なんとなくすぎてしまう日々と時間を考えはじめている、きょうこの頃。きょうは、ずっとずっと会いたかった方、ピアノの先生と、「積もり積もって地層になった」時間を経てようやくお会いしました。

ほぼ8年ぶり。ひさしぶりでありながら、一緒にすごした時間が長いせいか、ほんのちょっと会わなかっただけのような。いつも思っているひとだからなのでしょうか。

(3月のあの日以来)いつでも会えるかなぁと、そのままになってしまっている方たちに、すこしづつ会っていこうと、このところ思うようになり
人形の夢と目覚め」で目が覚めた日、「会おう」と決めたので、ほぼ20日で実行。今回は、のばしのばしにしなかったことに、自分でちょっと感心。 

連れていっていただいたのは、「キアズマ珈琲」。いつもはコーヒー派ですけれど、ピアノのお稽古の合間は、紅茶だったので、先生とは、やっぱり紅茶だなぁとか思いながら、佐藤錦のフレーバーティー。やさしいさくらんぼの香りでした。
泉麻人 【東京ふつうの喫茶店】 | キアズマ珈琲(雑司が谷)
「キアズマ」という店名は、山下洋輔のアルバム名に由来してるんですね。「遺伝子の交差」を意味する言葉だという。

あっという間に2時間ぐらい。昔とかわらないような時が流れていきました。
いまは、作曲と音楽史を教えてるそう。あいかわらず、かわいらしく、でもそれだけでなく。ぜんぜんかわってないなぁと。こんな時だから、なおさら会いたくて、お会いしたのですけれど、あまりそういう話はせず、でも、なんとなく、そういった考えもわかりあえるような。
(先生には、おもしろいぐらい、わかられてるというか。姉妹をそれぞれにあった全然方法で教えてくれたにはさすがであり、こまっしゃくれた生意気なわたしをよくおもしろがって教えてくれたなぁと感謝しながら)

お茶のあとは、ふらふらと、バス通りに出るまでを寄り道しながら、散歩。そんな気配がしてすいこまれ、井戸もみつけたり。



うとうとと眠りについていたのですが、早く寝ちすぎたせいかへんな時間におきちゃったので、本日の写真を整理。
なんとなくこんな気分かなぁ、と、ショパンの『Berceuse』、くり返し、くり返し、聴いてます。

先日も思ったことですけれど、同じ曲も奏者によって、さまざまで。アシュケナージ(Ashkenazy)の音、よいです。好きになりました。

Chopin (Berceuse Op.57):
演奏:ウラディーミル・アシュケナージ



こちら、すてきな映像。奏者がわからないのですけれど、どなたでしょう。

タグには「のだめカンタービレ」とあるので、関連CDからでしょうか。観よう観ようと思ってのがしてしまっているので、観なくてはです。好きな曲も、たくさん、とり上げられてるみたいです。『Berceuse』もなのですね(映像は「のだめ」ではありません:D



クラシックとのお付き合いは長いのに、「あいかわらず」、演奏者(指揮者も)、うといです…。
子守唄聴いてたのに、もう朝。

(投稿:日本 2011年4月22日、ハワイ 4月21日)

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