、いままで、サンセットの瞬間を写真におさめたことがありませんでした。その瞬間にカメラを持っていなかったり、ということもあるのですが、ここで生活していたときは、暮らしの中で出会う美しい光景があたりまえのものであったからということもあるかもしれません。






(投稿:日本 2009年12月24日、ハワイ 12月23日)

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あの中川勝彦さんと中川翔子さんが親子だったこと、本日初めて知りました。中川翔子さん、もちろん知っているのですが、長年日本を留守にしていたこともあり、あの独特のキャラ、人気があるなどという情報以外はあまり知らなかったのです(いまでも、あまりくわしくはないのですが)。

加藤和彦さんと安井かずみさんの楽曲についてちょっと調べていて、お二人は、中川勝彦さんにも曲を提供していたんだ。そういえば、ムーンライダーズの白井良明さんやかしぶち哲郎さんも、アレンジかなんかしてなかったっけ、けっこう若くしてお亡くなりになっってしまったんだったなぁ、となんとなく記憶がよみがえってきたのです。

そこで、調べていて知ったのです、中川翔子さんが娘さん、中川勝彦さんがお父様だということ。知ってるかたは、多いのかも知れませんが、なんか驚きの発見でした。

サントリーのフリーズドライ紅茶『TESS』のCMに出演されてましたし、ドラマや映画などにも出演されていました。そして、音楽活動では、かなり豪華なミュージシャンの面々を迎え、ちょっとニューロマンティック系の路線で。

『してみたい』(1984年)作詞:嶋崎政樹さん/ 松尾由紀夫さん、作曲:林哲司さん、編曲:白井良明さん



『ナンシーChang!』(1985年)作詞:安井かずみさん、作曲:加藤和彦さん



(投稿:日本 2009年12月1日、ハワイ 11月30日)


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きょうは、『ハリーズBAR』を聴きたくなりました。作詞は安井かずみさん、作曲は加藤和彦さん。1984年のアルバム『ヴェネツィア』より。

 (略)
 子供たちの遊ぶ広場を抜けて、あてない午後
 他人が振り向くほど
 淋しくないと、口笛吹く

 例えば、君とハリーズBAR
 いつもハリーズBAR
 あの頃、君とヴァイオリン
 甘いヴァイオリン見つめていた
 ふたりなら何処にいても人生になる ♪

 (略)
 ふと君がそばに、居る気配に振り向いては
 そんな筈もないと苦笑いして誤魔化してる

 例えば、君とハリーズBAR
 酔えばハリーズBAR
 喧嘩をしたり
 あの頃、君とシンフォニー
 愛のシンフォニー奏でていた
 ふたりなら何をしても人生になる ♪

加藤和彦さんと安井かずみさん、お二人共同での唄の数々が大好きです。そして、以前にも書いたことがあるかも知れませんが、お二人そのものが大好きで、憧れ。よく、雑誌やTVの取材でも取り上げられていましたが、加藤和彦さんがお亡くなりになり、また、お二人にまつわるストーリーを耳にしたり、目にしたりすることが、増えてきました。

あれから少し時間がたって、心に残っているお二人の言葉などを思い出し、そして、その言葉をシェアしてくださってる、お二人を好きだった方々の執筆なども最近たどっています。

先週も思いがけずすてきなお話をみつけました。「ミュージック・マガジン(MUSIC MAGAZIE)」12月号では、ライターの岡村詩野さんが、『あの頃、マリー・ローランサン』についてのコメントで、加藤和彦さんがおっしゃられた言葉に触れていらっしゃいました。そのまま抜粋させていただきます。

 "「かずみがいないと歌詞がね」。今年、取材の際に新作ソロを希望する筆者の質問にそう答えたときの淋しげな横顔は今も忘れない。"(岡村詩野さん、筆)

この加藤さんの言葉、心の底からの気持ちだったと思うので、なんか涙がでてきてしまいました。創作活動においては、自分の一部がまるで無くなってしまったような感じがあったのではないかと。

