また、YouTubeにてすてきな曲に出会ってしまいました。大空はるみさんの『Sho-Jo-Ji』。野口雨情さん作詞、中山晋平さん作曲の『証城寺の狸囃子』の英語版であるアーサー・キット(Eartha Kitt)の『Sho-Jo-Ji』を逆輸入カヴァーしたもの。加藤和彦さんプロデュース、清水信之さん全曲アレンジである大空はるみさんのアルバム『VIVA』(1983年)に収録、この『Sho-Jo-Ji』のみ編曲にFrances Archerさん、Beverly Gileさんが加わっているようですね。

この曲に出会ったのはつい昨日なのですが、この『Sho-Jo-Ji』のすばらしさに打たれてしまいました。

全曲聴けるチャンスがあったので、聴いてみましたが、選曲、そしてスウィングにラテン・フュージョンっぽいテイストを加えたアレンジが絶妙!かなりわたし好みの一枚です。

『パパはマンボがお好き』、『チャチャチャは素晴らしい』、『コーヒー・ルンバ』などおなじみのナンバーもカヴァー、オリジナルなナンバーは、A面は安井かずみさん作詞、加藤和彦さん作曲、B面は松本隆さん作詞、細野晴臣さん作曲となってます。『パパはマンボがお好き(Papa Loves Mambo)』では、大空はるみさんが日本語詞も手がけてらっしゃるようです。大村憲司さんや村上秀一さんもレコーディングに参加。

CD再販希望、切実に、という一枚です。

Side A
1.パパはマンボがお好き(PaPa Loves Mambo) 作詞、作曲:Al Hoffman,Dick Manning,Bix Reichner、日本語詞:大空はるみ
2.海の近くでアモーレ     作詞:安井かずみ、作曲:加藤和彦
3.もしかしたらニューヨーク  作詞:安井かずみ、作曲:加藤和彦
4.チャチャチャは素晴らしい(Milagros Del Cha Cha Cha) 作詞、作曲:Enrique Jorrin Oleaga、日本語詞:井田誠一
5.男5分5分 女5分5分    作詞:安井かずみ、作曲:加藤和彦
Side B
1.ラグーン・ホテル      作曲:松本隆、作曲:細野晴臣
2.悪い夏           作詞:松本隆、作曲:細野晴臣
3.Sho-Jo-Ji(証城寺の狸囃子) 作詞:野口雨情、作曲:中山晋平、英語詞:Bill Walsh
4.コーヒー・ルンバ(Coffee Rumba) 作詞、作曲:Jos'e Manzo Perroni、日本語詞:中沢清二

清水信之 全曲編曲
B3:Frances Archer、Beverly Gile 編曲

加藤和彦さん、この頃というか、この少し前ぐらいからだと思うのですが、加藤さんがプロデュース、清水信之さんがアレンジでひじょうに多くのアーティストを手がけてらっしゃいましたよね。いったい全部でどれぐらいなのか、いつかざっとでも数えてみたいと思うのですが。

過去の関連もの:
大空はるみさん:ノックノック(NOK)・ニューおもしろ倶楽部 サディスティックス出演 
http://cm-song-movie.blogspot.com/2010/01/nok.html
清水信之さん:HOLD UP 島まで10マイル (アルバム)」
http://cm-song-movie.blogspot.com/2009/12/hold-up10.html
大空はるみさん:ノックノック(NOK)・ニューおもしろ倶楽部 サディスティックス出演 

[CD再販希望]
この『Sho-Jo-Ji』収録の『VIVA』、そして『はるみのムーンライトセレナーデ』、どちらも加藤和彦さんプロデュースですが、それだけでなく、とってもいいですね。ぜひ再販して欲しいです。

大空はるみさん、TANTANという名前での活動も。サディスティックス、高中正義さんなどともお仕事をされてました。『ルパン三世』がらみでは大野雄二さんとも活動。「TANTAN」さんでのお名前は記憶にもしっかりあり、そのリアルタイムでも高中さんのアルバム『セイシェルズ』(1976年)収録『Oh Tengo Suerte』での歌声はとても気になってはいたのですが、まだ、いろいろと調べて聴いていく年齢にいたっていなかったということもあるのですが、ソロとしてのアルバムを聴いたのは、それからずっとずっとあと、お亡くなりになってしまってから、約10年たってしまった「今」になってしまいました。甘く、ときにはさわやか、ときにはパンチの効いたポップな感じも。とってもすてきなシンガーですよね。うまく言えないのですが、もし生きてらっしゃったら、ちょうど自分としてもだいぶ大人になったいまが、きっと大空はるみさんのライブとか楽しめる感じになっていたと思うのですよね。とっても残念です。すてきな歌をありがとうございました。

曲目リストおよび参加ミュージシャンなどの情報はこちらのサイトを参考にさせていただきました。
The Listener of Music Media:VIVA/大空はるみ http://musicmedia.blog.shinobi.jp/Entry/1879/


(投稿:日本 2010年2月28日、ハワイ 2月27日)


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村

宮沢章夫さんの『東京大学「80年代地下文化論」講義 (白夜ライブラリー002)』、単行本が2006年、文庫本2008年に出ているので、きっと話題になったのはだいぶ前のことなのでしょうが、つい最近入手し先日読み終えました。80年代のカルチャー的なことに触れながら東京大学の表象文化論分科でおこなわれた講義をまとめたものなので、自分自身の体験と重なる部分がかなり多く、心の中で相槌など打ちながら。

この本の中で頻繁に出てくる中で、一番自分の体験としてかぶり、そして思い出に残るのは、やはり桑原茂一さんが1982年から84年までたずさわっていたクラブ「ピテカントロプスエレクトス(通称ピテカン)」でしょうか。高校入ったばかりぐらいだったので、実際に行っていたのは、ピテカン後期。ティーンエイジャー対象、ノーアルコール・ライブ枠の「サンデー・アフタヌーン・ピクニック」というもの。

思い出に残るライブはいろいろある中、急にまた聴きたくなってしまったのがパリス(Paris)というトリオ。YouTubeなどでも探してみたのですが、やっぱりないですね。幸い"Paris, Je T'aime" (1985年) という自主制作版だったレコードを所有しているので環境さえ整えば、また聴くことができますが、そのためにはあと一ヶ月ぐらい必要そう。レコードA面『パッション』という曲はオリジナル、B面はパリス風味を加えたカヴァー3曲。きょうは、もと曲を聴いてみることに(こちらも必ずしもオリジナルではないものも)。

Istanbul(イスタンブール):



『Istanbul(not Constantinople)』、オリジナルはザ・フォー・ラッズ(The Four Lads)作詞:Jimmy Kennedy、作曲:Nat Simon。けっこういろんな方がカヴァーしていたりするようですね。ちょっと『"Puttin' on the Ritz』にも似てたりします。



そぼ降る雨の たそがれは
静かな路地の 喫茶店 ♪

「たそがれ」時でもなく、美空ひばりさん時代的雰囲気とはちょっとちがうのですがのですが、きょうは、そぼ降る雨の中、お昼やすみにオリンピック、フィギュアスケートを視るため路地の喫茶店にいってみました。

昼時でも比較的すいている、でもちょっと懐かしい静かなときの流れる喫茶店。

喫茶店でのテレビ観賞前には不動産屋さんとお昼休みに待ち合わせ♪どうにか4月までには古きよき街での新しい生活もスタートできそうです。

昨日は春一番が吹き、きょうの雨も春のおとずれを感じさせる一日。いまもまだ雨が降っていますが

甘いレモンの 香りの様な
とても素敵な夜でした ♪

杉江敏男さん監督、美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみの3人娘が初共演を果たしたミュージカルコメディ映画『ジャンケン娘』(1955年)の中での『素敵なランデブー』(作詞・作曲:原 六朗さん)映像はこちらで。


(投稿:日本 2010年2月26日、ハワイ 2月25日)


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村



きょう、2月25日、関東に春一番!重いコートはいらないあたたかな一日でした。お昼ごろ出かけたときは、まだあまり風はなかったのですが、午後になって風が強くなったようですね。もうすぐ春です :)

春一番いえばやはり、キャンディーのこの曲、作詞、作曲は穂口雄右さんの『春一番』(1976年/昭和51年3月1日発売シングル)。

この映像はTBS「トップスターショー、歌ある限り」に初出演トップバッター、春先の放送のもののようですが、1年後のもののようですね。その後『春一番』からユーミン・オリジナルの『ルージュの伝言』へ。途中で小柳ルミ子さんのリード、キャンディーズはコーラスに。



同じく1977年放送のちがう番組なのですが、キャンディーズが小柳ルミ子さんの1973年のシングル曲『春のおとずれ』(作詞:山上路夫さん、作曲:森田公一さん)を歌っているものを偶然みつけました。ルミ子つながりでもあるので。

おぼろ月夜の春の宵なの~♪

今夜はちょっと帰りが遅く、お月様もかなり高いところでぼんやりの「おぼろ月夜の春の宵」でした。きょうは十一夜ぐらい。



そして、もうひとつの「春一番」は、小柳ルミ子さんの『春のおとずれ』のB面、『わたしの春一番』。作詞は、安井かずみさん、作詞、平尾昌晃さん。こちらにも「おぼろ月夜」

