昨日からつづき、Ruby & The Romanticsオリジナル、ボブ・ヒリアード(Bob Hilliard)&モート・ガーソン(Mort Garson)作の『Our Day Will Come(燃ゆる初恋)』、本日は、一部1960年代、および1970年代以降のものもありますが、1970年代のカヴァー作品を中心にまとめ。
(昨日分はこちら→OUR DAY WILL COME (前編:1960年代ヴァージョンいろいろ))
1970年代に入ると、さらにアレンジもバラエティ豊かなヴァージョンが増えますね。レゲエ、ソウル、ディスコなどのヴァージョンも登場。
という訳で、本日は、1970年代の中でもクロノジカルな順番ではなく、ジャンルや雰囲気などでたどってみます。
まずは、ポピュラーなヴァージョンから。
Carpenters:Our Day Will Come(1973年)
名アルバム『Now & Then』収録。
こちらカーペンターズのヴァージョンは、オリジナル・ヴァージョンを1970年代にしたらという感じのアレンジですね。ボッサな雰囲気は残し、ハモンド・オルガンがピアノに。コーラスがいいです~。
そして、1970年代らしいポピュラーなヴァージョンといえば、こちらフランキー・ヴァリ(Frankie Valli)のものでしょうか。
Frankie Valli:Our Day Will Come(1975年)
シングル、そしてアルバム『Our Day Will Come』収録(CD『Our Day Will Come / Lady Put the Light Out
』という2枚分のものが出てますね)。
いいですね。フランキー・ヴァリ、フォーシーズンズ時代はもちろんいいのですけれど、この辺りのディスコ・サウンドいいですよね。
そして、こちらに限らず、1970年代はやはり時代、エスター・フィリップス(Esther Philips)など、ディスコ系アレンジの『Our Day Will Come』、すてきなものが多いです。
Esther Philips:Our day will come(1979年)
「カ~ム~♪」というアガル感じがいいですね。そして、間奏部分はこちらのヴァージョンは、ホーン。これがまた効いてます。
アルバム『Here's Esther... Are You Ready』収録(CDは『Here's Esther... Are You Ready/Good Black Is Hard to Crack』)
同じく広がる感じのヴァージョン。こちらは、テレビ番組「Tonight Show」(1974年7月)でのジョニー・マティス(Johnny Mathis )のもの。ラスベガス的な雰囲気がいいです。アルバムなどに収録されているかはちょっと調べ切れなかったのですが、すごくいいですね!
1960年代には、オリジナルのRuby & RomanticsとSupremes、以外はあまりないようだったのですが、ブラック系の方のヴァージョンが多いのも1970年代ですね。とその前に、1960年代で見逃してたものがありました。
Jimmy Castor:Our Day Will Come(1967年)
ジャジーな感じがすばらしい、アルバム『Hey Leroy』収録のヴァージョン。シンガー兼サックス奏者であるジミー・キャスターらしく、サックスが聴かせてくれます。
ハモンド・オルガンという共通点はあるもののこちらのヴァージョンも印象的です。シングルとしてリリースのザ・ヘプトーンズ(The Heptones)のレゲエなヴァージョン。スウィートですね♪
ある意味、Waldeckヴァージョンの源なのかもしれません。
The Heptones:Our Day Will Come(1971年?1972年?)
オリジナリティを感じさせるヴァージョンという意味では、ソウルな聴かせるヴァージョンであるアイザック・ヘイズ(Isaac Hayes)のものもありました。
Isaac Hayes:Our Day Will Come(1970年)
アルバム『To Be Continued』収録
みつからなかったもので、タミコ(Tamiko Jones)も1970年にレコーディングしてるのですね。みつからなかったのですが、すごく聴いてみたいです。アーシャ・プスリ(Asha Puthli)ものも、興味あり。1975年、チャリティ・ブラウン(Charity Brown)のものもあるそうです。
そして、ハーブ・アルパート(Herb Alpert)など、インストゥルメンタル系もすてきな作品がたくさんです。今日も、ちょっと多くなりすぎてしまったので、そちらは別にまとめてみることにしました。ので、更につづく…
情報は、Wikipedia:Our Day Will Comeやみつけた動画を参考にさせていただいていますが、いくつのヴァージョンが存在するのでしょうね。
(投稿:日本 2011年1月14日、ハワイ 2011年1月13日)
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