そして、数日前には、I-LOVE-NOBUKOさんという、やはりライターさんなのかなと思われる方が、温水ゆかりさんが書かれた『デリカ・ピープル』という雑誌の記事、安井かずみさんのインタビューについて語られているものをみつけました。こちらもそのまま抜粋させていただきます。

 "記事から抜粋。『歌は詞とメロディーの結婚だと思うんです。だからよりよい結婚をさせようとしたら、他人同士と組むよりも、たまたま夫婦の私たちは余計な礼儀を省ける分だけ手間ヒマかからない。いいパートナーだと思っている』と書かれている。" (「安井かずみさん『歌は詞とメロディーの結婚』加藤和彦さん」10月20日)
http://nobukococky.at.webry.info/200910/article_13.html

こちらにも、痛く感動してしまいました。このブログには、その他にもわたしが、安井かずみさんに憧れているのと同じ気持ちのような細かい記述もあって。この筆者の方の気持ちにも打たれました。

その中にあった、一文で、加藤和彦さんとの話ではないのですが、「あぁ、やっぱり安井かずみさんはすてき」と思ったものもあったので、ここに。

 "安井さんは『私の詞は、全部実話。実体験なんです。作詞家っていうのは生活者でなければいけないと思っているんです』と語っている。"
長くはないけれど、とてもいろんな気持ちが入った言葉。

加藤和彦さんと安井かずみさん、お二人、いま頃いろんな話をされているのではないかと思うのです。

(投稿:日本 2009年11月30日、ハワイ 11月29日)

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そろそろ11月も半ばとなり、寒さが増してきました。きょうは、秋が終わってしまう前にふり返りっておきたいCM。資生堂昭和55年(1980年)秋のファンデーション「おかえりなさい、秋の色」、モデルは、ヨアンナ・ディックさん。

テーマ曲は、『絹のシャツを着た女』、加藤和彦さんの声、タンゴがベースの曲調が忘れられない一曲。ソロ3部作といわれるアルバム2作目の『うたかたのオペラ』に収録されています。

作詞:安井かずみさん、作曲:加藤和彦さん

振り向く瞳はスミレ色
かすかにこぼれる微笑みに 
過去と未来が混ざる 
アナタは見知らぬ人 
そんな気がする

見慣れたその髪、枯れ葉色 
かきあげる白い指先に
午後の日差しが舞い散る 
人生の舞台は廻る
アナタのために ♪

「過去と未来が混ざる」という表現、そして「髪」と「瞳」、そして韻とも思える響き、色の重ね方が、とてもすてき。

もう秋も終わりなのでしょうか。まさに「11月、冬が戸をたたく♪」(加藤和彦さん:『9月はほうき星が流れるとき』より)という感じですね。

昨夜からUStreamで、加藤和彦さんの曲を一定時間かけてくださってる方がいらっしゃり、今夜も加藤和彦さんの曲を楽ませていただくことができました。

(投稿:日本 2009年11月12日、ハワイ 11月11日)


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10月17日に、加藤和彦さんがお亡くなりになり、約一週間という時が経ちました。他界されて約2日間、ソロのとき中心に(いま、すぐに聴けるものが手元になかったためYouTubeなどで)、ふたたび聴いて、その後一週間は、少しおやすみしました。直後にも書いたのですが、加藤和彦さんは、音楽のみならず、世界観やライフスタイル観にも影響を与えてくださった方。

いまは、また、聴けるような気がするし、聴きたいと思うので、きょうは、資生堂提供トーク番組「おしゃれ」に出演なさった加藤和彦さんと安井かずみさんのインタビューをここに。「離婚」というテーマについて、離婚を経て再婚なさったおふたりの考え方などを語ってらっしゃいます。

アルバム『ベル・エキセントリック』と『あの頃、マリー・ローランサン』のあいだに収録されたもののよう。番組のテーマソングも加藤和彦さんが作曲されたものですね。

わたしが、よく加藤和彦さんの曲を聴いていたのも、この頃。昔からの活動やアレンジなども手がけた楽曲も好きな作品、多いのですが、一番聴いていたのは、三部作ともよばれる『パパ・ヘミングウェイ』、『うたかたのオペラ』、『ベル・エキセントリック』、そして『あの頃、マリー・ローランサン』なので、この感じのおふたりがすごく「イメージ」なのです。

