笠井紀美子さん初期、世良譲トリオとのワーク、ザ・モダン・プレイング・メイトによるアルバム『ザ・モダン・プレイング・メイト』が数日前に届きました。「ザ・モダン・プレイング・メイト(世良譲トリオ・イントロデューシング・笠井紀美子)」とあるように世良譲さんを中心とした世良譲トリオ(メンバー、ピアノ:世良譲、ベース:栗田八郎さん、ドラムス:ジミー竹内)が笠井紀美子さんのスキャット中心のボーカルをエスコート、ボサノヴァとジャズがほどよくミックスされたとってもすてきなアルバム、1967年の作品。パーカッションでは、コンガで池田晴紀さん、ボンゴで川原正美さんが参加、山倉たかしさんがアレンジ。阿吽の呼吸、息の合ったレコーディングを感じさせるジャケットもかっこよく、センス溢れる1枚です。

全ての曲がすばらしいので、数曲の音とそれぞれのナンバーについて記しておきたいと思います(*印が笠井紀美子さんのスキャットもの)。

1(A-1)ソー・ダンソ・サンバ*:
「ジャズ・サンバ」ともいわれる『ソー・ダンソ・サンバ(SO DANCO SAMBA)』、アントニオ・カルロス・ジョビンのカヴァー。「ただ踊るだけ」という意味のわたしも大好きなナンバーです。イントロのアレンジも最高にかっこよく、笠井さんのビタースイートなスキャットが効いたスタイリッシュなヴァージョン。

2(A-2)枯葉:
ジョセフ・コスマ作曲のジャズおなじみのナンバー。こちらの曲、わたしが最もなじんでいるのは、ビル・エヴァンスのものですが、こちらも世良譲さんのピアノの魅力あふれ、「クールな」感じのアレンジ。世良さんのピアノ、いいですね。

3(A-3)キャント・ゲット・オーヴァー*:
すてきなボッサ・ナンバー。パーカッションがサンバムードをもりたてつつ、洗練されたピアノが、クールサマーな都会のサンバといった感じですね。



4(A-4)デイ・バイ・デイ*:
こちらも大好きな曲のカヴァー。サミー・カーン、アクセル・ストーダール、ポール・ウェストンの作詞、作曲もの。フランク・シナトラやアストラッド・ジルベルトなどがおなじみですね。こちらのアレンジは、ちょっとけだるさを残しつつも大人なライト感覚。すべてスキャット仕立て。

5(A-5)不思議な国のアリス:
おなじみディズニーの『不思議な国のアリス』のテーマ。ビル・エヴァンスのピアノ演奏などでもありますが、ザ・モダン・プレイング・メイト版はドリーミングなピアノとベースのからみが最高にすてきです。

6(B-1)いそしぎ*:
エリザベス・テイラー、リチャード・バートンの映画『いそしぎ』のテーマでもある同名曲。いろいろな方がカヴァーされていますが、ザ・モダン・プレイング・メイトらしさ(だんだんわかりかけてきていますw)が感じられるヴァージョン。ちょっとおさえたパーカッションがよい感じ。

7(B-2)アイ・ラヴ・パリ:
最高のパーカッション!ベースのリズムとピアノのスウィング、軽やかなドラミング、まさにごきげんなアレンジ。いままで聴いてきた同曲のさまざまなヴァージョンの中でもこちら、かなりお気に入りになったヴァージョンです。

8(B-3)ケメコ*:
ご自身の愛称、「ケメコ」をタイトルにした笠井紀美子さん作曲の『ケメコ』。当時の歌謡曲を洗練させたようなメロディーライン。栗田八郎さんのベースで始まるイントロがとにかくかっこいい。



9(B-4)サマータイム:
ワルツのリズムに山倉たかしさんがアレンジしたという『サマータイム』、こちらもピアノとベースのからみがすばらしく、かなりグレードの高いワークですね。世界レベルでもと言って過言ではないと思います。

10(B-5)ホワット・アイ・セイ:
レイ・チャールズでおなじみのゴスペルナンバー『ホワット・アイ・セイ』。世良さんのロックでジャジーなピアノがかっこいい!!すべてすばらしいこのアルバムの中でも、とりわけ気に入ってます。



当時21歳の笠井紀美子さんすばらしいです。その後も「スイングジャーナル」の女性シンガー部門で7年間もトップの座を獲得していたというのも納得なボーカル・ワークです。
新しいライナーノーツでは原田和典さんが、笠井さんのスキャットを伊集加代子さんと比較し、伊集さんが「ピュアでクリアな直情型とすれば、笠井のそれにはどこかビタースウィートなけさるさがあり…」と述べてらっしゃいますが、そう、まさしく「ビタースウィート」!
先日とりあげたアルバム『TOKYO SPECIAL』ではプロデュースもされていましたが、クリエイティブ側のワークもこの21歳の頃からすでに始まっていたのですね。現在はアメリカ西海岸でジュエリーデザインをされてるようです。

そして、世良譲トリオ、最高です。栗田八郎さんと世良譲さんは白木秀雄クインテットでも一緒だったんですね。ベースとピアノの息がぴったり。原信夫シャープス&フラッツ、小原重徳&ブルーコーツ、鈴木章治とリズムエース、渡辺晋とシックスジョーズなどで得たセンスがさえるジミー竹内さんのドラムスも。

購入を決めた時点でこれは間違いなくお気に入りアルバムになるはずと確信していましたが、思っていた以上にすばらしく。いま聴いてもおしゃれなサウンド、各メンバーの個性とセンス、そして、あらためて日本のジャズのレベルの高さを感じました。

(投稿:日本 2010年7月29日、ハワイ 7月28日)


にほんブログ村 テレビブログ テレビCMへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村

きょうは、ご近所の気になりビルディングに関してのサーチから始まり、ネットで散歩。建物に関する発見にとどまらず、気になることは続々と、そしてわたしの中は好きなもの、好きなひとがつながりつながりで、そして、永井荷風もキーであったというちょっと楽しい散策になりました。

スタートしたのは、こちらのビル。いつも近くを通って眺めては気になっていた建物です。

昨日ふれた永井荷風と坂道散歩:日和下駄/ 暗闇坂むささび変化コース沿いと言ってもよい、暗闇坂(暗坂)近くにあるビルディング。永井荷風の旧居と小泉八雲の旧居の間ぐらいでしょうか。

アールデコを思わせるようなサンライズの文様、すっきりとした流線型の窓まわりの意匠、ガラスタイルと気になりどころ満載。


どういう訳か手入れがあまりされてなく、でも、マンションのよう、いつか調査をと。

現在、営業はしていないのですが、「スナック、ステージ・ドア」もかなり気になる感じなのです。
昨日の続きでもある周辺サーチ、ビルの名前が「リドー住吉」ということはわかっていたため、ネットでこの建物についての情報探すことができました。
2つほどくわしいブログをみつけました。
TOLLE ET LEGE 屋根裏の備忘録:梵寿綱巡り4:リドー住吉

retour&Retour:曙橋界隈からワンルーム

リドー住吉についての発見:
-日本のガウディとして知られる梵寿綱設計の建造物。まだ、梵寿綱と名乗る前のもので、以後の作品よりすっきりとしたデザイン。
-1969年当時(おそらく建設年)、賃貸で千葉真一さんと谷隼人さん、他に当時の流行歌手ひとり住んでいた