甘い風、ねこ柳
おぼろ月~夜~は
恋しい人に会えるかしら♪

月影を手にすくい
飲みほしましょうか ♪

「月影を手にすくい飲みほしましょうか」すごくいいですね。さすが安井かずみさんです。


(投稿:日本 2010年2月25日、ハワイ 2月24日)


にほんブログ村 テレビブログ テレビ番組へ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村

きょうは、発売されたばかりの文藝別冊「加藤和彦特集~あの素晴らしい音をもう一度」を会社帰りに買いました。まだ読み始めていないのですが、いろいろな方が寄せた文の他に対談インタビュー、年譜やディスコグラフィーもあり。明日の朝から読みはじめ。

加藤さん関連の動画、歌の映像はもちろん大好きなのですが、出演番組やCMなどもご本人のお話する声を聞けたり、するのでときおりみてみたりしているのです。

きょうは、そんな中から加藤和彦さん出演のCMを。

富士ゼロックス「モーレツからビューティフルへ」(1970年)



「モーレツからビューティフルへ」、富士ゼロックスのCMです。こちらCM史でも語りつがれている作品ですね。コピー、そしてまったくナレーションなし、加藤和彦さんの歌だけが流れ、「ビューティフル」というメッセージをかかげて銀座の松屋前を歩くという電通の名プロデューサーといわれる藤岡和賀夫さんがてがけ、数々の名CMを残された杉山登志さんが制作。ちょうどいまから40年前ですね。

トヨタ「コロナ」(1983年、84年、85年)



「僕らに引力、コロナFF4ドア」、トヨタ「コロナ」、すごく楽しい感じでシリーズになっていた作品でした。あの松山猛さん、そしてイラストレーター、秋山育さんも出演。歌は「お前は引力」直井英樹さん、伊藤アキラが作詞、加藤和彦さんが作曲されています。

ナショナル「マックロード880HD」(1985年?)



ナショナル「マックロード880HD」。「パナソニック」とういう名称がまだ使われていなかった頃(1988年よりパナソニックに)、機種の発表年からみると多分1985年。エルトン・ジョンの「ユア・ソング(Your Song)」とともに加藤和彦さんのロンドン滞在時の写真とお話を聞くことができます。お話になっている声を聞くことをできるのはうれしくもありながら、なんだかなんともいえない気持ちになってしまったりもするのです。

サントリー ワイン「レゼルブ」(1987年)



サントリー ワイン「レゼルブ」、1987年のCM。「軽い~、ごちそうパンとチーズとサントリー・ワイン~♪」、歌も加藤和彦さん。おいしいワインとパンとチーズがごちそう、って、よくインタビューやエッセイでもおしゃってましたね。

トリイ、Try On。コートCM



トリイ、ファッションメーカーのコートのCM。こちらは記憶がないのですよね。何年のものかな、そしてどんな番組のときに放送されてたのかなと思っています。

そのほか、安井かずみさんと東急建設のCMに出演なさっていたりするのですが、こちらはみつからないのですよね。これからもちょこちょこチェックし続けようと思います。

(投稿:日本 2010年2月24日、ハワイ 2月23日)


にほんブログ村 テレビブログ テレビCMへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村

テレビ神奈川(TVK)では、『サーフサイド6(Surfside 6)』も放送してたのですよね。どっちが先に放送してたのかがちょっと記憶にないのですが、そして、まさに同じ時期にふつうの局でオンエアされてたCMがこちら。「サーフサイド6~、サーフサイド6~♪」



『サーフサイド6』でおなじみのトロイ・ドナヒュー(Troy Donahue)と『ハワイアン・アイ(Hawaiian Eye)のコニー・スティーブンス (Connie Stevens)出演、スーパーニッカのCM(多分1982年)です。現在(といっても当時ですが)のカラー映像、懐かしの画像、そしてモノクロ映像も現在のもの。ちょっとコミカルな再現というような感じ。

TVKでは、『ハワイアン・アイ』、やってなかったのですが(もしかして存在に気づく前に終了でしていたのかもしれません)、どちらもハワイで懐かしドラマ放送のケーブルチャンネルでも視てました。

『ハワイアン・アイ』オープニング(Hawaiian Eye Intro)



ハワイがアメリカ合衆国50番目の州となった1959年、「ハワイアン・アイ」ABCテレビジョンで放送開始。日本でも1963年にTBSで放映されてたようですね。舞台はもちろんハワイ!ホテルのプールサイドにある探偵事務所というユニークな設定。二人の探偵、トム・ロパカ役にロバート・コンラッド(Robert Conrad)、トレイシー・スティール役にアンソニー・アイズリー(Anthony Eisley)。コニー・スティーブンス(Connie Stevens)はクリケット、歌や踊りがかわいい感じ。ポンシー・ポンス(Poncie Ponce)がまたなんともいえずいい感じでした :D

『サーフサイド6』(Surfside 6)



『サーフサイド6』の舞台はマイアミ。三人の若い探偵たちのお話ですが、主演はサンディー役のトロイ・ドナヒュー。お金持ちの息子という設定でした。友人の探偵はデイブ(リー・パターソン)とケン(バン・ウィリアムズ)、みんなのガールフレンド的存在はダフネ(ダイアン・マクベイン)。

本日、似た感じのポスト:
サンセット77 (1960年代 米ドラマ) 
http://cm-song-movie.blogspot.com/2010/02/77-1960.html

(投稿:日本 2010年2月23日、ハワイ 2月22日)


にほんブログ村 テレビブログ テレビ番組へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ テレビCMへ
にほんブログ村



きょうは、ちょっと「サンセット」が気になり、『サンセット77(77 Sunset strip)』。『サンセット77』(1958年~1964年)、アメリカのABCテレビジョンで放送されていたTVドラマですが、わたしが、このドラマを視たのは、中学2、3年のころだったでしょうか、テレビ神奈川(TVK)で放送されてました。そのころから、ちょっと古めのアメリカの雰囲気とか大好きだったので、かなりお気に入りでした。受信状態良好とはいえずとも視聴。オープニングの感じやテーマがとってもかっこいいのですよね。テーマソングの作曲は、ドン・ラルク。

日本でもアメリカとほぼ同時期、1960年から1963年に放送されていたんですね。最近ではWOWOWでも放送されたりしていたとか。

ハリウッドのサンセット通り77番地を舞台に活躍する二人の探偵スチュアート・ベイリー(エフレム・ジンバリスト・ジュニア)とジェフ・スペンサー(ロジャー・スミス)のお話ですが、すてきな女のひとがきたりするのがまた好きでした。この手の米ドラにはつきものって感じなのですが、そういう作風、「ピンキーサスペンス」っていうんですね。知りませんでした。ちょっとこれから使わせていただきたい表現です。

参考にしたサイト:
Wikipedia:サンセット77 

本日、似た感じのポスト:
スーパーニッカCM サーフサイド6/ ハワイアンアイ 
http://cm-song-movie.blogspot.com/2010/02/cm6.html

[サンセットつながり]
1.きょうは、ちょっと霞みがかっていたので、夕日がくっきり、とってもきれい。どちらの方角が霞んでいるかににもよると思うのですが、こういう日の夕日は独特の姿をみせてくれます。ハワイでもVOG(火山灰で霞んだかんじ)の強い日は、ものすごく大きなくっきりした夕日を見えることがあるのです。
2.NHK BS2の衛星名画劇場で「アパートの鍵貸します」をかなり久しぶりに観賞。ビリー・ワイルダー監督の作品、またいろいろと観てみたくなりました。そういえば『サンセット大通り』って、まだ観たことないなぁと思ったり。

(投稿:日本 2010年2月23日、ハワイ 2月22日)


にほんブログ村 テレビブログ テレビ番組へ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村

きょうは、NHKFMの「きたやまおさむのレクチャー&ミュージック」、久しぶりに加藤和彦さん関連の番組を聴くことができました。加藤和彦さんと同じ時間を過ごした方々ならではのお話を聴くことができました。

ザ・フォーク・クルセダーズ時代のナンバーや加藤和彦さんの初期の作品を中心に、そして北山修さん作詞、 加藤和彦さん作曲のナンバーなども。

北山修さん、加藤和彦さん作品で初めて聴いたグリーメンの『恋したら』、いわゆるフォークともちがう、ちょうどこの時代の正統派キャンパス・フォークっぽい感じ。

『恋したら』(昭和45年11月発売)作詞:北山修さん、作曲:加藤和彦さん、編曲:葵まさひこさん



グリーメン、メンバーは西村協さん、浅野啓児さん、市川章夫さん。

ザ・クリスティ・ミンストレルズ(The New Christy Minstrels、こちらは人数多いですが)あたりの雰囲気も感じさせます。

ザ・クリスティ・ミンストレルズ(The New Christy Minstrels)『Today』



2月22日(月)分オンエア曲のリストはこちら
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2010-02-22&ch=07&eid=56


来週、3月1日も放送予定、楽しみです。 
http://www.nhk.or.jp/fm-blog/200/36279.html


(投稿:日本 2010年2月22日、ハワイ 2月21日)


