先日に引き続き、昨日も、キングレコードの童謡レーベル、レオンちゃんレコードというシリーズから、こどものころに大好きだった曲を聴いてみました。
おしょうさん小僧さん:
うた:武下亜登子 作詞:松坂直美 作曲:長谷川賢二 演奏:キングオーケストラ
『ちんねんさん』同様、「小僧さんもの」。昔話などでもそうなのですが、こどものころ、小僧さんものが妙に気になっていたようですね。こうして童謡の題材となるというあたりからして、きっと多くのこどもたちがそうだったのではないかと。「小僧さん」はこどもになんとなく愛着心や共感を覚えさせる存在だったのかもしれません。「ポクポクポクポク、なーむなむなむなんまいだぁ~♪」というあたりが大好きで。
のんきなブーちゃん:
うた:宇都宮慶子 作詞:田中一郎 作曲:長谷川賢二 演奏:キングオーケストラ
『のんきなブーちゃん』、ぶたのの親子の休日をうたった曲。この歌の主役は、こどもではなく、お父さん。「ア~リャアリャリャ」後のお父さんの「どうしたら」が、なんともいえずほのぼのと。
大好きな2曲、無意識に選んだのですが、作曲がともに長谷川賢二さんという方だということに気づきました。わたしのもっているレコードの中では他にも数曲、編曲を手がけているものもあり、長谷川賢二さんについて調べてみようと思ったのですが、ネット上では情報があまりないのです。
これは、『のんきなブーちゃん』、作詞の田中一郎さんに関しても同じく。音楽関係では、別の田中一郎さんのものは多いのですけれど。Wikipediaにいたっては「田中も一郎も日本人の名前としてはよくあるものなので、この名前を持つ人物は他にも数多く存在する」という説明が。
『おしょうさん小僧さん』作詞の松下直美さんは、橋本国彦さんとの作品も(橋本国彦さんはまたそのうちにまとめたいと)。
童謡系の方に関する著述は、本が中心なのでしょうね。それも、あまり多くはないかもしれません。一般に知られている作詞家、作曲家以外では、レコード会社専属だったりする方もいらっしゃるような感じもします。
歌手では、武下亜登子さんの情報が。
童謡系でありながら、ちょっとちがった味もある武下亜登子さん、浅丘ルリ子らと雑誌モデルとしても活躍していたんですね。8才頃からキングレコード所属童謡歌手として歌い始め、テレビ開局に伴いNHK専属となり「リズムは踊る」にレギュラー出演していたそうですね。いまではシャンソンなどを。今度、童謡以外のものも聴いてみたいと思います。
それにしても、長谷川賢二さん気になります…。
(投稿:日本 2010年5月12日、ハワイ 5月11日)
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