追記:2011年4月26日
ムッシュも住んでたとかって話も、きょう、聞きました。でも、確定情報ではないかも。

1969年で、千葉真一さんと谷隼人さんといえば!先日も「アラッポ・カーロの備忘録:TBS土曜9時アクションドラマシリーズ ~ キーハンター その他 ~」で話題となっていたイカしたアクションドラマ「キーハンター」です。年代もまさに。

キーハンター・オープニング:「非情のライセンス」作詞:佐藤純弥 作曲:菊池俊輔


そして、「キーハンター」『非情のライセンス』で忘れてはいけないのは、野際陽子さん歌う、エンディング・ヴァージョン。
作詞:佐藤純弥 作曲:菊池俊輔


なんか、すごいです「リドー住吉」!と同時にあの普通じゃないかっこ良さからしてやっぱりという感じも。
そして、「キーハンター」、千葉真一さんと野際陽子さん、ジャワカレー夫妻ということで。

千葉真一&野際陽子:ジャワカレーCM(1976年):
いまは別々の人生を歩まれていますが(1973年結婚、1994年離婚)、千葉真一さんと野際陽子さんといえばやはりジャワカレー。


「キーハンター」で野際陽子と川口浩さんとなると、やはり川口アパートか、ということで…新宿区、曙橋エリアから文京区春日まで、ネット散歩。「川口アパート(KAWAGUCHI APARTMENTS)」は、1965年築、という川口松太郎氏(大映の重役で第一回直木賞作家、妻は女優三益愛子さん)が作られた高級マンション。川口松太郎さんといえば、川口浩さんのお父様、そして、こちらには野際陽子さんもお住まいだったのですよね(2005年のKai-Wai 散策:カワグチ アパートメントには「現在もお住まい」と。いまはどうなんでしょう)。

水曜スペシャル:川口浩探検シリーズ、オープニング


現在の川口アパートってどんな感じなのだろうとチェック。

retour&Retour:「川口隊長ーー」懐かしいですね~、春日2丁目から昭和モダニズムを紹介します
こちらの情報、おもしろいし、すてきな物件いっぱいですね。川口アパートの中はじめてみることができました。

そして、川口アパートは、憧れ、憧れの安井かずみさん、そして加賀まりこさんもお住まいになっていたという、スーパーモダンで、キャンティなアパートメントです。野際さんもキャンティ族なお仲間。

かっこいいですね。すてきな古さはいかして、ちょっと便利改装して住んでみたいです。

安井かずみ:POUR QUOI(プール・コワ):アルバムZUZUより
作詞:安井かずみ、曲:かまやつひろし、編曲:井上孝之
アルバム ZUZUについては以前にも、安井かずみ アルバム ZUZU Pour Quoi (プール・コワ)/ わるいくせで書いていますが、『POUR QUIR』、わたしにとってとっても安井かずみさんを感じる曲なのです。散歩中にこの曲を聴くのも好きです。


仲良しでキャンティ仲間の加賀まりこさん。
こちらは、構成と詩を安井かずみさんが手がけ、加賀まりこさんが朗読という二人な作品。アルバム『愛のレッスン』(1971年)より


加賀まりこさん、部屋での朝のワンシーンを思わせるかわいくておしゃれなCMありました。
昭和41年(1966年)ホワイトライオンCM:



そして、最後になりましたが、この散歩が「永井荷風と散歩」たる由縁。
たどり着いた地、文京区春日の川口アパート(KAWAGUCHI APARTMENTS) 、永井荷風の生家は、ここから10メートルぐらいのところなのですね。
永井荷風生誕の地を歩く (伝通院から黒田小学校まで:明治12年~26年)
またまた、荷風が関係していたのでした。

(投稿:日本 2010年7月28日、ハワイ 7月27日)


にほんブログ村 テレビブログ テレビ番組へ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村


ここ数日、何だか思い出したように、オス・カリオカス(OS CARIOCAS)の再ブームです。いままでも、よくボッサ関係の曲は聴いてきていたのに、なんでRevistしなかったのでしょうね。夏ということもあり、ボサノヴァや夏ジャズ関係のレコードを整理していて、「あぁ、そうそう、Os Cariocas、すてきコーラス!」と思い出し、それ以来、YouTubeにて聴いてみたりしています(まだ、アナログ盤変換までたどりついてません)。

わたしが所有しているのは、OS CARIOCAS DE 400 BOSSAS(OS CARIOCAS DE QUATROCENTAS BOSSAS)という1965年のアルバム。


16年ほど前にロンドンでボッサ系DJさんから譲ってもらったもの、すごくよいのですよね♪ 古いレコードなので、写真にもあるように少し破けと変色があるのですが、ジャケットのデザインもすてきな1枚。

YouTubeにはざっとさがしたところ、このアルバムからの曲はみつけられなかったのですが、どれを聴いてもすてきなものばかり、他にもいろいろと欲しくなってしまいました。

RIO:
コーラスのすばらしさが光る1曲、高音パートがとても美しくすてき。。オス・カリオカスのコーラスの美しさは、TIME FIVE(タイム・ファイブ)とも似ているような感じがします。


DOMINGO AZUL:
この曲のタイトルにも「DOMINGO」とありますが、ブラジルものは日曜日の気分にとっても合います。


TELEFONE:
楽しいリズムと「トェイン、トェイン~♪」。ポルトガル語での電話音なのでしょうね。


そんな電話ものを聴いていたところみつけてしまったのが『MOSHI MOSHI』。
タイトルにもちろん惹かれつつ、さらに「えっ?」となんだか「くずきり」って言ってます、思い調べてみたところ、こちらの曲は、作曲者のマルコス・ヴァーリさんも歌っていて、日本の思い出を歌ったりしたものらしく、鎌倉で食した「くずきり」をいたく気に入り、歌にも織り込んだそうです:)(JAZZ最中:なんでだ a bossa brasileira / OS CARIOCAS)
鎌倉ですきてなくずきり処って、「みのわ」さんでしょうか。行ってみたい♪
鎌倉くずきり、みのわ

MOSHI MOSHI:
KUZUKIRI~♪は2番の初めあたりから。全部の歌詞の意味を解明したいところです。ポルトガル語って、一度中学生ぐらいの頃に、ボッサが好きで、ブラジルにも行きたかったし、トライしてみようかなぁと思ったことはあるのですけれど…そのままです。


『MOSHI MOSHI』の入ったアルバム『A BOSSA BRASILEIRA』、iTunesでAvailableなようですね。

A Bossa Brasileira - Os Cariocas
A

気に入っていたわりに、いままでくわしく調べたことがなかった、オス・カリオカス(OS CARIOCAS)、1940年代から活躍しているのだということを知りました。映画などにも出演しています
映画「Barnabé tu és meu」(1951年/ 1952年)



[旅先レコード]
以前にもレコ部で、部長、常盤響さん(@HIBIKITOKIWA)がそんな話をしていたことがありましたけれど、わたしも旅先でレコード買うのが大好きでした。以前はもっぱらこれは習慣、というか儀式のようなこので、毎回多くて5枚ぐらいしか持ち帰らないので、さほど多い枚数ではないものの旅先で購入したレコードもけっこうあるのです(思い起こせば、この習慣中学生の頃に行った香港旅行あたりから)。中には、まだあまり聴いてないものもあったり。そんなレコードを軽く聴くにも、最低限でもいいからオーディオ設備を整えた趣味部屋欲しいなぁと夢みてる日々です。部屋の広さもですが、もう1部屋あるとだいぶ違うのですけれどね。

