きょうも、また、昨日からのつづきで『First Hawaiian Bank presents: Jack de Mello, his orchestra and chorus in concert』(3枚組)からのものを。
関連ポスト:
Jack de Mello
Adios Kealoha (演奏指揮:Jack de Mello)
一番はじめに書いたものでも触れたのですけれど、このアルバムには、ハワイ王朝テーマというか王族へのリスペクト的楽曲や夢のハワイがテーマのものなど、まさにハワイ紹介スペクタクル・サウンド、といった企画なのですけれど、中には、多人種が暮らす地ならではの民俗芸能音楽(フォークロア)も楽しいものが組まれています。
日本の曲や韓国『アリラン』などに加わり、フィリピンをオリジンとした『Rice Planting Song』というものも。
Jack de Mello:Rice Planting Song (Magtanim Hindi Biro)
聴いてみたら、あぁ、この曲、耳にしたことがある、というものだったのですけれど、住んでいたころは、あまり気にしたことがなく、でも、中々に興味深かったので、きょうは、その『Rice Planting Song』のメモ ((φ(..。)
レコードにあった、解説によると、ハワイでは、20世紀の初頭に広まったフィリピンのフォークソングだそうで、そのタイトルどおり、「田植え」テーマの歌。フィエスタの際に踊られるもので、フィリピンらしく、スペインの影響もあるようなサウンド。
デ・メロのアレンジも、まさにそんな感じのイメージを打ち出した感じですね。
ほかにも、どんな感じのものがあるのか、ちょっと聴きたくなったので、さがしてみました。
原題では、『Magtanim Hindi Biro』、または、『Magtanim Ay Di Biro』というのですね。
ちょっとすてきなヴァージョンみつけました。
英語とタガログのミックスでマニラでレコーディングされたRCA Victor(USA)からのもの(正確な録音年は不明)。米国に住んでいるフィリピン人をターゲットにし、リリースされたようですね。
歌っているのは、フィリピン歌手で、アメリカでも活躍した歌手のケイティ・デラクルーズ(KATY DE LA CRUZ)。 "The Queen of Filipino Jazz"ともよばれていたとか。
とてもよい感じ♪(埋め込みできないのでリンク)
↓
PLANTING RICE (Magtanim Hindi Biro) -KATY DE LA CRUZ (Very Rare)
MAGTANIM AY DI BIRO:
よい感じのフォークダンスな振りつけで
(そういえば学校のスタジオにもこういうフィリピンのダンス用の竹の棒あったなぁとか思い出し)
[ちょっとホームシック]
『First Hawaiian Bank presents: Jack de Mello, his orchestra and chorus in concert』聴いていたら、本格的なハワイものや美しい映画のようなサウンドだったりするので、なんだか、ついつい、ちょっとハワイ・ホームシックになってしまいました。
ということもあって、きょうは、ハワイものはなんとなく書けず、ハワイでポピュラーなフィリピンものなのでした。
今回入手したものでは、ウェブリー・エドワーズ(Webley Edwards)のハワイ・コールズでおなじみの方々の『Fire Goddess』という一大スペクタクルな世界の作品などもあるのですけれど(これもそのうち書くと思います)、どうしても、夢のハワイ的なものでステージが目に浮かぶようなものを聴くと、自分が歌やパフォーマンスなどもしていたときの気分になり、こんな風にしたら楽しいだろうなぁとか、想像もふくらみワクワクなのと同時に…。
これからは、なるべくさらっと聴くよう留意したいと思います :D
などと考えながら、そろそろ、もうひとつのブログの方での旅のまとめも、けじめ的にしなくてはなぁと思ってますw
(投稿:日本 2011年8月29日、ハワイ 8月28日)
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Rice Planting Song/ Magtanim Hindi Biro (演奏指揮:Jack de Mello)
投稿者 むぎ茶 | 23:42 | 1970年代, ジャズ/ ワールド その他, ハワイ関連 | 0 コメント »Adios Kealoha (演奏指揮:Jack de Mello)
投稿者 むぎ茶 | 0:43 | 1910年代以前, 1950年代, 1970年代, ジャズ/ ワールド その他, ハワイ関連, 洋楽ポップス&ロック | 0 コメント »きょうは、昼間時間がけっこうとれたので、先日、こんなもの入手しました、とだけ記録したジャック・デ・メロのファースト・ハワイアン・バンク企業配布企画としてつくられた『First Hawaiian Bank presents: Jack de Mello, his orchestra and chorus in concert』(3枚組)をじっくり聴いてみました。
(前に書いたものJack de Mello)
一度、通しで聴いてはいたものの、じっくり聴くのは、きょうがはじめて。このアルバムは、3枚組で、ハワイでおなじみのハワイアン曲やアリイ(ハワイの王族)にちなんだ曲をオーケストレーションで演奏されたもの。オーケストレーションもとコーラスも美しく、スペクタクルな作品。まるで一編の映画をみているような。
もちろん、さらっと耳心地がよく、流して聴くにもよいのですけれど、いろいろと細かい部分を気にしながら聴いてみると、深いですね、デ・メロのサウンド。つくづく、ジャック・デ・メロ、いいなぁ、と思いました。
アルバム全体にわたり、ハワイという地への思いと、そして、ハワイ王朝のプリンス、プリンセス、クイーン、キングたちへのリスペクトが。
とてもすてきな曲がたくさんなのですが、まずは、その中のひとつ、わぁ、なんか、このアレンジすごいなぁと思った『Adios Kealoha』を。
Jack de Mello and His Orchestra and Chorus:Adios Kealoha
(音とびがちょっと…ひどいのですけれど)
この曲、『Adios Kealoha』は、ハワイ王朝のプリンス・レレイオホクによって書かれたもので、『Love Me Tender』の元曲的、とも言われる『Aura Lee』とそのオリジナルをともにしているのではないか、とも言われている歌。
(『Aura Lee』は、W. W. Fosdick/ George R. の作ですが、もともと歌われていたものに発するのではないかとか…)
レレイオホクは、その記録より、ハワイに移り住んでいたメキシカン・カウボーイが歌っていたものにヒントを得て、この『Adios Kealoha』作ったそうです。
(ハワイ王朝の方々はみな音楽の才があり、数々のすばらしい歌をのこされていますが、レレイオホクは、そのひとり。わたしも、"ファン"なアリイ(王族)のおひとり)
オリジンはいろいろな説もある、そんな『Adios Kealoha』ですが、この演奏、1971年では、そんなメキシカンのパニオロ(カウボーイ)のイメージをもつギターとハワイが憧れの地となったひとつの大きな影響をあたえたプレスリー主演映画『Blue Hawaii』へのオマージュのようなものも、それとなく、出だし部分のコーラスでのパートにすこし感じられ(2~3音の展開なのですけれどね、でも、たぶん)…。
短いながら、いろいろな要素や思いがこめられたアレンジ、演奏であるように感じられたのでした。
97th Regimental String Band:Aura Lee (Civil War Music)
Elvis Presley:Love Me Tender
Elvis Presley:Blue Hawaii
(投稿:日本 2011年8月28日、ハワイ 8月27日)
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Buddy Fo And His Group (The Invitations) Kiss Me Love
投稿者 むぎ茶 | 1:30 | 1960年代, ジャズ/ ワールド その他, ハワイ関連 | 0 コメント »きょうは、ハワイものですが、今回入手したものからたぐりよせで知った、アルバムについて。
The Hawaiian Surfersをはじめとし、ハワイのさまざまなコーラスグループへの道をつくったともいえるのは、1950年代後半から活躍し、ハワイを感じさせるナンバーにジャズを取り入れた、すてきなコーラス・サウンドを送り出し、米本土でも人気となったThe Invitations(インヴィテーションズ)なのですが、こんなかわいらしい曲もあったのね!!と、出会い…
INVITATIONS:MALIA MY TITA
この曲、とてもかわいらしくて、このところのかなりお気に入り。思わず口ずさんでいたりします。
サウンドはもちろんのこと、いろんな意味で、さりげなく、とてもハワイらしくてすごくよいです♪
「TITA」や「hula with me」という表現もよいですね~。
ここでいう「hula with me」は、かならずしも「フラ」ではなく、「dance with me」のハワイ的表現だったり、TITA(ティタ)とは、ハワイ・ローカル・ピジンで直訳的には、「シスター」なのですけれど、実際の姉、妹ということではなく、むしろすごく仲のよいともだち、などに親しみをこめてよんだり、愛しいひとだったり(ハワイは、ここがちょっとややっこしかったりもしますけれどね、COUSEN/ CUZ(カズ)なんかも、実際のいとこという意味とはまたちょっとちがったり)
Blip.fmでも、このあたり背景もおわかりになりそうなaquamarinesさんから反応♪
『Kiss Me Love』というアルバムに収録。
他にも、とてもすてきなナンバーもみつけ。
INVITATIONS:HEALOHANO O HONOLULU
ハワイでは、ハワイ語曲として、おなじみ曲『HEALOHANO O HONOLULU』のちょっとボッサなアレンジ。
ヴィブラフォンのきらきらサウンドもすてき。
INVITATIONS:GIRL FROM IPANEMA
こちらは、数々のカヴァーありの名曲
(自分的には、なんとなく感じるハワイ訛りにかなり惹かれますw)
このアルバム、いま聴いてもとても新鮮。
そもそもアナログ盤自体、いろんなものが存在するのですね。
(は、コンピレショーン収録のものはみつかりましたけれど…)
The Invitations / Kiss Me Love / makaha MS2031
Buddy Fo And His Group / Kiss Me Love / makaha MS2031
Buddy Fo And His Group / Kiss Me Love / Lehua SL2031
The Invitations名義にはなっていたりするものの、すでに解散してしまってからの作品のようです。
3枚とも全部同じものなのですけれど、まず、Makahaレーベルでリリースされているものとしては、販売場所(ハワイか米本土かのちがい)、Lehuaレーベルに関しては、おそらくBuddy Fo の契約と関係しているのでしょうね。
そのあたりの背景は、こちら、Hi-Fi-RecordさんのVoices In Hi-Fi で拝見しました。
Buddy Fo And His Group / Kiss Me Love
そんな感じだと、やっぱり入手、むずかしいのだろうなぁ、と思っていたら……さきほどAmazon検索で、発見!!
