ザ・ピーナッツ、英語だけではなくドイツ語でも歌っていたのですね。1964年から67年にかけてドイツでシングルをリリースしていたそうです。そのうちの2曲、ドイツでのテレビで放送された動画をみつけることができました。
『Fudschijama Moon』(作詞:W.Raschek、作曲:Christian Mondstein)と『Happy Yokohama』(作詞:Kurt Hertha 作曲・編曲:Heinz Kiessling)演奏は、どちらもHeinz Kiessling Chor und Orchester。タイトルや題材は、いかにも当時の海外の方々が想像する日本という感じなのですが、ポップでかわいらしい曲。まさにタイトルどおりハッピーにさせてくれる曲です。ドイツ語では富士山(フジヤマ)"Fudschijama"と表記するんですね。
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追記:こちらのテレビ映像、なくなってしまったようですが、ドイツのテレビ番組出演、別の映像がありました。
(追加:2011年3月27日)
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The Peanuts - Wo ist der Boy?(1965年)
バックの美術のニッポン?感が、この時代らしいですね
この時代、コニー・フランシスをはじめとし、アメリカでもポップス界の方々がいろんなお国の言葉で歌うということがブームだったようですね。それだけ、ポップスが世界中で人気だったということであり、ある意味、英語が普遍語という認識がいまよりは強くなかったのかもしれません。
ザ・ピーナッツ、そんな中で日本人としていち早く海外へ。きっと日本人でポップスを歌える歌唱力があり、双子でかわいいというところもうけたのでしょう。オーストリアのテレビ番組「カテリーナ・ヴァレンテ・ショー」、アメリカでは「エド サリバン ショー」「ダニー ケイ ショー」に出演。そのほかにおドイツ、オランダ、スイス、オーストリアなどでテレビ出演やレコーディングを行ったとのこと。
ドイツ語によるシングル曲(A面/B面)16曲と英語の曲を集めたCDアルバム『Souvenirs Aus Tokio』というものが発売されてるということをしりました(数年前にNHKの特番でも紹介されたのだそうですが知りませんでした)。『Nagasaki-Boy』、長崎は日本で知られている地名ということでなのでしょうね。『Bye, Bye Yokohama』というのもあるので、ヨコハマ・ソングは2曲。わたしとしては、『Hey Kap Ten, Fahr Nach Hawaii』という曲もかなり気になります。
アルバム収録曲:
1.Souvenirs Aus Tokio/2.Happy Yokohama/3.Wo Ist Der Boy, Den Es Zweimal Gibt/4.Hey Kap Ten, Fahr Nach Hawaii/5.Heut ' Abend/6.Nagasaki-Boy/7.Ein Weibes Pony/8.Schwarzer Peter/9.Liebe Kann Man Nicht Beschreiben/10.Hallo Liebe, Bitte Melden/11.Aha/12.Ein Weibes Schiff/13.Bye, Bye Yokohama/14.Fudschijama Moon/15.Golden Town/16.Zuckersuss Wie Ananas/17.Augen Hast Du Wie Kakao/18.Peanuts Hit Medley/19.Volkslieder Medley/20.Hits A Go Go Medley/21.Peanut Vendor/22.Cuando Sali De Cuba/23.Vivre Pour Vivre/24.Sentimental
海外での活動はこちらのサイトを参考にさせていただきました。2010年4月30日には51周年ベストアルバム「THE PEANUTS “THE BEST 50-50”」も発売されるそうです。
キング・レコード:ザ・ピーナッツ http://www.kingrecords.co.jp/thepeanuts/index.html
(投稿:日本 2010年2月8日、ハワイ 2月7日)
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