(投稿:日本 2010年7月27日、ハワイ 7月26日)


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村

いまの街に引っ越して、4ヶ月。こどもも学校生活に慣れ、面談週間ということで昨日は中抜けで炎天下の歩きで学校へ(夏休みに面談ってちょっと珍しいような)。
仕事場のある四谷方面から牛込方面に行くには幾通りかの道があり、一番フラットなのはちょうど谷になっているところに駅名でもある曙橋がかかっている外苑東通り。平らなのはよいのですが、日陰がないので昼どきの散歩には日照りがきつく、このコースでは、先日も思わず「どうしてこんなに~、いいお天気…そんな日照りめらめら阿修羅~♪」と『日射病』を聴いてしまいました。



ということもあり、昨日は、少し日陰もある裏道を通っての路地コースで。坂道が多いものの地形のせいか風もぬけて少し涼しいような。こちらのコースは、永井荷風の散策誌「日和下駄」にも描かれている寺町を抜けて商店街、路地裏や坂道を通るという道のり。

「日和下駄」に登場する坂道ちょっとこちらにも記してみることにしました。

念仏坂:

以前、フジテレビ河田町時代についての「フジテレビ 放送オープニング&クロージング映像 愛のメッセージ/ I・愛・eye ほか」でも触れた念仏坂、坂下にはいまも「左フジテレビ」の案内が。

『新撰東京名所図会』によると、名前の由来は、昔この坂あたりに老僧がいて、昼夜念仏を唱えていた説とこの坂の左右は 谷に臨んで屈曲し危険であったので、通行人は念仏を称えて往来した説があるそうです。

「日和下駄」といえば、美空ひばりさんの『日和下駄』。歌詞をあらためて聴いてみて、荷風の「日和下駄」にインスパイアされているのかなとも思いました。
日和下駄:歌:美空ひばり、作詞・作曲:米山正夫
このあたりには、青峰観音(八百屋観音)という観音さまもあり。
こちらは、「サウンド・イン・S」からの映像。


暗坂(暗闇坂):

暗闇坂といえば「ところは東京麻布十番折りしも昼下がり~♪」はっぴいえんど『暗闇坂むささび変化』が思い出せれますが、こちらの暗闇坂も坂上のお寺で蝉時雨♪
暗闇坂むささび変化:はっぴいえんど、作詞:松本隆、作曲:細野晴臣
Wikipedia:暗闇坂によると東京の暗闇坂は7つほどあるようですが、永井荷風も新宿区愛住町の暗坂と麻布十番の暗闇坂、双方について「日和下駄」で語っているようですね。


この辺りは「東京さまよい記:安養寺坂~念仏坂~暗闇坂」という散歩ブログにもくわしくありました。

などといろいろ調べているうちに「日和下駄」がどうしても読みたくなり、「日和下駄」と「荷風日和下駄読みあるき」、読んでみることにいたしました。図書館とも思ったのですが、坂道・裏道散歩は大好きなので手元に置いておきたいため購入 :)

永井荷風、過去に読んだことがあるのは「ふらんす物語」と「濹東綺譚」のみですが、いま住んでいる処は永井荷風の旧居にもわりと近く、そういった意味でも親しみ覚え、他作品も読みなおししようかと。

そして、昨日は下駄も買いました。新宿通りの履物専門店が休みだったの立ち寄った新坂の着物屋さんで、かなり手ごろな1500円也。
������� on Twitpic

仕事場としての街歴も入れると約1年弱、住んで4ヶ月となった牛込・四谷界隈、どこか「風街」も思わせる懐かしい場所。つくりも、こどもの頃に住んでいた町にもどことなく似ているので居心地もよく、この地にはできるだけ長く住みたいと思っています。

(投稿:日本 2010年7月27日、ハワイ 7月26日)


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村

夏の愛聴盤レコードKITTY RECORDS(キティ・レコード)1981年のオムニバス『HORIZON DREAM(ホライゾン・ドリーム)』、先日は、CARIOCA(カリオカ)、深町純さんサイドについてでしたが、本日はつづきで、A面、高中正義さんサイド。

B面カリオカ、深町純サイドが鳥や風のサウンドなのに対し、A面高中正義サイドは、高中正義さんの夏を感じる曲たちに波の音が織り込まれた海を感じるサウンド。1981年までの高中正義さんアルバム4枚から1曲づつ収録されてます。

A-1.AN INSATIABLE HIGH
タイトル同じくの1977年アルバム『AN INSATIABLE HIGH』からの1曲ですが、『HORIZON DREAM』ヴァージョンまったくちがったアコースティックなアレンジがなんともすてきです。



こちらは、オリジナルのアルバム『AN INSATIABLE HIGH』ヴァージョン。リー・リトナー、ハービー・メイスン、パトリース・ラッセン、エイブラハム・ラボリエルなどジェントル・ソウツのメンバーが参加してたんですね。



A-2.OH! TENGO SUERTE
1枚目のアルバム『SEYCHELLS』、1976年から。この曲、高中さんのナンバーでもかなり好きな1曲です。
当時、このボーカルをよく真似ていたのですが、TanTan(大空はるみ)さんだったのですよね。当時は、参加ミュージシャンのチェックなどは、まだまだで(でも、後から「タンタン」という名前は記憶にあり、思えばそうだったなぁと。過去の大空はるみさんもの:アルバムVIVAはるみのムーンライトセレナーデ)。その辺りが全部むすびつき、参加ミュージシャン情報など、前よりさらに関心をもつようになってのは、Twitterでフォローさせていただいたりしているみなさまのおかげです:)
ドラムは、林立夫さん、ベースは後藤次利さんですね。
こちらも『HORIZON DREAM』ヴァージョン。



A-3.SWEET AGNES
2枚目の1977年アルバム『TAKANAKA』から、高中さんも好きなアグネス・ラムさんのショート・ムービーの『太陽の恋人』挿入曲でもある『SWEET AGNES』。『HORIZON DREAM』ヴァージョンも波の音をのぞき、ほぼアレンジは同じなので、こちら『東京レギー』からつづくショートムービー『太陽の恋人』からの映像で『SWEET AGNES』。



こちらの曲は、先日ごきげんなライブ・ヴァージョンも発見しましたので。ツルオカ・マサヨシさんでw。TanTanももちろん。アルバムでは、村上ポンタ秀一さんや松岡直也さん、深町純さん参加だったようですが。



A-4.伊豆甘夏納豆売り
A面ラストは、1978年のアルバム『BRASILLIAN SKIES』にも収録の『伊豆甘夏納豆売り』。この曲は、わたしにとって、アルバム『HORIZON DREAM』とイコールといってもよいのが、この曲の始まりにある蝉、ヒグラシの声。暑さでちょっと疲れた夏の夕暮れに。



ハワイには蝉がいないため、蝉の声を聴くとしみじみと日本の夏を感じます。ふだん聴いているのは、アブラゼミだったりするのですが。うちのこどもは、蝉の音があまり好きではないようですが、昨日、その正体を目にし、少し見方もかわってきたようで、本日は蝉の抜け殻にうれしく反応してました。
ã�»ã��é³´ã��ã�¦ã��ã��ã�¢ã��ã�©ã�¼ã��ï¼�å��ã��ã�¦é��è¿�ã�§ã�¿ã... on Twitpic