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村

きょうは、日曜日ということで、「日曜日は~♪」ではじまる、チャコとヘルスエンジェルのデビュー曲『愛してる愛してない』(昭和48年、1973年9月25日)、また聴いてしまいました。



日曜日はふたりだけで過ごしてみたい
愛している愛してない、答えてほしい

作曲は馬飼野俊一さん、作曲は馬飼野康二さん、馬飼野兄弟の作品。

レコーディングヴァージョン、きえちゃったみたいですけれど、ライブ版がありました。

チャコとヘルスエンジェルは、「ぎんざNOW!」によく出演していた70年代のアイドルバンド。ファンの方たちは「チャコヘル」って呼んでらっしゃるみたいですね。バンドの名まえは、カリフォルニアのバイカー集団「ヘルスエンジェルス」からきているのですね。ちょっとバイカーっぽいファッションできめてるものも多い。

先日から、この辺りのぎんざNOW系アイドルバンドが気になっているのですが、当時、ものすごく好きだったというバンドがいたわけではないので、記憶の中からは正直ちょっと消えてました。でも、この一連の感じ、好きだったのですよねぇ。
最近、YouTubeなどでみているうちに、あぁこんなバンドいたなぁという感じで思い出し(「ぎんざNOW!」はほぼ毎日熱心に視ていたのですが、なにぶん小学校低学年ぐらいでしたので)。

チャコとヘルスエンジェルでは、チャコこと中代雅之さんと天本健さんが、アイドル的に大人気だったようですが、映像をみて「あれっ?」と思った方が...。浅野孝己さん?

調べたところ、やはり!(チャコヘルおよびゴダイゴ・ファンには周知なのかもしれませんが、わたしには発見です)
浅野孝己さん、ゴダイゴの前、チャコとヘルスエンジェルスのギターとして活動してたんですね。(Wikipedia:浅野孝己)浅野孝己さん、ギタリストとしてのキャリアは長い方、しっかりバンドを支えていたんでしょうね。浅野さん14歳から音楽活動をはじめ、日本でかなり早くに12弦ギターを弾いた方とも。(先日の「サーフライダーズ」に続き、動画をみていて気づいた発見!)

チャコとヘルスエンジェルス時代のアルバム収録ソロ、『夏よ恋よ』。当時としては、アレンジがかなり実験的なのでは。



追記:これきえちゃったみたいですね。ライブ版がありました

ちなみに、チャコとヘルスエンジェル『愛してる愛してない』、わが子、小3男子の中でも流行り。どうやら、とっても覚えやすい歌詞とチューン(メロディー)らしく、数週間前にわたしがYouTubeでみていただけで...本人、気がつかぬうちに「愛している~、愛してない~、答えてほしい~♪」と口ずさんでます。

[ネオGS]
日本の音楽界で、「ネオGS」という言葉、いろいろな使われ方をしてますね。GSっぽいサウンドを再現したような80年代後半から90年代初頭のムーブメントにも使われているようですが、わたしは、この辺りのぎんざNOW系のちょっとアイドルなバンドのことを「ネオGS」と呼ぶ方が好きだったりします。実際、後期の日劇ウエスタンカーニバルなどにも出演していましたし。
アイドル的要素と音楽性をということで、アイドル的なメンバーと実力派が一緒に活動していたりすることも多いようなので、この度の発見は、浅野孝己さんでしたが、ほかにもいらっしゃるのかもしれませんね。
意外と昔の歌謡曲などを懐かしむテレビ番組などでもあまり取り上げられないことも多かったりしますが、かなり昭和40年代、50年代な部分です。これからも、ちょっと気にしていきたいなぁと。


チャコとヘルスエンジェルスのファンの方でひじょうに貴重な写真などを掲載したブログを運営されている方がいるようです。チャコヘル、ファンの方はこちらもどうぞ。
チャコとヘルス・エンジェル(愛してる愛してない) http://chaco-hell.cocolog-nifty.com/blog/

(投稿:日本 2010年2月21日、ハワイ 2月20日)


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村



このところフジヤマづいているのですが、最近新たにみつけたフジヤマものは『Fujiyama Yeiyei』。こちらお聴きいただくとわかると思うのですが、あの『ノーエ節』の英語版カヴァー。1970年に発売されたサラ&メロディーの『サウンド・オブ・パシフィック(Sound Of Pacific)』というアルバムに収録されている一曲。

 オパ、オパ、フジヤマ
 オパ、オパ、フジヤマ
 オパ、オパ、フジヤマ
 フジヤマ、イェーイ ♪

「スッカラカン」は日本語を残し「"Sukkarakan" means no money」ているところもナイスですし、ちょっとセルジオ・メンデス&ブラジル'66あたりをも感じさせるようなボッサ仕立てのアレンジと民謡を英語でというコンセプトがすばらしいです!

この曲、このアルバムのアレンジは、赤星建彦さんとなっていたので、赤星さんについてちょっとだけ調べてみたのですが、作曲、編曲家として歌謡曲も手がけ、あのトニー谷さんの「あなたのお名前〜」の作曲もなさってるんですね。これからちょっと気にしていきたいと思っています。近年は、歌謡曲や民謡を通じて認知症に取り組もうというような本やCDをシリーズも出していらっしゃいます。

そして、サラとメロディー、この民謡を英語でというアルバム『サウンド・オブ・パシフィック(Sound Of Pacific)』企画のためにオーディションで選ばれたのだそうです。なかなかすてきなボイス。お二人もハーフで、選考の条件は「日本人と外国人の間に生まれ、歌の経験が特にない美女」という条件だったとか。歌の経験がなかったとはびっくりです。(とっても気になったこの二人のサウンド『サウンド・オブ・パシフィック(Sound Of Pacific)』について調べていてみつけたブログ「音楽に満たされて(世界音楽紀行)」からの情報)

こちら民謡の「ノーエ節」(作詞・作曲:不詳 歌:伊藤満、鏡五郎)



アルバム『サウンド・オブ・パシフィック(Sound Of Pacific)』、2004年にCD再発されているようで、いますごく欲しいと思っている1枚。若干入手は困難なようですけど、あるところにはあるようです。

サウンドオブパシフィック(Sound Of Pacific)
 1.LEGEND FROM RATMAN(ヤギブシ・ラットマン)
 2.SAILORMAN JIMMY(タンチャメ)
 3.FUJIYAMA YEIYEI(ノーエブシ)
 4.LIFE GOES ON(チチブオンド)
 5.THE GIRL NEXT DOOR(ヒエツキブシ)
 6.OLD KISO VALLEY(キソブシ)
 7.ADJUSTIN(ソーランブシ)
 8.NORTH WIND WANDERER(サドオケサ)
 9.COAL MINOR’S SONG(タンコーブシ)
 10.COME DANCE A WHILE(アキタジンク)
 11.SO&SO(サノサ)
 12.LULLABY OF CAMELLIA(ララバイ・オブ・イツキ)

(投稿:日本 2010年2月20日、ハワイ 2月19日)

追:その後、こちらのアルバム入手いたしました。
収録曲、すべてすばしく。赤星サウンドはもちろんのこと、英訳センスが最高です:D


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村

きょうは、朝から「ゴールデン」という言葉が、ちょっと気になっていたので、「ゴールデン・ハーフ・スペシャル」。

「ゴールデン・ハーフ・スペシャル」は、以前にもちょっと触れているハーフのアイドルグループ、「ゴールデン・ハーフ」の第二弾的なグループ、メンバーは、エミリー、リンダ、ナンシー、トミー。「スペシャル」ではあるのですが、ゴールデン・ハーフに比べると活躍度はやや、という感じとも、でも、わたしの記憶にはけっこうしっかり残ってます。1976年にレコードデビュー、最後のシングルが1979年発売だったようなので、その年に解散ということでよいのでしょうか。

嘘みたい!?(作詞:杉山政美 作曲:実川俊 編曲:いしだかつのり)1977年



メンバーのショッピングシーンなどもあるこの映像、モンチッチやピンクパンサーのぬいぐるみがいい感じ!わたしも両方所有しておりました。メンバー全員ブーツ、現在もブーツは人気ですが、当時、大流行でした。小学生だったわたしもお出かけのときはブーツ。

恋のチアガール(作詞:有馬三恵子 作曲:佐瀬寿一 編曲:矢野立美)1976年



こちらは、一年さかのぼったシングル、『恋のチアガール』。チアガール、この頃って、ちょっとしたIVY(アイビー)ブームもあって、アメリカン・カレッジ&ハイスクール・ライフみたいなものが流行だったというのもあるのでしょうか。よく映画を観にいった帰りに日比谷のHIS & HERS SHOP(わたしは、ヒズ・ハーズ・ショップとよんでたのですが)で輸入菓子を買ってもらっては喜んでました。B面『ワタシ宵の口』気になります。

自分の思い出もけっこうかさなるゴールデン・ハーフ・スペシャルなのですが、一番売れたというシングル『月影のドンチュッチュ』(作詞:M.パウエル 作曲:中村弘明 編曲:中村弘明)の動画はどうもないようです。



デビュー曲では、ジョニー・ティロットソンの『キューティー・パイ』をカヴァーでした。なんだか、とってもよく覚えているのですけどゴールデン・ハーフ・スペシャルのものはなし。こちらはオリジナル。