当時、加藤和彦さん、公私ともにパートナーであった、ご夫人である安井かずみさんとの雑誌のインタビューなどをよくうけてらして、10代だったわたし、おとなな二人のインタビューや著書を読むのが好きでした。

このインタビューをもっと深くしたような内容のものも多かった中、安井さんと加藤さんの共著である『ワーキングカップル事情』という本が好きでした。

そこに書いてあったことは、部分、部分ではありますが、いまでもよく覚えています。お二人の仕事ぶり、旅のスタイルなどにも触れていた、この本、書いてあることひとつひとつが興味深く、確かあっという間に読み終えてしまったのでした。安井さんは、ご自分をよくおわかりになっている方で、そんな彼女を加藤さんが、女性として、そして人間としてお認めになっているという、ふたりの関係がすごく伝わってる一冊。

とても「おしゃれ」だったおふたり、さきの本だったか別の本だったか、安井さんが無人島に最低限のコスメをもっておいくとしたら、チークとアイラインと言っていたのを覚えているのですちょっと日本人らしくない選択、でも、たしかに、それが美しく健康的にみえるミニマムアイテムかもしれないと、妙に納得したのも覚えてます。ソニア・リキエルの服がお好きで、いつもステキに着こなしてらっしゃって。加藤さんは、小物づかいもお上手で、他の方では、お召しにならないような色のものも、お似合いでした。

おふたりは、お仕着せがましい国際人っぽさはなく、でも、世界のどこにいても「らしさ」をもち、楽しむことができるような方だったのではないかと思います。

(投稿:日本 2009年10月25日、ハワイ 10月24日)


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昨日、2009年、10月17日午前(16日夜)、日本の音楽界に多大な影響を与えたミュージシャンのひとりである加藤和彦さんが、軽井沢のホテルの客室で、自らの命を絶ち他界されました。

「トノヴァン」と呼ばれる加藤和彦さん、とても長い年月の音楽活動をされてきた方です。好きな曲が多過ぎるので、きょうは、加藤和彦さんが、ソロで活動されていた、わたしがほぼリアルタイムで影響をうけた中から数曲を。

初めて加藤和彦さんのレコードを手にしたのは中学生ぐらいのときですが、それよりちょっと前にリリースされていたりも含まれています。アルバムでいうと「パパ・ヘミングウェイ(1979年)」、「うたかたのオペラ(1980年)」、「ベル・エキセントリック (1981年)」、「あの頃、マリー・ローランサン (1983年)」あたり。

加藤和彦さんが安井かずみさんとともにみせてくれる、小説のような世界が大好きでした。曲を聴きながら、音楽とともに旅をして、地図や本で探してみたり。実際に旅に出たときには、唄の中に出てくる場所を訪れたりもしました。

『Around the World』は、まさにそんな夢を語ってくれるような一曲。ヘミングウェイをテーマにしたアルバム「パパ・ヘミングウェイ」より。



「うたかたのオペラ」からはやはりこれでしょうか、『ルムバ・アメリカン』。「メトロポリス」の魅力的な女性「寒い国からきたゼルダ」が目に浮かぶようです。



「ベル・エキセントリック」からは『American Bar』。「アメリカン・バー」といっても、舞台はアメリカな訳ではなく、パリ。アルバムには、ジャン・コクトーについての曲やエリック・サティの作品も収録されており、芸術家たちのつどうパリのカフェといった感じでしょうか。



「あの頃マリー・ローランサン」からは、同題の『あの頃マリー・ローランサン』。金子国義さんのジャケットとがステキな、おしゃれで大人な曲が多いのが印象に残ります。このアルバム、前三作より少しアクがぬけた感じもします。



どのアルバムも、バハマ、ベルリン、パリなどで収録され、友人関係にあった豪華ミュージシャンたちが参加でしています。

最後にもう一曲。「ベル・エキセントリック」から『Adieu, Mon Amour』。「Adieu」は、フランス語で別れのことばですね、それも長いお別れのときの。




(投稿:日本 2009年10月18日、ハワイ 10月17日)


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