きょうの東京は、雷が鳴り、夕立のような雨。
まだ、梅雨は続いているものの、夏の雨を感じました。

そんな夏の雨の季節になると、この曲を聴きたくなります。
鈴木茂さん、1978年のアルバム『Caution!』収録のレイニーステーション。

詞の中には、季節をしめす言葉はないのですけれど、「サングラスの雨」
「渋滞のタクシー」、アレンジやメロディーから、なんとなく通り雨や夕立を感じるのです。

レイニーステーション:
作詞:松本隆、作曲:鈴木茂



所ジョージのオールナイトニッポン:火曜第1部 1978.3.7. VIVA! Candies Special
シングルのCMを聴くことができます。6:10から
「この歌からポップシーンが変わります」「鈴木茂が歌う、レイニーステーション」
(最後の方にいろんなコンサート情報が入ってるのですが、これもなかなかよいです。以前はこの動画にしか、この曲入ってなかったので…何度か聴かせていただいていて)



シングルの方は、サビでボーカルのダブがあるそうですね。動画のコメントより。

夏の雨、雨上がりにはいいことがありそうな気がして、この歌も、この先は、きっと雨も上がっていたのではないかなぁと何となく思ったりしています。

きょうは、ところによっては、虹もみえたようです。ひさしぶりの虹の便り。

(投稿:日本 2011年6月30日、ハワイ 6月29日)

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なんだか好きになった6月も、そろそろ終わりに近づいて、たくさんのミュージシャンがカヴァーしている、ビリー・リード作のこの曲にも、"June night"なヴァージョンがあったのことに気づいたので『It's A Pity To Say Goodnight』。

イントロのギターがなんともドリーミーなLes Paul TrioとThe Andrews Sistersのヴァージョン、はじまりのすべてがすてきですね。おなじみの歌詞の前に、「六月の夜」と歌った節が。

What a shame the night is ending, cross my heart I'm not pretending
You look grand sitting in the moonlight
Oh I'm in love there's no mistaking, can't you see my heart is breaking
Must you go on this lovely June night

この後は、おなじみの歌詞へと

Les Paul Trio with The Andrews Sisters:It's A Pity To Say Goodnight



そして、他にも、サウンドやアレンジとは別の部分でのヴァージョンちがいが。
ドロシー・スクワイアのヴァージョン、

How's about tomorrow night just you and me
I'll be waiting for you darling underneath the apple tree
のところ、"apple tree" ではなく"willow tree"

柳の木、大好きなので、この気づきには、ちょっとにこにこでした。

Dorothy Squires:It's A Pity To Say Goodnight
軽やかで楽しげなアレンジ、ドロシーの歌声もよいですね。



歌詞ちがいなどは別として(先のLes PaulとAndrew Sistersのものは「ちがいヴァージョン」というよりは、ボーナス的要素)、その他、数え切れないほどのヴァージョンあるので、すこしづつ時間をかけて聴いていくことができたらなぁと思います。


Ella Fitzgerald with The Delta Rhythm Boys:
エラ、やっぱりよいですね♪ さよならするのはさみしいけれど、恋する気持ちで幸せに満ちたような。
こちらは歌詞はおなじみのもの。



Jackie Paris:
ジャッキー・パリス、もっといろいろと聴いてみたいです。シンガーであるというだけでなく、タップなどダンスもこなす、というのは、なぜかこの歌声からも伝わってくるのですよね。
ジャズ・シンガー/ジャッキー・パリスの生涯 



Teddy Randazzo:

映画『Hey, Let's Twist』 (1961年)からの映像と思われるこちらのヴァージョンも、"I'll be waiting for you darling underneath the apple tree"がないという歌詞の変化が。でも、映画の演出でもあるかもしれないので、レコーディング・ヴァージョンも聴いてみたいです。




(投稿:日本 2011年6月27日、ハワイ 6月26日)

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引越しのため、ネット環境設定準備不足のため、ちょっとひさしぶりとなり、入居一週間ほど経ちましたが、新しい住処での一曲めは、CSN&Yの『Our House』。

Crosby, Still, Nash & Young:Our House(1970年)
クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング、アルバム『Deja Vu』収録
Deja Vu - クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング



Everything is good
Such a cosy room


Our house is a very, very fine house
With two cats in the yard
Life used to be so hard
Now everything is easy
'Cause of you
And our la,la,la, la,la, la, la, la, la, la, la...

暖炉はないし、猫さんは一匹ですけど、小さな庭とせま心地よいコージーな生活空間。
ひさしぶりの一軒屋生活、「おうちごっこ」気分も楽しみながら、新たな家暮らしのテーマです。

クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング、この辺りくわしい方もたくさんいらっしゃいそうですが。
元バッファロー・スプリングフィールドのスティヴン・スティルス、元バーズのデヴィッド・クロスビー、元ホリーズのグラハム・ナッシュの3人で結成した「クロスビー、スティルス&ナッシュ」にニール・ヤングが加わり、ウッドストックにも参加。方向性のちがいなどもあり、その後、ニール・ヤングはグループをはなれ、実質的な活動期間は長くないものの、ときに、再結成などもしてアルバムも出してますね。

この曲、『Our House』、ある意味、家暮らしのきっかけもくれたような気がするのです。以前から知っていた曲ではあるのですが、去年、伊東ゆかり&グリーン・ジンジャーの『僕等の家』を聴いて、やっぱりすてきな曲だなぁと思ったと同時に、小さくてコージー、庭のある家に住みたくなってしまったのでした。

伊東ゆかりとグリーン・ジンジャー:僕等の家 Our House(1971年)
アルバム『LOVE』収録。



その他にも、さまざまなミュージシャンが影響をうけているグループなので、きっとカヴァーもいくつかあるはず、と思ってさがしてみました。最近のものを数曲。

Vitamin String Quartet:
アルバム『Tribute to Crosby, Stills, Nash & Young』より

Vitamin String Quartet、ロサンジェルスのグループなのですね。いろんなロックやポップスをストリングスにアレンジ、演奏。なかなかよさそうです。けっこうはげしい感じのものもカヴァーしてたりします。

The String Quartet Tribute to Crosby, Stills, Nash & Young - Vitamin String Quartet



Farewell Continental
アルバム『#2』より。
このバンド、ミネアポリスを拠点としているのですね。なかなか好きな感じのサウンドです。なんか、長らく会ってない米のバンド友だちとか思い出しちゃいます。

#2 - Farewell Continental



庭には何を植えようかな、などと、考えながら。

(投稿:日本 2011年6月24日、ハワイ 6月23日)

