夏の愛聴盤レコードKITTY RECORDS(キティ・レコード)1981年のオムニバス『HORIZON DREAM(ホライゾン・ドリーム)』、先日は、CARIOCA(カリオカ)、深町純さんサイドについてでしたが、本日はつづきで、A面、高中正義さんサイド。
B面カリオカ、深町純サイドが鳥や風のサウンドなのに対し、A面高中正義サイドは、高中正義さんの夏を感じる曲たちに波の音が織り込まれた海を感じるサウンド。1981年までの高中正義さんアルバム4枚から1曲づつ収録されてます。
A-1.AN INSATIABLE HIGH
タイトル同じくの1977年アルバム『AN INSATIABLE HIGH』からの1曲ですが、『HORIZON DREAM』ヴァージョンまったくちがったアコースティックなアレンジがなんともすてきです。
こちらは、オリジナルのアルバム『AN INSATIABLE HIGH』ヴァージョン。リー・リトナー、ハービー・メイスン、パトリース・ラッセン、エイブラハム・ラボリエルなどジェントル・ソウツのメンバーが参加してたんですね。
A-2.OH! TENGO SUERTE
1枚目のアルバム『SEYCHELLS』、1976年から。この曲、高中さんのナンバーでもかなり好きな1曲です。
当時、このボーカルをよく真似ていたのですが、TanTan(大空はるみ)さんだったのですよね。当時は、参加ミュージシャンのチェックなどは、まだまだで(でも、後から「タンタン」という名前は記憶にあり、思えばそうだったなぁと。過去の大空はるみさんもの:アルバムVIVA、はるみのムーンライトセレナーデ)。その辺りが全部むすびつき、参加ミュージシャン情報など、前よりさらに関心をもつようになってのは、Twitterでフォローさせていただいたりしているみなさまのおかげです:)
ドラムは、林立夫さん、ベースは後藤次利さんですね。
こちらも『HORIZON DREAM』ヴァージョン。
A-3.SWEET AGNES
2枚目の1977年アルバム『TAKANAKA』から、高中さんも好きなアグネス・ラムさんのショート・ムービーの『太陽の恋人』挿入曲でもある『SWEET AGNES』。『HORIZON DREAM』ヴァージョンも波の音をのぞき、ほぼアレンジは同じなので、こちら『東京レギー』からつづくショートムービー『太陽の恋人』からの映像で『SWEET AGNES』。
こちらの曲は、先日ごきげんなライブ・ヴァージョンも発見しましたので。ツルオカ・マサヨシさんでw。TanTanももちろん。アルバムでは、村上ポンタ秀一さんや松岡直也さん、深町純さん参加だったようですが。
A-4.伊豆甘夏納豆売り
A面ラストは、1978年のアルバム『BRASILLIAN SKIES』にも収録の『伊豆甘夏納豆売り』。この曲は、わたしにとって、アルバム『HORIZON DREAM』とイコールといってもよいのが、この曲の始まりにある蝉、ヒグラシの声。暑さでちょっと疲れた夏の夕暮れに。
ハワイには蝉がいないため、蝉の声を聴くとしみじみと日本の夏を感じます。ふだん聴いているのは、アブラゼミだったりするのですが。うちのこどもは、蝉の音があまり好きではないようですが、昨日、その正体を目にし、少し見方もかわってきたようで、本日は蝉の抜け殻にうれしく反応してました。
『HORIZON DREAM』は、高中正義さんの作品が軸でもあるオムニバスですが、カリオカ、深町純さんとの出会いもあったというアルバムでひじょうに思い入れがあるのですが、「あぁ!!!そういえばすっかり忘れてた」というのが『HORIZON DREAM Vol.2』の存在です。こちらは、高中さんものと小林泉美さん、CARIOCA(カリオカ)だったのです。こちらは、レンタルで借りたのみで購入していないのでした。
もう、これいま聴きたくて仕方ありません。小林泉美さん、当時このオムニバス以外にご自身のアルバムもいろいろ聴いていたので、『HORIZON DREAM Vol.2』に何がフィーチャーされていたかは記憶が…。気になってたまりません。
[高中正義氏、新譜]
高中正義さん、一番聴いていたアルバムは、『SEYCHELLS』と『TAKANAKA』辺りです。『虹伝説』などももちろん持っていたりしたのですが。
先日発売の『軽井沢白昼夢』、加藤和彦さんに捧げる曲もあるのですよね。そういった意味でも新しいアルバム、購入検討中です。
(投稿:日本 2010年7月25日、ハワイ 7月24日)
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