『HORIZON DREAM』は、高中正義さんの作品が軸でもあるオムニバスですが、カリオカ、深町純さんとの出会いもあったというアルバムでひじょうに思い入れがあるのですが、「あぁ!!!そういえばすっかり忘れてた」というのが『HORIZON DREAM Vol.2』の存在です。こちらは、高中さんものと小林泉美さん、CARIOCA(カリオカ)だったのです。こちらは、レンタルで借りたのみで購入していないのでした。
もう、これいま聴きたくて仕方ありません。小林泉美さん、当時このオムニバス以外にご自身のアルバムもいろいろ聴いていたので、『HORIZON DREAM Vol.2』に何がフィーチャーされていたかは記憶が…。気になってたまりません。

[高中正義氏、新譜]
高中正義さん、一番聴いていたアルバムは、『SEYCHELLS』と『TAKANAKA』辺りです。『虹伝説』などももちろん持っていたりしたのですが。
先日発売の『軽井沢白昼夢』、加藤和彦さんに捧げる曲もあるのですよね。そういった意味でも新しいアルバム、購入検討中です。



(投稿:日本 2010年7月25日、ハワイ 7月24日)


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村



きょうは、「二十四節気の1つ大暑、太陽の黄経が120度達した時で、夏の暑さが最も厳しい時期に当たる」(Wikipedia:7月23日)。たしかに、このところの暑さは厳しく連日、真夏日が続いてますね。そんな夏の日のわたしの大好きな過ごし方は、クーラーきかせた家の中で外の強い日差し、青空をながめながらのんびり過ごすこと。炎天下の中、病み上がりということもあり、こどもの学校まで往復徒歩40分で夜になったらぐったりの日もあったのですが、今週は、こどもの喉痛で、終日家で過ごすという恵みの(?)火曜日もありました(念のためプール教室は欠席させてますが、幸い元気です)。

そんな真夏の涼しい部屋で聴きたいアルバムは、『HORIZON DREAM(ホライゾン・ドリーム)』。このアルバム、わたしのいままでのレコード人生の中でも、まちがいなくOne of The Best 愛聴盤のひとつ。高中正義さん、CARIOCA(カリオカ)、深町純さんの曲をフィーチャーしたKITTY RECORDS(キティ・レコード)1981年のオムニバスです。曲と曲の間に波の音や鳥のさえずりなどの涼しげな音が入っていて何ともいえない清涼感をもたらしてくれる1枚です。大暑のきょうは『HORIZON DREAM』、サイドB(B面)を(あまりにもすばらしすぎて一度には書ききれず)。

サイドBは、CARIOCA(カリオカ)と深町純さん。心地よいお昼寝サウンドです。

B-1.CARIOCA:SNOOZE
中谷望さんのフルートがなんともいえなくすてきな曲。乾さんのキーボードも。タイトル『SNOOZE』そのもので、夏の午後のうたたね、目覚めたらもう日差しがかげっていたというようなイメージで聴きたい1曲。作曲は、乾裕樹さん。鳥のさえずり、おだやかで大好きです。



B-2.深町純:IT'S YOU
深町純さんっていいなぁと感じたのは、この曲から、という思い出の曲です。深町さんのアルバム『ディラックの海(THE SEA OF DIRA)』に収録されている『IT'S YOU』ですが、こちらは、『HORIZON DREAM』ヴァージョンなので、曲の最後に鳥とウィンドチャイムの音が。
演奏は深町純、スティーヴ・ガッド、ハワード・キング、アンソニー・ジャクソン、トニー・レヴィン
エリック・ゲイル、バリー・フィナティ、スティーブ・カーン、クラッシャー・ベネット、アーニー・ワッツ。



『ディラックの海』もすてきなアルバムなんですよね。当時、レコード・レンタルで聴いたものだったのですが、買っておくべきでした。CDで出てくれないでしょうか。深町純さんこのあたりのベスト盤でさえ現在プレミアなのですよね。普通に再販してください!

B-3.CARIOCA:BEFORE YOU GO
こちらもカリオカとしてのアルバムでは『SNOOZE』に収録ですが、鳥のさえずりとウィンドチャイムが涼しい風と緑、風にのってやってくる潮の香りの中、ゆったりと聴きたい『HORIZON DREAM』収録のヴァージョン。ブラジル・サンバ・フュージョンなサウンドが気持ちよいです:)


長谷川きよしさんのバックバンドから始まったというCARIOCA(カリオカ)。村上ポンタ秀一さんも初期メンバー、その後もレコーディングには参加されてたようですね。多くの作曲を手がけていた乾裕樹さん2003年に他界されてしまっていたのですね。CARIOCA(カリオカ)のサウンド、大好きなのに、深町純さんと同じように、レンタルそしてダビングでした orz。テープはもちろんなく、所有は唯一、『HORIZON DREAM』のみ。CD自体あまりないのですよね。1984年リリースのアルバム『PALE MOON』は、CDにもなったようですが、ものすごいプライスですね。その後、解散。全アルバム、いやせめてベストなどでもいいです、CARIOCA(カリオカ)、CD希望!!

そして、夏のOne of The Best Albums である『HORIZON DREAM(ホライゾン・ドリーム)』は、、こちらも所有しててもCD再販希望!日本の暑~い夏のりこえに、この清涼感をおわけしたいと願う次第です:)

A面、高中正義さんは、次回へつづく…

ちなみにこここ数日のわたしの中でのフュージョンの流れは、ハービー・マン&タミコ・ジョーンズ:A MANN AND A WOMANフルートつながりで→フルート、CARIOCA(カリオカ)→フュージョンいろいろという流れでたどりついてます:)


[同アルバムアナログ→デジタル、二度目の挑戦]
現在、完璧なオーディオシステムがないため手軽に聴くにはやはりアナログからデジタルへのファイル変換が必要。変換プレーヤー一号機を入手した際も実行したのですが、その涼しい効果音ゆえ、以前のものではトラック編集がむずかしくそのままにしておいたらファイルもわからなくなってしまって…お休み火曜日の午後、アナログからファイル変換。昨日は、ちょっと時間をかけて曲ごとの分割も。どうやら今回はなんとか成功。これで、あまり恵まれていないオーディオ環境でも聴けそうです。オーディオ機器をそろえられないというのは、スペースの事情というのが大きな理由、趣味部屋欲しい~、です。
前回は、昨年、2009年7月4日に試みていたようです。

(投稿:日本 2010年7月23日、ハワイ 7月22日)


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村

「Good afternoon ladies. This is your program, "Lady's Four"~」というタイトルコールで始まるテレビ東京、三越1社提供で放送されていた番組『レディース4』、こちらもよく聴いていたのに、アーティスト知らずだった番組のテーマのひとつでした。



この曲、タイトルは『HOLLYWOOD ILLUSION(ハリウッド・イリュージョン)』。菊池ひみこさんのアルバム『リバースイット(REVERSE IT)』(1984年)に収録の作品。この動画はフルヴァージョンに例のタイトルコールがアレンジされていますが、番組では、短くアレンジされたものが。

レディース4、放送開始は1983年、現在も放送されているという最近では珍しい長寿番組。学校から寄り道せずに帰ったときに視ていたりしたのは高校生時代。おなじみだったのは、やはり高崎一郎さん司会時代です(高崎さんって帰国子女だったのですね。お父様は外交官。イギリス・ロンドン市オックスフォード生まれ、本名はジョニー高崎。Wikipedia:高崎一郎より)。パートナーをつとめていたのは岩崎美智子さんでした。2003年からは柴俊夫さん、2006年からは女性メイン司会者として大島さと子さんが司会を。

