ご近所の石垣、また石と石の間から、緑や花が咲く季節になってきました。寒い間は、ちょっと殺風景だったのですけれど、去年と同じように、ヒメジョオンがたくさん咲きはじめました。http://www.blogger.com/img/blank.gif

From Flowers/ Plants


ヒメジョオン、こどもの頃からよく目にしている花なのに、実は名まえを知らなくて、去年のこの季節、Twitterでふとつぶやいて、何人かの方から教えていただいたきました。
そんなこともあったなぁと、この花を写真におさめながら
ヒメジョオン、石垣のお花畑に、またたくさん咲いてます(名まえ、覚えましたよ、今年は) http://twitpic.com/4mmumw
などと、きょうもつぶやいて。

いま、ヒメジョオンの名まえを知ったときのことを思い出し、写真をさがして、日付を調べてみたら、なんと、去年のきょう!びっくり!(いま、ここで書きながら気づきました)
石垣の花畑 http://twitpic.com/1gpmvp」と。毎年4月19日は「ヒメジョオンの日」なのでしょうか:)

去年の写真:
From Flowers/ Plants

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ヒメジョオンということで、この曲『ハルジョオン・ヒメジョオン』。

ハルジョオン・ヒメジョオン:



曲名にはヒメジョオンもあるのですが、歌詞にでてくるのは、ハルジョオンなのですよね。どちらも似ているので、わたしがみているのは、ヒメジョオンなのかハルジョオンなのか、いまだにわからないのですけれど。

そして、きょうは、この花の名前を知ってから意識して聴くようになった松任谷由実さんののアルバム『紅雀』をあらためて聴いてみました。
アルバム通して、すこし寂しげな季節の静かな海や水辺を思い浮かばせるような風景を感じさせるような。

これまた、数十年ぶりにあらためて読んだ本「ルージュの伝言」の「荒井由実と松任谷由実と私」という章では、このアルバム、アルファを離れたあとの実質的な最初の作品で、いろいろと思い入れのある、一度すべてを出しつくそうという崖っぷちというような思い切りもあった作品だったということを語ってらしっしゃいました。
去年のヒメジョオンまでは、聴きこんだことがない一枚だったのですけれど(レンタルで昔…)、それ、以来、そんな思いなどを気にしながら聴いてみたりしています。感情という「設定」を借りて風景を伝えたい、ということも含めて。
(たしかに、その中に歌われっている思いでは、なくある一節から風景をみているようなという歌ってあるのですよね)

アコースティックギターやピアノ、ストリングス、ホーンなど、バックの音やアレンジが、あらためてよいなぁと感じながら。メモ。

参加ミュージシャン:
キーボード&フラットマンドリン:松任谷正隆、ドラム:林立夫、パーカッション:斉藤ノブ、ベース:高水健司、細野晴臣、エレクトリック・ギター:鈴木茂、松原正樹、アコースティック・ギター:Ted M. Gibson、トランペット&フリューゲルホルン:羽鳥幸次、本田満、杉山ときいち、中沢健次、トロンボーン:岡田澄夫、杉本勝行、数原晋、平内保夫、フレンチホルン:小山亮、山田榮重、冨成裕一、梅田学、サックス:Jake H. Conception、三森一郎、斉藤清、鈴木重雄、砂原俊三、フルート:三森一郎、鈴木重雄、斎藤清、国吉静治、相馬充、オーボエ:坂宏之、クラリネット:Jake H. Conception、ケーナ:小出ひでお、小山たける、ヴァイオリン:日色純一、白井英治、渡辺じょう、篠崎正嗣、大久保淑人、大下茂樹、秋山俊樹、戸田みちよ、斉藤なお、荻野照子、ヴィオラ:外山かつひこ、横井としお、チェロ:前田昌利、阿部雅士、ハープ:山川恵子、コーラス:松任谷由実、David Rankin、Jake H. Conception


作詞・作曲 : 松任谷由実 編曲: 松任谷正隆

1.9月には帰らない
こちらも、山川恵子さんハープですね。曲の終わりのかもめと波音も印象的。



2.ハルジョオン・ヒメジョオン

3.私なしでも
サックス、いいですね。Jake H. Conception。ある意味、ユーミン様式のひとつのような気もする別れをふっきるような明るさ。
http://youtu.be/QS5xsg9jlsg (埋め込みできませんのでリンク)

4.地中海の感傷
地中海って実際に目にしたことがないのですけれど、こんな、うるんだ雰囲気はありそうですね。



5.紅雀
海辺、空でもありながら、「暁にシュプールを描くように」という、気持ち、心のイメージは、ご本人も「ルージュの伝言」でも。
フリューゲルホルン・ソロは、中沢健次さん。
のちに、『紅雀〜暁のシュプール』として歌詞の一部を変えて、リアレンジされて、1993年アルペンスキー世界選手権テーマ曲にもなったんですね。




6.罪と罰
ボッサなテンポながら、サンバな要素も「引き潮」らしい、流れの強さも感じるような。シングル『ハルジョオン・ヒメジョオン』のB面。



7.出さない手紙
曲の雰囲気が、なんとなく、『恋人とこないで』などのイメージも。
http://youtu.be/jBOBnFo7r7o (埋め込みできませんのでリンク)

8.白い朝まで
「都会の公園夜の噴水」、「小雨の朝」、「忍びやか」です。



9.LAUNDRY-GATEの想い出
かつての友人との想い出を歌ったものなのですね。タイトルは実在した立川米軍基地のゲートのひとつとのこと。著書でも語られている、あの曲の子と同じかなぁとも。



10.残されたもの
移りゆく季節、「銀箔の空」なサウンド。「わくらば(病葉)」の使い方が独特な。



[道端の花写真]
だいぶふえて、ジャポニカ学習帳のカバーのようになってきました:D
スライドには枚数が多いのでリンク
Flowers/ Plants


(投稿:日本 2011年4月19日、ハワイ 4月18日)

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