まだまだ知識等足りないのですが、日本人シンガーによる海外録音や海外アーティストとのアルバム作品、いろいろと聴いていきたいもののひとつです。
沢田研二 ジュリー フランス語のうたの数々
ザ・ピーナッツ フジヤマ・ムーン/ ハッピー・ヨコハマ (ドイツ語)
トワ・エ・モア LOOK OUT AT THE RAIN ある日突然 (英語 トワ・エ・モア・イン USA)
江利チエミ 旅立つ朝
など、いままでもいくつかとり上げているのですが、いつかまとめて聴いてみたいと思ってそのままになっていた布施明さんの『布施明がバカラックに会った時~WHEN AKIRA FUSE MEETS BURT BACHARACH』(KING SKD-91 1971年10月1日) を昨日、今日と聴いてみました。
このアルバム、そのタイトルどおり、布施明さんがバカラックの曲ばかりをカヴァーし、カリフォルニア・ハリウッド、A&Mのスタジオで録音されたもの。ディレクターはチャック・アンダースンでアレンジも同。
その中で、布施明さんの歌唱はもちろん、曲自体もあらためてすてきだなぁと思ったのが『TO WAIT FOR LOVE』でした。
TO WAIT FOR LOVE:
ジャケット、そしてレコーディング・シーンなどもみることができる画像に感謝です:)
カヴァー曲中心のベストCD、『マイ・ウェイ』に数曲収録されてるものの、アルバム『布施明がバカラックに会った時~WHEN AKIRA FUSE MEETS BURT BACHARACH』がCDになっていないのはとっても残念だなぁ、再販して欲しい!!などと思いながら、サーチしていて気づいたのが同曲『TO WAIT FOR LOVE(今日、今、この時)』の日本語ヴァージョン『今日、今、この時』の存在でした。こちらは、シングルとして発売されたものだったんですね。日本語は安井かずみさん、うれしい発見。
今日、今、この時:
ちなみにB面は、『ME JAPANESE BOY』、ピチカート・ファイブもですが、さまざまな方に歌われているジャパニーズもの、アルバムではA面1曲目に収録。
ME JAPANESE BOY:
『布施明がバカラックに会った時~WHEN AKIRA FUSE MEETS BURT BACHARACH』、すばらしい曲ばかりですが、『I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN』も布施さんの雰囲気とアレンジがマッチしていてよいですね。
I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN:
こちらのアレンジも好きです。
THE WINDOWS OF THE WORLD:
このアルバムについてとりあげているブログはいくつかみられたのですが、ライナーノーツからの「さすがっ!」情報もLOVE SHOP RECORDで拝見。
「歌の録音には1曲平均30分ほどしか掛かっていないそうで(!)、現地スタッフもA&Mレコード開設以来のスピード記録に驚いていた模様(LPのライナーより)...さすがであります!オリコン最高57位、チャート・イン期間7週で2.4万枚の売上を記録」
演奏メンバー:
PAUL HUMPHREY(d)、EMIL RICHARDS(perc)、CHUCK BERGHOFER(b)、LINCOLN MAYORGA/BOB FLORENCE(p)、TOMMY TEDESCO(spanish guitar)
(LOVE SHOP RECORD:布施明 今日、今、この時 b/w Me Japanese Boyより)
先日の『Love Live Life+1 LOVE WILL MAKE A BETTER YOU (アルバム)』などの活動でもつくづく感じたのですが、布施明さん、すばらしいです。ずっと好きなシンガーのひとりですが、あらためて。ある時期からの定着している雰囲気も好きなのですが、いま、また何か新しい世界も見せて欲しいなぁと思っています。
『布施明がバカラックに会った時~WHEN AKIRA FUSE MEETS BURT BACHARACH』再生リスト:
作りましたが、CDでアルバム再販、強く希望です!
(投稿:日本 2010年7月18日、ハワイ 7月17日)
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