レディス4:高崎一郎さん出演最終回 1/3


司会者が高崎さんから柴さんに代わっても『HOLLYWOOD ILLUSION(ハリウッド・イリュージョン)』は、2004年まで使われ、その後、2004年10月から2005年4月まではFUJIYAMAによる番組用に作られたテーマ、そして、2005年5月から2006年まで月替わりで洋楽、2006年から2008年までは 矢野顕子さんの『いいこ いいこ(GOOD GIRL)』が使われていたそうです(その後も放送は続きますが『FINE!』という大型ワイドショーに含まれる形に)。

「レディース4」のテーマが菊池ひみこさんのものだと知ったのは2日ほど前のお目覚めソング『MAKE UP IN THE MORNING』からの関連誘導wでした。
MAKE UP IN THE MORNING:アルバム『WOMAN』(1983年)より
夏のウィークデー、朝のスタートにぴったりのさわやかでかつ、元気がでる1曲。


WHAT'S BABY SINGIN': アルバム『DON'T BE STUPID』(1979年/ 1980年)より
ほどよくブラジル・サウンドを感じさせるソフトですてきな曲ですね。始まり、そしてラストの赤ちゃんの声は菊池ひみこさんのベイビー(当時)の声だそうです:)


[菊池ひみこ]
そもそも菊池さん自体くわしい経歴など知らなかったのですが…すごい方ですね。フライング ビーグル コーポレーション:菊池ひみこさんプロフィールから一部こちらに。「*」、わたしのコメントです

宮城県仙台市生まれ、塩竈市育ち。7歳よりクラシックピアノを始め、12歳の時、出場したヤマハ・エレクトーン・コンクールでバッハの『トッカータとフーガ ニ短調』を演奏し、第2位に入賞。
15歳より作曲を学び、16歳の時のヤマハ・エレクトーン・コンクールで優勝。

吉田拓郎、上条恒彦、五輪真弓、大橋純子等のロック、フォークグループでの演奏を経て、1975(昭和50)年頃よりジャズに傾倒し、藤井貞泰氏に師事。
《原信夫とシャープス&フラッツ》で彼の代役を務めたり、三木敏吾率いる《インナー・ギャラクシー・オーケストラ》にも参加する。
*原信夫とシャープス&フラッツとも
1980(昭和55)年にアーニー・ワッツ(Sax)を迎えてレコーディングした『Don't Be Stupid』でレコード・デビュー。以降、オリジナルアルバムを次々と発表。
*たしかにこの頃のアルバムのリリース、サイクルは毎年。しかもどれもよさそう(…ながら現在販売されてません)。少し間をおいて、1990年『BEAM』は、JAZZ色が強まりつつラテンも加えたサウンドだそう、そしてその後はさらにJAZZっぽさを再び増して。
現在も鳥取をベースにして活動続けてらっしゃるようですね。

(投稿:日本 2010年7月23日、ハワイ 7月22日)


にほんブログ村 テレビブログ テレビ番組へ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村

放送当時は、だれの曲かという意識ももたないほどおなじみだったこの曲、洋楽アーティストどなたかのものだと思っていたのですが、フュージョン関連サーチで、きょう初めて知りました、PRISM(プリズム)だったんですね。



1987年10月~1999年9月に放送されていたCNN系ニュース番組のテーマソング。
CNNヘッドライン:吉野美佳さん



CNNで報道されたニュースをわかりやすくまとめて放送(米国CNNで放送されているニュース「CNN Headline NEWS」をそのままではありません)。オーディションなどで選ばれたバイリンガル女性キャスター、女子大生やモデルを採用、いわゆるバイリンギャルな方々が(最近は耳にしませんね、バイリンギャルw)、ニュースを紹介してくれていたのでした。放送終了はいつだったのかなぁと調べたところちょうどわたしが、渡米してすぐぐらい、1999年に番組は終わっていたのですね。

PRISM(プリズム)による、このCNNヘッドラインのテーマ曲、タイトルは『COME ON』、1987年のアルバム『THE SILENCE OF THE MOTION』に収録、シングル・カットもされたようです。作詞は、Suzanne K. Kimさん、作曲、渡辺建さん。この曲、ボーカルも渡辺さんです。

PRISM(プリズム)といえば、和田アキラさんと渡辺建さんが中心となったフュージョン系のサウンドでも知れらたバンド。結成当時はプログレっぽい感じだったらしいですね。メンバーの交代などもありますが、この頃は「第3期」だそう。サポート・メンバーは、木村万作さん(ドラムス、後に正式メンバーのち脱退)、深町純さん(キーボード)、松浦義和(キーボード、前クェーサー、ラ・ムー)

変遷をちょっとチェックしてみました。
1975年に、和田アキラ、渡辺建、久米大作、伊藤幸毅、森園勝敏、鈴木リカ等をオリジナルメンバーとして結成される。翌年にエリック・クラプトンの日本公演の前座を務め、注目されることとなる。
1977年にポリドール・レコードよりセルフタイトルを出し、デビューする。
2000年に渡辺建が脱退。 以後は和田アキラ、木村万作、岡田治郎を中心に活動。サポートメンバーに新澤健一郎がいる。
その他くわしいメンバー情報はWikipedia:プリズム(PRISM)にも。


テーマ曲『COME ON』のパートはちょっとしかないのですが、小牧ユカさん「CNNヘッドライン」映像。
小牧ユカさん、CanCamなどでも活躍されていましたが、わたしのイメージは、mc Sister時代の「古牧ユカ」。



(投稿:日本 2010年7月22日、ハワイ 7月21日)


にほんブログ村 テレビブログ テレビ番組へ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村

このところフルーツ三昧の日々を送っております。というか、この一週間ほど、夏風邪の変化形で、中耳炎、外耳炎、副鼻腔炎、扁桃腺炎を併発、食欲が全くなく、普通の食事をとることができず、フルーツに頼って過ごしてます。体調がよくないときのフルーツは天の恵みですね。

フルーツと音楽で生きぬいている今日この頃のテーマは、『フルーツ・サラダのうた SALADA DE FRUITS』でしょうか。
BOURVL:SALADA DE FRUITS(1959年):Armond Canfora、Noel Roux 作
ブールヴィルによるヒット。この動画すごくかわいくて、とっても気に入っています:)


日本では、芦野宏さんが歌ってらっしゃいますね。
フルーツ・サラダのうた:日本語詞、薩摩忠


1964年10月、11月にはNHK「みんなのうた」で放送、ペギー葉山さんが歌い、映像は、横尾忠則さん、みわとしこさんだったそう。横尾忠則さん、この頃の「みんなのうた」けっこう手がけてらっしゃいますね(NHK「みんなのうた」情報に詳しいサイト:フルーツサラダのうたより)

どなたのヴァージョンでしょうか。


小野リサさんも。Lisa Ono - Salade de Fruits(YouTubeで)