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雨の多い梅雨、いい時期だなぁと思ったことはあまりないのですが、ご近所散歩で季節を感じたりしているうちに、なんだか、六月がだんだんと好きになり、「夏は、夜。月のころはさらなり。やみもなほ…」などと、こどもの音読課題、枕草子に毎日つきあったりしていることもあるのでしょうか、最近は、6月の夜を歌った曲のことなど考えています。

そういえば、この曲も、六月の月夜。

I stand at your gate
And the song that I sing is of moonlight
I stand and I wait
For the touch of your hand in the June night
The roses are sighing a moonlight serenade

薔薇の花の咲く、六月の月夜、
"gate"と"wait"、"moon light"と"June night"というライミングも美しい『ムーンライトセレナーデ MOONLIGHT SERENADE』。

グレン・ミラーが作曲し、自らのグレン・ミラー楽団のバンドテーマともなっている曲ですね。もともとは曲だけであったものに、1この美しい詞を書いたのは、ミッチェル・パリッシュ。
インストゥルメンタル、ボーカルともに、そのときどきの時代の流れやアーティストの持ち味、アレンジャーのセンスなどを感じるたくさんのカヴァーがありますね。

もうすぐ、六月の満月なので、おなじみのものから、はじめて聴いてみたものなど、きょうは、いくつかの自分の好きなヴァージョンを聴いてみました。

FRANK SINATRA:MOONLIGHT SERENADE(1965年)
シナトラに、とても似合います。詞がひきたってますね。



大空はるみ:はるみのムーンライトセレナーデ(1982年)
加藤和彦さんプロデュースのTANTANさんヴァージョン:) アレンジは、清水信之さん。とっても、この頃の加藤和彦さんを感じる、音で(加藤さんはこの頃かなり清水さんのアレンジには信頼をおいてた、というか)、TANTANのおとなっぽくありながらきよい甘さがとても好きです。日本のこの季節にも似合うような。
このアルバムも、なんとか再販を…



小野リサ:ムーンライトセレナーデ(1999年)
こちらのヴァージョンもすてきですよね。ちょうど、ハワイにいたりしたので、三菱・パジェロイオCMで使われていたのは知らなかったのですが、Blipなどで拝聴し。



歌詞なしのものから、本日、聴いてみて、気に入ってしまったのは、こちらの2曲。

DEODATO:MOONLIGHT SERENADE(1974年)
デオダートの、はじめて聴きました。アルバム欲しいです



FRANCK POURCEL:MOONLIGHT SERENADE(1976年)
MOOGっぽい音とオーケストラという、相当に好みなアレンジ。フランク・プゥルセル、やっぱりよいですね。



[日曜の夜の思い出曲]
『ムーンライトセレナーデ MOONLIGHT SERENADE』は、母の実家へのおでかけ帰り、いとこたちと遊んで楽しい時間、父の車の中、夜の首都高の光景を眺めながら、そのまま眠ってしまう、という日曜の終わりの思い出曲でもあります。
(この曲の前に、「キャラバン」とかもあるのですけれどね。8トラでした、ガチャっと)

GLENN MILLER:MOONLIGHT SERENADE



(投稿:日本 2011年6月14日、ハワイ 6月13日)

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またもやディズニーランド関連です。今回、どうしても!と思っていたアトラクションのひとつは、「キャプテンEO」。早く行かなくては、と、ずっと思い、ついに、です。
一年間の限定ということで、昨年7月に復活したアトラクションですが、つい、ひと月程前に、レギュラーとなることも決まりましたね。
オリコン・スタイル:マイケル人気絶大! ディズニーランド「キャプテンEO」がレギュラー化

以前にも、一度書いているのですが、「キャプテンEO」について、再び。

こちらのニュース動画にもありますが、水などを使った新しい演出も加わって、とても楽しかったです。十数年ぶり。いまや、3D映画もすっかり定着しつつありますが、また、現在の3Dとはちがう感覚もよいですね。このアトラクションがはじめてな、わが子も、すっかり楽しんでました。

キャプテンEOがTDLで復活:
時事通信による、昨年の復活のときのニュース。



MJ、マイケル・ジャクソンが、スターとして、アトラクション出演にまでなったという、すごさは、さすがに"King Of Pop"であり、そのことは、『Another Part Of Me』とともに記したのですが、今回、気になったのは、いままで、あまり気にしていなかった、いわゆる映画音楽的なサイド。

Captain EO Intro (Instrumental)



このアトラクションは短編ながら本格的映画ということで、ジョージ・ルーカスが制作総指揮をつとめ、フランシス・コッポラが監督ですが、音楽は、『コクーン』や『タイタニック』、他、数々の映画音楽を手がけるジェームズ・ホーナーなのですね。

エントランスで流れているサウンドも。

Captain EO:Entrance:James Horner



こちらは、米国でのもの。日本では、ジェーシービー(JCB)です。
Captain Eo- preshow audio loop part 1



自己過去もの:キャプテン EO マイケル・ジャクソン 追悼 (Michael Jackson)
(もうあれから2年たつのですね)

今回、音楽のことは、ジェームズ・ホーナーについてですが、やっぱりマイケル、よいです。
動画では何度かみていましたが、実際に「キャプテンEO」を再び。

(投稿:日本 2011年6月13日、ハワイ 6月12日)

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昨日、一昨日でディズニー・リゾート小旅行、ディズニーランドに行ってきたので、ディズニー関連の曲、『Someday My Prince Will Come(いつか王子様が)』。

こどもの頃、姫系は物語は読んだり、観たり、ただし、お姫様の絵を描いたりする方ではなく、どちらかというと、物語の城の絵を描いたりすることが多く、「いつか王子さまが…」というような子ではありませんでした。

でも、それも、この曲でかわったのです。『Someday My Prince Will Come(いつか王子様が)』は、姫ものソングに目覚めるようになった思い出の曲。この曲とのあらためての出会い以来、ディズニーのプリンセスたちの歌が大好きになっていったのでした。

きっかけとなったのはこちら、ビル・エヴァンス(Bill Evans)のもの。
10代の頃、ピアノの先生から聴かせてもらったのが、開眼の出会い。

Bill Evans:Someday My Prince Will Come



この映像、ロンドンでのライブ(1965年)も大好きでよく見て、聴いてます。



わたしのピアノの先生は、英語に親しむようにと、音楽以外に英語の学習も一緒にしてくれており、初めて一緒に読んだ英語の絵本が「SNOW WHITE(白雪姫)」。それで、先生のうちで、この曲を一緒に聴き、すてきだなあ、と。
いま思い返しても、本当にすてきな先生を持った自分は幸せだと、つくづく。

