前編、後編というだけではおさまりきらず3日目となってしまいました、Ruby & The Romanticsオリジナル、ボブ・ヒリアード(Bob Hilliard)&モート・ガーソン(Mort Garson)作の『Our Day Will Come(燃ゆる初恋)』。インストゥルメンタル・ヴァージョンもよいものが多いですね。本日は、続編としてインストゥルメンタルのものをちょっとまとめてみました。動画などでサーチし、気に入ったものや好きなアーティストのものを。
(一昨日分、昨日分はこちら→OUR DAY WILL COME (前編:1960年代ヴァージョンいろいろ)OUR DAY WILL COME (後編:1970年代ヴァージョンいろいろ)

まずは、ハーブ・アルパート(Herb Alpert)のヴァージョン、かなり気に入ってしまいました。

Herb Alpert & The Tijuana:Our Day Will Come(1966年)
アルバム『S・R・O』収録。シングル『Mame』のB面でも。



パーシー・フェイス(Percy Faith)は、それより前、オリジナルがヒットした1963年にレコーディングしてました。こちらもいいですね。

Percy Faith:Our Day Will Come(1963)
アルバム『Themes for Young Lovers』に収録。CDでは、2枚分入ってるCD『More Themes for Young Lovers / Latin Themes for』に。



ウィリー・ボボらしく、パーカッションのきいたラテンなインストゥルメンタル。

Willie Bobo:Spanish Grease/Hurt So Bad/Our Day Will Come (1965)
3曲目が『Our Day Will Come』。『Uno Dos Tres & Spanish Grease』に収録。



トミー・テデスコのもの、収録アルバムがCDでみつからなかったのが残念、すばらしいジャズ・ギターのヴァージョン。数多くのポピュラーなミュージシャンとの仕事に関わったトミー・テデスですが、米Guitar Player magazin誌での情報では、レコーディング参加最多ギタリストだそうです。「スタジオ・ログ」という仕事記録を自らつけていたそうで、興味ありますね(余談ではありますが)。
一緒に仕事された方々:
The Beach Boys、The Mamas & the Papas、the Everly Brothers、The Association、Barbra Streisand、Elvis Presley、Ella Fitzgerald、Frank Zappa、Sam Cooke、Cher、Nancy and Frank Sinatraなどなど。

Tommy Tedesco:Our Day Will Come



そして、なんだか新鮮で好きになってしまったのが、こちらのフュージョン・ジャズ感あるアレンジのマルタ(MALTA)のヴァージョン。こいいうのもいいですね!

MALTA:Our Day Will Come(1989年)
アルバム『マイ・フェイバリット』というアルバムに入ってるようです。そのタイトルどおり、お気に入りのスタンダードをカヴァーしたものだそうですが、スタンダードをこのような形でアルバムにした初の作品だったそうです。




[OUR DAY WILL COMEの旅]
インストゥルメンタル・ヴァージョン、、ボーカル作品も、おそらく数知れないほどあるのだと思いますので、今後、意識してまたさらなるヴァージョンもさがしてみたいと思います。
本日、アラッポ・カーロさんから早速、アンディ・ラッセル(Andy Russel)ヴァージョンがあることを教えていただいました。
SONOTAサイトで試聴してみましたがよいですね!
manual of errors SONOTA:Andy Russel
スペイン語ヴァージョン、1960年代後半のものですね。
アルバム『More Amor!』の収録されたもので、アレンジも作曲者であるモート・ガーソン(Mort Garson)だそうです。

で、そうだ、他言語ヴァージョンということで、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語など、もしかしたらあるのかも、と。こちらは、今後の課題で調べてみたいと思います。どうなんでしょうね。あるのかな。
そういえば、日本語ヴァージョン、そのままカヴァーにしても、和モノがあまりないのですよね、邦題でもサーチしてみたのですが。
まったくないということもないのでしょうけれど…ここまで作品数多いのに、なぜなのでしょうか。

そして、年代でみてみると不思議と1980年代は意外と少ないですね。1990年代以降は、以下の方のヴァージョンがあるようです。
Pete Anderson (1994)、The Slackers with Doreen Schaefer (1996)、Glenn Walters (1997)、Bruce Williams (1997)、Linda Purl (1998)、Hinda Hoffman (2000)、James Darren (2001)、Jamie Cullum (2005)、Waldeck (2007)

この3日で掲載したものでプレイリストつくってみました。



(投稿:日本 2011年1月16日、ハワイ 2011年1月15日)


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