Kiss Me Love
mp3ですが、どうしてもほしくなちゃってます:D
収録曲もとてもよいですね…
1. Kiss Me Love / 2. Puka Puka Pant/ 3. People/ 4. Mi Nei/ 5. Girl From Ipanema/ 6. Somewhere In Hawaii/ 7. Malia My Tita/ 8. I Wish You Love/ 9. Healohano O Honolulu/ 10. Blue Hawaii/ 11. E Kuu Baby Ha Cha Cha/ 12. Waikiki
[追:明けて、朝の気づき]
そして、いま気づき。そういえば、このアルバム・タイトルでもある『Kiss Me Love』は、大好きな花でもある、ガーディニア曲として、UH在学中、ハパ・ハオレ・テーマでのリサイタルでおどったこともあったのでした…(ふつう、これはあまりフラでは踊らないという、その意味ではかなりレア曲)。
ハワイ語の歌詞とすこしまざった英語がなんともいえず、とてもロマンチックなすてき曲。
(この曲を踊ったのは、特別クラスを設けていただいたとき。履修していたのも、男女あわせて、6人。みんな、もともとフラ・ダンサーで、ハラウ所属、いまでは、クム・フラとしてハラウを率いる方も。エンターテイメント界で活躍している方たも。あのタームのチーム・ワークは、とてもすてきで、いまでもとても心に残っています。その後もみなの活躍は目にします)
これに気づいてしまったからには… ぽちっ
(投稿:日本 2011年8月24日、ハワイ 8月23日)
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つづくハワイからのレコ、これまで、ハワイのラウンジ・シーン(まさにいわゆるラウンジです。ホテルやライブハウス・バー&レストラン)で活躍の1960年代のミュージシャンのものを聴いてみましたので、きょうは、1970年代ものを。
われながら、つくづく、今回連れて帰ったアルバムは、ほんとにすばらしいものばかり。 それも、しみじみ…と。 心の底から、よろこびを感じております。
本日、聴いたレコードは、Liz Damon's Orient Express の『Liz Damon's Orient Express 』、1970年の作品。
このアルバム、あまり予備知識はなく、唯一の知識としては、「あっ、これ、あれ歌ってるひとかな…(のちほどこちらについては)」というのと、「あ、この歌たしか」、「カヴァーがなんかよさそう」という感じで、手に取ったのですけれど、日本でもソフトロック系一部の方には好まれているものなのですね。CDも再販(CDにはアナログ盤に収録されていないボーナストラックもあるようですね…)。
まずは、あまり考えず、そして、次はじっくり歌詞や歌声を聴きながら、さらにサウンドも、という感じでくり返し聴いてみたのですけれど、なんだか、聴けば聴くほどな(というか、くり返し聴きたくなる何かがあります)。
はじめにじんわり、よさを感じ、そして感動にみちびかれていったのでした。 (Amazonのコメントもそんな意見が多いような) 「ソフトロック系の…」とは書きましたけれど、以前にも、BABADUのときにそんなことに触れたような、なのですけれど、ハワイのラウンジ・エンターテイメント系ミュージシャンのよさは、洗練されたスタイリッシュさやソフトさではなく、なんとなく人の温かみを感じるような素朴なピュアさというか(それをベタなととらえる方もいらっしゃいますけれどね)、そんなところにあると思うのです。
このLiz Damon's Orient Expressのボイス、そして、サウンドもまさにそんなものを感じ。
さがしてみたところ、動画もあったりしましたので、とにかくの、収録曲を。
1. 1900 Yesterday
1971年のBillboard Hot 100 Top 40 にも入ったヒット曲。米国では33位、カナダでは16位。 イージー・リスニング・サーヴェイでは、4位を記録。 邦題は『遠い初恋』、『1900 Yesterday』は、割ること365日で、5年分の昨日というような…去ってしまった恋の歌。
2. Something
ザ・ビートルズ『Something』のカヴァーですが、男性コーラスと女性のコーラスのバランス、特に静かな部分のピュアさが美しく。 そして、ホーンとベースのあたたかさ(こちらは、アルバム全体とおして)
3. But For Love
せつない系での明るいボイスが、またなんともいえず。演奏、ボイスともに、感情をおさえつつな部分とサビの対比が感動的。
4. You Make Me Feel Like Someone
この曲、リズ・ダモンのソフトなボイスが前面に、聴かせるナンバー。「Baby~♪」という部分の歌い流す感じがとってもすてき。
5. Bring Me Sunshine
明るく、ポップで、すてきな曲。シロフォンの感じがかわいくて、好きです。
6. You're Falling In Love
B面1曲目にふさわしい、明るいナンバー。こちらも、リズ中心で。
7. Everything Is Beautiful
人生や人の命の美しさを歌った、1970年代らしいさわやかさをもつナンバー。福音的なメッセージも。
8. That Same Old Feeling
美しいコーラスとせつなさ、明るいメロディーがよいです~。
9. Close To You
たくさんのカヴァーがあるおなじみ『Close To You』。フィーメール・コーラスのピュアさをひきたてる、おさえたサウンドとバックをサポートするメール・コーラスが、やさしいアレンジ。
10. Let It Be
かなり感動してしまいました、このカヴァー。ほんとに"Mother Mary comes to me…♪"な気がします。イントロのホーン、歌い込みすぎない飾らぬボイス、そしてギター・ソロに、なんだか、泣けました:'(
もちろん、個人的な好み、その他あると思うのですけれど、わたしの中では、かなり心にうったえかけるカヴァーのひとつとなり。
(オリジナルふくめ、どのヴァージョンにも泣けてしまうのですけれど、こちらは特に。やっぱりハワイのひと独特の声(声質、発音などいろいろ)になじみがあるからなのでしょうか…)
以降、アナログ盤には入っていないCD収録ものもさがしてみました。アルバム『Heaven In My Heart』(1978年)からのものもあるようです。よいですね♪
11. Heaven In My Heart
12. Quando, Quando, Quando
13. Canadian Sunset
14. Wave
15. Danny Boy
そして、先に触れた、手に取るきっかけとして、リズ・ダモンで覚えていた曲はこちらでした:)
(このアルバムには収録されていないのですけれど、記憶に)
Liz Damon with the Orient Express:Me Japanese Boy (I Love You) (1973年)
とってもかわいいコーラスですね。こどもボイス。
他にもすてきな曲いろいろですね。 こちらもすてき☆
Liz Damon's Orient Express:Quiet Sound
[Liz Damon's Orient Express]
Liz Damon's Orient Express(リズ・ダモンズ・オリエント・エクスプレス)は、ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジのザ・ガーデン・バーに継続出演、1970年に1枚目のアルバム(同作)をMakaha Rcord からリリース。その後、White Whale Recordsに移行し、『1900 Yesterday 遠い初恋』もシングルに。 1971年には、バーと・バカラックの『Loneliness Remembers (What Happiness Forgets)』をカヴァーし(オリジナル・レコーディング、 ディオンヌ・ワーウィック)、チャートイン。 その後、カヴァー曲中心にレコーディングも。1970年代後半には、ラスベガスに活動拠点を移し、そして、1979年にコメディー(どうもハワイのグループはこうなるのですね。ある意味それが味ともなるのですけれど、ちょっともったいないような。このあたり、他グループに関しても、ちょっと感ずることあり)アルバム、『Warning: This Album Could be Hazardous to Your Ego! (1979)』をリリース。
(投稿:日本 2011年8月22日、ハワイ 8月21日)
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しばらくつづきます、ハワイから連れ帰りのレコードたちのお話。
いわゆるハワイアン・ミュージックではないけれど、「ハワイのミュージックといったら、この方たちでしょう」といった感じの代表選手的な方々の作品、もちろんCD化されているものもすくなくないのですけれど、今回は、そんな方々の企画レコードなどを連れて帰ってきました。
レコードや音楽の可能性やその役割が活発だった時代ならではのものとして、企業が取引先や顧客の方々に配布していたPR的なもの、というのがあると思うのですけれど、今回は、そんなレコードたちとも出会うことができました。
