旅行というには、長めの滞在。「あ~し~た~か~える~」なので、きょうは、『アロハ・レイ』。

昭和41年(1966年)リリース、加山雄三さんのシングル『お嫁においでよ』のB面、そして同年発売のアルバム、「加山雄三ハワイの休日」に収録されている『アロハ・レイ』。さまざまな出会いと別れがあるハワイらしい一曲ですね。作詞は、岩谷時子さん、 作曲、弾厚作さん。映画『歌う若大将』の挿入歌でもあります。

この『アロハ・レイ』、ハワイが生んだアイドル、アグネス・ラムさんも歌っています。メロディーは同じく、歌詞はことなり、オリジナル版が「旅立つ僕」であるのに対し、こちらは「見送るワタシ」という内容。ただ単に女の子こヴァージョンになったというだけでないところが、アンサー・ソング的とも(厳密な意味でにいうとちがうかなとも思いますが)。作詞は、同じく岩谷時子さん。アグネス・ラムさんの声と日本語の発音が、旅人を見送るロコガール的で、この曲にぴったり。ベスト・アルバムに収録されています。(アグネス・ラムさんは昭和56年(1981年)、『帰ってきた若大将』にゲスト出演も)



[オリジナル]

瞳ぬらして、「好き」とひと言
泳いでいった可愛い娘
明日帰る僕と
別れの口づけしよう
アロハ・レイ

優しく夜ごと、花の香りを
残していった可愛い娘
また逢おうね
君を愛したあの浜辺で
アロハ・レイ

明日帰る僕と
別れの口づけしよう
アロハ・レイ



[アグネス・ラムさんヴァージョン]

あつい瞳で好きとひと言
泳いでいった男の子
ワタシも好き
別れの朝は口づけしよう
アロハ・レイ

夜ごときれいな花束おいて
愛していた男の子
また逢おうね
別れの朝は口づけしよう
アロハ・レイ

忘れないわ
別れの朝は口づけしよう
アロハ・レイ

[ハワイ滞在]
明日の朝、日本に帰ります。
来る前は、今回のステイにいろいろな思いもあったのですが、こちらでの日々は、数ヶ月前とちょっと勝手がちがうものの、どこかに長く居て留守にしていた場所に戻ってきたような感覚。街のようすは、やや変化がありつつも、ハワイの日常はかわりなく、温暖な気候と自然。一日に、いろいろなことができてしまいます。

よくハワイアン・タイム、ハワイのひとは時間にややルーズ、と言われますが(自分たちでも言ってます)、急がなくてもいろんなことができてしまうせいもあるのかも知れません。

あさってから、きちんとしたスケジュールでの仕事開始。東京生活にもどります。

(投稿:日本 2010年1月5日、ハワイ 1月4日)

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