レコードは所有していなかったので知らなかったのですが、『Black is Black』(作詞曲:S.ワディ、T.ヘイズ、M.グラインガー)、『狙撃者』というタイトルで『ハーレム・ノックアウト』(作詞:伊藤アキラ 作曲:中村弘明 編曲:中村弘明)のB面でカヴァーしるんですね。



[ゴールデン]
ちょっと体調をくずしてしまっているので、外出はお医者さんにいっただけなのですが、きょうは、久しぶりにちょっと暖かく、お出かけ日和ゴールデンな感じのお天気でした。この天気と朝一番で聴いた曲の歌詞に"GOLDEN"という言葉があったので気になってしまった「ゴールデン」。英語でも日本語で使われるのと同じく(最近は使わないかもしれませんね)、「特別な」とか「貴重な」、「すばらしい」というような意味。「ゴールデン・ハーフ」、「ゴールデン・ハーフ・スペシャル」など、昭和40年代、ハーフはゴールデンな感じだったのでしょうね。名前の由来はライブを行ったバーからということのようですが、「ザ・ゴールデン・カップス」もハーフ。

(投稿:日本 2010年2月20日、ハワイ 2月19日)


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村

きょう、お昼近くに俳優、藤田まことさんが他界されたという訃報が入りました。息をひきとられたのは、昨日、2月17日のこと。ここ数年、ご病気がちだったようですが復帰をはかられたばかりだったそうですね。反戦への思いも強かったとのこと。あらためて知ることも多いです。

藤田まことさんといえば「必殺仕事人」をはじめとする「必殺シリーズ」の中村主水役で、そのもっと前には昭和37年(1962年)に「てなもんや三度笠」の主人公、あんかけの時次郎役でおなじみでした。

こちらは「てなもんや三度笠」のオープニング、前田製菓のCMからつづき「てなもんや三度笠」、「みなさん、みなさん、おやつを買うなら、あたり前田のクラッカー」。そして、いわゆる番組中CMというものですが、それがコメディに組み込まれており、しかも、生で放送、すごいです。わたしが生まれる以前のものですが、テレビ界の伝説として多くの方々の思い出として語られていますよね。



わたしが、一番思い出に残っているのは、もちろん「必殺シリーズ」ではあるのですが、CMでというとこちら、ムヒでおなじみの池田模範堂のもの。



高校野球をテーマにしたものですが、藤田まことさんのが野球部監督のイメージにぴったりでした。

ムヒが丘にかゆみを止めて
池田、池田、模範堂 ♪

藤田まことさん、かなり前に一度、ハワイでお見かけしたことがあります。ハワイがとても大好きで、滞在中はよくゴルフを楽しまれていたという話を聞いております。わたしが、たびたび行っていたお寿司屋さんおお客さんでもありました。そちらの大将がかなり藤田さんを応援していたので、お店には藤田さんのポスターがいっぱい。こちらがそのお店→ http://kuubcosmetics.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_314e.html

ハワイでちょっと年配のロコのおじさま、おばさまたちになじみがあるのは「必殺」よりも「はぐれ刑事純情派」。KIKUという日本語放送テレビで、よく再放送されていました。たくさんのお茶の間の思い出、ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。

訃報:藤田まことさん76歳=俳優「てなもんや」「必殺」
http://mainichi.jp/enta/art/news/20100218k0000e040068000c.html
藤田まことさん死去:逆境にも涙をのんで仕事人
http://mainichi.jp/select/today/news/20100218k0000e040078000c.html

[仕事]
昨日、胃痛のため、仕事を早退。早退するほどの体調不良ってあまりないのですが、午前中にものすごーくやっかいなことがおきてしまったため(次から次へいろいろありますね)、ちょっと参ってしまったのかもしれません。今朝も、まだ完全に治ってはいなかったので、家から仕事。普段よりはかなりスローペース(ちゃんとそのように申請します)。「仕事が済んだら、仕事だぜ」、がんばります。



いろいろとプロジェクトがあるので明日からは巻き返し、はからなくてはいけません。

(投稿:日本 2010年2月18日、ハワイ 2月17日)


にほんブログ村 テレビブログ テレビCMへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ テレビ番組へ
にほんブログ村



誤報に「ほっ!」。

きょうの午後、アグネス・ラムが交通事故で他界されたというニュースがTwitter(ツイッター)に一斉に流れました。

アグネス・ラムさんは、こどもの頃から憧れの大好きな女性。ファンとして信じたくないという気持ちと、ソースがどうも?という疑問もあったので、どこかからこのニュースを裏付ける情報が欲しいという気持ちがあり、このニュース流れ始めて2件ほど見送り、3件めにコメントつきでRT(リツイート)。ある意味ソースを確かめたいという気持ちもあったのです。(うっかりTweetは1、2度あるのですが、この手のニュースは大抵、他のニュースもチェックしてからRTするようにしています)。

どうしても信じたくないこの二ュース、同じニュースが数件流れてくる中、芸能関係に絶対にくわしいはずの現地撮影コーディネーターにEメールしようかどうしようか、なんて考えながら、英語での検索開始。いろんなキーワードで検索してみたのですが、英語でキーワードサーチをするとひじょうに多くの記事にあたるため、ちょっと困難。Twitter上で現地の方にも応援依頼。どうもそれらしき記事は見当たりませんでした。

いくつものキーワードで試し、「Agnes Lum」と「crush」というワードで検索したところバレンタイン前の初恋ストーリー的な記事が(欧米ではバレンタイン、男女関係なしなので)。アグネス・ラムさんに憧れていた記者10代の頃の初恋物語「Do You Remember... Your First Crush」というもの。

Midlife Crisis:Do You Remember... Your First Crush(2月11日付、ハワイ、ホノルル現地新聞"ホノルル・アドバタイザー記者ブログ、ロドニー・リー氏)
http://midlifecrisis.honadvblogs.com/2009/02/11/do-you-remember-your-first-crush/

記者ロドニー氏のブログ記事の内容は、カラへオ中学校の7年生だったときに、チアリーダーだった2歳年上のアグネスにとっても恋をしてしまったというお話。このお話の途中でアグネスはカイルア高校のチアリーダーというような話にかわっているのですが、学校きってのアイドルへの切ない思い出をつづったものでした(わたしのハワイの従兄弟もどきがカラへオで同級生だったという話を聞いているので、途中で転校したのかな。どちらも、オアフ島ウィンドワード・サイドの街、カイルアにある学校。学年ちょっとわかりづらいかも知れませんが、アメリカでは小学1年生から通しで学年を数えます、中学と高校は公立でもつながってるケースも多いのです)。

もしかして、これ誤訳による誤報では?と思い再びTweet(ツイート)。

ブログのカテゴリーは「Midlife Crisis」、この「Crisis」という言葉や「Crush」という言葉が誤訳による誤報を生んでしまったのではないでしょうか。英語で「Crush」とは交通事故という意味がもちろんあるのですが、「どうしようもなく好きになってしまう」というような意味があるのです。

「なーんだ」って感じかもしれませんが、こういう誤訳ってちゃんとしたものでも時たまあるのですよね。翻訳って、ほんと両方の言語、そして慣用句とかカジュアルな話言葉的表現も知らないとこういうことはおこりがち。日本語の記事元も、現在は謝罪コメントとなっているようです。もともと2ちゃんねるか何かのコメントを元に書かれたようですね。

数時間たった現在でも「えっ?誤報なの?」というコメントが返ってきています。誤報ではないかというコメント、そのままRTしてくださった方も多く、さらにコメントつきでRTされて返ってきたりしています。ネタ元の記事にコメントをとも思っていたのですが、その前に記事を書いた方に伝わったのも、多分RTしていただいたおかげだと思います。ありがとうございました!

まだ、伝わりきっていないかもしれませんが、誤報に「ほっ!」。

前置きが長くなってしまいましたが、「ほっ!」がステキでカワイイ、アグネス・ラムさん出演の昭和50年エメロン・ミンキーのCM。
「髪が~元気になりました~、髪が~元気になりました~♪エメロン・ミンキー新発売♪エメロン・ミンキー~トリートメント」、「ほっ!」。

ここに登場するバス、オアフ島の公共交通機関であるザ・バスの旧型、撮影ロケ地はハワイでですね。

本日、「エメロン」という名の由来を初めて知りました。
「『エメロン』の名前の由来は、「エメラルド」+「ライオン」。女性向けの商品であるため、自社名と宝石の名前を組み合わせ、ブランドネームとした」だそうです。
Wikipedia:エメロン

(投稿:日本 2010年2月18日、ハワイ 2月17日)


にほんブログ村 テレビブログ テレビCMへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村



アメリカから日本に帰国し、約6ヶ月とちょっと経ちました。日本は生まれた国ながら、かなり長い年月を経ての帰国だったので、引っ越したばかりのころはなんだかとまどうことも多いうえ、外人状態で、道でひとにぶつかってしまったときなどにはつい「Oops!Sorry!」などどと言ってしまうことも多かったりしてました。いまは、さすがに「Sorry!」はいわなくなったものの(とっさのときは、まだたまに言っちゃうけど)、ついつい「Oops!」とかって言ってしまいます。きょうも傘たおして、Oops!してしまった。