その後、すこし経ち、高校生ぐらいになってから、いろんなひとがカヴァーしているんだ、ということに気づき、ジャズでのスタンダード・ナンバーとして、興味をもつようになったのでした。

『Someday My Prince Will Come(いつか王子様が)』は、ディズニー・アニメ、映画「白雪姫」(1937年) のために、作詞:ラリー・モリー、曲:フランク・チャーチルによりにより作られた曲。映画で白雪姫の声をつとめるアドリアナ・カセロッティよって歌われたものですが、多くのアーティストによるヴァージョンがありますね。

とても多くの方がカヴァーしているので、こちらには、ジャズでの代表的なものを中心に。
この曲をジャズで初めにカヴァーしたのは、デイヴ・ブルーベックなのですね。子供が持っていたディズニーの曲の作品集に直感を受け、1957年、『デイヴ・ディグズ・ディズニー』に収録。

The Dave Brubeck Quartet:Some Day My Prince Will Come(1957年)



こうして、デイヴ・ブルーベックがとり上げたことにより、ミュージシャンの間で話題となり、コード進行がジャズにもぴったりということで、さまざまなカヴァーが生まれたそうです。
(参考:Wikipedia:いつか王子様が
ジャズにあうすてきなワルツっぽさも、そのひとつでしょうね。

Miles Davis:Someday My Prince Will Come



Chet Baker:Someday My Prince Will Come



Oscar Peterson:Someday My Prince Will Come
1965年のライブ映像。



こちらはオリジナル。

「映画では、この歌が映画のなかで最初に出てくるのは57分56秒のところで、そこでは白雪姫が小さなパーティーのあと小人たちのためにおやすみの歌を歌う。後で白雪姫がパイを作っている時に出て、最後に王子が白雪姫を連れて行く時にはより形式的なヴァージョンでもう一度出てくる」ということで、これはパイ作りシーン。



アメリカ映画協会の「映画史上で最も偉大な100曲」の19番となっているそうです(このリストよいですね♪)。
いま、とても、この曲を弾きたい気分です。ピアノ…ない…

(投稿:日本 2011年6月12日、ハワイ 6月11日)

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いつか、いつか手軽に聴けるようにアナログから変換しよう、と思っていた『CMソング・グラフィティ ゴダイゴ・スーパー・ヒッツ』(1978年)、先月、やっと、ファイルにしました。けっこう動画にあがっているものもあるので、延び延びとなってしまっていたのですが、大好きな曲(全部ですけど)のいくつかがなかったということでアクションに。

この季節の天気のよい日の午前中に聴くにはぴったり。
最近は、そんな時間帯に音楽を聴くことができる環境となったので、こちらのアルバム、以来、よく聴いています。

アルバムに収録されている曲は、すべてCMに使われたものですが、楽曲としてすばらしいものばかり。自分にとってひじょうに思い入れのあるアルバムです。ジャケット写真でメンバーが座っている大きな赤い椅子をみるために元町にの家具屋さんにもいきました。

購入したのは、小学生の頃だったのですが、ちょうどゴダイゴ大人気となる直前夜。
ちょうど、CM曲やドラマで使われる曲に興味をもったときで、よく「GODIEGO」とか「ゴダイゴ」という名前を目にし、このひとたちよいなぁ、と気になっていたからだったのです。一番初めのきっかけは、やはり、このすこし前のカネボウ「サラダガール」(仲良しの友だちの家が薬局・化粧品店だったこともあり、広告などに興味もったり)。ということで、CM使用曲への目覚めのような。

そして、テレビなどでは、日本の曲にも親しんでいたものの、それまでは、小学生だてらに洋楽一辺倒だった、わたしの邦楽初購入アルバムでもあるのです。全曲英語詞というのも、そんなわたしには、入りこみやすかったのかもしれません。

ライナー・ノーツには、曲ごとにタケカワユキヒデの解説が記載されてるのですよね。でも、ずっと捜索しているのですが、この歌詞カードというかライナーノーツがでてきません。あまりにもみすぎて、なくしちゃったパターンなのでしょうか。

と、思い入れありすぎて全然まとまらない感じですが、このアルバムのすばらしさに再度∞なので、曲のデータをまとめておきます。いままでに何曲かのCMについては映像とともに書いてるので、そちらは、リンクで。

今回参考にさせていただいたサイトには、いろんなエピソードも。ゴダイゴのディスコグラフィーがものすごく細かくのってます。それぞれの曲のデータも、ライブでの演奏情報なども。
STUDIO-G:GODIEGO DISCOGRAPHY:CMソング・グラフィティ ゴダイゴ・スーパー・ヒッツ/CM Song Graffiti Godiego Super Hits
「シングルでリリースされているのは「ミラージュのテーマ」(c/w「水滸伝のテーマ」)、タケカワユキヒデ名義での「アンクル・ジョン」(c/w「スマイル」)、「シンフォニカ」(c/w「ナウ・ユア・デイズ」)、また「イン・ユア・アイズ」と「スプリンター・リフトバック」はそれぞれスポンサーが販売促進用に配布したシングルがある。 「ナウ・ユア・デイズ」は本アルバム収録ヴァージョンとシングル・ヴァージョンはギターやヴォーカルのミックスが異なる。また、「イン・ユア・アイズ」の販促シングルも本アルバム・ヴァージョンと歌詞・アレンジが違う。 「スプリンター~」の販促シングルもアレンジが異なり、しかもB面がインストである」と、販売促進用のシングル、気になります…。アレンジちがいとか、聴いてみたい。

1. ミラージュのテーマ MIRAGE
作詞:奈良橋陽子 作曲:タケカワユキヒデ 編曲:ミッキー吉野
三菱自動車「ミラージュ」CM
この時代のアメフトっぽい感じがまさにしますね。アメリカ、西海岸(ウエストコースト)っぽいカルチャーとか。



2. ザ・モーニング・アフター THE MORNING AFTER
作詞:奈良橋陽子 作曲:タケカワユキヒデ 編曲:ミッキー吉野
アヲハタ「マーマレード」CM
途中のフルートがこどもの頃からずっとずっと大好きです。吹いてるのは、トミー。



