実り多き月一度の「TV AGE講座」から、はや一週間。
先の10月22日の講座は <シリーズ映画音楽の巨匠>ミッシェル・ルグランで、そろそろいろいろ、こちらで得たものすこしづつでも、自分の何かにつなげ、さらに広げていきたいなぁ、なんて考えて。

この日の映画、音楽、喫茶活動については、こちらとは別にしたためている、お散歩おでかけ的ブログの方で一度、すこし行動まとめしているのですけれど、中心は高田馬場散歩的なものだったので
名画座とジャズ喫茶、高田馬場

再び音楽面でのふり返りをいたしたいと思います。

ほんとは、何かひとつしぼって書きはじめようなどと思っていたのですけど

今夜は、そろそろ音楽面、あらためて、さらにつめようと、いろいろと情報バックアップをしたり、さらにそこを調べたりなどということをしはじめ…

なんだか、この日の一日の行動は、図らずともすべてある意味つなげることができるなぁなどと気づきはじめてしまい、ちょっとしゅうしゅうつかない状態になってしまい :D

これから、気づかぬうちにつながっていたいろいろ、あたまと耳をつかってすこしづつ丁寧にわかりながらそのつながりをたぐっていこうという作業、しばらく取りくんでみることにし、そのためにも、まず、これからの指標になりそうなことをメモみたいですけれど φ(..。

講座参加準備にあたり:

講座参加準備にあたり、まずはどこから、すこし自分のルグラン体験をふり返り。
やはりこれ、はじめてミッシェル・ルグランの作品を意識して聴いたのは、なのが『シェルブールの雨傘』でした。
高校生のとき、なんとなく映画音楽などにはしりはじめたとき、自分ではじめて購入したのが、この『シェルブールの雨傘 Les Parapluies de Cherbourg』。

この映画のことはすこしだけ2年前にも書いているのですけれどいまみるとこのころの投稿はあっさりとしていますね(むしろその方が読みやすかったりするかもw)。
カトリーヌ・ドヌーヴ出演 シェルブールの雨傘
(この日は、カトリーヌ・ドヌーヴさんのお誕生日にちなんで書いており、2年前の投稿、10月22日でありました:D )

アルバムはアナログでの所有。レコードもデザイン含めさまざまな盤があると思うのですけれど、わたしがもっているのは、1964年のUSA盤(monaural pcc 216)、モノラルです。


このアルバム、歌詞というか台詞が綴じ込みブックレットのようになっていて、またその装丁も心からのお気に入りなのです。



映画のシーンの写真も貼りつけてある仕様。サイドのフレームのようなラインのピンクが、また濃いめの紺色の台紙にはえてとてもすてきなのです。
(古いものなのに、はがれたりせずいまだきれいになっているなぁ、などとも。自分の保存状態ということでなく、丁寧なつくりだなぁとか)


ジャック・ドゥミ監督、音楽はミシェル・ルグランが手がけたこの映画、台詞もすべて、徹底し、歌にのせたものであるという点で、とても斬新なものなのですが、その奇抜さを感じさせないところが、また映画、音楽ともすばらしいからこそなのかなぁと思います。

しっかりとりくんで音楽聴くときは、かなりまじめに入りこんで聴く方なので、ひさしぶりに聴いたら、映画思い出して、しくしく。。。と。。涙がでてきてしまいました。

なぜそんなになのか、とかいろいろ考えると、また構成、展開、音楽いろいろと語ることも多いので、あらためて、そんな機会があるときに(また音楽面をさらに意識して、映画観てみようかなぁとも思っており、そのときにでも。ミュージカルというか、もしかしてオペラに近いんじゃないか、などいろいろ…)

ストーリーとしては、単純にひとつ言うとしたら、登場人物だれもがみな「善い人」、ということもかなり大きな要素。だれもわるくできない、ながら、もし、ここでこうならなければと、あまりにも多い「もし」。

この方は、ある意味、その徹底的な「もし…」でありながらも、やっぱり善い人なのですよね。そして、曲も印象的、なのが…このシーン。
映画のテーマでもある『シェルブールの雨傘 Les Parapluies de Cherbourg』はもちろん好きなのですけれど、この曲も大好きなもの。



ストーリーの中では、ジュヌヴィエーヴを見初めた宝石商ローラン・カサールが、本人にではなくおばさんにジュヌヴィエーヴを思う気持ちを打ち明けるとこ。そして、カサールは、でも、けっして、ジュヌヴィエーヴに無理強いしないでほしい、決めるのは彼女本人だから…という。

楽曲としては新たな歌詞がつけられ、『Watch What Happenes』としておなじみ。
ストーリーと切りはなして聴くと、また、別に聴こえるすてきな曲なのですよね。

CONNIE FRANCIS AND ANDY WILLIAMS: WATCH WHAT HAPPENS (1966)



Michel Legrand:Watch What Happens



ボーカル、インストゥルメンタルと、アレンジもさまざま。ジャズ・ヴァージョンにすてきなものも多く、これから、いろんなヴァージョン、集めてみたいと思います(これも課題)。

この映画に関しては、すこしはなれた後日にたぶん再々訪ぐらいまであるということで。

と気づいてみたら、講座準備に関してですでに、長くなってしまい、
ルグランとうか、アルバムのデザインのことなどのことが多くなってしまいました。

きょうは、気づきや書こうと思ってたことの5分の1ぐらいで、ほんとは、講座当日活動での気づきがいろいろとあり、せっかくなので、よい感じで、これからの道しるべにしたく、つづきは、明日にします。

つづく。。


(投稿:日本 2011年10月30日、ハワイ 10月29日)

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