フルーツ・サラダ番外編:
フルーツ・サラダといえば…
The Wiggles - Fruit Salad


ザ・ウィグルス、日本ではあまりなじみがないかと思うのですが(と思ったら吹き替えで放送されたりしてたみたいですね。日本にもチャンネル、Nick Jrはあるんでしたね)、オーストラリア、そしてアメリカではかなり知られたバンドです、「正しい」感じで。ファンはほとんどこどもたち、メンバー全員プリスクール教師(「食いしん坊、ブルー」ドラム、ギター担当アンソニー、「眠りん坊、パープル」キーボード担当ジェフ、「ひょうきん、赤」ギター担当マーリー、「マジック好き、黄」リードボーカル、グレッグ。色というと日本でのレンジャー系なのですが、色とキャラのイメージはちょっと異なる感じ)。リリースされたアルバムは、プラチナやゴールドレコードと輝かしい記録を残しています。日本でも英語塾などで使われているようですね。うちのこどもはあまりハマってはいなかったのですが、THE WIGGLESの番組は、なんだかわたしが、いつもついつい視てしまってましたw。グレッグは2006年に病気のため引退なさったとか。後任はサム。

[フルーツ・パーラー、フクナガ]
フルーツと言えば、フクナガ♪ 四谷三丁目、新宿通り沿いにある家族経営のくだもの屋さん、2階にはパフェで有名なフクナガ・フルーツパーラーがあります。
��������髪���������度 on Twitpic

フクナガのパフェ、ずっと憧れだったのですが、立ち寄らないまま日々は過ぎ、7月8日に初フクナガを。
7月8日
ピンクグレープフルーツ、チェリー、グレープ、キウイ、バナナ、パイナップル、パパイヤ、アイスクリームにシャリシャリ・メロンシャーベット、至福のフルーツパフェ
ã��ã�³ã�¯ã�°ã�¬ã�¼ã��ã��ã�«ã�¼ã��ã��ã��ã�§ã�ªã�¼ã��ã�°ã�¬ã�¼ã... on Twitpic

以来、フクナガ参り。フクナガのパフェの醍醐味は、新鮮なフルーツ、そして果汁から作る自家製のシャーベット。このシャーベットは、シャリシャリで、なんとも言えないおいしさ!
名物、季節フルーツのパフェは同じフルーツでも旬の、さらに旬のフルーツを使うため、そのときどきで異なるところが、また何とも。例えば、チェリー・パフェ、わたしがいただいたのは、佐藤錦を使ったものでしたが、シーズンはじめはアメリカン・チェリーが使われているそうです。先のいろいろなフルーツを使ったフルーツ・パフェも種類がそのときによって異なるらしく。

7月17日
チェリー・パフェ
Share photos on twitter with Twitpic
バナナ・パフェ(こちらは定番)
Share photos on twitter with Twitpic

フクナガの楽しみは、各種パフェをいただくごとにもらえるスタンプにもあり。チェックシートもらったので、全種類制覇めざしてます。現在、3個。制覇、写真は初回のもの。
Share photos on twitter with Twitpic

通っている耳鼻咽喉科はフクナガのすぐそば。おいくつなのでしょうか、とってもすてきな女医さんで、興味深いトピック満載のためになるニュースレターをクリニックで配ってらっしゃいます。鼓膜にトラブル発生は、赤ちゃんのときから。こどもの頃から耳鼻咽喉科には、お世話になりっぱなし。聴力は普通なのですが、すぐ耳の疾患にかかるという。耳鼻咽喉科で小さなお子さんの姿をみるとこどもの頃を思い出したり(耳トラブル体質、わが子には遺伝なしのようで、つらい思いをしなくてよいのでホッと)。
何年も異常なく過ごしてきたのですが、このところ、数年おきにちょっと重症。2~3年前には、死ぬ思いをいたしましたが、今回もだいぶひどかったかも。耳の痛さは、頭の奥、歯、上あごなどにもおよびかなり辛いものです。
33�����(>_ on Twitpic

(投稿:日本 2010年7月20日、ハワイ 7月19日)


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村

YouTubeって、わたしにとってかなり誘惑トラップです。なんだか、検索、関連動画で寄り道するたびにすてきな曲に出会ってしまい、つい昨日も、Amazonでポチッとw。
シンガーズ・スリー、池野成秋とプレイ8『別れの曲』(ショパンのPLELUDE IN E):
シンガーズ・スリーのスキャット、池野成秋さんのピアノ、いままで聴いた中でもかなりすばらしいヴァージョンに心奪われました。



クラシックのアレンジものはかなりほって置けない性質…そして、好きな曲はどうしても手元に置きたい世代。という訳で、ポチッてしまいましたw、『昭和ダンス・パーティー @ 池ノ上・こあん』。こちら「世田谷のレコード・ショップ、MOODSVILLEのオーナーである平林伸一さんが池ノ上の小料理屋で開催する和モノ・パーティ“昭和ダンスパーティ”がCDに。ゴキゲンな歌謡レア・グルーヴ・コンピレーション(2005年当時)」というもの。
レコード・ショップ、MOODSVILLE

シンガース・スリー、池野成秋とプレイ8『別れの曲』がきっかけではあるのですが、それまでに、聴いていいなぁと思っていた曲も入っていたりしたのも購入に結びつきです。

HELLO PETITE FILLE (ハロー・プティット・フィーユ)〜こんにちはマドモアゼル〜
歌:中尾ミエ、フォーメイツ、演奏:津々美洋とオールスターズ・ワゴン
日本語詞:安井かずみ 作曲:McCartne y& Lennon 編曲:東海林修
こちらは、ポール・マッカートニーとジョン・レノン初の共作(ジョンの初めての作)、ザ・ビートルズの『HELLO LITTLE GIRL』をシェイラ(SHEILA)が歌ったものをさらに日本語にという1966年の中尾ミエさんカヴァー作品。日本語詞は、安井かずみさん。


トンネル天国:
演奏: 石川晶&ミッドナイト・サウンズ
ザ・ダイナマイツのデビュー曲「トンネル天国」のインストゥルメンタルもの。石川晶さん、やはりさすがですね。アレンジも演奏もイカシタ感じにかっこいいです。


月影のランデブ-:
歌:麻里圭子とリオ・アルマ、作詞:山上路夫、作曲/ 編曲:寺岡真三
和ものラテン・グルーブものとして人気なようですね。かわいく、楽しい、わくわく感ありの1曲。


入手前から初めての出会いも…。

ヨッパラッタお嬢さん
歌:ピンキー・チックス、作詞:三木かおる、作曲:新井はるコ、編曲:寺岡真三
帰って来たヨッパライのアンサーソング、とか。ピンキー・チックス自体も、このアルバムがきっかけで知りました