3. ナウ・ユア・デイズ NOW YOUR DAYS
作詞:奈良橋陽子 作曲:タケカワユキヒデ 編曲:ミッキー吉野
日本石油CM
これ、動画ないのですね。残念、「シンフォニカ」と両A面というものなのですが、すごく、元気がでます。タケカワさんが体ゆらして歌ってる姿がすごく浮かぶような、感じであり。その後のゴダイゴを感じさせるようなナンバー。
浅野孝已さんのソロギターがめちゃくちゃかっこいいです。ちょっとBOSTONとかあたりのサウンド感も。

4. イン・ユア・アイズ IN YOUR EYES
作詞:Marco Bruno 作曲・編曲:タケカワユキヒデ
ファッション・ハウス・サンヨーCM
「ゴダイゴ結成前にタケカワが手掛けた作品。タケカワ以外のゴダイゴ(ミッキー吉野グループ)のメンバーは参加していない」という作品。すごく、すてきな曲です。つらいことがあっても。

これ、アルバムとは、別ヴァージョン。「FASHION HOUSE SANYO(ファッション・ハウス・サンヨー)」、メーカー販促!!
曲の最後が。



5. アンクル・ジョン UNCLE JOHN
作詞:奈良橋陽子 作曲:タケカワユキヒデ 編曲:ミッキー吉野
ビッグ・ジョン・ジーンズCM
こちらも、「ゴダイゴ結成前に、タケカワのソロシングルとしてリリース。演奏はミッキー吉野グループ」ということで、ほぼゴダイゴな。
こんなエピソードも。「作詞者について、本アルバムでは奈良橋陽子となっているが、「ゴダイゴ永遠のオデュッセイア
」(1980年7月・徳間書店)では、旧友の小山譲治(ジョージ小山)であるとタケカワは証言している。このためか、「シングル・コレクション」ではジョージ小山とクレジットされている」。ここで紹介されてる本、欲しいなぁと思ったら、相当なプレミアですね。

途中で、アンクル・ジョンをイメージする低い声で「ピーターラビットのお誕生会に招かれて云々」とある語りは、プロデューサーのジョニー野村さんだそうです。動画、ありませんでした。

6. 僕のサラダ・ガール SALAD GIRL
作詞:奈良橋陽子 作曲:タケカワユキヒデ 編曲:ミッキー吉野
カネボウCM
おなじみのCM曲。何度聴いてもよいですね。こちらも、シングルとアルバムのヴァージョンがちがったりします。これも浅野ギター、きいてます。



7. スプリンター・リフトバック SPRINTER LIFTBACK
作詞:奈良橋陽子 作曲:タケカワユキヒデ 編曲:ミッキー吉野
トヨタ自動車販売「スプリンター・リフトバック」CM
販促用シングルは「Traveling on a sundeck」だそう。
CM:トヨタ スプリンター・リフトバック アグネス・ラム
CMには、アグネス・ラムさんと近藤正臣さんが出演。実にさわやかな。ミッキー吉野さんのキーボード、エレピの感じが大好き。



8. ホワット・ディド・ユー・ドゥ・フォー・トゥモロー WHAT DID YOU DO FOR TOMORROW
作詞:Marco Bruno 作曲:タケカワユキヒデ 編曲:ミッキー吉野
日立製作所イメージCM
CM:日立サウンドブレイク 日立CM ゴダイゴ
CMシリーズの映像もすごくかっこよかったものです。そういった意味でもひじょうに印象に残っている作品。
大好きだった音楽番組「日立サウンド・ブレイク」のときにオンエアされてました。



9. シンフォニカ SYMPHONICA
作詞:奈良橋陽子 作曲:タケカワユキヒデ 編曲:ミッキー吉野
日立マクセルCM
イントロ、ものすごく心に響きます、この曲。何度聴いても。歌詞もすばらしいですね。いつも、こんな気持ちをもっていたいです。



10. スマイル SMILE
作詞:奈良橋陽子 作曲:タケカワユキヒデ 編曲:ミッキー吉野
ビッグ・ジョン・ジーンズCM
「ゴダイゴ結成前に、タケカワのソロシングルとしてリリース(『アンクル・ジョン』B面)。演奏はミッキー吉野グループ。作詞者について、本アルバムでは奈良橋陽子となっているが、「ゴダイゴ永遠のオデュッセイア」(1980年7月・徳間書店)では、旧友の小山譲治(ジョージ小山)であるとタケカワは証言している。このためか、「シングル・コレクションvol.2」ではジョージ小山とクレジットされている」とこちらもだそうです、作詞の件。
手拍子と逆回転ギターが楽しさを加えていて、エレピもわくわくな。
この手拍子のタイミング、けっこうむずかしいのですが、わたくしは、完璧にマスターしております(←どうでもいいですね:D)

11. アップル・キャンディ APPLE CANDY
作詞:奈良橋陽子 作曲:タケカワユキヒデ 編曲:ミッキー吉野
ブラザー・タイプライター「ヤング・エリート」CM

これも動画がないですね。自分としては、かなり好きな曲。mcシスターの裏表紙のにこのタイプライターの広告が出てたの、とてもよく覚えてるのです。当時、タイプライターって、英語できるひと、って感じでとても憧れてたものですから(ちなみに、わたくしは、いまは、まずまずに英語はもうひとつ自分の言語だったりしますが、この後、中高では、さほど成績がよかった訳ではありません。なんか、ちがうなぁとか勝手に思ってしまっていたもので…)

12. リリック LYRIC
作詞:奈良橋陽子 作曲:タケカワユキヒデ 編曲:ミッキー吉野
CM:明治 チョコレート リリック ゴダイゴ 森下愛子出演
明治製菓CM
トミーのマリンバがとてもよいです。とってもスウィートな曲。当時は、アルバムの中で、この曲が一番好きでした(いまは、それぞれに対していろんな思い)。リリック、チョコレートの方も好きだったので、以前にも書いてますが、曲がないのでCM動画



13. レッド・シャポー RED CHAPEAU
作詞:ミッキー吉野、Tommy Snyder 作曲・編曲:ミッキー吉野
曲のラストで初めてゴダイゴは日本語詩を、とのことですが、「日本語詞」って、あらわすところがおもしろいですね。
「赤いシャポーの味の素♪」
この曲も朝にぴったりなのですが、味の素ものはのこりにくいのでしょうか。