TwitterでそんなTweetを先日したら、内緒話のとき「ぷすってしますか?」というリプライがありました。「ぷすっ」、アメリカでは内緒話や静かな場所でひとをよぶとき、道でちょっとちょっとというときなどに使う音「pss, pss (プスプス(母音なし))」なのです。数ヶ月ぶりの文字でみた「ぷすっ」、妙にこの「pss, pss, pss, pss」という音が懐かしくなってしまいました。

それ以来、ブレンダ・リー(Brenda Lee)の『スイート・ナッシンズ(Sweet Nothin's)』(1959年)、以前から好きな曲でしたが、最近とってもお気に入り。iPhoneでも前より頻繁に聴いてます。「pss, pss, pss, pss」内緒話、ひみつっぽい感じもかわいくて、そしてサックスとハンドクラップもいい感じ♪


"Sweet Nothin's" (Written by Ronnie Self)

Uh huh honey alright
My baby whispers in my ear (pss, pps, pps, pps)
umm sweet nothin's
He knows the things I like to hear (pss, pps, pps, pps)
umm sweet nothin's
Things he wouldn't tell nobody else secret baby I keep them to myself
Sweet nothin's umm sweet nothin's
We walk along hand in hand umm sweet nothin's
Yeah we both understand umm sweet nothin's
Sittin' in a classroom tryin' to read my book my baby gives me that special look
Sweet nothin's umm sweet nothin's

(サックスとハンドクラップ)

A sittin' on my front porch (pss, pps, pps, pps)
umm sweet nothin's
Well do I love you of course (pss, pps, pps, pps)
umm sweet nothin's
Mama turned on the front porch light
Sayin' come here darlin' that's enough for tonight
Sweet nothin's umm sweet nothin's sweet nothin's

この『スイート・ナッシンズ』、日本では『パイナップル・プリンセス』などのカヴァーが大ヒットとなった田代みどりさんがデビュー曲として歌ってらっしゃいます。田代みどりさんヴァージョン、映像/音はアップできるものがどうもみつかりませんでした。残念。

ブレンダ・リー、幼いころからテレビにも出演したりしていたのですが、レコード・デビューしてからはティーン・アイドル・シンガーとして「ミス・ダイナマイト」ともよばれ幅広い層の方々に人気があったようですね。こちら、その由来ともなったブレンダ・リーが歌う『ダイナマイト(Dynamite)』。12歳のときの映像です。



ブレンダ・リーのオフィシャルサイト http://www.brendalee.com/

きょうは、ちょっといろいろ考えごとしてして頭ぐるぐる。楽しい曲で一日を終わらせたいと思ってます :)

[英語]
いまは、「Oops!」とかいってしまうぐらいですし、動作もなんとなく日本人っぽさを欠いてるときもたまにあり。仕事でも英語を使うことも多いのですが、中学、高校と英語が格別できるというわけではありませんでした。洋楽ロックとか好きだったので英語を勉強できること、中学入るまでわくわくして楽しみにしていたのですが...学校の勉強はあまりにもちがってました。
その当時も、ハワイには頻繁にいってたので、ほんと適当にはしゃべれてたのですが、ちゃんとやったのはおとなになってから。仕事のためにでしょうか。その後、2回めの大学とその後大学院という感じでどうしても必要な方向へ。
いつからやってもやる気と柔軟性があればなんとかなりますね。できないうちは恥をかくことも多いので、そういうプライドとか高すぎない方がよいみたいですけど。そして、まちがえたことをそのままに放っておかないことが肝心なのかもしれませんね。


(投稿:日本 2010年2月16日、ハワイ 2月15日)


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村



きょう、2月15日は、誕生日。誕生日の朝に聴いたのは加藤和彦さんの『Today』(作詞:安井かずみさん、作曲:加藤和彦さん)。
ちょうど、きょうの気分にあったこちらの動画をみつけましたので。加藤和彦さんのすてきな、「時」を感じる3曲。

 今日がまたきている
 時を刻んでいる
 mm Today だれかのバースデー
 ただそれだけの一日
 できればきれいなまま
 箱につめ、しまいたい
 カメリアの香りをそえて
 今日を

毎日、時が過ぎていくのは、とても早く、夜が明けて朝がきて、時を刻んでいるのですよね。そして、もう夜。「できればきれいなまま箱につめ、しまいたい、カメリアの香りをそえて♪」。カメリアの香りをそえて、ちょうど椿の季節です。

この『Today』は、1978年のアルバム『ガーディニア(Gardenia)』に収録されている一曲。デュエットはジャズシンガーの笠井紀美子さん。とってもすてきな歌声、笠井紀美子さんの曲もちょっと聴いてみたい。参加ミュージシャンは、鈴木茂さん、坂本龍一さん、高橋幸宏さん、後藤次利さん、斉藤ノブさんです。ボッサな感じが大好きです。

『Today』のあとにつづくのは『シンガプーラ』(作詞:安井かずみさん、作曲:加藤和彦さん)。今朝も、この曲順だったので、ちょっとびっくりしてしまいました。

『シンガプーラ』、サディスティック・ミカ・バンド解散後のソロアルバム『それから先のことは』(1976年)より。参加ミュージシャンは、ジミー・ジョンソン、バリー・ベケット、ロジャー・ホーキンス、デヴィッド・フッド。このアルバムより後のことですが、初めてシンガポールに行った中学生のころ、加藤和彦さんと安井かずみさんの旅インタビューかなにかでみたスポットを訪れたりしたこと思い出します。

 懐かしいロックンロールがかすれた音ラジオから
 西、東、ぶつかって、いま奏でるハーモニー

 いま陽が沈む、黄色い太陽が
 人生を忘れそうこのアジアの片隅で

 夜をかき消すように青い月の光に
 人生を忘れそうこのアジアの片隅で ♪

アルバム『それから先のことは』、Amazonのコメントによると、「後に、その精神的高貴性は小沢健二に、サウンド面は小山田圭吾に大きな影響を与えたと言われる」とのこと。そうでしたか。

そして最後、3曲めは、岡崎友紀さんの『Do You Remember Me』。

 月日が経つのは早いものだと
 あなたもまたそう思うのでしょうか ♪

ほんと、月日が経つのは早いもの。ほんと、時を刻んでいることは感じるのですが、何年も前なのについこの間のことのように感じることもたくさん(まだ、おとなになれていないような気すらすることも、しばしば)。

『Do You Remember Me』を初めて聴いたのは、まだ加藤和彦さんがお亡くなりになる以前ではあるのですが、そんなに前のことではないのです。たしか去年の6月ごろにBlip.fmでBlipされていたものを聴いたのが初めてでした。聴いた瞬間、「なんてすてきな曲!」と思い、どなたが作詞、作曲なのか調べ、すると昔から憧れていたお二人の作品でした。とってもうれしく思ったこと、いまでも覚えてます。

[歳を重ねるということ]
誕生日を迎え、またひとつ歳を重ねました。自分へのお誕生日プレゼントは最近再版となった加藤和彦さん著の『優雅の条件 (ワニブックスPLUS新書)』。まだ読んだことがない本なので、これから読むのが楽しみ♪

普段あまり歳相応にみられることは、まずないのですが(20歳くらいまでは大人にみられ、その後年相応、26歳すぎてからは実年齢より下。現在は、だいたい5、6歳たいていはそれより少し年下に)、歳を重ねていくということに、なぜかあまり抵抗はないのです。多分、これからもずっとそうなのではないかなぁという気も。

加藤和彦さんを聴きながらではありますが、先日、NHK再放送の「佐野元春ソングライターズVol.5/6」でゲスト、松本隆さんがおっしゃっていたことで、すてきだなぁと思った言葉がありました。
「年齢ほど人間にとって公平なものはないと思う。これはどんなに抗っても一年に一つずつ歳をとっていく」。そして、若ければいいというものではないというような。歳を重ねていくなりの経験があると。「人間って表面は変わるけど、意外と中味は変わってないと思うんだ。だから、あまり年齢とか、大人になったとか、権威とかに誤魔化されない方がいいよ。中味が大事だし、中味は変わらないと思う。」ともおっしゃってました。ここでいう中身とは自分の軸のようなものだと思うのですが、そんな風に感じるとこはよくあります。

それにしても、この一年はいろんなことがありました。去年の今頃はハワイ暮らし、いまこうして日本に暮らしていることはまったく予想せず。それでも、それなりの軸があれば、けっこうどこにいてもなんとかなるものですね。これからの一年はどうでしょう。このところずっといつも変化が多いので。普通は、この歳になればある程度の予測もつきそうなものですが。

(投稿:日本 2010年2月15日、ハワイ 2月14日)


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ

にほんブログ村


本日2月14日は、バレンタイン・デー。バレンタインデーといえばチョコレート、ということで「ショコラータ」。

ショコラータ、桑原茂一さんによりつくられたクラブ、ピテカン・トロプス・エレクトス(原宿)や松山勲さんのライブハウス、インク・スティック(六本木・乃木坂。芝浦の以前)で活動していたグループです。当時、まったく新しいコンセプトでつくられた空間で、カンツォーネやオペラを軸にジャスやファンクなどを織り交ぜた(むしろ逆ですか?)新しい音楽を送り出していたひとたちです。