ハワイでオーケストレーションといえば、この方な、Jack de Mello(ジャック・デ・メロ)によるハワイならでは企業のものを数枚。企業のPR企画にまさにふさわしい、Jack de Mello(ジャック・デ・メロ)の音楽は、ジャンルとしては、あえていうなら、一般的にはイージー・リスニングといったところでしょうか、耳心地もよく楽しさも、といったサウンドです。
レインボーのロゴでおなじみのハワイの銀行、ファースト・ハワイアン・バンクがお届けする、『First Hawaiian Bank presents: Jack de Mello, his orchestra and chorus in concert』(3枚組)
こちらは、ハワイアン・ミュージックのおなじみ曲をオーケストレーションで。きちんとハワイ王朝を思う、そして、いまでも、かならず式典のはじまりにはかかせない『Hawaii Ponoi』も収録(もちろんオープニングに)。ハワイものが中心な中、『アリラン』などもふくまれているところがちょっとおもしろいです。
そして、こちらもある意味、組もので、ハワイでのトヨタや家電のディストリビューションなどもしているSERVCO Pacific の配布企画もの。Jack de Mello & the Imperial Strings で『Cherry Blossoms and Days Of Youth』と『Cherry Blossoms In The Sun』
こちらは、日本の民謡、童謡、流行歌などをオーケストラで。おそらく、トヨタをはじめ日本製品のプロモーション的意図と、ハワイの日系文化を考えてのものだと思います。オーソドックスなアレンジから思わずハンドクラップしたくなるような、アレンジも。
(こちらのレコードからは、「行きたいところがあるよ~」というこ声が聴こえてくるような…でしたので、第一回 ハワイ&Music会議にて、ふさわしい方のもとへ)
ジャック・デ・メロについて:
ジャック・デ・メロは、本来オーケストラで演奏されなかったような曲をオーケストレーションで表現する方としては、ハワイでは第一人者ではないかなぁと思います。そのバラエティーはトラディショナルなハワイアン・ミュージックからさきほどもあげたような日本曲であったり、ポップスであったり。いわゆる歌謡ハワイアンといった感じのもの。もちろん作曲家としてのオリジナル・ナンバーなどもあり。 1960年代には「Polynesia Label」というレーベルで、多くのアルバムをリリースしています。 Jack de Mello この別のアーティスト、企画でのプロモーションも、ほかにすこしあるので、そちらは、また…。
(投稿:日本 2011年8月19日、ハワイ 8月18日)
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The Hawaiian Surfers Today (album)
投稿者 むぎ茶 | 8:55 | 1960年代, ジャズ/ ワールド その他, ハワイ関連, 洋楽ポップス&ロック | 0 コメント »きょうも、ハワイから連れて帰ってきたレコより。
昨日のOhta Sanの『Soul Time In Hawaii』につづき、ほぼ同時期のDeccaからハワイもの、The Hawaiian Surfersのアルバム『TODAY』(Decca:DL74843)。
すこし前に、もうひとつのブログで書いた、レインボー・ブックス&レコーズで、持込本と引き換え(?)に。
The Hawaiian Surferメインランドでも、ハワイのラウンジ・シンガーたちが人気となっていた時代、1960年代後半に活動の男性コーラス・グループです。
なんとなく存在を耳にしていたけれどまだ聴いたことがないということと、大好きな曲、『On A Clear Day』のカヴァーが収録されているので手に取り。
予想をはるかにこえるすばらしいボーカル・ワークに感動です♪
もちろん、もともと男性コーラスというのは、自分の中でも好きなフィールドではあるのですけれど、ほんとにすてき☆
当時のサウンド、すこしボッサなアレンジに、ハワイらしさもほどよく
やさしくあたたかボイス、いやされるコーラスに、うっとり、です。
これから、かなりの愛聴ものとなりそう(1ダラではないので、コンディションも比較的よく)
ジャケットも、ダイヤモンドヘッドをバックにビーチでありながら、アロハと組み合わせた黒のスラックスにレザーシューズが、正統派ラウンジ・コーラス系。
プロデュースは、Ohta Sanのと同じくCharles "BUD" Dant。
収録曲:
A1. One Paddle Two Paddle
A2. Yesterday
A3. Hawaii
A4. The Shadow Of Your Smile
A5. Lahaina Luna
A6. On A Clear Day
B1. Jungle Rain
B2. The Cotton Fields
B3. Born Free
B4. A Million Dreams Ago
B5. Jailer Bring Me Watre
さわやか前向き曲、ちょっと涙なさみしんぼ曲、やさしいいだき曲、すべてすばらしく。
大好き曲『On A Clear Day』はリズム(ワルツになるところなど特に♪)やテンポの移行もすてき。
『Yesterday』と『A Million Dreams Ago』なども、とてもとても。
このあたり、もうすこし、現地でも再び評価されてほしいなぁと思う次第です…。
『Sayonara』が収録されているアルバム『Coral Reef』とも欲しいなぁと思ってます。どこかで、よい感じで出会えたら、ぜひに、と、次への楽しみも。
(投稿:日本 2011年8月17日、ハワイ 8月16日)
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Ohta San (Herb Ohta) Soul Time In Hawaii
投稿者 むぎ茶 | 15:51 | 1960年代, ジャズ/ ワールド その他, ハワイ関連, 洋楽ポップス&ロック | 0 コメント »ハワイから戻ってそろそろ1週間。
日本の片づけもすこし目処がつき、そんな都合でおあずけにしていた、ハワイから連れて帰ってきたレコードたちを、昨日からぽつりぽつりと聴きはじめです:)
昨日は、3枚ほど、聴いたりしていたのですけれど、まずは、Ohta San(オータサン)こと、Herb Ohta(ハーブ・オータ)の1969年のアルバム『Soul Time In Hawaii』。
このアルバムは、以前にもちょっと触れたのですけれど、ちょっと傷だらけなうえ、コンディションを考えるとなぁ、自分ルールに反するなぁ(自分ルール:ちゃんと聴けるコンディション、1ドル、2ドル)と思いつつ、どうしても聴いておきたくて、ビッグアイランドのアンティークショップで入手したもの(でも、そんなべらぼうプライスではありません)。
オータサンは、ある意味、ウクレレのイメージや可能性をひろげたという意味で、ハワイでも、あらゆるジャンルのミュージシャンからもリスペクトを受け。従来のハワイアン・ミュージックとはまた異なりながらも、ハワイを感じさせるのウクレレ・サウンドの新たな世界に貢献を果たされたという功績のある、とてもすばらしい方。
(ご子息、ハーブ・オータ・ジュニアさんもご活躍)
そういった意味でも、敬意はいだいていましたし、そのサウンドはすてきにやさしいなぁと思っていたのですけれど、最近、なるほど、そういう接点もあったのかぁと気づいたのが1960年代後半の平岡精二さんとのワーク。オータサンのせつなくあまいボッサなアレンジのウクレレに、とてもソフトでしずかに輝く平岡精二氏のヴィブラフォン。
このころのハワイ・レコーディングもの、参加ミュージシャンなど書いていないことが多く、この『Soul Time In Hawaii』も同様なのですけれど、年代、ひかえめながらもうっとりなヴィブラフォンのきいたアレンジ、そして、収録曲のひとつが平岡精二さんのものであることからも、療養のためにハワイにいた氏の参加がうかがえます。
こちら『oul Time In Hawaii』、DeccaのDL74894。オータサンの平岡精二さんとのワークは、それよりすこし早いアルバム、『Ukulele Isle』(Decca:DL74704)や 『Cool Touch Of Ohta San』などもありますね。
Hi-Fi Record Store: Ohta San オータ・サン
収録曲は、カヴァーも多いのですけれど、当時らしい完全なるオータサンの世界。
個人的には、明るいハワイアン・ソングのイメージが強い『Lahaina Luna』、こんな風になるんだぁ…と、かなり心を打たれ、カヴァーでは、『Shangri-La』や『Beyond The Sea(La Mer)』いたく気に入っております。そして『君といつまでも』カヴァー『Love Forever』ももちろん。オリジナル曲も。そして、平岡精二さんの『The Tears(Namida)』よいですね…。
どの曲も、とてもすてき。
クール・サマーなイメージのジャズ・ボッサ。平岡ヴィブラフォンのすこし寂しげな音色も。
プロデュース:Charles "BUD" Dant