なんか、自分の思い出とか、感想ばかりですみません。
とにかくよいアルバムであり、思い入れもあり…

[ゴダイゴ]
このアルバムでゴダイゴが大好きになったわたくしですが、実は、あまのじゃく気味なところがあったため、人気があるころにも他のアルバムは聴かず、こればかり聴いてました。
当時、好きだったのはスティーブで、その後、何年もして、ハワイで牧師さんされてたときにラーメン屋さんでみかけたときは大感激。タケカワさんは、あのライフスタイルとか、よいなぁと思ったり、あの歌声が、やはりゴダイゴですよね。近年になって、安田南さんの「Lidia」なんかも聴いて、提供曲もあらためていろいろ聴いてみたりしてます。そのことも、いつかまとめたいとも思うのですけれど。
そして、ミッキー吉野さんはいうまでもないのですが、ほんとあらためて、このひと、日本の音楽シーンに大事な存在だなぁとか、浅野さんもしかりです。

いままで、ゴダイゴ関連ということで、すこしづつはそんなこともしたためてますが。
ゴダイゴ関連
まだまだぜんぜん。すこしづつ、地道に。
最近、TwitterのTLでも潜在的なゴダイゴ・ファンに気づき、うれしいです。

(投稿:日本 2011年6月9日、ハワイ 6月8日)

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今日はお昼ごろから雨もあがりましたが、朝の雨、好きな感じの雨でした。
こんな雨の日の海もいいなぁ、「六月といえば~」なブレッド&バターの『HOTEL PACIFIC(ホテル・パシフィック)』日和だなぁと。

ブレッド&バター:HOTEL PACIFIC(ホテル・パシフィック)(1981年)
作詞:呉田軽穂、作曲:岩沢二弓



『ホテル・パシフィック』は、ちょうどブレッド&バターを聴くようになりだしたころのリアルタイムの曲という思い出もあるのですが、関わることいろいろに興味があるというのも好きな理由だったりもします。

加山雄三さん関連:
この曲のタイトルともなっているホテルパシフィックは、あの、われらが加山雄三さんが父上、上原謙さんと所有・運営されていたということは有名ですね。その後、加山雄三さんは負債、返済の危機にいたるわけですが、そこから立ち上がってこられた姿勢はこどもの頃から聞かされておりました。
ある意味、このことを機会に、奥様、松本めぐみさんやご家族の支えがあり、ナビスコのリッツのコマーシャルなどで、父親像という新しい加山雄三が生まれたというのもあるのかもしれません。

新しいコンセプト、ホテルリゾート:
実際には、このホテルパシフィックでは体験していないのですが、いまでは、リゾート地では定着してきているいわゆるリゾート型宿泊施設とうコンセプト、というのも、革新的だったのですよね。ドライブイン、ボウリング場、ビリヤード場、プールなどの娯楽施設を併設という、滞在しながら楽しむスタイル。いまは、湘南は泊まりでいく場所というイメージがあまりなくなっていますが、いわゆる湘南=リゾート、バケーション的なイメージを感じます。
菊竹清訓さん設計の建物はどこからみても目立つ感じでした。垂直コアを客室が螺旋状に取り巻く、メタボリズムを意識したデザインとか。菊竹さん設計の建物は、いわれてみるとな共通する特徴がありますね。

横井英樹関連:
最後の所有者となった横井英樹さん。こちらもいろんな意味で興味な方です。ホテルニュージャパンのこともあった、同じ街に住んでいたということもあるのですが、なぜか、わりと小さいころから、名前だけは知ってましたし。

ブレッド&バター兄である岩沢幸矢さんアルバイト:
若い頃に、ホテルマンをめざしアルバイトをされていたそう。この曲の作曲は、弟、二弓さん。

と、ホテルパシフィックにまつわる興味が続きましたが、ユーミン作詞の歌詞もつくづく切なくよいですよね。
「君がさしかける傘の中で、雨の輪がゆれるプールをみていた」、という出だしは、まさに絵に描いたようなというか、この短い一節の中に、風景、思い、どんな雨なのか、どんなふたりなのか…すごいです。
「遠い日は蒼い馬さ」というのも。
この詞は、呉田軽穂、によるもので、1981年のものですが、その頃のユーミンというより、少し前、『紅雀』(1978年)あたりの頃の空気を感じるような。

「ああ、ここはすこしもかわらない」とありますが、その後1988年には閉鎖となりました。ずっと、建物だけが残っていましたけれど、ハワイ行ってる間になくなっちゃいました(正確には、なくなっちゃたのは、わたしがちょうど移った年だったのですね、取り壊し)

「パシフィック」ってサーフスポットの名前にもなったりしてましたよね。いまでも、その呼び方は残ってるのでしょうか。
ドジ井坂さんのTVK、ファントマ(ファンキートマト)番組内の波乗り情報なんかも思い出しです。

朝の思い出し一曲から、いろんなことがぐるぐると。
六月になったら聴きたかったブレバタの『HOTEL PACIFIC』でした。

[ブレッド&バター新情報]
というか、ファンの方はご存知だと思うので、わたしの中で、勝手に「新情報」なのですが、ブレッド&バター、4年ぶりにアルバムが出るのですね。30作目。発売は2011年6月22日だそうです。

Oh! LIFE

内容紹介読んでとても聴きたいな、と。また、落ち着くまでの候補です(引越しなど出費もあるので、ちょっと財布の状態が完全にわかるまで)。

同時期に、『伝説のカフェ・ブレッド&バター (ワニプラス)』という自叙伝的な湘南伝説という本も発売されるらしく。
「岩澤幸矢のタイトルは「海まで歩いて7分」(縦組み)、弟・岩澤二弓は「Cafe B&B 1975-1979」」とあって、こちらもおもしろそう。
(こちらは予定日は書いてないのですけど受付中なので、こちらも近々ですね、きっと)、

(投稿:日本 2011年6月8日、ハワイ 6月7日)

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日々の暮らしは、小さなことや訪れた場所、すてきなもの、本、いろいろと、忘れたくないようなことなども、たくさんあるのですよね。
音楽備忘録のような、このブログをはじめて約2年ほど経ったのですが、徒然なるままの日記のようなブログもはじめてみることにしました。

暮らしさんぽ旅|むぎ茶の日記。暮らしのことや日々の気になることを徒然なるままに。散歩や旅にもよくでかけます
http://sanpotabi.com/

日記、ということで、こちらの曲を。



その人は誰......
歌:小林啓子、作詞:鳥居幹雄、作曲:加藤和彦、編曲:高橋信之 アルバム「ちょっと気分をかえて」収録(1977年)
(アルバムのことは前に一度書いてます)
小林啓子 ちょっと気分をかえて (アルバム)

あなたに出会った その日から
本をたくさん 読むように
忘れず日記を 書くように

「忘れず日記を書くように」
基本的には、どちらかを、できれば両方を目標に、なるべく、毎日更新したいと思ってます。
気になってること、書ききれないことは、たくさんなので…

