桑原茂一さんのPIRATE RADIO、今週、3月30日放送の「黒い歌謡曲」シリーズ2では、『夢は夜ひらく』をたっぷり聴かせていただきました。
(放送では、藤圭子さんをはじめいろいろな方のバージョンがありました。こちらでご覧いただけます)

きょうは、藤圭子さんのデビュー曲、『新宿の女』を聴いてみました。



『新宿の女』、作詞は石坂まさをさんとみずの稔さんの共作、作曲も石坂まさをさん。石坂まさをさんは、『圭子の夢は夜ひらく』の作詞もてがけ、藤圭子さんをプロデュースされた方なんですね。

当時、18歳でこの唄を歌いこなしていたとは、やはり「演歌の星を背負った宿命の少女!!」(藤圭子さんデビューのキャッチフレーズ)だったでしょう。「バカだな、だまされちゃって」という歌詞も、発売から時間をかけヒットとなったそうです。『新宿の女』というタイトルはファースト・アルバムのタイトルにも(Wikipedia:新宿の女)。
「ポイとビールの栓のよに私を見捨てた人なのに~」もとても夜な世界。

私が男になれたなら
私は女を捨てないわ
ネオンぐらしの蝶々には
やさしい言葉がしみたのよ
バカだなバカだな だまされちゃって
夜が冷たい新宿の女

何度もあなたに泣かされた
それでもすがったすがってた
まことつくせばいつの日か
わかってくれると信じてた

あなたの夢みて目が濡れた
夜更けのさみしいカウンター
ポイとビールの栓のよに
私を見捨てた人なのに

この動画にも収められている「新宿の女」歌碑は、デビュー曲発売キャンペーンをおこなった新宿区・西向天神社にあるそうです。そして、新宿にはもうひとつの藤圭子さん歌碑が。「圭子の夢は夜ひらく」歌碑は酉の市でも有名な花園神社にはあるんですね。


このたび、新宿区に転居、昨日は大安ということもあり、住民票を移し、わたしも「新宿の女」になりました(新居は、新宿区とはいっても、盛り場の新宿ではないのですけど)。同区内、遠くはないので歌碑もそのうち見に行ってみたいと思います。石坂まさをさんも新宿区ご出身ですね。

(投稿:日本 2010年4月1日、ハワイ 3月31日)


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