収録曲:
(*)オータサンのオリジナル
A1. One Note Samba ワン・ノート・サンバ
A2. Love Forever 君といつまでも
A3. Lahaina Luna ラハイナ・ルナ
A4. Shangri-La シャングリ・ラ
A5. Keep Your Eyes On The Hands キープ・ユア・アイズ・オン・ザ・ハンズ
A6. Pineapple Special パイナップル・スペシャル *
B1. Manha De Carnaval 黒いオルフェ(カーニバルの朝)
B2. beyond The Sea (La Mer) ビヨンド・ザ・シー
B3. Spring Spends The Winter In Hawaii スプリング・スペンズ・ザ・ウィンター・イン・ハワイ
B4. Free Again フリー・アゲイン
B5. Back Home To The Cane Fields バック・ホーム・トゥ・ザ・ケイン・フィールズ *
B6. The Tears (Namida) ザ・ティアーズ
収録曲の動画などもさがしてみたのですけれど、このアルバム含め、Decca時代のものはあまりないようですね。
音でご紹介できないのがおしまれるすてきなサウンドです。
(2003年に紙ジャケット仕様でCD化をいちどされているようで、Amazonのサイトで試聴はできますよ)
ソウル・タイム・イン・ハワイ(紙ジャケット仕様)
(なんか、すごいプライスですね…)
[オータサンの日本ものカヴァー]
『君といつまでも』のカヴァー『Love Forever』もですけれど、オータサン、日本の流行曲のカヴァーも、けっこうされてますね。
『Hi Baby』(こんにちは赤ちゃんのカヴァーがあるのも、つい先日知りました:)
アラッポ・カーロの備忘録:こんにちは赤ちゃん
(投稿:日本 2011年8月16日、ハワイ 8月15日)
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Now Is The Hour フランク・シナトラ ほか
投稿者 むぎ茶 | 23:38 | 1940年代, 1950年代, 1960年代, ジャズ/ ワールド その他, ハワイ関連 | 0 コメント »約ひと月のハワイ滞在も、いよいよ最後の夜となりました。
今回の滞在は、これから、住処を貸すための準備だったりしたのでした。なので、いつもより、だいぶヘビーに片づけを。
ほんとは、昨日中に荷物はまとめ、今宵は、のんびり(すこししんみり)、などとも思っていたのですが、片づけ、自分としては早めにとりかかっていたのですが、やっぱり前日にばたばたと、です(でも、いつもよりは気分的にも余裕なので、そこは進歩)。一度、パッキング終えて、なんだか詰めすぎだなぁと、再考したり。すこし預けていく荷物があるので、それをやや増で対応にいたしました。
この決断は、今後のための有効策、長期的な将来のことも考えての希望ある選択。でも、やっぱり、ちょっとさみしいです。
今夜は、荷づくりしながら、口ずさんでいたりしていた『Now Is The Hour』を。
Frank Sinatra:Now Is the Hour (Reprise 1962)
この曲にはじめて出会ったのは、うちにあったフランク・シナトラ『Sinatra Sings Great Songs from Great Britain』というアルバムでした。
高校生のころ、父や母の昔のレコードを聴きはじめて、その中でも、このアルバムは、大好きなお気に入り(もちろんいまも大事にしております)。収録曲は、ロンドンのロマンスや旅情を感じるような、とてもとてもすてきなアルバム。
ほんとうに大切な一枚。
このアルバムは、後にして思うと、昔の曲を聴きはじめるきっかけとなったものかも、とも思います。
『Now Is The Hour』、『今し別れの時』という、邦題もよいですね。せつなくもありながら、すてきなメロディー。
その後、ビング・クロスビーやさまざまなシンガーの方たちも歌っていることを知り。シンガー、歌詞も送る立場だったり、去る立場だったり。
きょうも、動画調べてみたら、いままで聴いたことがなかった、マーガレット・ホワイティングなど、すてきなヴァージョンもあったので、ちょっと再生リストに♪
テレサ・ブリュワーのヴァージョンは、ハワイっぽいです(アルバムのテーマがですね)。
Bing Crosby/ Margaret Whiting / Vera Lynn/ Teresa Brewer/ Guy Lombardo and his Royal Canadians/ Marty Robbins Sings/ Frank Sinatra/ Ken Griffin
いろんなヴァージョンがあることを知ったのは、その後、そんなに時間が経ってからではないのですけれど、オリジナルというか、原曲となるものがあったということを知ったのは、何年も経ってからのことでした。
この曲は、もともとは、マオリ(ニュージーランド原住民および原文化)の『o Atarau』フェアウェル・ソングなのですよね。このことは、自分がポリネシア文化に深く興味を持ち、こちら大学にふたたび入って勉強したことで知り。
(同じメロディーで、他の歌詞、賛美歌的なものもあります)
Wiki Baker:Po Atarau
作に関しては、いろいろと、すこし事情があるようですが、クレメント・スコット(Clement Scott)、マエヴァ・カウハウ(Maewa Kaihau)、ドロシー・スチュアート(Dorothy Stewart)ということになっています。
ハワイの歌ではありませんけれど、ここでも、別れの曲として耳にすることも。
また、いつか戻るということで…でした。
船旅時代にくらべれば、飛行機で~、です。
けっこうな時間離れていても、知り合いだけでなく、街のひとも、わたしのことを覚えてくれたりしたの、とてもうれしかったです。住み慣れた地も、今度からは旅人気分で楽しみます:)
(ホテルやコンドミニアムだったら、帰国前の寝具、タオルの洗濯や掃除もやってくれますしね)
(投稿:日本 2011年8月10日、ハワイ 8月9日)
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先日、ちょっとUSEDレコードについてのことなども書きましたけれど、今回の滞在では、よく旅で訪れていたときのように、レコード、何枚か(15枚ぐらいかな)買いました。こちらには、レコードプレイヤーはまだあるのですけれど、アンプとかもうないし、いますぐ聴ける状態ではないのですけれど、出会ったレコードのこと、すこしづつ書いていこうと思います。
手にとったものは、すこしなじみがあるアーティストの企画ものやCDでは出ないかなというもの、おなじみだけどかわいい値段ならやっぱりレコードでもってるのよいよね、というものたち。
荷物のこともあるので、すこししぼって。そして、またの出会いをこれからにとっておきたいということもあり、一生懸命さがすというよりは、出会いで、という感じです。
まずは、何から、とけっこう考えてしまっていたのですけれど、ハワイのひとたちの心に刻まれているひとでありながら、意外と英語でも日本語でも語られていないという(ネットだけかな…)この方、マイアトル(マートル)・K・ヒロ(Myrtle K. Hilo)。親しみをこめて'Auntie Myrtle'とよくよばれていますけれど、この方もいろんな意味でとってもハワイらしい、そして、観光ハワイへの音楽シーンにはかかせない方だと思うのです。
ハワイでは、プロのミュージシャンであっても別の職業をもっていたりする方が多いのですけれど、'Auntie Myrtle'もそのひとり、「歌うタクシー運転手」。そのかけもちなところがハワイらしさの象徴でもあり、ひとびとに親しまれ、愛されたミュージシャン、エンターテナー。
その名も、な、『The Singing Cab Driver』のほか、5枚のアルバムをリリースしていますが、今回は、『Will You Love Me (When My Curburetor is Busted)?』をレインボー・ブックス&レコーズでみかけましたのですこし法則からはずれた感謝買い。お店のことは、ここに書いてます。
レインボー・ブックス&レコーズのこと:レインボー・ブックス&レコーズ。閉じられるページ (ハワイ紀行)
ハワイでは、KAONA(カオナ)といって、歌にいろんな隠れた意味をこめ、贈りあったりする習慣が、昔からありますけれど(ちょっと和歌の世界にも近いです)、そんな風習は、人々のあいだに、いまでもなんとなく、残っています。
このアルバムのタイトルともなっている曲『Will You Love Me (When My Curburetor is Busted)?』も1960年代のもので英語ではありつつも、そんなハワイのスピリットが、盛り込まれた歌。
歌詞
コミカルなせつなさをもつラブソング。
アルバムとしてはCDやmp3ないようですけど、Territorial Airwaves(まことにすばらしいオールドタイム曲専門のラジオ番組、現在も放送)のコンピレーションに収録せれてるみたいなので試聴もできます。
Will You Love Me When My Carburetor Is Busted?
