佐藤奈々子さん、わたしの中では、ムーンライダーズとも所縁のあるシンガー、そしてすてきな写真の数々を撮っていらっしゃるカメラマンとしての存在であり、参加楽曲などは知っていても、佐藤奈々子さん個人としての作品をきちんと聴いたことがあまりなかったのですが、最近、この『チャイナ・ドール』という曲が大好きになってしまいました。

収録されているアルバムは『Kissing Fish』。この曲『チャイナ・ドール』、作詞はご自身、佐藤奈々子さん、そして、作曲は加藤和彦さんだったのですね。ここ一ヶ月ほど、なんてすてきな曲なんだろうと思って、ぽーっ、と聴いていたのですが、なぜか作曲者を調べていなかったのです。何だか、あいかわらず、ぼーっ、としてます。

「しかも」ということがもうひとつ。Twitterと連携させることができる音楽サービス、Blip.fm、好きな曲や新たに気に入った曲などをポストしたりして楽しんでいるのですが、自分のこの曲のポスト履歴をふり返ってみたら、初めてこの『チャイナ・ドール』をかけたとき、15分ぐらいあとに加藤和彦さんの曲もポストしているのですよね。しかも、この曲にpropをくれたイギリスの方に宛てて。

もしかして、加藤和彦さんのワークについて詳しくとりあげた『Music Magazine12月号』の「追悼特集 加藤和彦」にも載っていたのでしょうか。だとしたら、見逃している自分にもかなり...。現在、旅先で持ってきていないため(この件ではなくとも、持ってこなかったこと後悔してるんですけど)、確認できないのですが。

でも、同時に、たまたま大好きになった曲が、加藤和彦さんの作曲であることを知ったのは、うれしくもあります。



アルバムのタイトルにもなっている『Kissing Fish』も、佐藤奈々子さん作詞、加藤和彦さん作曲。旅先で聴くのにぴったりな一曲です。

アルバム『Kissing Fish』、アレンジは全曲、井上鑑さん。詞は、佐藤奈々子さん。作曲は、加藤和彦さん、南佳孝さん、矢野顕子さん、佐野元春さん、小坂忠さん、井上鑑さん、鈴木慶一さん、そして『ディズニー・ガール』と『地下鉄に乗った船乗り』は佐藤奈々子さん。バンド、SPYでの活動前のソロ、最後のアルバムです。

カメラマンとして活躍されている佐藤奈々子さんですが、1990年代半ばから、nanacoとして、ソロでの活動を再開されてます。

佐藤奈々子さんのサイト、さきほど紹介していただきました。すてきな写真やパン、音楽
http://www.rivernanaco.com/index.html

(投稿:日本 2009年12月27日、ハワイ 12月26日)

にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村


0 コメント