局の個性あり、味わい深く、大好きなカテゴリーである、テレビやラジオの放送終了、クロージング映像。いろいろな局のものをよく動画サイトなどでながめているのですが(いままでもいくつか、その線での投稿もしてますが)、ちょうど1年半ほど前にたどりついたのが、この「1985年当時のTYS・テレビ山口のクロージング」。
テレビ山口クロージング
1985年当時のTYS・テレビ山口のクロージング
眠るお人形さんの映像もかなり好きな感じなのですが、たまらなく惹かれたのが、BGM。ヴァイオリンの奏でるどこか懐かしくせつない響きにジャズ・アレンジ。あぁ、これなんていう曲だろう、だれの演奏なのだろう、と。ときどきむしょうに聴きたくなっては、この動画を眺めており。
先日も、また聴きたくなって…視聴。
あっ、そうか、Shazam使って調べたらわかるかもと思い…。
そして、ようやく。アンドレ・プレヴィンとヴァイオリニストであるイツァーク・パールマン(Itzhak Perlman)"Little Face"という曲だということがわかり(よくよく考えたらというか、気づいたら、youtubeには一部楽曲には自動紹介リンクもつくようになったのですよね。初めてみたときにはなかったけど、現在は情報ちゃんとありました)。
というわけで
シェリー・マン&ヒズ・フレンズ マイ・フェア・レディ (Modern Jazz Performances Of Songs From My Fair Lady)
アンドレ・プレヴィン/ カル・ジェイダー/ デイブ・ブルーベック ウエスト・サイド・ストーリー
など、シェリー・マン(Shelly Manne)とアンドレ・プレヴィン(Andre Previn)のこと、気になりのきっかけはテレビ山口のクロージングからだったのでした。
"Little Face"収録のアルバムは、1980年の『Different Kind of Blues』。演奏は、アンドレ・プレヴィン(ピアノ)、イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)、シェリー・マン(ドラムス)、ジム・ホール(ギター)、レッド・ミッチェル(ベース)。
ジャズ、映画音楽からクラシック中心となっていたプレヴィンのひさしぶりのジャズの仕事だったのですね。ここで、あらためてアンドレ・プレヴィンの経歴を。アマゾンのアンドレ・プレビン バイオグラフィーから転載です
「現代を代表する指揮者、ピアニスト。10代のうちからプロフェッショナルなキャリアを歩み始めた天才児であった。彼の激しく打ちつけるピアノのスタイルは、時にその繊細なタッチで聴衆の心に染み入るものでもあった。ドイツに生まれるが、ナチスから逃れフランスへ渡り、パリ音楽院で学んだ。その後、アメリカへ渡り、映画音楽家やジャズ・ピアニストとして名声を得る。同時にサンフランシスコ響の音楽監督 モントゥーに師事し、1962年セントルイス響を指揮して、クラシックの分野における栄光の道を歩み始めた。68年にはロンドン響の音楽監督に大抜擢され、その後は着々とキャリアを積み、現在の地位を獲得した。柔軟な音楽性をもち、ピアニスト、音楽解説者、作曲家としても有名で、また、ジャズ・ピアニストとしての活動も中断することなく続けている。」
監修やアレンジ、アカンパニスト(伴奏者)としてのワークもたくさんで、じぶんが持ってるもの中でも、ジュリー・ロンドンのものなど、プレヴィン関連ワークはありました。
アルバム8枚分の4枚CDであるらしき、お手頃セット『Eight Classic Albums』もあったりするので、ちょっと欲しいかなとか。
ラス・フリーマンとの2ピアノな『Double Play! [Analog]』(1959年)もよさそうで(ドラムスはシェリー・マン)、先のセットにも入ってるけど、ジャケットすてきなのでアナログ欲しいかなぁとも思ったり…
Andre Previn, Russ Freeman, Shelly Manne - Take me out to the ball game (1959)…そんな、いろいろだったりしています。
(投稿:日本 2012年11月2日、ハワイ 11月1日)
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