ローカルの方の会話でも(ちょっとお年な)、この曲のタイトルがフレーズとしてでてくるぐらい。
ハワイの粋なひとは、会話の中に、気づかなきゃ気づかないさりげない音楽関連を織り込んでたりします。それが楽しかったり。
わたしが入手したアルバムとは別のものなのですが、アンティ・マイアトルが人気となったアルバム、その名も『The Singing Cab Driver』に収録の曲がありました。『マヌエラ・ボーイ』のガール版『マヌエラ・ガール』なんかもあって、このアルバムもよいのでしょうね。
Myrtle K. Hilo:Lover's Prayer
せっかくなので、Auntie Myrtleのこと、簡単に。
Myrtle K. Hilo:
シンガー、タクシードライバー、Auntie Myrtleにとってどちらが、はじめのキャリアかというと、シンガー、エンターテナーの方が先だったのですね。細かく前後を存じておりませんでした。
ハワイがアメリカ合衆国のテリトリーから州となった1950年、ダニー・カレイキニ(この方もかなりローカル的にかなり重要ですね、どこでも顔名刺な)と一緒に、カハラ・ヒルトン(現:ザ・カハラ・ビーチ&リゾート)でのステージにたったのが、エンターテナーとしてのデビュー。その後は、ブルー・ドルフィンやクラブ・ポリネシアなどにアンティ・ジェノア・ケアヴェとも。
1965年に、こどもたちが大きくなったということもあり、定職的な仕事として、タクシー会社に配車係として就職。数日後、偶然にも、夜間のドライバーが欠勤。この日から、タクシー運転手に:D
お客さんを歌で楽しませる名物運転手となり、ラジオDJとしてもいくつかのプログラムをかけもちするようになったのですね。かなり多忙ですね。
それからは、「歌うタクシー・ドライバー」としてレコーディングも、というような経緯だったそうです。
Myrtle K. Hilo、ハワイのひとびとの心に残るミュージシャンのおひとりですね。
(投稿:日本 2011年8月6日、ハワイ 8月5日)
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先日は、桑名晴子さんの『MILLION STARS』でマッキー・フェアリーのことに触れたりしたのですけれど、彼の死からもかなり経ち、そのもっと前ながら、同じように、悼まれるのは、Billy Kaui(ビリー・カウイ)も。
ビリーは、もっともっと若い28歳で没。1977年と、ずっと前ですけれど、亡くなった原因も同じような、問題で。
ラジオでは、数十年たったいまでも、『It Doesn't Matter Anyhow』は、毎日のように聴かれ(ハワイアン・ミュージック・ステーションは、いつもエヴァーグリーンな名曲、同じ曲がかかるというのもあるのですけれどね…。この曲、やっぱり何度聴いてもよいですけど、動画とかにふしぎとなく)。
オリジナルのJose Felicianoのものはありなのですけれど、わたしにとっては、やっぱりビリー・カウイのヴァージョンが、雰囲気だったりします。歌声やその感情も。
BABADUもカヴァーしているこの曲、『Words to a Song』も、つくづくよいです。
BABADU BABADU!
Billy Kaui:Words to a Song
その歌声は、やさしく、メローでせつなく。つくり出す曲も。
また、そのひとたち自身も、ほんとうに、そんな感じですね。
マッキーもですけれど、なんで、みんな、そうかなぁ、と。
こういうハワイの状況は、なんとなく、いつになっても思いや考えがまとまりませんけれど。
このひとが、ふつうに、ずっと生きていたら、どんなすてきな歌を送り出してくれていたのだろうと。
最近のニュースもあったりして、ジャンルはちがうけど、マッキー・フェアリーやビリー・カウイのことなど考えます。
なんだか、耳にするたびに、ラブソングとしてのすてきさと同時に、そんなことをいろいろと、ハワイのもついろんな問題や。
カントリー・コンフォート時代とは、また別の表情をみせる、このソロ・アルバム1枚だけで。リリースしてすぐの3ヶ月後。
その才能をとてもおしみつつ、でも、やっぱり、そういう運命だったのでしょうか、とかも思ったり。
こちらでは、数曲、すこしづつ、聴くことができますね。
Billy Kaui (Aloha Got Soul mix):
"Empty"~"Asking For a Night"~"Words to a Song"~"Mr. Reggae"~"Sunny"
ここにはない収録曲、『Marie』も、とてもとてもすてきなのですけれど。
思うのは、ほんと、これ…
(投稿:日本 2011年8月3日、ハワイ 8月2日)
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本日は、すこし気分をかえて、日本のアーティストのハワイ録音ものとして、いつか書こうと思っていた作品を。
桑名晴子さんのデビュー・アルバム、1978年の『MILLION STARS』。こちらは、所有している訳ではなく、ずっと欲しいなぁと思っているもの。
このアルバム、カラパナのマッキー・フェアリーが、一時脱退し、ソロ、自身のバンドへ結成という時期にプロデュースしたもの。マッキー・フェアリーのカヴァーを女性ボーカルですてきにカヴァーしてくれているのですよね。録音もハワイらしく。
You're Young 桑名晴子 (1978年)
ギターかっこいいです。イントロのエレピの音も。
Million Star 桑名晴子 (1978年)
キーボードが、夜空な。
B面は、リトル・フィートのビル・ペインとポール・バレルがバックをつとめ、またちがったテイストに。
こちらも、とってもかっこいいですね。こちらはLA録音。
Vanishing Point 桑名晴子 (1978年)
このアルバム、『あこがれのSUNDOWN』も評価が高いナンバーですが、近年、セルフカヴァーしてらっしゃったのですね。
あこがれのSUN DOWN (1978年)
あこがれのSUN DOWN Volta Masters Remix feat.CLOCK
アルバム『Million Stars』収録曲:
あこがれのサンダウン/ さりげなく過ぎゆく時に/ アイ・リメンバー・ユー/ ユーアー・ヤング/ よそうよ/ ミリオン・スター/ ギヴ・ア・リトル/ 待ち合わせ/ 風の中に/ シュア・シング/ セット・ミー・フリー/ バニシングポイント/ Keyはふたりで/ イージー・トゥ・セイ・グッバイ
このアルバム、すごく欲しいですけれど、一度は、CDで再発されたものの、なんだか、すごいプライスになってしまっているものもみかけたりして…と思ってたのですけれど。
あれっ?ふつうに…。iTunesで。けっこうこういうの気づいてないときあります…
いま気づいたので、これから、考えたりするところです。
こちら聴いていたら、オリジナルのマッキーのボイスも聴きたくなっちゃいました。
Mackey Feary Band:You're Young
Macky Feary Band:A million stars
カラパナ、そしてマッキー・フェアリー・バンド時代のナンバーもふくめ、いまだその死を惜しまれている方なのですが、彼の一生は、ある意味、ある側面のハワイをそのままに象徴していて、そういう意味でも、なんか、とてもやりきれない気持ちにもなります。1999年、43歳で、亡くなったとき、わたしは、ハワイで暮らしていましたけれど、ショックというより、いろんな意味で、かなしい、なぁと。いまでもです。
(投稿:日本 2011年7月31日、ハワイ 7月30日)
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Arthur Lyman Puka Shells (アルバム)
投稿者 むぎ茶 | 21:52 | 1970年代, ジャズ/ ワールド その他, ハワイ関連, 洋楽ポップス&ロック | 0 コメント »先日の『PEARLY SHELL』でも、ほんのちょっとだけ触れたアーサー・ライマン(Arthur Lyman)ですが、エキゾティカ・サウンドでおなじみの1950年代後期、1960年代のものとすこしちがった側面もみせてくれるアルバム『Puka Shell』を、この度入手したので、そちらについて。
このアルバム、1975年リリースということで、ディスコグラフィーとしては後期にあたる作品。
アーサー・ライマン、ネット上ではレコードについてというものはけっこうあるのですけれど、全容についての日本語の情報があまり多くはないですね。思っている以上に多くのアルバムをリリースしていたということには、やっと気づきました。「そのひと自身」的には、今度、書くつもりです(できれば明日あたり?)。
1950年代には、マリンバの奏者として、マーティン・デニー楽団のメンバーでもあったアーサー・ライマン、サウンドも、そのときどきの要素を感じるところも、また、よいですね。
エキゾティカの解釈は、「外からみたハワイ」が特徴だったりするので、ハワイ出身であるということも、すこし珍しいかも知れません(他も演奏メンバーにはローカルはいたりしますけれど)。
初期のジャズ・カヴァーとかも、ものすごくよいのですが、この1970年代カラーを感じる『Puka Shell』なんだか、とても新鮮に感じました。
何が、というと、しっかりエキゾティックながら、フォークだったり、サンバだったり、さまざまな要素を感じさせるナンバーもあったり。そして、サウンドももちろんなのですが、女性ボーカル、カピオラニ(Kapiolani)の飾り気のない素直な歌声。すこしぶれたりもするのですけれど、そこが、また、なんとなく、心あたたまるというか。
Arthur Lyman:アルバム『Puka Shells』
Arthur Lyman:Skybird
Arthur Lyman:Gingele
いろいろな方がカヴァーしているジャズ・サンバなナンバー、『Gingele』。このヴァージョン、すごく好きになってしまいました。マリンバだけでなく、ピアノもすごくよい♪
「心あたたまる」という雰囲気は、その歌声からだけではない、これ何なのかなぁとすこし考えたり。
そして、すこし調べてみたりして、やっとわかりました。
カピオラニ、とあるのは、カピオラニ・ライマン(Kapiolani Lyman)、アーサー・ライマンのお嬢様だったのですね。12、13歳の頃からいっしょにステージに。
※Honolulu Star-Bulletin Features:Gentle reminder of passage of time にて知る(Al Naluai没のときの記事ですが、このしばらく後、ライマン氏も…)
たしかに顔、似てます。
このあたたかさは、父が娘をみまもるやさしさのような、親子のつながり、かなと。
ほかにもよい曲たくさんですが、最後に、アルバムでは、最初、タイトルともなってる『Puka Shell』
Arthur Lyman:Puka Shells
収録曲:
1. Puka Shells/ Skybird/ Paoakalani/ Gingele/ My Eyes Adored You/ Legend Of The Rain/ Mystic Island/ Guava Tree/ Adios, Marquita Linda/ Loving Him Was Easier/ Lonely Sky/ Swingers Lullaby
本日は、このアルバムを午前中に聴き、午後にはクローゼットの片づけなどを。
日本に帰って、あれってどうしたかなぁ、と、気になっていたプカシェルのネックレス発見!