(投稿:日本 2011年6月6日、ハワイ 6月5日)

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昨日の「オーエスオーエス」からの続きで矢野顕子さんのこと。

矢野顕子さんの曲に親しむようになったきっけは、広く知られヒットとなった『春先小紅』のすこし前ぐらいからではあるのですが、やはりYMOからの流れだったりします。

なので、リアルタイムで聴きはじめたアルバムは、ちょうど徳間ジャパン時代。当時レンタルで…だったので、レコードではもっていないのですけれど、くり返しくり返し、テープで聴いておりました。

アルバム、欲しいものがたくさんなのですが、まずは、このあたりの出会いのころの作品を、あらためて、じっくり、聴きたいなぁと思っています。アルバム作品がとてもたくさんな方なので、徳間の頃のものを。『ごはんができたよ』。
(ほんとは、一挙まとめようと思ったのですが…どれもよすぎて…だめです…曲、数曲ですら、しぼれないw ですので、ぼちぼちと、1枚づつ書いてしまいそう…)

ひとつだけ:
作詞・作曲:矢野顕子
大好きな曲なのに知りませんでした→元はアグネス・チャンのアルバム「美しい日々」(1979年)に提供されたものだったのですね。


東風:  
作詞:矢野顕子 作曲:坂本龍一
すばらしい詞。メロディーとのマッチングが、なんともいえません。このヴァージョン、好きなのです。

おまけ:http://youtu.be/AZyqx8IC1ok

ごはんができたよ:
作詞・作曲:矢野顕子



カヴァー、『青い山脈』もよいですよね。


ごはんができたよ:
1980年10月1日(アルバム発売)
共同プロデュース:坂本龍一
参加メンバー:高橋幸宏、細野晴臣、大村憲司、松武秀樹、ひばり児童合唱団ほか


[矢野顕子さん、アッコちゃん]
なんだか、これから待っている生活のテーマソングのような感じで。このところ、ずっと、矢野顕子さんモードなのです。
「おいしい音楽」な暮らしを。まさに「おいしい生活」(コピー借用)とか。ゆっくりと。

山下達郎さんは、「歌詞に最も食べ物が良く出てくる作詞家である」と評したそうですね :D
(コンサートの「出前」というのも食べ物的発想ですよね)

曲のよさはもちろん、ご自身そのものが作品のような方だなぁと、つくづく。いまはふつうに使われている出張コンサートの呼び方ともなっている「出前コンサート」というコンセプトのことや、いろんなこと。それも飄々とというか、いとも自然に、というところが、大きな魅力のひとつですよね。
出前コンサートのことはご自身のサイトにも。
矢野顕子オフィシャルサイト:出前コンサート
「『あのさ、ピアノかついで出前したら?』という糸井重里の提案の、数ヵ月後にはもう水戸の地に立っていた矢野です。ピアノこそかつぎませんでしたが、これが第一回目の出前コンサートでした」
学校の講堂のようなところで聴きたい、というビッグアーティスト。

童謡や民謡のカヴァーも独自のスタイルで取り入れ、児童合唱団とのワークなどもあり、矢野顕子さんの音、メロディー、詞は、あたたかく、同時に、なんとなく切なく。この時期のシンセサイザーでもなんだかアコースティックなのですよね。
すてきな方ですね、とつくづく。

(投稿:日本 2011年6月6日、ハワイ 6月5日)

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運動会関連からの気づき、まだちょっと続きです。
(すでにこちらも書いてますが…)
組体操 (運動会関連)
佐藤直紀 作曲家

綱引きで、ふと、この起源は何だろう?と思った「オーエス、オーエス」。
これは、多くのひとがなんでだろうと思うようで、調べてみたところ、定説のようなものがありました。
「オーエス」とは、「オー・イス(Oh, hisse)」、フランス語が起源らしく、水夫さんたちが帆を上げるときの掛け声からきているのだそうですね。

たしかに、ピーターパンのフランス語版では、こんなシーンもみつかりました。

Peter Pan - Oh ! Hisse et Ho


「オーエス、オーエス」といえば、ということと、きょうこの頃の気分で、矢野顕子さんのアルバム『オーエス オーエス』、『おもちゃのチャチャチャ』も入っていることもありますし、いまとても聴きたいです。



1. おもちゃのチャチャチャ
作詞:野坂昭如 作曲:越部信義
映像は、1984年のオーエス オーエス・ツアーから


2. HI,HI,HI
作詞・作曲:矢野顕子

3. きょうのわたくし
作詞・作曲:矢野顕子


4. HIGHLAND
作詞・作曲:矢野顕子

5. SIMON SMITH AND THE AMAZING DANCING BEAR
作詞・作曲:Randy Newman
HARPERS BIZARRE曲のカバー。こちらは元曲で。


6. ラーメンたべたい
作詞・作曲:矢野顕子
きょう、ラーメン食べました:D
明星食品のCMソングとしても使われていましたね。高校国語の教科書「明解 国語 II」(三省堂, 1994年)に採用されたそう。知りませんでした。


7. 素顔
作詞:井坂洋子 作曲:矢野顕子
H氏賞受賞の1983年詩集『GIGI』より

8. 終りの季節
作詞・作曲:細野晴臣
細野晴臣さん『HOSONO HOUSE』のカヴァー。よいですね、しみじみ。矢野顕子さんのボーナス・シングル収録。


9. GREENFIELDS
作詞・作曲:矢野顕子

10. ASSEMBLY
作詞・作曲:矢野顕子

東京、ロサンゼルス録音。参加メンバー:Willie Weeks、Carlos Vega、坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏
ジャケット写真:篠山紀信

もっと書きたかったのですけれど…ちょっとおやすみしてしまいました。

矢野顕子さんのこと、いままで書きたいなぁと思いつつ、あまり触れていないですよね。
このところとても気分なので、また書くと思います。

(投稿:日本 2011年6月5日、ハワイ 6月4日)

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ちょっと時間がたってしまいましたが、おでかけのこと。今週のはじめ、運動会の前倒し代休で学校がお休みだったので、東京おもちゃ美術館にでかけてきました。以前も、こちらのことは、書いたことがあるのですが、小さいこどもからちょっと大きなこどもも、そして、大人も楽しめる、おもちゃの美術館です。
東京おもちゃ美術館:オフィシャルサイト
過去の関連自己もの:タイガー商会 CM 地球ゴマ

この日は、平日ですが運動会代休ということもあり、小学生も多くにぎわってました。いつもより年齢層もちょっと高め(こどもなりに)。廊下や階段も、本当に学校があったときのようで、校舎もなんだかよろこんでいるような気がしました。
(東京おもちゃ美術館は、閉校となってしまった四谷第四小学校の校舎を活用)

