石川セリさんが歌う樋口康雄さんの世界といったコンセプトのCDアルバム『Seri sings Pico - パセリと野の花+13』、ファースト・アルバム中心ですけれど、それ以外からの曲、その1として、『海は女の涙』。

海は女の涙:
作詞:村川 透 作曲・編曲:樋口康雄



この曲は、映画「哀愁のサーキット」主題歌なのですね。
哀愁のサーキット
監督・脚本:村川透
音楽: 樋口康雄 
峰岸隆之介/ 峰岸徹 (滝田和郎)
木山佳 (榊ナオミ)
日高悟郎 (哲也)
槇摩耶(洋子)

歌手、榊ナオミとプロレーサー、滝田和郎の出会い、日常の日々、失踪、現実の日々へ、そして結末というお話の1972年日活ロマン・ポルノ作品。観たことがなかったので、ストーリーなどブログなどで調べてみたのですが、音楽監督がピコということで、さりげないシーンでのBGMなどもかっこいい感じだったりするらしいです。『天使は朝日に笛を吹く』、『GOOD MUSIC』、『野の花は野の花』、『鳥が逃げたわ』石川セリさんの他の曲も使われているのですね。
劇中で、『鳥が逃げたわ』はナオミのヒット曲だったり、『海は女の涙』はストーリーの最後の方での新曲。そして、ゴーゴーバーで歌ってる歌手という設定でセリさんも出演、『GOOD MUSIC』を。
こちらのブログに詳しく、シーンの説明などが。
ロック&ムーヴィーフリーク別館:カルト邦画2本鑑賞! 日活『哀愁のサーキット』('72)~東映『恐怖女子高校・女暴力教室』('72)

人気レーサー、和郎の日々、男性化粧品や飲料のCM撮影などのシーンがあるそうで、この時に流れるインストゥルメンタル曲は、1974年の「(秘)色情めす市場」でも使われてるそうです。

「哀愁のサーキット」、「(秘)色情めす市場」、その他の作品の曲を集めた『秘色情めす市場~日活ロマン・ポルノの世界』というものがあるのですね。サイケサウンドにアーバンジャズ、とかなり良さそうな予感。

映画「哀愁のサーキット」、もしかしてそうなの?と思ったら、やはり。福澤幸雄さんと小川知子さんの恋を題材にしたそうです」。観たいです。でも、DVDとか出てませんね。
Bubble Pop Electric:哀愁のサーキット(1972)

そして、最後になりましたが、『海は女の涙』がレコードとして発売されたのは、映画の2年後、1974年『遠い海の記憶』のB面として、アルバムでは、。
『遠い海の記憶』は、明日にでも(その後も、なんだか、頭の中では果てしなくいろいろ続き中。ぐるぐると。少しづつでも整理していきたいものですw)

(投稿:日本 2010年9月29日、ハワイ 9月28日)


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