アルバム『Puka Shells』効果、プカシェルを運んできてくれたのでしょうか。
残してあった衣装関連の小道具の中から。
きっとハワイ・カテゴリーと自分で判断してここにまとめてたのかも…
(何せ引越し時はばたばたでしたので…)
| From Hawaii Summer 2011: Day 18 |
こちらのプカシェル・ネックレスは、本当の「プカ・シェル」。
ひとつひとつのプカ・シェルは、巻貝が自然に波に流され穴ができたもの(プカはハワイ語で穴という意味)で、けっこう、いまは、ふつうにお店ではあまり売ってなかったりするのです。
(貝をけずって穴をあけてビーズのようにしたフィリピン製のものなどは、お土産物屋さんでも売ってます。これはこれでかわいい)
高価という訳ではないのですけれど、これだけの数、プカのあいた貝も、ハワイのもので、というと、地道につくってるひとにたのんだりするか、自分でつくるとかです。集めやすい時期も決まっているのです。
(大きな波がさったあとのノースショアやウェストサイドでは、それなりに集まります。数を集めるにはカウアイ島もよいみたい)
貝がらが、この小さなプカ・シェルとなるまでのプロセスはこちらが写真入りでわかりやすいです。
プカシェル(こちらは父島のものですね。すこしはマットな質感かな)
幸せを運んでくれるともいわれるプカ・シェルには、この歌のように海が運んでくれる思いを感じます。
このプカ・シェルのネックレスは、10年以上前に、地元の方にいただいたもので、1本きれちゃったときに、もう1本いただきました。
もちろんきれてしまったもの直しました。短くチョーカーみたいになってますけれど、それはそれで、なんかグルービーな感じにも。いまのファッションにもあう感じでもあるような。
往年のサーファー・ファッション時代にも流行しましたけれど。
最近も、日本では、サーファー系芸能人の方層がされてるのですね。
[レコードって、をすこし考えながら]
なんで、年代をすこし幅広めに聴いてみようかとなったのは、レコードなどをすこしみていた際に、ほしいのに、コンディションと価格がすこしどうかなぁと思うようなで、購入しなかったものがいくつか。
(価格といってもそんなではないのですが、要はレコードとは、なぜにリアルタイムは別として、買ったりするようになったのか、など、このことに関しては、自分の中でもいろんな考えがあるので、すこし考えまとめてから、次回にでも)
アーサー・ライマンの作品もその中にはあったのですけれど、フォーマットはレコードに限らず、CDとかiTunesとか、聴きたくなっちゃったのでした。
(投稿:日本 2011年7月29日、ハワイ 7月28日)
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早いもので、ハワイにきてから、10日以上たち、あとすこしで2週間。ブログもしばらくお休みしてしまっていました。
ハワイにきてからは、CDもリリースし、ご活躍の岡村みどりさんとご一緒し、いろんなところへでかけたり、楽しい時間をすごしてました。ご帰国された昨日あたりから、こちらのふつうの日々。
きょうは、なんだかこどもの頃に初めてきたハワイを思い出し、自分で初めて意識したハワイの曲『PEARLY SHELLS』、いろんなヴァージョンなど聴いてみたりしていました。
インストゥルメンタルでは、このビリー・ヴォーンのヴァージョンがおなじみでしょうか。
Billy Vaughn:Pearly Shells
『PEARLY SHELLS』は、日本でも『真珠貝の歌』として親しまれ、アメリカ本土では、何か知ってるハワイアン・ミュージックは?とたずねたら、ある年代の方は、この曲をあげる方が多いのではないかというくらい幅広く知られ、1960年代には、避暑地ポップス的にも。コニー・フランシス、パット・ブーンと多くのミュージシャンやシンガーがカヴァーしていますね。
Connie Francis:Pearly Shells
Pat Boone:Pearly Shells
Burl Ives:Pearly Shells
この曲、もともとハワイで歌われていた『Pupu a'o Ewa』という唄に、 『PEARLY SHELLS』として、Webley EdwardsがLeon Poberと共に英語の歌詞をつけたもの。
(歌詞の内容は、原曲とはかなりちがっていることもあり、こういったことに関しては、やはり地元でもハワイ原文化をまもる方からは、いろいろと意見があったりするのですが…)
何度も訪れ、住んでいたこの地ですが、いまでもホノルル空港につくと、頭の中には、この曲が流れてくるのです。楽しい夢の島、ハワイを感じ。
Andy Williams & Mary Tyler Moore - Pearly Shells (1965年) 真珠貝の歌
やっぱり、こんなハワイのイメージはすてきです。
1960年代当時のこの曲の流行は、Webley Edwardsが司会をし、1935年から40年近く全米に放送されていたラジオ番組、「Hawaii Calls」の影響もとても大きく。
※Webley Edwards(ウェブリー・エドワーズ)については、またの機会にも書くと思いますが、こちらのブログが詳しいのでリンクさせていただきます。こんにちは、お元気ですか?:ハワイアン「ウイブリー・エドワーズ」(Webley Edwards)
ハワイの方としては、Don Ho(ドン・ホー)も、この番組など通じ全米で有名になったミュージシャン。
Donald O'Connor hosts Hollywood Palace 1/21/67
Don Hoのテレビ・ライブでのコメントには、「ハワイのビートにのせて」とありましたが、そんなアレンジは、こちらの映画『Donovan's Reef』でもですね。歌詞は『Pupu a'o Ewa』のハワイ語のもの。
映画『Donovan's Reef』:
Pearly Shells from Donovan's Reef(1963年)
Arthur Lyman(アーサー・ライマン)のヴァージョン、やっぱりよいです~♪
Arthur Lyman:Paradise & Pearly Shells
日本でも、いろいろとカヴァーがありそうですが、ハワイアン・バンド以外では、近田春夫さんが「スマートなゲートボール」で、すてきなカヴァーをされてますよね。このほかのカヴァーも選曲、アレンジともにすばらしく。
スマートなゲートボール:真珠貝の歌
こちら、アラッポ・カーロさんから以前に教えていただいたのでした:)
アラッポ・カーロの備忘録:スマートなゲートボール
アラッポ・カーロの備忘録:「スマートなゲートボール」とはなんだったのだろう
近年ではこんな感じも。THE ROYAL FINGERSよいですね。
THE ROYAL FINGERS:Pearly Shell Twist
『PEARLY SHELLS』との出会い:
6才のころの初ハワイ、自分へのお土産は、インターナショナル・マーケットで買ってもらったくるくる回るフラドールのオルゴール人形でした。そのオルゴール曲が、『PEARLY SHELLS』。わたしの初ハワイの思い出は、1970年代のことですが、いまもフラドールのミュージックは、この曲ですね。
そして、南の島の切手たちときれいなお花の木箱のバッグ♪
(余談:お花の木箱のバッグ、これがなくしちゃった!と思ったら空港で荷物としてベルトの上をぐるぐる回ってた、というエピソードも懐かしく。大人になるまで所有、その後、姪に進呈)
南の島の切手たち:
いまでも大事にしています。
(投稿:日本 2011年7月24日、ハワイ 7月23日)
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ずっと気になっていつつも、いつかいつかという感じになってしまっているアルバム、けっこうあるのですが、そんな作品のひとつ、BABADU(ババドゥ)の『ババドゥ!』、入手しました。
何度か、動画視聴したり、購入においても11月ごろにショッピングカートに入れ「今は買わない」状態数ヶ月。ようやくという感じです。
「かれこれ15年前に一部でハワイブームがあって、その頃カラパナ周辺を収集している方から聴かせて頂き、感動した覚えがあります。すぐにCD化になるんじゃないかと思っていましたが、甘かったですね、15年待ってしまいました。やっと、じっくり聴けます」・・・クニモンド瀧口(流線型)
という帯ではなく、ステッカーでのコメントどおり、長くじっくりと親しめるような、ハワイのトレードウィンドを思い出してしまう、美しく、ライトなサウンド。アルバム最初のナンバー『We're Not A Blame』から爽やかな。いいですね、BABADU!