ここ、なんだか、夜になったら、『おもちゃのチャチャチャ』のような、おもちゃの世界がくり広げられているような気がします♪

おもちゃのチャチャチャ:
うた:ひばり児童合唱団
作詞:野坂昭如、補作詞:吉岡治補、作曲:越部信義



『おもちゃのチャチャチャ』についてのメモ _φ(._.*)
作詞が野坂昭如さんで、作曲、越部信義というのは知っていたのですが、元々は…というあたり、あらためて知りました。
「元々はフジテレビで放送されていた大人向けの音楽バラエティー『ヤマハ・タイム』で、おもちゃをテーマにした回でコントの合間に使用される挿入歌として三木鶏郎の企画で作られた。番組内で1度使用されるためだけに制作される曲が多数存在し、この曲もその中のひとつであった。
後に吉岡によって歌詞の一部を子供向けに変更され、1962年(昭和37年)8月にNHK総合テレビの幼児音楽番組『うたのえほん』で「今月の歌」として真理ヨシコと中野慶子が1週間交代で毎日歌った。真理が歌うレコードは、1か月に4万枚を売るヒットとなり、1963年(昭和38年)には第5回日本レコード大賞童謡賞を受賞」 (Wikipeida:おもちゃのチャチャチャより)

レコード大賞に「童謡賞」というのがあったのですね。1974年に廃止されたそう。
Wikipedia:日本レコード大賞:過去に存在した各賞

おもちゃのチャチャチャ:
どうようオーケストラ」より
ホーン系の音がよいですね。ちょっとビッグバンドをも思わせる。



東京おもちゃ美術館:写真いろいろ


以前の写真はリンクで
東京おもちゃ美術館:常設と特別展:ロシアのおもちゃたち

前回いったときは、親子ともども地球ゴマにはまってしまったのですが、今回は、「ゲームのへや」のボードゲームをじっくり楽しみました。
伝統遊戯全般におくわしいYSugawara (@ginsho)さんからのおすすめもあり、「どうぶつしょうぎ」に挑戦。


遊び方はわかりやすく、ルールもシンプルなのですが、なかなか手ごたえあります。


こどもは、この「どうぶつしょうぎ」よく知ってるようで、経験者ということもあるのですが、わたくしの方があっさり負けてしまいました。

そして、さらに駒数の多い「おおきな森のどうぶつしょうぎ」を。だいぶ慣れてきたということもあり、よい感じでいったのですが、またしても…。


なんだか、知らないうちに、この手のゲーム、腕をあげてます。きけば、将棋もできるとか。
そういえば、学校のこども広場で将棋教室はあったのでした。たしかにハワイでは、同じような放課後プログラムでチェスなどもやっていたのですが、ここまで強くなっていたとは…
(高学年になったので、最近は、放課後はともだちと郊外で遊ぶことが多くなってしまいましたが…)
以前は、トランプなどもよく一緒にやったりしていたのですけれど、最近あまり。
こういう時間、また見直しで、週に一回ぐらいは、この手のゲームで勝負する時間を復活させたいです。

開催中の企画展示、「スーベニール 人形と玩具~民族それぞれの表情……色彩と造形の魅力~」も気になっていたのですが、あまりにもゲームに夢中になり、時間がなくなってしまったので、今度、またみにいきたいなぁと思ってます。



(投稿:日本 2011年6月2日、ハワイ 6月1日)

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昨日の運動会からなのですが、組体操で使われていた曲のひとつ、メインテーマとなっていた『DEPARTURE』からの気づき。

昨日触れた組体操サイトにもあったのですが、組体操で決め手となる大きな要素をもつのが音楽。
「組み立て体操のテーマとして「宇宙や自然」などがぴったりときます。ならば、音楽もクライマックスは「明るく、前向きで、壮大なもの」がいいでしょう。ビートの効いた激しい曲よりも、ゆっくり目のオーケストラ風の音楽が、見ている人の心を打ちます」と
中島先生の組み立て体操感動配達人より
この『DEPARTURE』まさに、そんな一曲でした。

DEPATURE:
作曲・編曲:佐藤直紀


この曲、木村拓哉さん主演のテレビドラマ『GOOD LUCK!!(グッド・ラック)』(TBS:2003年1月~3月放送)のオープニング・テーマですが、あらためて、楽曲としてすばらしいですね。まさに大空への旅立ち、空を自由にかけめぐるイメージ。
『GOOD LUCK!!』は、2000年以降のドラマでも、かなり好きな作品のひとつ。もちろん、飛行もの、航空関連だからということもあるのですが。この度、あらためて気づいたのは、このドラマの音楽のよさです。山下達郎さんの『RIDE ON TIME』でのエンディングは、もちろんですが、ストーリーを盛り上げ、演出するサウンドは、たしかにすばらしいものでした。

GOOD LUCK!! [FV] OST Pop70 (alt. version) [MV]
作曲・編曲:佐藤直紀


このドラマ、『TBS系ドラマ 日曜劇場「GOOD LUCK!!」オリジナル・サウンドトラック』というサントラも出てるのですね。欲しいかも。
それにしても、この動画、つなぎ方がすごい!!!
ところどころ台詞も上手くいれながら、役柄、シーンにあわせ、フルトラック聴かせてくれてます。ということでいくつか:D

GOOD LUCK!! [FV] OST In a Jam [MV]
作曲・編曲:佐藤直紀


GOOD LUCK!! [FV] OST Rasta You Know [MV]
作曲・編曲:佐藤直紀


すでに、作曲、編曲でお名前をだしてるのですが、このサウンドを手がけていたのが佐藤直紀さん。
あのエンディングの『RIDE ON TIME』も、このドラマのために、佐藤直紀さんによってアレンジされたニュー・ヴァージョンでした。

佐藤直紀さんのワーク、あまりにもすばらしいので、昭和曲ではないのですが、番外で、こちらに書かせていただきます。

佐藤さんは、2006年『ALWAYS 三丁目の夕日』の音楽で、日本アカデミー賞の最優秀音楽賞を受賞。
ドラマ、ドキュメンタリー番組、映画、アニメ、CMと、2000年以降の印象に残っている数々の作品を手がけていらっしゃるのですね。「プリキュア」もだったとは。
株式会社フェイス出版:佐藤直紀:作品リスト

いくつかの好きな作品をこちらに。これもだったんだ!という好きなものが多く、組体操から思わぬ気づきでした。
たしかに、どれも音楽がストーリーを引き立てているなぁと思っていたのですよね(それが、佐藤さんについて、こちらに残したかった理由でもあり)。
オーケストレーションものが、本当にすばらしいです!!