わたしのショコラータとの出会いは、カセットマガジンTRA(※興味がある方は終わり部分にまとめたTRA過去記事ごらんください)。TRAの何号だったでしょうか、割とはじめのころだと思うのですが、誌面では伊島薫さんの撮ったすてきな写真とカセットテープに収められたショコラータの音楽はとっても感覚にうったえるものがあり、くり返し聴いていたのでした(この号には他のグループも収録でした)。

そして、六本木ウェイブに足しげく参拝する高校生だったわたしは、あまり恐れというものをしらず(いや、十分緊張してました)、とってもおしゃれでおとななピテカンやインクに何度かライブを見に。(ピテカンはサンデー・アフタヌーン・ピクニックというときおりおこなわれるティーンエイジャー枠を途中から設けてくれてました。感謝しています。)恐れより「見たい」、「聴きたい」という思いがまさっていたのでしょうね。

先の映像は、テレビ東京の日立「サウンド・ブレイク」より。曲は、『O'DEL MIO DOLCE ARDOR』、『NINA』、『N/いつかみた青空』。一度みたときに、どこかで絶対みたことあると思ったのですが、ティーンエイジのころの憧れの方々のお名前の中に「サウンド・ブレイク」番組プロデューサー、毛利元海さんのお名前を。よくみたら最後にしっかり、フルハウスとテレビ東京の文字が。再びみることができて、とってもうれしい♪

ショコラータ、1982年に結成、1985年にはメジャーデビュー(ムーンライダーズ、白井良明さんもたずさわってました)、その後しばらくして活動を休止したのですが、「夜のヒットスタジオ」にも出演したのでした。『Sandwichman』。

Cioccolata - Sandwichman(「夜のヒットスタジオ」)



メンバー(敬称略)
かの香織(ヴォーカル)
渋谷ヒデヒロ (ギター)
岡野ハジメ (ベース)
渡辺蕗子 (ピアノ、キーボード)
塚原卓 (サキソフォン)
市川マサズミ (ドラムス)

途中でメンバーの入れ替わりもあり、以下の方々も参加されてました。
寺師徹 (ギター)
横山英規 (ベース)
棚沢雅樹(ドラムス)
古田たかし(ドラムス)

[TRAとか、ピテカンとかいろいろ回想]
ショコラータ、またしても、これ懐メロというものではないなぁと思うのですが、懐かしい&過去記録なので。

毛利元海さん、中学生ぐらいのころから、テレビ人としてすごいなぁと思ってた方なのですが、このショコラータもの、高校生のころの憧れの方々がたずさわってます。その周辺の方々なので当然といえば当然なのですが。オブジェ・アーティストの三上晴子さんやTRAでおなじみアートのミック板谷(板谷充祐)さん、写真家の伊島薫さん。雑誌でみたおのと同じコーディネートのものなどもあるので、ファッションもよく覚えてます。スタイリストは安部みちるさん、ヘア&メイクは風間義則さん、マガジンハウス系の雑誌で活躍(安部みちるさん、「OH!エルくらぶ」などにも出演されてましたが)。あとは、やはり、この映像にお名前は出てきませんが、桑原茂一さん、ピテカン、かっこよかったです!もちろん、その後もみなさん活躍されていますが、当時、それまでとはちがっていた方たち。この辺りは、宮沢章夫氏の講義録「80年代地下文化論」での新人類などについてのお話そのものの感覚なのかなぁと。

ふり返ると高校生のころが一番頻繁にクラブとかに出入りしてたような。学校ではふつうに遊び人系の友だちとも仲良くしていたものの若干趣向が異なり、映画やアート、ファッションの話が弾む友だちは、そこまで音楽どっぷりではなく、ということもあり、何か探しにけっこう外にも出ていってたのかなとも。もう少しぬくぬくした感じも(うまく言い表すのがむずかしい)いいんだけどと思ってたころに、ちょうど音楽とファッション(もう少しベーシックで60年代っぽい)などでかなり盛り上がれるひとたちと交流をもつようになり、夜遊ぶということかなり少なくなったような。「かっこいい」から「スタイリッシュ」に移行?「かっこいい」がスタイリッシュじゃないというわけではなく。いつからが、バブルかという定義にもよるのですが、ちょうどそんなころがバブルのピークであったと思うので、みながお祭り気分で遊んだ「バブル」という言葉がはっきりあてはまるようなころは、あまり夜遊びしてなかったなとも。

なんかうまくまとめられませんが、明らかに、このピテカン周辺は自分の中での大事な思い出であり体験だったなぁと思うのでした。最近は、桑原茂一さん、InterFM「PIRATE RADIO」を毎週聴くのが楽しみです。(桑原茂一さんTwitter: @9moichi http://twitter.com/9moichi

テレビ系に関し、テレ東「サウンド・ブレイク」はかっこよかったなぁとつくづく。テレビ番外地―東京12チャンネルの奇跡 (新潮新書)
、ちょっと前にでている本のようですが、まだ読んだことがないので、これも近々読もうかなと思ってます。

かの香織さんオフシャル・ウェブサイト http://www.caolina.net/
桑原茂一さんDiary http://www.clubking.com/~kuwaharamoichi/D2/index.html
クラブ・キング http://www.clubking.com/

TRA&日立サウンド・ブレイク関連で過去に書いたもの:
ATA TAK レーベル ジャーマン・ニューウェーブ 
http://cm-song-movie.blogspot.com/2009/10/ata-tak.html
メロンの気持ち Corazon de Melon(DE MELON/ 森山加代子/ ゴールデンハーフ/ ローズマリー・クルーニー)
http://cm-song-movie.blogspot.com/2009/12/corazon-de-melonde-melon.html
日立サウンドブレイク 日立CM ゴダイゴ 
http://cm-song-movie.blogspot.com/2009/06/cm_19.html
(投稿:日本 2010年2月14日、ハワイ 2月13日)


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村


日本に帰ってきてから、特になのですが、やっぱり富士山ってすごい存在だなぁと思います。日本人にとって、特別なものであることはもちろんですが、海外でも「日本について知ってるものはなんですか?」という質問をしたら、答えの中には「FUJIYAMA」というのがあるはず。

海外でも知られる富士山の曲といえば、『FUJIYAMA MAMA』。もともとアメリカの曲ではありますが、日本でも「富士山」逆輸入でカヴァーされています。このところ、いろいろな方のバージョンを聴いてみたりしていたのですが、カヴァーの歌詞にいろんなヴァージョンがあったり、オリジナルの歌詞自体にも興味をもったので、英語でのものとともに、日本でのカヴァーをちょっと集めてみることにしました。

まずは、英語のものから。アメリカ、そして日本でも大ヒットとなった、多分一番ポピュラーだと思われるロカビリーなワンダ・ジャクソン(Wanda Jackson)のもの。この動画はベティ(Betty Boop)がとってもかわいくてセクシーで、先日みつけて大好きになっちゃいました。
Wanda Jackson - Fujiyama Mama(Animation: Betty Boop)(1957年)



オリジナルは、アニスティーン・アレン(Annisteen Allen)。アレンジがアジアを感じさせますよね(ちょっとチャイナっぽいような気も)。こちらもアメリカでは大ヒット。
Annisteen Allen - Fujiyama Mama(1954年/ 1955年)



『FUJIYAMA MAMA』、ちょっとはじけた魅力的をもつ女性が自分のことを歌っているものですが、あらためて聞くと、歌詞の内容ちょっとすごいです。作詞、作曲ともにアール・バローズ(Earl Burrows)。

 I've been to Nagasaki Hiroshima too
 The same I did to them baby I can do to you
 Cause I'm a Fujiyama mama and I'm just about to blow my top
 Fujiyama-yama Fujiyama
 And when I start erupting ain't nobody gonna make me stop

 I drink a quart of Sake smoke dynamite
 I chase it with tobaccy and then shoot out the light
 Cause I'm a Fujiyama mama

 Well you can talk about me say that I'm mean
 I'll blow your head off baby with nitroglycerine
 Cause I'm a Fujiyama mama...

