早いもので、ハワイ3日目。今回のハワイ滞在は、もちろんバケーションなのですが、相変わらずの諸々整理や会計系の処理というのも課題のひとつ。そこに、仕事もちょっと。本日は、月曜日ということで、そんな用事を。あまりゆっくりぶらぶらできる時間はなかったのですが、出先のアラモアナセンター、白木屋に10分ほど立ち寄り。そのついでにちょこっとブックオフ(ハワイにもあるのです。白木屋内)へ。海外にある日本系商品が揃うデパートということで、CDなども安いとは言えないのですが、たまに掘り出しものがあるので、そんな香り漂うコーナーを超速で物色。

演歌コーナーからはずれ(演歌とJ-POPが人気コーナー)、落語ものなどあるあたりに雅楽のCDやら琴など日本のインストゥルメンタルなどある、そのまたはずれに、『MODERN SONGS OF JAPAN』とか『JAPAN CALLING』などちょっと気になるタイトル発見。手にとってみたらジャケットがすてき!アーティストは?と思ってみたら小さな字の説明書きのこところ「CLUB NISEI」の文字が。値段をみたところ、なかなかのお値打ち品(値札が3回ぐらい重ね貼りされていて少しづつお安く)。

これは、連れて帰るべきでしょう…と、CLUB NISEI ORCHESTRA(クラブ・ニセイ・オーケストラ)の『MODERN SONGS OF JAPAN』買いました(この辺りはほんとはアナログが感じですけどね)。

収録曲は、日本の曲のカヴァーも多く、アレンジもストレートな感じのものもあるのですが、1曲目の『GOMEN-NASAI』よいです!!

CLUB NISEI ORCHESTRA:GOMEN-NASAI:
「GOMEN-NASAI~、I'm so sorry, gomen-nasai, I'm so sorry I made you cry~♪」
ちょっと切ない歌詞がこの時代らしく。サウンドは、CLUB NISEI ORHESTRAといえばあの曲!の『JAPANESE RUMBA』とも通じる部分もあり。→と思ったら、作曲は、服部レイモンドさんだったのですね。



CLUB NISEI ORCHESTRA、その名のとおりハワイ日系2世によって編成されたグループ。第2次世界大戦1950年を中心に活躍し、自分たちのルーツでもある日本の曲などもとり入れながら、二世ならではのサウンド、世界を表現してますね。

メンバー:
ボブ・コジマ、アリス・コジマ(アイコ・ビンゴ)、ハロルド・ササハラ、ヘンリー・タマナハ、ロナルド・キハラ、ジェイムス・オトイデ、ボロ・シラカタ、スパーキー・イワモト、ヘンリー・ハヤセ、クラレンス・ハヤセ、マリ・ミナミ、ハルエ・ミナミ、アルマ・シマブクロ、テッド・シマブクロ、ジョージ・シマブクロ、サダメ・ミヤズ、ハリー・トミタ、ジョージ・チネ、イツオ・トクナガ、エロル・ナカオ、エド・マツシダ、レイモンド・ナカソネ

メンバー、女性も多めなのは、けっこう特徴的かなと。沖縄系の方が多そうで、ハワイにいるとこの辺りすごくよく耳にする名前です。同じ姓の方も多く、兄弟とか姉妹のような感じも見受けられますね。

代表曲は、やっぱりこちらでしょうか。

JAPANESE RUMBA:
作詞:J・ミラー(Jerry F. Miller)、作曲:服部レイモンド



CLUB NISEI ORCHESTRAの曲は、YouTubeなどでも聴いたりしていたのですが、このライナーノートを読んだりメンバーをたどり、なるほどとということもあったので、さっそくこちらに書いてみることにしました。
つづきは、『JAPANESE RUMBA』でも。

(投稿:日本 2010年12月28日、ハワイ 12月27日)


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