アルバムのリリースは1979年。CD再発は2009年でしょうか。
カーク・トンプソン(もとカラパナ、ボーカル&キーボード)が“マッキー・フェアリーとスティーヴィー・ワンダーの融合”と賛美し、プロデュースしたというカラパニアンな作品。
参加ミュージシャン:
Lead Vocals: Babadu
Background Vocals: Babadu, Kirk Thompson, Star Williams
Piano: Kit Ebersbach
Guitar: John Rapoza
Bass: John Gallarde
Drums: Scott Kohler
Flute, Reeds: Michael Paulo
Trumpet: Mike Baker
Trombone: Ira Nepus
Keyboads, Chimes: Kirk Thompson
Percussion: Master Henry Gibson
Straw Boss: Tim Hicks
Engineer: Keith Mattingly
Recorded at Broad Recording Studios, Honolulu Album Cover Photo: Hanaiia Records
BABADU:Words To A Song
この曲はBilly Kaui(ビリー・カウイ、元カントリー・コンフォート)のヴァージョンでなじんでいたのですけれど、ババドゥのレコーディングは、ビリーが若くして亡くなってすぐ後であり、この曲のカヴァーはトリビュートの意もあるようですね。ドリーミーなキラキラとした光る風的サウンド、フルートのサウンドがとってもすてき。ビリーのヴァージョンのカラッとギターとはまたちがった感じですね。
Billy Kaui:Words to a Song(1977)
カーク・トンプソンということで、Lemuria(レムリア)の『All I've Got To Give』も。
BABADU:All I've Got To Give
オリジナルともまたちょっとちがって、わたしは、好きな感じです。アレンジも、ギターがすごく気持ちようですね。そして、何といっても、歌いこむ感じのつくりであるこの曲、「BABADUらしさ」というものを感じます。これ、ハワイなひとの感じの歌い方ですよ!
(声質、歌いまわし、からの勝手な想像ですが、ワイマナロ出身とうことでもちろんハワイアン系は強いと思いますが、けっこうフィリピン系も入ってそう)
こちらは、さわやか女性ボイスのLemuria。
Lemuria:All I've Got To Give(1978)
こちら収録曲を少しづつ聴けるミックス。
Babadu! (Aloha Got Soul mix):
[BABADU、ババドゥ]
そもそも、ハワイのミュージシャンながら、ハワイに住んでいたときには、BABADUの存在、まったく知りませんでした。たどりついたのは、YouTubeの関連動画からなどで…。BABADU、日本でも一部から話題となりアナログ盤は、かなりのプレミア、その後もCDとして再販になるぐらい。でありながらも、その経歴などちょっと謎の存在のようですね。アルバムのライナーノーツ、歌詞つきですし、なかなかにハワイの音楽についてはくわしく、でもババドゥさん、あるところまで、たどりつくと、わからないところもたくさんのよう。
ハワイでも、リスナー・サイドでは、おそらくあまりくわしく知ってる方はいないかもしれません。英語のネット情報も少ないですね(そもそも、このあたりの情報は、いつも日本語の方が、豊富な傾向)
ただ、ハワイは、狭い。ミュージシャンもふつうの仕事もしていたり、ふつうに親戚にいたり、とそんな場所です。
情報も、曲や参加ミュージシャンからたどっていくというアーティスト。プロデュースがカーク・トンプソンになったのも、どうも、ドン・ホーからの依頼なのでは、という感じなので。もしかしたら、シンガーソング・ライターとしてよいうより、ドン・ホー関係、ラウンジ・シンガーおよびミュージシャン筋からの方が、たどれるかもしれませんね。
ドン・ホーのサポート的にステージに立っていたというのは、あの「Chotto Mattekudasai」のサム・カプさんとも同じ。ブラザー的に活動してたのかなぁとも、また勝手に想像です。
サム・カプ関連:
Chotto Matte Kudasai
(投稿:日本 2011年4月6日、ハワイ 4月5日)
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先週は、平日の夜も連日、映画を観たりしてすごし、先日、ハワイ関連の「若大将シリーズ」などもみたりしたのですが、ずっと観たいと思いながら、なんとなく、観ることができなかった「ホノカア・ボーイ」観ました。
2009年公開の作品なのですけれど、懐かしく、新しくもある「ホノカア・ボーイ」、2009年3月14日公開という最近の作品ですが、日系二世やハワイと関係があるので、こちらでも。
観ることができなかったというのは、公開時期にちょうど、日本に帰国したばかりでバタバタしていたというのもあるのですけれど、別の意味でも、まだ観ることができなかったというのが本音だったかもしれません。心の準備というか。
いろいろな思い出のつまった場所、自分で感じていたハワイ、そんな感じで観せてくれる映画だと気づいていたから、なおさらという感じなのでした。ある意味、自分の思いともかぶるような…
その後、ようやく観れるかなぁと思いつつあったままきちんとした形で観ることができず、時間が過ぎてしまっていたのです。
ホノカアボーイ:予告編
取り残されて野生化した砂糖キビの匂い…
夏の終わりに淋しくなる理由がわかった。
「ホノカアボーイ」、すてきな映画ですね。カメラワーク、音、日本人である玲雄の目からみるハワイ、マリヒニ(ハワイ外のひと)からみたという目でのハワイでありながらリアルなハワイであったり、時には、住む人の目からみたハワイより、よりほんとうのハワイがみえてくることがあるのですよね。そして、ある部分での感じ方は、しっかりとロコ目線、特に日系二世の方たちの飄々しているようで深さを。
音、音楽、絵、映像。そして、ハワイのふつうの日。なんだか、ちょっと前まであったのに、どこかに置いてきてしまったような。
監督の真田敦さんは、数々のCM作品を手がけ、映画では、いぬのえいが「ねえ、マリモ」(2004年)も。
そして、さきの映像にあったように、サウンド&ミュージックがすてきなのもこの映画のすばらしいところ。音楽監修は、桑原茂一さんですしね:)
劇中で流れる青柳拓次さん、阿部海太郎さんのミュージックもすてきなのですよね。小泉今日子さんが歌う、高崎卓馬さん作詞、斉藤和義が作曲・編曲の『虹が消えるまで』もよいですね。
映画、観たばかりですけれど、映像を思い出しながら、サントラ聴きたくなります。
ホノカアの街のように、甘い、砂糖キビの香りの風が吹いてきそうです。
月夜の虹、ハワイで生活していましたけれど、まだ、ムーンボウ、みたことがありません。いつか、みたいと。
そして、住んでいたときとも、またちがう、いまのように2~3週間という感じで訪れるのでもない滞在、のんびり、ぼーっとしにハワイへ行きたいです。
原作、「ホノカア・ボーイ」を書かれたのは、吉田カバンからの流れでなじみのあるポータークラシックのチーフディレクターである吉田玲雄さん。写真家として活躍、そして、ライターとしても。そんな玲雄さんのハワイでのハワイ滞在体験をつづったエッセイがもととなっています。
本の方も読みたくなりましたので、近いうちに。
「ホノカア・ボーイ」観たら、ハワイで学生のときによく手にとっては、読んでいた、ローカル文学作品にも似たような感覚がして、また、ハワイの現代文学なども、読みかえしたくなりました。
メーキング・オブ的映像では、俳優さんの紹介、映画の撮影過程、ホノカアについてなど。約3ヶ月かけて撮影されたのですね。
ハワイのヘアカット、まさにこんな感じです^^
出演そのほかは以下の方々。
吉田玲雄さんも出演されてます。そして長谷川潤さんはニューハンプシャー生まれではありますが、ハワイ島ヒロ育ちで、ロコ・ガールですからね。ほんと、ハワイには、あんな感じのくり返しのカップル、典型というか。玲雄(岡田将生さん)とカオル(蒼井優さん)も旅で訪れている方ではみかけそうな展開ですね。ブログ女も。
レオ - 岡田将生/ビー - 倍賞千恵子/マライア - 長谷川潤/トム - 吉田玲雄/みずえ - 正司照枝/コイチ - 喜味こいし/バズ - Chaz Mann/ジェームス - Tom Suzuki/コイチ妻 - 披岸喜美子/ブログ女 - 古川りか、小林由梨、岡田茉奈/医師 - 松尾諭/ケンちゃん - 吉田克幸/ウクレレ少年 - John Ehrenberg/カオル - 蒼井優/チャコ - 深津絵里/エデリ - 松坂慶子
(吉田玲雄さん、仕事の関係で、ずっとずっとと前に何度かおみかけしたことがあるのですが(注:知り合いではありません)、そのころはまだ、玲雄さんは高校生か卒業したばかりぐらいでした。月日が流れるのは早いですね)
最後に、コイチさん役の喜味こいしさん、先月1月23日にお亡くなりになったのですね。
あらためて、ご冥福をお祈りいたします。
この映画では、すてきな演技をみせていただきました。
なとりの珍味のCMが思い出です。
(投稿:日本 2011年2月25日、ハワイ 2011年2月24日)
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HAWAII SHOCHIKU ORCHESTRA (続き)
投稿者 むぎ茶 | 23:25 | 1930年代, 1940年代, 1950年代, ジャズ/ ワールド その他, ハワイ関連, 日系人/ ハーフ | 0 コメント »昨日からのつづきで、ハワイの日系二世オーケストラ、HAWAII SHOCHIKU ORCHESTRA(ハワイ・ショーチク・オーケストラ/ ハワイ松竹オーケストラ)。
まずは、当時のハワイの日系二世ミュージックを少し。日系オーケストラやジャズの活動は、1930年代あたりからはじまり、戦後、1940年代後半から1950年代にかけて、バンドの数も一気に増え、黄金期には、ハワイだけで、50近くのジャズ・オーケストラが存在。そして、音楽だけではなく、エンターテイメントもともなう見せるスタイルというスタイルが確立していったようです。
CLUB NISEI ORCHESTRAと人気を二分していた、HAWAII SHOCHIKU ORCHESTRAの特徴は、昨日も触れましたが、沖縄民謡もてがけたということであったり、オリジナル曲は、日本でも人気となったのですね。
そのステージは、3時間におよび、バラエティーに富んだもの。子どもたちによるパフォーマンスやマジック、寸劇、コメディーなども、というスタイルだったとのこと。
メンバーは、フランシス・ザナミとマサジ・ウエハラを中心に、グレイス・アメミヤ、ハルオ・アオヤギ、タカシ・フジカワ、チヨコ・イダ、ヒロシ・クマガイ、サダメ・ミヤズ、ノブオ・ニシモト、グラディス・オモト、テッド・シマブクロ(←CLUB NISEI ORCHETSRAのテッドさん?多分、そうですね)、ナオユキ・タカオカ、ドリス・タケタ。
脱線:フランシス・ザナミさんは、LOVE'S BAKERY で働いていたということにかなり反応。
LOVE'S BALERY
今回、購入したCDは『PARADISE HONOLULU パラダイス・ホノルル』。収録曲は以下に。いろんなメンバーが歌っているのも、SHOCHIKUならではなのですね、きっと。
そのほかに、CDとして在庫がなかったものはAmazonのMP3で数曲、購入してみました。
沖縄民謡の『Asatoya Yunta (Song of Asatoya)』と『Ame no Hi Romance (Rainy-Day Romance)
』など。
『雨の日ロマンス』は、チヨコ・イダさんの歌うナンバー。とってもすてきです。
よくさがしてみたら、こちらにもありました:)
HAWAII SHOCHIKUが!しかもこの曲とは!