 Well you can say I'm crazy stone deaf and dumb
 But I can cause destruction just like the atom bomb
 Cause I'm a Fujiyama mama
 I drink a quart of Sake

終戦から10年ちょっとで、これを受け入れられた日本もすごいというか寛容というか。もっとも日本でのカヴァー、日本語の歌詞の内容は少しかえられてますけれど。

細野晴臣 - フジヤマ・ママ/FUJIYAMA MAMA(1978年)



わたしが、初めて聴いた『DUJIYAMA MAMA』は、細野晴臣さんの名アルバム『はらいそ』(1978年)に収録されているカヴァー。こちらは、ほとんど英語なのですが、「I」が「You」にかえられており、「FUJIYAMA MAMA」に向けて歌っているという設定。「フジヤマ・ママ」が歌う部分は日本語。このころの細野さんの感じ、いまでもやっぱり大好きです。

 あたしゃ名物、フジヤマ・ママ
 雪より白い素肌に秘めた熱いマグマ
 思い込んだらフジヤマ、ヤマ、フジヤマ
 火山のようにバンと火を噴く燃える~
 フワフワフワ ♪

沢たまき - フジヤマ・ママ(1958年 C/W「ロッカチッカ」テイチク)



沢たまきさんも歌ってらっしゃったんですね(演奏はバッキー白片とアロハ・ハワイアンズなのかな)。こちらの歌詞は横浜が舞台、内容はけっこう異なります。訳詞というか作詞はどなたなのかちょっとわからないのですが、このヴァージョンの詞もなかなかすてき。おなじみのフレーズは「フジヤマ、ヤマ、フジヤマ~♪」ではなく「フジヤマ・ママ、フジヤマ~♪」です。後半の英語の歌詞はオリジナルのままです。

 横浜港の街角で
 初めて出会った、あの時、あの人
 フジヤマ・ママだよ
 忘れちゃいやよ 
 フジヤマ・ママ、フジヤマ
 思い出したら
 ちょいとお話しましょう

雪村いづみさんも歌ってらっしゃるようなのですが、こちらで聴けるものが残念ながら。CDは発売されてます。細野さんヴァージョンの日本語詞はこちらがベースとなってるようです。英語はオリジナル同様、日本語詞も「サケ」や「ナガサキ、ヒロシマ」は出てきませんが、オリジナルと内容に近いですね。 訳詞は井田誠一さん。
雪村いづみ - フジヤマ・ママ(1958年 ビクター)


(当時のEPジャケットとは異なります)

 あたしゃ名物、フジヤマ・ママ
 雪より白い素肌に秘めた情熱のダイナマイト
 思い込んだらヒヤッ、
 火山のようにバンと火を噴く燃えるロック

 一度火がつきゃ誰がなんと言って
 止めようが歌って踊ってわめいて暴れて
 手がつけられないヒヤッ、フジヤマ、ヤマ、フジヤマ
 雲の上まで上がる炎だ恋だオールライト~♪


最近ではぺティブーカさんというデュオがカヴァーされてるんですね(最近でもないですか)。
Petty Booka - Fujiyama Mama (1998年)



[富士山]
Twitterでも富士山に関するTweetの多い少ないで天気がわかるというほど(関東地方が中心ではありますが)、富士山は日本人にとって特別な存在ですよね。江戸のころの北斎の浮世絵もですが、ずっとずっと昔から、絵画や歌の題材となり、信仰の対象でもありました。海外でも、その美しさは知られ、日本観光の人気スポット(富士山そのものというより富士が美しく見える場所でしょうか)。「富士山」、日本では「ふじさん」と読む方が比較的多いのではないかと思うのですが、海外では「フジヤマ」という呼び方が一般的ですね。「FUJIYAMA」は、いまでもとってもエキゾチックな存在。

(投稿:日本 2010年2月13日、ハワイ 2月12日)


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村






このところブレッド&バター関連でちょっと探しものをしているのですが、そんな中で「あぁ、これもそうだった」というものに出会いました。

Le Mistralの『青い地平線-ブルーホライゾン』(作詞:Linda Rheeさん&なかにし礼さん、作曲・編曲:筒美京平さん)、TBSの「おはよう700」の『キャラバンⅡ』、アフリカから東京7000キロでのヨーロッパ編で使われた曲です。Le Mistralとは、この曲のシングルのみで使われているブレッド&バターの別名義なのですね。当時、すでにブレッド&バターという名前で活動されていたのですが、どういう経緯で「Le Mistral」になったのかはちょっとわからずです。その後、ブレッド&バターという名前でのアルバムにも収録されてますね。

「おはよう700」の『キャラバンⅡ』、トヨタの車で世界を走るという企画コーナーだったので、前身の『おはよう720』時代の1975年から番組終了の1980年まで続いたもの。いまから考えると壮大な企画ですね。

番組のキャスターは、五木田武信さん、奈良陽さん、見城美枝子さんでした。ちょうどこの動画をみつけた翌朝、昨日、『おはよう720』の方のやりとりをTwitterでみかけましたw。

キャラバンⅡディスコグラフィー:
「おはよう720~おはよう700」の『キャラバンⅡ』ディスコグラフィーを記録されている方がいらっしゃるようです。かなり懐かしい感じ。
http://www.motobayashi.net/tv/caravan2/index.html

[ブレッド&バター、題名が思い出せない曲]
ブレッド&バター、一昨日からうたの中のある部分、歌詞もしっかり覚えているのに思い出せない気になって仕方ない曲があるのです。歌詞の中にはボラボラ島とかでてくるのですが、おぼえてる部分は2箇所。

カリタで淹~れたあなたの好きなコーヒー、ふ~たり分
お~いしい、恋しい、あ~いたい~♪
というのと
ボラボラ島~へつれていっ~てあげるよと...♪

とこんな感じなのですが、ブレッド&バター、かなりの曲数うたってらっしゃるのでチェックにちょっと手間取りつつ、なんかなさそうなんですよね。気になります。おわかりになる方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。

こちらはカリタについてのTweetがあってから頭の中に...。(『青い地平線』、そもそもこの検索をしていてみつけ&思い出しです)

(投稿:日本 2010年2月12日、ハワイ 2月11日)


にほんブログ村 テレビブログ テレビ番組へ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村

CDはもちろんアナログでも所有してないけど、また聴きたいっていう入手困難なアルバムはけっこうあり、小林泉美さんの『夏・NUTS・夏(NUTS NUTS NUTS)』(1982年)は、そのひとつ。当時、レンタルレコード屋さんで借りて聴いたものなのですが、録音したテープも今やなし。思い出すことが多い、「買っておけばよかったなぁ」というアルバムです。

先日、またこのアルバムを思い出してしまったので、いまでも聴ける2曲を。

『Feeling Free』(作詞:地恵子・シュナイダー、作曲・編曲:小林 泉美)



『Rolling Stone』(作詞:地恵子・シュナイダー、作曲・編曲:小林 泉美)



小林泉美さんといえば、高中正義さんとの活動や『うる星やつら』の主題歌なども(これはこれでいつかまとめたい)。そして、小林泉美&Flying Mimi Band、パラシュートも。小林泉美としてのソロでは数枚アルバムをリリース。

『夏・NUTS・夏(NUTS NUTS NUTS)』で一番気に入ってた曲は、『コーヒー・ルンバ(Coffee Rumba/ Moliendo Café)』。残念ながらYouTubeなどにはないのですよね。いまでも頭の中で再生できるぐらい、このアルバムに入っている小林泉美さんバージョンの『コーヒー・ルンバ(Coffee Rumba)』が大好きなのですが...

*収録曲リスト*
A面:
1.Evening Shower   作曲・編曲:小林 泉美
2.After The Rain   作曲・編曲:小林 泉美
3.Feeling Free    作詞:地恵子・シュナイダー 作曲・編曲:小林 泉美
4.Love Game      作詞:地恵子・シュナイダー 作曲・編曲:小林 泉美
5.夏         作曲・編曲:小林 泉美
B面
1.Coffee Rumba    作詞:中沢 清二 作曲:J.MANZO 編曲:渡辺 モリオ
2.Dance F       作曲・編曲:小林 泉美
3.Rolling Stone    作詞:地恵子・シュナイダー 作曲・編曲:小林 泉美
4. QUIET EXPLOSION   作詞:地恵子・シュナイダー 作曲・編曲:小林 泉美    

[ハワイ幻の銘菓、まさる]
このアルバムをまたむしょうに聴きたくなった理由は「まさる」。「まさる」とは、マカデミアナッツ入りのライスクリスピーでできた軽めのおこしなのですが、これがホントにおいしいのです!けれど、かなり入手困難。「まさる」をはじめて食べたのはロコの友だちからわけてもらったとき。どうしても、また食べてみたくなり、パッケージをたよりに製造元に電話(この後の作業は、わたしの手を離れひとまかせに。購入メンバーあつめたり、他の方に移行)、オーダーを入れ注文製作していただいたのです。作っている方のミドルネームがまさるさんなので「まさる」、どうも副業らしく大量につくれないとか。

お店ではめったにお目にかかることができない、幻の銘菓「まさる」、先日、ハワイ幻の銘菓「まさる」に関するポストがTwitterであり、「まさる」食べたし、『夏・NUTS・夏(NUTS NUTS NUTS)』聴きたし。こちらにもあげた『Feeling Free』、「ハワイにきたのはいいけれど~♪」で始まり、男のひとの名前が。「まさる」ではないのですが、なんとなく思い出してしまって。

まさるは、こんな感じ。


(投稿:日本 2010年2月11日、ハワイ 2月10日)


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村

わたし、ボサノバは大好きなのですが、ソニア・ローザさん(Sonia Rosa)について、つい2~3週間前まで知らなかったのです。初めて聴いた瞬間、その甘い歌声とちょっと危うくかわいい雰囲気にすっかり。ソニア・ローザさんってどんな方なのかなぁと思い早速検索!

