伊東ゆかりさんとグリーン・ジンジャーについて知り、約1ヶ月経ち、聴きたい聴きたいと切望していた、アルバム『LOVE』も聴くことができました。このアルバム、ほんとにすてきで、何年に一度出会うかどうかといったお気に入りとなりました。
きっかけは『ソフト・ロック・ドライヴィン~愛のひととき』からで。
ソフトロック・ドライヴィン~愛のひととき (アルバム) その3~伊東ゆかり

一度CD化されたものの、現在、販売されていないのが歯がゆい感じです。
アルバム『LOVE』からの『グリーン・ジンジャー・フライング』を聴いたときに「すばらしすぎて…こまってしまうぐらいw』と書いてたみたいなのですが、まさに!でした。どうしてよいかわからないぐらいよいです。



以前もとりあげていますが、「グリーン・ジンジャー」とは、、岡崎広志さん、伊集加代子さん、東海林修さん、川添象郎さん、村井邦彦さんのコーラス・ユニット。伊東ゆかりさんを囲んでのキャンティな友情出演的な感じで、このアルバムのみのユニットのようです。とにかく豪華なメンバーなのですが、それぞれがすごい方というだけでなく、コーラス、ヴォイスが、ほんとにやさしくて…ボキャブラリーにとぼしいので、「すてき」、「すばらしい」などとしか表現できないのですけれど。やっぱり同時録音って、その空気が伝わりますね、参加メンバーのつながりを感じ、心に響きます。

収録されている曲は、わたしも大好きな曲のカヴァーが中心で。カヴァーと言ってもアレンジもオリジナルな感じで、どの曲もとりあげたいところですが、特に気に入った2曲を。

僕等の家(OUR HOUSE):
クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング曲『OUR HOUSE』のカヴァー。
なんだか涙がでてきてしまいそうに、やさしいです。



オリジナルも、もちろんすてき、大好きな曲のひとつ
CROSBY, STILLS, NASH & YOUNG:OUR HOUSE:1970年リリース、1969年録音



そして、『マイ・スウィート・ロード』がすごいですね。オリジナルであるジョージのものよりさらにクリシュナが。ミュージカル『HAIR』のナンバー『HARE KRISHNA』からはじまるというアレンジ(ライトな感じではありますけど)。もちろんジョージのオリジナル自体がクリシュナですが、昨日の『フランク・ミルズ』でもとりあげた川添さん『HAIR』関連でもあり。
フランク・ミルズ 森山良子/ アグネス・チャン/ TALIZMAN ほかカヴァー

マイ・スウィート・ロード(MY SWEET LORD)



オリジナル『MY SWEET LORD』の2000年ヴァージョンをあえて聴いてみました。
GEORGE HARRISON:MY SWEET LORD:オリジナル1970年、2000年ヴァージョン
そもそも、オリジナルはメロディーの件はさておき、内容的にもコントラバーシャルだったのではと。当時の動きのことについては、あまりわたしは存じてないのですが。



アルバム・オリジナル曲:
ジェリー伊藤さん作詞、村井邦彦さん作曲、東海林修さん編曲で、とっても聴いてみたかった『アンド・ナウ・アイ・ノウ』も広がりのある、明るくて、すてきな曲でした。ジェリー伊藤さんの歌詞、シンプルでありながら言葉が大切にされていて、ほんと、心にしみます。
そして、「グリーン・ジンジャー」を象徴するような『グリーン・ジンジャー・フライング』は、心うばわれる美しさです。何度もくり返し聴いてます。
伊東ゆかりとグリーン・ジンジャー:グリーン・ジンジャー・フライング
作詞:ジェリー伊藤、作曲・編曲:東海林修



LOVE:収録曲リスト
Green Ginger Flying/ グリーン・ジンジャー・フライング
My Sweet Lord/ マイ・スウィート・ロード
Your Song/ 僕の歌は君の歌
For All We Know/ フォー・オール・ウィ・ノウ
One Less Bell To Answer/ ワン・レス・ベル・トゥ・アンサー
And Now I Know/ アンド・ナウ・アイ・ノウ
LOVE/ 愛
Love Story/ ある愛の詩
Close To You/ 遥かなる影
Our House/ 僕等の家
When Oh When/ ホエン・オー・ホエン
My Way/ マイ・ウェイ

『伊東ゆかり・しんぐるこれくしょん』に『遥かなる影(CLOSE TO YOU)』と『グリーン・ジンジャー・フライング』は収録。
ベストはもちろんよいと思いますが、このすばらしきアルバム、切に再販を願います。

(投稿:日本 2010年9月13日、ハワイ 9月12日)


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