29曲と曲数も多く、スタイリッシュなものからおもしろいもの、これがなくてはのおなじみのナンバーなどバラエティーに豊んで、通して聴くのによいですね。

曲目リスト:
1. パーディド(プロローグ)(渡辺晋とシックス・ジョーズ)/ 2. ドラム・ブギー(ダニー飯田とパラダイスキング)/ 3. チャチャチャはいかが(雪村いづみ)/ 4. 月夜にボサノバ(Fly Me To The Moon)(中尾ミエ)/ 5. ボサ・ノヴァ・ベイビー(梶原マチ子)/ 6. ラブ・サンバ(奈美悦子,ハニーナイツ)/ 7. ハロー・プティット・フィーユ~こんにちはマドモアゼル~(中尾ミエ)/ 8. ヨッパラッタお嬢さん(ピンキー・チックス)/ 9. 別れの曲(シンガース・スリー,池野成秋とプレイ8)/ 10. 月影のランデブー(麻里圭子とリオ・アルマ)/ 11. ナイト・アンド・デイ(横内章次クインテット・プラス・ラテンリズム)/ 12. ダンシング・セブンティーン(オックス)/ 13. 男の世界(有馬すすむとニュー・クリエイターズ)/ 14. 恋はリズムに乗って(宮間利之とニューハード)/ 15. 恋と涙の太陽(アメリアッチ)(橋幸夫)/ 16. 恋の歓び(吉永小百合,スクール・メイツ)/ 17. サンライト・ツイスト(伊藤アイコ)/ 18. いとしのマックス(松本浩とブルー・ナイツ)/ 19. ミニ・ミニ・デート(藤ユキ)/ 20. エイト・デイズ・ア・ウィーク(ザ・キューピッツ)/ 21. AABC(ア・ア・ビ・チ)(安村昌子)/ 22. フラ・フープ・ソング(水谷良重,ブライト・リズム・ボーイズ)/ 23. 銀座ジャングル娘(渡辺マリ)/ 24. トンネル天国(石川晶とミッド・ナイト・サウンズ)/ 25. シュガー・タウンは恋の町(槙みちる)/ 26. 若いってすばらしい(槙みちる,フォー・メイツ)/ 27. ウォッチ・ホワット・ハプンズ(有馬すすむとミスティ・サウンズ)/ 28. 夜空へのビギン(香山美子)/ 29. パーディド(渡辺晋とシックス・ジョーズ)

[アルバムお買いもの]
気になるアルバムがありすぎて、アルバム紹介のような感じが続いてます。そして『ソフトロック・ドライヴィン』あたりからコンピづいていたり、それでも、いままでチェックしてそのままになってるコンピもの他にもたくさんあるのですよね。このように衝動買いというのもよいのかも知れません。これで、来月まで、がまん、欲しいもの多しで困ります。
その中でも、かなりしぼっての最近の買い物は嬉しいことに大正解が多く、タミコ・ジョーンズ&ハービー・マンなどは最高ですね。世良譲トリオに笠井紀美子さんスキャットフィーチャーの『ザ・モダン・プレイング・メイト』もやはり昨日ポチッてしまいました:)

(投稿:日本 2010年7月19日、ハワイ 7月18日)


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村

まだまだ知識等足りないのですが、日本人シンガーによる海外録音や海外アーティストとのアルバム作品、いろいろと聴いていきたいもののひとつです。
沢田研二 ジュリー フランス語のうたの数々
ザ・ピーナッツ フジヤマ・ムーン/ ハッピー・ヨコハマ  (ドイツ語)
トワ・エ・モア LOOK OUT AT THE RAIN ある日突然 (英語 トワ・エ・モア・イン USA)
江利チエミ 旅立つ朝
など、いままでもいくつかとり上げているのですが、いつかまとめて聴いてみたいと思ってそのままになっていた布施明さんの『布施明がバカラックに会った時~WHEN AKIRA FUSE MEETS BURT BACHARACH』(KING SKD-91 1971年10月1日) を昨日、今日と聴いてみました。

このアルバム、そのタイトルどおり、布施明さんがバカラックの曲ばかりをカヴァーし、カリフォルニア・ハリウッド、A&Mのスタジオで録音されたもの。ディレクターはチャック・アンダースンでアレンジも同。

その中で、布施明さんの歌唱はもちろん、曲自体もあらためてすてきだなぁと思ったのが『TO WAIT FOR LOVE』でした。
TO WAIT FOR LOVE:
ジャケット、そしてレコーディング・シーンなどもみることができる画像に感謝です:)


カヴァー曲中心のベストCD、『マイ・ウェイ』に数曲収録されてるものの、アルバム『布施明がバカラックに会った時~WHEN AKIRA FUSE MEETS BURT BACHARACH』がCDになっていないのはとっても残念だなぁ、再販して欲しい!!などと思いながら、サーチしていて気づいたのが同曲『TO WAIT FOR LOVE(今日、今、この時)』の日本語ヴァージョン『今日、今、この時』の存在でした。こちらは、シングルとして発売されたものだったんですね。日本語は安井かずみさん、うれしい発見。

今日、今、この時:


ちなみにB面は、『ME JAPANESE BOY』、ピチカート・ファイブもですが、さまざまな方に歌われているジャパニーズもの、アルバムではA面1曲目に収録。
ME JAPANESE BOY:


『布施明がバカラックに会った時~WHEN AKIRA FUSE MEETS BURT BACHARACH』、すばらしい曲ばかりですが、『I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN』も布施さんの雰囲気とアレンジがマッチしていてよいですね。
I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN:


こちらのアレンジも好きです。
THE WINDOWS OF THE WORLD:


このアルバムについてとりあげているブログはいくつかみられたのですが、ライナーノーツからの「さすがっ!」情報もLOVE SHOP RECORDで拝見。
「歌の録音には1曲平均30分ほどしか掛かっていないそうで(!)、現地スタッフもA&Mレコード開設以来のスピード記録に驚いていた模様(LPのライナーより)...さすがであります!オリコン最高57位、チャート・イン期間7週で2.4万枚の売上を記録」
演奏メンバー:
PAUL HUMPHREY(d)、EMIL RICHARDS(perc)、CHUCK BERGHOFER(b)、LINCOLN MAYORGA/BOB FLORENCE(p)、TOMMY TEDESCO(spanish guitar)
LOVE SHOP RECORD:布施明 今日、今、この時 b/w Me Japanese Boyより
先日の『Love Live Life+1 LOVE WILL MAKE A BETTER YOU (アルバム)』などの活動でもつくづく感じたのですが、布施明さん、すばらしいです。ずっと好きなシンガーのひとりですが、あらためて。ある時期からの定着している雰囲気も好きなのですが、いま、また何か新しい世界も見せて欲しいなぁと思っています。

布施明がバカラックに会った時~WHEN AKIRA FUSE MEETS BURT BACHARACH』再生リスト:
作りましたが、CDでアルバム再販、強く希望です!

(投稿:日本 2010年7月18日、ハワイ 7月17日)


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村

ハワイでも盆踊りには参加していたものの、十年以上ぶりの日本、日本での盆踊りはというとさらにさかのぼり、いったい何年前だったでしょう。中学生の頃に引っ越した地ではあまり盆踊りなどはさかんではなく、かなり前のことになるのではないかと思われます。

本日、先に書いた『ズンパ音頭』でも、少し触れているのですが、盆踊りで使われる音頭、新民謡とは;
1)新民謡は商店街その他、あらたに生まれた「町」を活性化させるために作られた、きわめて人工的な「民謡」であり、それは鹿児島の節や架空の囃子言葉などをハイブリットさせることで作られている。
 2)それは初めからマス・メディアの広告力を基盤として作られている。
 3)レコードによる再生=反復の確実性が、誰でもが参加できる平均化された踊りの場を確保する力を発揮している。
(瀬川昌久氏と大谷能生氏共著「日本ジャズの誕生」より)
そのときどきの推奨曲というものもあるまさに時代を反映したものですね。

二十一世紀になってからは日本で初となるわたしの盆踊り体験ですが、1970年、万博の年に大ヒットとなった佐良直美さんの『二十一世紀音頭』はもう踊られないのですね(わたしは万博には行ったものの同年には小さくて踊ってませんが、その後も踊られていたりはしたものでした)。「ハァー」という掛け声、ハンドクラップの感じなど大好きなのですが。そして、『ズンパ音頭』でも思ったのですが、好きポイントは元唄とお囃子のつなぎ部分にもあるのかと。
この歌ですとお囃子というのは「シャンララ、シャンララ、シャンララララララ、シャンラララララララ~」になるのでしょうか。振りの絵が浴衣ではないところも『二十一世紀音頭』らしいという感じも。