ALWAYS 三丁目の夕日~ Opening Title:
第29回日本アカデミー賞最優秀音楽賞受賞


「ハゲタカ」 サントラ Hagetaka 'The Vulture' OST:
こちらも、音楽聴いてるだけで感動…


龍馬伝 [高音質]
たしかに、佐藤直紀さん傾向というものが、わかってきます。


これらは、堤真一さんや大森南朋さん関連でもあり:)

こちらもだったとは、嬉しいです~
『黒帯 KURO-OBI』予告編
中達也さん、八木明人さんは、もちろん空手家でありますが、監督はじめ出演の方みなさん、武道をたしなむ方々です。
映画『黒帯 KURO-OBI』公式サイト


GOOD LUCK!! 関連、おまけ :D
内藤ジェーンさん、すばらしいですね~


(投稿:日本 2011年6月1日、ハワイ 5月31日)

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5月の最終日、本日は、延期となっていた子どもの運動会、ちょっと肌寒かったのですが、青空のもと実施となりました。先日、いまは、こどもの日あたりの5月初旬の晴れのことをあらわしたりすることもありますが、「五月晴れ」とは本来は、このような五月雨の合間、梅雨の晴れ間のことなのだそうですね。



今年は、PTA関係の委員になっているので、持ち場もあり、全部を通しでみることはできなかったのですが、学年の徒競走、2学年合同の騎馬戦、組体操、3学年での綱引きなど、わが子参加の競技やその前後のものは観覧することができました(児童数が少なめなので、対戦団体競技は2学年合同だったりします)。



日本での本格的な運動会は今年で2回め。ハワイに住んでいたときには、日本語補習校でもちゃんと運動会はあったのですが(週1回の登校なので、準備練習時間に限りあり)、やはり日本の運動会は集団の美を感じます。

競技の中で一番張り切っていたのは、運動会の華といった感もある高学年での組体操。
きっと本人もどれだけ頑張っていたか後でみたいだろうなぁと思い、こちらは、写真ではなく、iPhoneカメラでビデオ撮影。フォーメーションの変化や移動も多いのですが、なるべく他の方のじゃまにならないように気遣いつつも相当手を伸ばし、ぶれないよう早すぎず平行に動かすなど、かなり気合を入れて撮影だったのですが…競技終わって気づき(途中切りたくないので手をあげたまま確認なし)…録画開始がうまく押せていなかったです…残念 :'(
写真屋さんも撮影にきていたようなので、こちらの競技は、写真購入ですね。あとで、思い出になるから自分の分以外も買っておきなさいともいっておきましょう…。

それにしても、組体操というのは、いろいろと深いですね。いままでは、ただみて、すごいなぁ、頑張ってるなぁ、という程度だったのですが、もともと体操かなり得意でもあるので(体育が、ではなく、体操。自分がですw)、この組体操の世界にかなり興味をもってきました。

Wikipedia:組体操:歴史より
- 初歩的な組体操は、紀元前二千年の古代エジプト文明の壁画に観察できる。
- 中国では漢の時代の土偶にそれが見られる。
- ヨーロッパでは中世以後のイタリアで祭日などに披露された。
- 十九世紀にはドイツで近代的な組体操が盛んに行われた記録がある。
- 二十世紀前半にはアメリカ体育連盟のカリキュラム研究会がタンブリングを全国で実施可能な種目として発表した。しかしながら、学校の体育授業としては実行されなかった。←チアリーディングの世界にはつながってますね。
- 二十世紀のチェコスロバキア(当時の国名)では、国民的行事で数千人規模な組体操がしばしば披露された。
- 日本では現在でも学校における体育教育カリキュラムに含まれている。
- 組体操は二十世紀の終わりまでは世界各地で披露されたが、二十一世紀にはいると数千人規模の大規模な演技は次第に見られなくなった。

その他にも、ネット上で、わかりやすくて、おもしろく、競技への愛と情熱、思いを感じるページをみつけました。

中島先生の組み立て体操感動配達人
「子どもたちと共に泥まみれになって演技を作り上げ、最高の子どもの笑顔と感動を味わいたい先生のために作りました」とあります。
そうですね!「組み立て体操は練習にドラマがある」。「結果でなく過程が価値があるのだ」あれだけ、わが子が夢中になっていたのも、その辺りだと思います。クラスメートとの共同作業、6年生との合同練習。できなかった業ができたときの達成感。そのプロセスに夢中になっていたようです。

このサイトの中で、なるほど、と思ったのが組み立て体操と音楽(バックミュージック)のセクション。
「組み立て体操は音楽で決める!」:
「 組み立て体操に音楽やっぱり音楽。じみーな演技でも、壮大なミュージックが流れるとあら不思議。演技に物語が生まれるのです… 「クライマックスはこれだ!これしかない」という曲が一曲決まったら、ほとんど完成したも同じ。やる気もバリバリ沸いてきます。曲を鳴らして、目をつぶって想像してみてください。10人塔が午後3時の運動場にそびえたっている。観客席からは拍手が響き渡る。感動のフィナーレ。鳥肌が立つことでしょう。そこからどんどんイメージはふくらんでいきます…」と、中島先生。
「中島流組み立て体操の曲の決め方」というのもありました。
「いい曲はないか、いつでもアンテナを張っておくのが、「感動配達人」たるものの心得です。テレビやラジオ、映画音楽はもちろん、新聞やインターネットなど…」

と、いろいろなのですが、ほんと、「感動配達人」ですね。このページ、読んでいるとわくわくします。わたしは、教師ではなく、ただの保護者ですが、なんだかこの世界、どんどん興味がわいてきました。

今回の組体操、メインテーマは「飛翔」、核となる主題曲はこちらでした。その他、数曲。

DEPARTURE:
作・編曲:佐藤直紀
これみてると、「Microsoft Flight Simulator X」や「ぼく管(ぼくは航空管制官)」とか、やりたくなります。こちらの映像は、「フライト・シミュレーター」のようですね。



ここからの気づきなどは、次の投稿へつづく…です。

体操の指導の本や先生用の教材など、おもしろそうなものがたくさんです。今度、図書館で探してみよようかと。

おまけ:
演目:集団行動 演技:日本体育大学
日体大の「体操祭」、今度みてみたいです!!



YMO:体操(1982年)




(投稿:日本 2011年5月31日、ハワイ 5月30日)

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