きょうも、ピコ、樋口康雄さんもの続きで。昨日も少し触れましたが、ピコの『I LOVE YOU』はもちろん、石川セリさんとのワークは、すてきなものが多いですね。詞と曲という共作も含め、石川セリさんが歌うピコの世界、実によいです。

『小さな日曜日』、曲は知っていて、悲しいながらもいいなぁと思っていたのですけれど、その作曲も樋口さんだったのですね。

シングル曲も収められた石川セリさんのファースト・アルバム『パセリと野の花』(1972年11月5日)、『八月の濡れた砂』をのぞき、すべての作曲とアレンジはピコによるもの。詞は、山川啓介さん、伊藤アキラさん、吉岡オサムさん、島津ゆう子さん、野村陽子さん、そして石川セリさんご自身によるもの。このところ、まとめて聴いてみています。

石川セリ:ファースト・アルバム『パセリと野の花』

 A-1.八月の濡れた砂 作詞:吉岡オサム 作曲:むつひろし
 A-2.野の花は野の花 作詞:伊藤アキラ 作曲:樋口康雄
シンプルですてきな詞。フルートのきいたアレンジ(ちょっと村井邦彦さんっぽい気も)、アコースティック・ギターの感じもすてきですよね。この曲も、気になっていた曲でした。



 A_3.あて名のない手紙 作詞:山川啓介 作曲:樋口康雄
 A-4.鳥が逃げたわ 作詞:伊藤アキラ 作曲:樋口康雄
じ~んときます。「いつかはわたしを離れるような予感がしてたの」、「みつけた方はお願いすてきな名前をつけて、そして愛して」。曲もアレンジもさらに心に触れて。



 A-5.天使は朝日に笛を吹く 作詞:伊藤アキラ 作曲:樋口康雄
 A-6. 小さな日曜日 作詞:山川啓介 作曲:樋口康雄
以前聴いたものとちょっとちがうなぁと思ったら、こちらはデモ・トラックなのですね。もう一度、レギュラーのヴァージョンと聴きくらべてみないと言い切ることはできないのですが(レギュラー・ヴァージョンは、数ヶ月前にはあったのですけど)、こちらの感じ好きです。
山川啓介さんの詞もいいですね。とても悲しいけれど。



 B-1. デイ・ドリーム 作詞:鳥津ゆう子 作曲:樋口康雄
わくわくな楽しいナンバー。気ままな自由の感じが、いいですね。ホーンのアレンジも最高です!



 B-2. 村の娘でいたかった 作詞:伊藤アキラ 作曲:樋口康雄
 B-3. 私の宝物 作詞:石川セリ 作曲:樋口康雄
小さな頃の思い出、すてきな出来事をうたった『私の宝物』、すごくすてき!!この動画の映像も。いつか、また、その世界に戻ってみたい。みんな夢の中、しまってあるのよ、です。



 B-4. 聞いてちょうだい 作詞:石川 セリ 作曲:樋口康雄
 B-5. あなたに夢中よ 作詞:石川 セリ 作曲:樋口康雄
 B-6. GOOD MUSIC 作詞:野村 陽子 作曲:樋口康雄

このアルバム、アルバム『パセリと野の花』は、CDでも再販されているのですが、これは、さらによいなぁと思うのが『Seri sings Pico - パセリと野の花+13』。デモ・トラック、『フワフワ・WOW・WOW』や『遠い海の記憶』、『海は女の涙』など、ファースト以外からの樋口康雄さん作曲・アレンジのナンバーも13曲追加されているというもの。未発表のデュエット曲『フロッグ・ロック』も入っているし、ブックレットには石川セリさんと樋口康雄さん、「ステージ101」で、そしてシングアウトからの仲間であるお二人の対談もありとのことなので、こちらを購入予定。

追加で収められている曲には、あらたな気づきなどもあったので、明日に、つづく…

(投稿:日本 2010年9月28日、ハワイ 9月27日)

この後、アルバム『Seri sings Pico - パセリと野の花+13』購入。感想書きました。
石川セリ/樋口康雄 復刻CDについて考えながら

(追記)


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