先の週末は、日本で初めてのこどもの運動会でした。徒競走では一等賞、組み分けでは赤組優勝、とうれしい結果に大喜び。団体演技では、ちょっと前にとりあげた『大江戸ダンス』を。お天気はいま一つでしたが、楽しい運動会に。

小さな学校なので、2学年合わせての競技なども多いのですが、ダンスなどの、団体演技、やっぱり低学年はかわいいですね:)低学年のダンスは、そのとき旬なこどもの流行を映し出したものが多いですね。わたしも、運動会のダンスで、いまでもしっかり記憶にあるものは、低学年のときのものだったりします。

そんな中、小学生の頃の演目で、いまでもしっかり覚えているのは『ロボコン音頭』。『がんばれ!!ロボコン』のエンディングで使われていたものです。

『ロボコン音頭』
作詞:八手三郎/作・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎、山上万智子、コロムビアゆりかご会



「ふんぎゃらとっとぽかぱっぱ(?)♪x2、ふんぎゃらっとっと、ふんぎゃらとっとぽかぱっぱ♪」
これを踊ったのは、たしか小学2年生のときだったと思いますが、映像をみていまでも踊れること、確認いたしました!
いまのアニメやこども番組のテーマソング、おどれるタイプのものはダンスミュージックっぽいものが多いですが、昔のアニメやこども番組は、音頭もの多かったですね(エンディングが多いのかな)。

音頭ということで、夏限定のエンディングだったんですね。「ロボコン」のエンディングを他にもみてみました。季節でちがっていたんだなぁ、などと思い、こうしてみると全部覚えているのですが、こんなにあったとは。

『走れ!!ロボコン運動会』
作詞:石ノ森章太郎/作・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎、山上万智子、コロムビアゆりかご会
運動会をテーマにした秋のエンディング・ソング。こちらは、原作者である石ノ森章太郎(石森章太郎)さん作詞です。



『ロボコン・ロボット世界一』
作詞:八手三郎/作・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎、コロムビアゆりかご会
「なせばなる~、なさねばならぬ、な~にごとも~♪」というところと「プンプン」、よく覚えています。



『ロボコン・ガッツラコン』
作詞:八手三郎/作・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎、山上万智子
こちらは2番目のEDソング。得意の「ウララ~」もそうですが、「ガッツラコン」とか、響きのいい言葉(?)もロボコンの特徴でしょうか。



当時、ベイシティー・ローラーズなど、外タレ・アイドルに目覚め始めた頃だったのですが、この辺りはしっかりこどもらしく視ていたのですが、改めて振り返って気づきましたが、「ロボコン」って思ってた以上にすごい番組だったんですね。

「最高視聴率は29.2%(第66話、ビデオリサーチ・関東地区調べ)であり、これはテレビ朝日で放送された特撮番組としては『仮面ライダー』に次いで歴代2位の記録である。」
「水木一郎が歌った主題歌、『がんばれ!! ロボコン』のシングルレコードは、12万枚を売り上げた」(これは持っていないのですが、けっこうな枚数かと)

そして、この度知ったのですが、『走れ!!ロボコン運動会』以外のエンディングの作詞をつとめる八手三郎(やつで さぶろう)さんは、実在する人物ではないのですね。
「1970年代から現在に至るまで数多くの作品の制作クレジットで(日本版スパイダーマン含め)”原作”としてほぼ最初に表示されるが、実在の人物ではなく実際は東映映像本部テレビプロデューサーの共同ペンネーム。正式な読み方は前記の通りだが、「はって さぶろう」など他の読み方をされることもある。
京都撮影所助監督の、何物からも自由なクリエイターとしての気概を持ちつつも、一方で会社という組織に従属する立場であることも認識せざるを得ない微妙な立場を「やって候(さふらふ = そうろう)」という言葉に反映させた」とか。

八手三郎さん、覚えておくことにします。

(投稿:日本 2010年5月31日、ハワイ 5月30日)


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