週末は、数年ぶりに知人と再会ということで、西伊豆に行ってきました。ちょっといつもの旅とはちがうので、あちこち動くという感じではなく、滞在地である堂ヶ島近辺を中心に。

そして、「加山雄三ミュージアム」に行ってきました。
加山雄三ミュージアム(オフィシャルサイト)

「加山雄三ミュージアム」、以前、堂ヶ島に滞在したときにはスケジュール詰めすぎで立ち寄ることができなかったのですが、思ってた以上に楽しいですね!

入り口では、加山雄三さんがタキシードでお出迎え。

まずは、愛艇である光進丸に関する展示。操舵室のコーナーもあり。
そして、ご生誕から現在までを写真とエピソードでたどるウェルカムコーナー。この展示だけでも、かなりな魅力。




加山雄三さんメインの写真のほかにも、音楽のお仕事でのパートナーであった作詞家、岩谷時子さん、若大将シリーズでの音楽監修をなさっていた森岡賢一郎さんの写真、そのほか芸能生活での交流があった方々の写真がたくさん。

ビートルズとすき焼きを囲んで、というような写真も、多分、雑誌か何かの対談企画でしょうか。「すき焼き」なところが若大将であり、SUKIYAKIでもある感じ。

メインギャラリーは、加山雄三さんがお描きになった絵画の展示。一部、購入できるものもあるようでした。ジクレーものもあり。海辺でお孫さん二人が遊ぶ光景を描いた「孫二人…」(題名、だったかなぁ、と思います、たしか)という作品、とってもすてきでした。

また、こちらのコーナーでの気になりは、ご本人がこどもの頃に描いたというマンガ。「わが理想」(たしか…そんな感じのタイトル)というスキーを題材にしたものや「2055年の…(タイトル忘れてしまいました)」、すばらしい腕前!このマンガ展示にはかなり見入りました(こちらのコーナーのみ写真撮影できないとのことだったの画像はないのですけれど。いまでも、もう一度、みたいなぁと思ってしまうほど)。

そして、メインギャラリーのに続くのは、若大将を中心としたムービーギャラリー。シリーズのポスターや田能久の再現セット、映画衣装の展示。


この写真のほかも、たくさん、ということで、こちらにまとめてみました。
加山雄三ミュージアム:写真(←念のためリンクも)



サウンドギャラリーには、楽曲の視聴コーナー、ミュージアムショップもあり、CDなども。ここ、もう少し時間かけたかったのですけれど、こどもにせかされ、ちょっと巻きになってしましました。

このところ、若大将シリーズ映画を観賞していたりして思ったのですが、シリーズの音楽、加山雄三さんの弾厚作としての活動、テーマ曲的楽曲の岩谷時子さんの詞のよさはもちろんなのですが、インストゥルメンタルものなどから感じられるサウンド、ザ・ランチャーズ(THE LAUNCHERS)、やっぱりすばらしいですね♪

ということで、昨夜は、帰宅してから、加山雄三さんの気になっている曲や収録情報などをチェック。CDなどまとまったものは未所有ということで、今後徐々にそろえていこうかなぁという記録も兼ねて、ザ・ランチャーズ要素たっぷりのサウンドを収録アルバムから数曲こちらに_φ(._.

まず、気になっているのは「加山雄三のすべて」全三集。

加山雄三のすべて(2)(1967.01.05)

ハロー・スージィ~スリーピング・モンスター~フォー・オクロック:
『ハロー・スージィー』エレキ感さえながらも、ボッサなドラムス。『スリーピング・モンスター』、『フォー・オクロック』と3曲つづけて、インストものを。



アイ・フィール・ソー・ファイン:
初期ビートルズをも思い浮かばせるような、サウンド。すばらしい完成度。



加山雄三のすべて(3)(1967.12.25)

Cool Cool Night:
かっこいいです!!映画『ゴーゴー若大将』の挿入歌でもあるのですね。これ、まだ観てないので、近いうちに。



夢の瞳:
楽しさとスタイリッシュさを併せもった夏のサウンドといった大好きな感じ。



加山雄三のすべて~ザ・ランチャーズとともに(1966.01.05)

「エレキの若大将」はじめ、シリーズ映画でおなじみの『ランニング・ドンキー』収録のほか、こちらも良曲ぞろいですね。

ランニング・ドンキー:



ロサンゼルスの二世祭り:



そして、こちらは、おさえておくべきなのでしょうね!
数曲聴いてみましたがよいですね、アルバム「恋は紅いバラ~Exciting Sound Of Yuzo Kayama And The Launchers」

恋は紅いバラ~Exciting Sound Of Yuzo Kayama And The Launchers(1966.02)

DEMRE DAMSEL(麗しき乙女たち):



クレイジー・ドライヴィング:
こちらも映画挿入曲でおなじみ。



スリー・ブルー・スターズ:
『蒼い星くず』のインストゥルメンタル・ヴァージョン。さり気ないハンドクラップがかっこいいです:)



『ホンキー・トンク・パーティ』好きなんですが、みつかりませんでした。

もうひとつの気になりは、こちら!演奏はランチャーズではないので、番外とでも。
太陽の恋(1967.06.05)
Amazonだとマーケットプレイスしかないのですよね。早く、おさえておくべきなのでしょうか。
『南太平洋の若大将』、前田美波里さんとのステレオ店シーンがすてきな、この曲が収録されてるのですね!

ア・サンバ:
演奏:横内章次クインテット(だったのですね~)
スキャット:加山雄三



ザ・ランチャーズ:メンバー(敬称略)
喜多嶋瑛(ドラムス)
喜多嶋修(ギター)
大矢茂(ギター)
渡辺有三(ベース)
河手政次(ドラムス)
(加山雄三さんと喜多嶋ご兄弟は、慶應ということもありますが、岩倉具視氏にたどる血縁関係でもありますよね)

初期は、東宝の俳優さんたち中心の加山雄三、二瓶正也、津田彰、佐竹弘行、三木敏彦、速水洸の6人というメンバーだったのですね。

自己過去記事:若大将シリーズ映画関連
映画 アルプスの若大将 
映画 エレキの若大将
映画 ハワイの若大将
映画 南太平洋の若大将

[ザ・ランチャーズ、そして加山雄三サウンド]
こちらのサイト、ザ・ランチャースのふくめ加山雄三さんの音楽的傾向、経緯くわしいですね。初期、第二期と。加山雄三さんのシンガーソングライターというだけにとどまらない音楽的才能を例えをあげながら。多重録音、ひとりでなさってたとは!洋楽レ-べルからレコードをリリ-スしたり、あの時代に。
加山雄三物語

そのほか、加山雄三ミュージアムの展示で、2006年6月24日から8月24日まで神奈川新聞に連載されていたというインタビューの切り抜きがあったのですが、このインタビュー、かなり興味深く、じっくり読みたかったのですがよね(こちらもこどもが急ぐので…)全部は読めず。Amazonで探してみたら、加山雄三『わが人生〈7〉湘南讃歌』神奈川新聞社出版というものがあり、マーケットプレイスだったら価格も手軽なので、近々、読んでみようかなと気になってます。

西伊豆の旅行写真:そのほか


(投稿:日本 2011年4月4日、ハワイ 4月3日)

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