わぁ、DJ TAROさんのお母さまなのですねぇ、びっくり。たしかに、とってもよく似てらっしゃいますが。あっ、大野雄二さん(ルパンの曲なども手がけるジャズ・ミュージシャン)とも一緒に活動されたりしていたんだぁ、とますます気になり。それから、少しづつではあるのですが、ソニア・ローザさんの曲を聴いてみています。

昨日、聴いた『Socorro Taro! (Help Me, Taro!)』、かわいらしくって、またもや大好きになってしまいました。この「Taro」とはもちろんDJ TAROさん。大野 雄二さんプロデュースのアルバム『Samba Amour』(1979年)に収録されている一曲。




アルバム『Samba Amour』(1979年)

当時、まだちいさかったTAROさんがスキャットで参加しているのです。ポルトガル語はわからないのですが「Papa」という言葉も入っているような気がしますし、Socorro Taro! (Help Me, Taro!)とお母さんから息子に歌いかけているような感じですよね。曲の最後のやりとりがなんとも言えなくほほえましくって :)

T:「あぁ、ママ、うまくいったねぇ」
S:「うまくいったよぉ。よかった」
T:「じゃ帰りましょうか」
S:「うん、そうしよう。おなかすいた?」
T:「おなかすいたねぇ、とんかつ食べにいこうかぁ」 :)

この曲聴いた昨夜から、お店でとんかつ食べたくなっちゃいました。きょうのお昼もたべたいなぁと思ったのですが、やっぱりこどもと一緒にいきたいな、と思い(ちょうどミーティングを兼ねたランチの誘いも)、近いうちにどこかにおでかけしたときにでも。

こちらは、ソニア・ローザさんを知ったステキな曲、『モーニング・コーヒー(Morning Coffee)』(1970年)。



1969年に来日し、70年代を中心に日本で活動されていたソニア・ローザさん、、子育てに専念し、しばらくの間音楽活動は休止されていたようですが、2006年に、DJ TAROさんプロデュースでアルバム『DEPOIS DO NOSSO TEMPO』をリリース。

DJ TAROさんTwitterもされてますよね。DJ TARO (@DJ_TARO): http://twitter.com/DJ_TARO Ustreamを使ったDJならぬVJもされてます。

ソニア・ローザさん&DJ TAROさん関連:
DJ TARO (公式サイト) http://www.djtaro.net/
81.3 FM J-WAVE : DJ TARO plus STAFF blog : [M+] MUSIC PLUS:J-WAVE
http://www.j-wave.co.jp/blog/mp_staff/

(投稿:日本 2010年2月10日、ハワイ 2月9日)


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村



バレンタインにはバラの花というイメージがあるので、わたしにとって、2月はROSEな感じの月です。日本だとバレンタイン・デーというのは女性が男性にチョコレートなどをプレゼントする日ですが、アメリカ、そしてヨーロッパなどでは男女関係なくプレゼント。むしろ男の方がプレゼントするという方がどちらかというと多く、その代表的なプレゼントがバラの花。きょう、ハワイでお花屋さんにつとめている友人と電話で話したのですが、今週はかなり忙しそう。

そして、バラといえば、布施明さんの『君は薔薇より美しい』、門谷憲二さん作詞、ミッキー吉野さん作曲・編曲の名曲です!1979年カネボウ春のキャンペーンCMソングだった、こどもの頃から大好きな曲。「あぁ~あぁ~君はぁ~、かわったぁ~~~」のあとの「ハァーゥ!」も好きなんですよね。

この映像、NET、テレビ朝日の「ベスト30歌謡曲」からのもの。蟇目良さん、司会でした。蟇目さんの頃は、女性司会は研ナオコさんだったのですが、この回は山口百恵さん。

オリビア・ハッセーさんと布施明さん、いまは別々の人生を歩まれていますが、このCMがきっかけで結婚なさったのでした。ロンドン-東京同時発売というのがスペシャルな感じ。



1979年 カネボウ オリビア来日予告、「春二アイマショ」。



[ハワイでのバレンタイン]
欧米でのバレンタインについての記述で、義理チョコは日本だけの習慣というような記述を目にしますが、そんなこともないのではないかなぁと。ハワイだけでなくメインランドなどでもそうだと思うのですが、恋人同士はもちろん、家族(親子含む)、クラスメート(幼稚園や小学生のケースでは全員、男の子同士、女の子同士も)でもカードやキャンディー、チョコレートなどをプレゼント交換。職場でも、プレゼントいただいたりします。そういう場合は、花束ではなくバラ一輪だったりするのですが、お花をもらうのはとってもうれしい♪

でも、大切な人には大きな赤いバラの花束ということなのですが、なぜか直接わたすよりサプライズ!って感じで職場にお花屋さんからお届けというパターンが多いのです(パターンになってしまっているのでサプライズではないのですが)。そしてこの花束、花瓶ごとだったりして、大きなバルーンとかついてたりするのです。以前、そのお花とバルーンを職場に飾ったままかえったスタッフがおり盗難侵入対策の警報機(バルーンに感知)がなってしまったというちょっとしたアクシデントも..。今年は週末なので大丈夫でしょう。

こどもたちが交換するかわいいハート型のキャンディー、味は???...。こどもたちもあまり食べないのですが、メッセージとかわいさでいつの時代も定番です。



日本でお勤めしていた若いころ、この曲、カラオケ定番だった方もいました。とってもお世話になったので帰国後、電話はしたのですが、いまだご挨拶に伺えてません。近いうちに、必ずご挨拶に伺うこと_φ(・_・ 。

(投稿:日本 2010年2月8日、ハワイ 2月7日)

『君は薔薇より美しい』、演奏はゴダイゴなのですね。ミッキー吉野さん曲ではありますが、すこし前に、この演奏の件、知りました。
ということで、レコーディング・ヴァージョン。

(追記:2011年5月)




にほんブログ村 テレビブログ テレビCMへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村



ザ・ピーナッツ、英語だけではなくドイツ語でも歌っていたのですね。1964年から67年にかけてドイツでシングルをリリースしていたそうです。そのうちの2曲、ドイツでのテレビで放送された動画をみつけることができました。

『Fudschijama Moon』(作詞:W.Raschek、作曲:Christian Mondstein)と『Happy Yokohama』(作詞:Kurt Hertha 作曲・編曲:Heinz Kiessling)演奏は、どちらもHeinz Kiessling Chor und Orchester。タイトルや題材は、いかにも当時の海外の方々が想像する日本という感じなのですが、ポップでかわいらしい曲。まさにタイトルどおりハッピーにさせてくれる曲です。ドイツ語では富士山(フジヤマ)"Fudschijama"と表記するんですね。

追記:こちらのテレビ映像、なくなってしまったようですが、ドイツのテレビ番組出演、別の映像がありました。
(追加:2011年3月27日)

The Peanuts - Wo ist der Boy?(1965年)
バックの美術のニッポン?感が、この時代らしいですね



この時代、コニー・フランシスをはじめとし、アメリカでもポップス界の方々がいろんなお国の言葉で歌うということがブームだったようですね。それだけ、ポップスが世界中で人気だったということであり、ある意味、英語が普遍語という認識がいまよりは強くなかったのかもしれません。

ザ・ピーナッツ、そんな中で日本人としていち早く海外へ。きっと日本人でポップスを歌える歌唱力があり、双子でかわいいというところもうけたのでしょう。オーストリアのテレビ番組「カテリーナ・ヴァレンテ・ショー」、アメリカでは「エド サリバン ショー」「ダニー ケイ ショー」に出演。そのほかにおドイツ、オランダ、スイス、オーストリアなどでテレビ出演やレコーディングを行ったとのこと。

ドイツ語によるシングル曲(A面/B面)16曲と英語の曲を集めたCDアルバム『Souvenirs Aus Tokio』というものが発売されてるということをしりました(数年前にNHKの特番でも紹介されたのだそうですが知りませんでした)。『Nagasaki-Boy』、長崎は日本で知られている地名ということでなのでしょうね。『Bye, Bye Yokohama』というのもあるので、ヨコハマ・ソングは2曲。わたしとしては、『Hey Kap Ten, Fahr Nach Hawaii』という曲もかなり気になります。

アルバム収録曲:
1.Souvenirs Aus Tokio/2.Happy Yokohama/3.Wo Ist Der Boy, Den Es Zweimal Gibt/4.Hey Kap Ten, Fahr Nach Hawaii/5.Heut ' Abend/6.Nagasaki-Boy/7.Ein Weibes Pony/8.Schwarzer Peter/9.Liebe Kann Man Nicht Beschreiben/10.Hallo Liebe, Bitte Melden/11.Aha/12.Ein Weibes Schiff/13.Bye, Bye Yokohama/14.Fudschijama Moon/15.Golden Town/16.Zuckersuss Wie Ananas/17.Augen Hast Du Wie Kakao/18.Peanuts Hit Medley/19.Volkslieder Medley/20.Hits A Go Go Medley/21.Peanut Vendor/22.Cuando Sali De Cuba/23.Vivre Pour Vivre/24.Sentimental



海外での活動はこちらのサイトを参考にさせていただきました。2010年4月30日には51周年ベストアルバム「THE PEANUTS “THE BEST 50-50”」も発売されるそうです。
キング・レコード:ザ・ピーナッツ http://www.kingrecords.co.jp/thepeanuts/index.html

(投稿:日本 2010年2月8日、ハワイ 2月7日)


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村