「新宿 雨のゴールデン街」と題されたすてきな映像。
Hawaii Shochiku Orchestra:Ame no hi Romance (Rainy-Day Romance)
歌唱:チヨコ・イダ
+++++++++++++++++
PARADISE HONOLULU パラダイス・ホノルル:収録曲
*=日本曲その他カヴァー
1. Paradaisu Honoruru(Paradise Honolulu)
歌唱:ノブオ・ニシモト、グレイス・アメミヤ
作詞・作曲:レイモンド服部
ハワイ的要素がたっぷりながら、日本情緒たっぷりな。
2. Asataro Zange
歌唱:タカシ・フジカワ
3. AJA Koshin Kyoku
歌唱:ナオユキ・タカオカ
米本土とハワイ出身者で編成された日系二世部隊、第442連隊戦闘団を称えた曲。
4. Ikoku No Oka *
歌唱:ハルオ・アオヤギ
5. Kosame No Oka*
歌唱:チヨコ・イダ
6. Hoshi Kage No Komichi*
歌唱:テッド・シマブクロ、グレイス・アメミヤ
このヴァージョン、すごくすてきです!!
7. Asu No Kadode
歌唱:テッド・シマブクロ
8. Jonetsu Musume*
歌唱:チヨコ・イダ
9. Ie Rai Shan*
歌唱:チヨコ・イダ
10. Tsubaki Saku Shima*
歌唱:チヨミ・フルカワ
11. Kagoshima Ohara Bushi*
歌唱:チヨミ・フルカワ、カツオ・アラカキ
12. Waikiki No Yoru
歌唱:チヨミ・フルカワ、カツオ・アラカキ
灰田晴彦さんも歌ってらっしゃいますね。オリジナルはハワイなのでしょうか。
13. Koyoi Mo Oka De
歌唱:テッド・シマブクロ
作:レイモンド服部
ロマンチックなワイキキの夜の歌。
14. Aoi Sanmyaku*
歌唱:ヒロシ・クマガイ
15. Hoshi Furu Nagisa
作:レイモンド服部
歌唱:タカシ・フジカワ
その名のとおり星の渚の。
16. Hawai Butai
歌唱:ハルオ・アオヤギ、タカシ・フジカワ
ハワイの日系二世部隊、第100歩兵部隊に捧ぐマーチ
17. Honoruru No Lei Uri Musume
歌唱:グレイス・アメミヤ、チヨコ・イダ
作:レイモンド服部
こちらもすてきなナンバー。レイ売り娘を歌ったもの。
18. Itoshi No Kadode
歌唱:チヨミ・フルカワ
作曲:フランシス・ザナミ
完全、HAWAII SHOCHIKU ORCHESTRA オリジナル。ヨーロッパ戦線へ向う兵士の気持ちを歌ったもの。
19. Kyo Ware Ren Ai Su
歌唱:テッド・シマブクロ
竹山逸郎さんでヒットとなったこの曲、作はテッド・シマブクロ(?)なのですか?解説が時折わかりづらく…
20. Gunjin Hanayome
歌唱:トオル・ミヤカワ、グレイス・アメミヤ
戦後、ハワイに嫁いだ戦争花嫁を歌ったもの。希望に満ちたアメリカの生活という。
(投稿:日本 2011年2月23日、ハワイ 2011年2月22日)
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HAWAII SHOCHIKU ORCHESTRA
投稿者 むぎ茶 | 0:17 | 1930年代, 1940年代, 1950年代, ジャズ/ ワールド その他, ハワイ関連, 日系人/ ハーフ | 0 コメント »本日、ちょうど、外出予定もあったので、青山のTAMBOURINE GALLERY(タンバリン・ギャラリー)での「ハワイ日系二世の記憶」写真展に行ってきました。この写真展は、主催の松元裕之さんという方が現在制作されているドキュメンタリー映画の一環ともいえるようなもので、約25人の日系二世の方の若い頃のお写真と現在の写真、そこに「NISEI」としての思い出やエピソードなどが添えてありました。
TAMBOURINE GALLERY:松元裕之『ハワイ日系二世の記憶』写真展
わたしも、すこし前に、こどものころからずっとお世話になっていた日系二世の知人を亡くし、この10年ほどで変わってきている、この世代の方の残してきたものをなんらかの形で残していかなくてはいけないなぁと、このところ、特に感じています。
つい、先日、入手した日系二世もの、まだこちらにまとめていなかったので、本日は、HAWAII SHOCHIKU ORCHESTR(ハワイ・ショーチク・オーケストラ/ ハワイ松竹オーケストラ)について書いてみることに。
HAWAII SHOCHIKU ORCHESTRAは、1940年代、ハワイの日系音楽シーンで大活躍したオーケストラ。以前にも書いたCLUB NISEI ORCHESTRA と人気を二分していたというたいへんにポピュラーな方たちだったそうです。
Hawaii Shochiku Orchestra:Paradise Honolulu
作曲:レイモンド服部
レコーディングは、正確な年号はわからないのですけれど、主に1947年から1950年にかけて多くが行われたようです。CLUB NISEI ORCHESTRAが、アメリカ的なものに日本文化をさせていたのに対し、このHAWAII SHOCHIKU ORCHESTRAはどちらかというと日本の曲をアメリカ的な手段でというような『安里屋ユンタ』など、琉球民謡を積極的に演奏したのも、特徴だったそうです。
中心メンバーは、フランシス・ザナミさんとマサジ・ウエハラさん、沖縄系日系二世。現在もホノルルのダイアモンドヘッド近くにある町、カイムキにある楽器屋さんHarry's Music Storeのオーナー、ハリー・吉岡さんもこのSHOCHIKUのトランペッターだったでのですね!(ハワイのスクールチルドレン、音楽やってる子たちにもおなじみの楽器屋さん。たて笛とかそんな感じのものもおいてます)
さきほど、レコーディングに関しては1940年代後半とあげていますが、フランシス・ザナミさんとマサジ・ウエハラさん二人がなんらかの形で音楽にたずさわっていたのは、1930年代から。
前身は、SMILE CAFE ORCHESTRA、もともとは、URUMA ONGAKUDANからスタート。
レイモンド服部氏との交流も深かったようで、先の『Paradise Honolulu パラダイス・ホノルル』のほか、『Honolulu Lei Selling Girl ホノルルのレイ売り娘』(なんか英題が直訳すぎて不思議な感じw)なども。
そのほか、レイモンド服部氏作曲以外にも、SHOCHIKUの特徴としては、ハワイ・オリジナルの日本語曲を数多く演奏していることも、あげられますね。
日系アメリカ大隊である第100大隊のマーチ『Hawaii Battalion ハワイ部隊』や『War Bride 軍人花嫁』など、時代を反映した曲を演奏していることも特徴です。
CLUB NISEI ORCHESTRAもそうですが、オーケストラ・シーンでの女性の活躍も興味ありです。SHOCHIKUには、CLUB GINZA GIRLSもかかせないようですし。
このあたりの音源、最近、すこしづつCD化されてきているようですね。レコードという形でも残っていないものがあったりするので、これは、音楽のみでなく、日系二世の軌跡を伝えるためにもよろこばしいことではないかなぁと思っています:)
アメリカのもの、ライナーノーツなど資料があまり十分でないことが多いのですけれど、このCDは珍しくくわしい情報が。せっかくなので、明日はもう少し、くわしい変遷と曲について、書いてみようと思います。
(投稿:日本 2011年2月22日、ハワイ 2011年2月21日)
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