二十一世紀音頭:佐良直美、合唱:二期会合唱団、
作詞:山上路夫、作曲:いずみたく、編曲:大柿隆、伴奏:ビクター・オーケストラ



『二十一世紀音頭』は、二十世紀的ビューで今世紀を歌っており、ほかにもいろんな背景もあり、当然なのかも知れませんが。2001年の夏は日本にいなかったのでよくわからないのですが、もしかして踊られていたでしょうか?などと思っていたら、佐良直美さんの『二十一世紀音頭』の新ヴァージョン、『ズンパ音頭』を歌う相原ひろ子(相原洋子)さんが『新・二十一世紀音頭』として歌ってらしたのですね。同じくビクターより発売。



21世紀に対応した歌詞に改編されているものの、踊りはそのままとのことで、かわらず踊れるそうです。()内はオリジナル歌詞。

これから 百年しあわせづくり この世は二十一世紀
(これから 31年たてば この世は二十一世紀)
誰もが明るく暮らせるように 地球で仲良く行きましょう ハァ
(その時二人はどうしているの やっぱり愛しているかしら)
シャンララ シャンララ シャンララ シャラララ シャンラララララララ 
二十一世紀は世明けの世紀
(二十一世紀の世明けは近い)

これから 百年しあわせづくり この世はどうなっていくの ハァ
(これから 31年たって この世はどうなっているの)
火星に金星 遠くの星に 旅行に出かけているでしょう
(火星に金星 遠くの星に 旅行に出かけているかしら)

これから 百年しあわせづくり 地球も変わっているでしょう)
(これから 31年たてば 地球も変わっていくでしょう
あの国この国 一つになって 平和に暮らしていくでしょう ハァ
(誰でもみんなが 幸せになり 平和に暮らしているかしら)

これから 百年しあわせづくり この世は二十一世紀
どんなに世界が進歩をしても 男と女は恋をする ハーン
シャンララ シャンララ シャンララ シャラララ
シャンラララララララ 二十一世紀は世明けの世紀

「これから もう後何年た~てば この世は二十一世紀」という葵ひろ子さんヴァージョンもありました。1987年に発売されたもののようですね。



[ナイアガラな二十一世紀音頭]
こちらも忘れてはいけませんね。
大瀧詠一氏プロデュース、歌:植木等、作詞:伊藤アキラ、作曲:三波春夫、編曲:井上 鑑

なんだか、そんなに昔のようには思えないのですが、これからももうかなり経つのですね。植木等さんがいらっしゃらないことをつくづく感じ、なんだかちょっと淋しいです。こちらも2ヴァージョンありですね。

(投稿:日本 2010年7月17日、ハワイ 7月16日)


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村

今週末はご近所の盆踊りということで、本日は昼から偵察、宵の6時半ぐらいから「四谷納涼おどり」に行ってまいりました。この盆踊り、いまでは廃校となってしまった旧四谷第三小学校での開催、四谷地区、四谷三丁目、四谷四丁目、左門町、愛住町、舟町、片町などに加えて警察署や消防署、以前にも"タイガー商会 CM 地球ゴマ"で紹介した現在のこの地の主、おもちゃ美術館 CCAAさんもなども参加というまさに町内会企画。昔からこの地に住む方も多い江戸流が残る町らしく、まさにこどもの頃のイメージの盆踊りです(CDなどの音に合わせてながも太鼓はライブというスタイルのでした)。
Bon Dance �谷�涼����� on Twitpic

東京音頭、炭坑節、オバQ音頭、きよしのズンドコ節などおなじみの曲が続く中、とっても気になったのが『ズンパ音頭』。すてきな歌詞、元唄とお囃子をつなぐイカシタ感じのメロディーに心うばわれ、踊りの会の方に尋ねてしまったほどです。



作詞:夢虹二 作曲・編曲:桜田誠一
演奏:藤本秀次、藤本秀也(三味線)、キングオーケストラ
唄:相原洋子、芝章子、サカモト児童合唱団(コーラス)

月はまんまる 十七・八かナー ♪
顔にニキビの あとがある
ズンズズンズパッパ
ノンノコヘイヘイ
ズンパズンパで 踊ろう (2回)

勉強してれば おふくろごきげんナー
マンガ読むのも 親孝行

うちの姉さん お化粧が長いナー
誰かいい人 できたかナー

ノートいっぱい あの子の名前ナー
書いてみただけ それだけさ

パッと踊れば スカッとするよナー
ズンパズンパの 盆おどり

『ズンパ音頭』、1973年(昭和48年)に作られたものだそうで、作詞の夢虹二さんは、キングレコードの専属として『まつの木小唄』なども手がけた方なのですね。音頭ならではの「ナー」と昭和40年代という時代を反映した歌詞がすばらしいですね。『ズンパ音頭』は盆踊り愛好家や音頭好きの方にはポピュラーな1曲のようですが、ブログでは、早稲田の穴八幡神社、花園神社など新宿区でのものをいくつか見かけました。
キャリアカウンセラー・ブログ:ウォータールー・ブリッジ:ズンパ音頭
はじめての…:ズンパ音頭
また「ズンパ音頭」の謎 推論には絵付踊り解説も。
バリエーションはあるものの、こちらの動画はマスターする際のかなり参考になりますね。


本日の盆踊り写真:
����������5� on Twitpic
熱血ザリガニ釣りにてザリガニ5匹。持ち帰らずのプレイ・オンリー、100円也。

ã�¹ã��ã�·ã�£ã�«ã�ªã��ã�¤ã��ã�¼ã�«ã��â�¥ã��ã�ªã��æ�¹ã��ã��ã�¦ã... on Twitpic
こちら「左門町の小雪」にひかれ
���負�������� RT @pakuchan1964: 左�... on Twitpic
飲んでしまいました、ハイボール。薬服用中ゆえ、本当はいけないのですけれど…薄めにしてもらいました。中耳炎、外耳炎、副鼻腔炎、扁桃腺でかなりの痛さを味わったばかりなのに…意志、弱いです。薬服用までには、ちゃんと時間おいております。

[新民謡と盆踊り、Bon Dance]
瀬川昌久氏と大谷能生氏による「日本ジャズの誕生」によると新民謡の始まりは、1933年(昭和8年)に丸の内・有楽町商店街からの依頼で作られた日比谷公園の夏祭りで踊るための『丸の内音頭』が『東京音頭』、そしてその後地方、日本中に溢れる「新民謡」の原型となるとあります。
 1)新民謡は商店街その他、あらたに生まれた「町」を活性化させるために作られた、きわめて人工的な「民謡」であり、それは鹿児島の節や架空の囃子言葉などをハイブリットさせることで作られている。
 2)それは初めからマス・メディアの広告力を基盤として作られている。
 3)レコードによる再生=反復の確実性が、誰でもが参加できる平均化された踊りの場を確保する力を発揮している。
「新民謡は極めて20世紀的なダンス・ミュージックであった訳だが…」とありますが、ハワイでもBon Danceとして親しまれている盆踊り、よく訪れてはいたのですが、いわゆるこの新民謡というものが流れることがほとんどないのです。節ももう少し平板なものが多く、いわゆる本来の民謡スタイル。移民の方が移り住んだ頃のものがそのまま受け継がれているのかと思われます。

(投稿:日本 2010年7月17日、ハワイ 7月16日)


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村