今週末はご近所の盆踊りということで、本日は昼から偵察、宵の6時半ぐらいから「四谷納涼おどり」に行ってまいりました。この盆踊り、いまでは廃校となってしまった旧四谷第三小学校での開催、四谷地区、四谷三丁目、四谷四丁目、左門町、愛住町、舟町、片町などに加えて警察署や消防署、以前にも"タイガー商会 CM 地球ゴマ"で紹介した現在のこの地の主、おもちゃ美術館 CCAAさんもなども参加というまさに町内会企画。昔からこの地に住む方も多い江戸流が残る町らしく、まさにこどもの頃のイメージの盆踊りです(CDなどの音に合わせてながも太鼓はライブというスタイルのでした)。
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東京音頭、炭坑節、オバQ音頭、きよしのズンドコ節などおなじみの曲が続く中、とっても気になったのが『ズンパ音頭』。すてきな歌詞、元唄とお囃子をつなぐイカシタ感じのメロディーに心うばわれ、踊りの会の方に尋ねてしまったほどです。



作詞:夢虹二 作曲・編曲:桜田誠一
演奏:藤本秀次、藤本秀也(三味線)、キングオーケストラ
唄:相原洋子、芝章子、サカモト児童合唱団(コーラス)

月はまんまる 十七・八かナー ♪
顔にニキビの あとがある
ズンズズンズパッパ
ノンノコヘイヘイ
ズンパズンパで 踊ろう (2回)

勉強してれば おふくろごきげんナー
マンガ読むのも 親孝行

うちの姉さん お化粧が長いナー
誰かいい人 できたかナー

ノートいっぱい あの子の名前ナー
書いてみただけ それだけさ

パッと踊れば スカッとするよナー
ズンパズンパの 盆おどり

『ズンパ音頭』、1973年(昭和48年)に作られたものだそうで、作詞の夢虹二さんは、キングレコードの専属として『まつの木小唄』なども手がけた方なのですね。音頭ならではの「ナー」と昭和40年代という時代を反映した歌詞がすばらしいですね。『ズンパ音頭』は盆踊り愛好家や音頭好きの方にはポピュラーな1曲のようですが、ブログでは、早稲田の穴八幡神社、花園神社など新宿区でのものをいくつか見かけました。
キャリアカウンセラー・ブログ:ウォータールー・ブリッジ:ズンパ音頭
はじめての…:ズンパ音頭
また「ズンパ音頭」の謎 推論には絵付踊り解説も。
バリエーションはあるものの、こちらの動画はマスターする際のかなり参考になりますね。


本日の盆踊り写真:
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熱血ザリガニ釣りにてザリガニ5匹。持ち帰らずのプレイ・オンリー、100円也。

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こちら「左門町の小雪」にひかれ
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飲んでしまいました、ハイボール。薬服用中ゆえ、本当はいけないのですけれど…薄めにしてもらいました。中耳炎、外耳炎、副鼻腔炎、扁桃腺でかなりの痛さを味わったばかりなのに…意志、弱いです。薬服用までには、ちゃんと時間おいております。

[新民謡と盆踊り、Bon Dance]
瀬川昌久氏と大谷能生氏による「日本ジャズの誕生」によると新民謡の始まりは、1933年(昭和8年)に丸の内・有楽町商店街からの依頼で作られた日比谷公園の夏祭りで踊るための『丸の内音頭』が『東京音頭』、そしてその後地方、日本中に溢れる「新民謡」の原型となるとあります。
 1)新民謡は商店街その他、あらたに生まれた「町」を活性化させるために作られた、きわめて人工的な「民謡」であり、それは鹿児島の節や架空の囃子言葉などをハイブリットさせることで作られている。
 2)それは初めからマス・メディアの広告力を基盤として作られている。
 3)レコードによる再生=反復の確実性が、誰でもが参加できる平均化された踊りの場を確保する力を発揮している。
「新民謡は極めて20世紀的なダンス・ミュージックであった訳だが…」とありますが、ハワイでもBon Danceとして親しまれている盆踊り、よく訪れてはいたのですが、いわゆるこの新民謡というものが流れることがほとんどないのです。節ももう少し平板なものが多く、いわゆる本来の民謡スタイル。移民の方が移り住んだ頃のものがそのまま受け継がれているのかと思われます。

(投稿:日本 2010年7月17日、ハワイ 7月16日)


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