本日は節分ということでTwitterのTL上でも関連Tweetが多かったようですね。2月3日は、「大岡越前の日」でもあるのですね。享保2年(1717年)旧暦2月3日に「御普請奉行大岡能登守忠相は、町奉行に任命され官名を越前守と改めた」ということで、南町奉行に就任したことに由来しているそうです。これ、初めて知りました。

「大岡越前」といえば、やはりTBSの時代劇、「大岡越前」。おじいちゃんっ子だったため、こどものころ、時代劇をよく一緒に視ていたのですが、その中でも、かなり好きなものでした。夕方の再放送なども視聴で。

「大岡越前」、加藤剛さん主演で全402話(スペシャル1話)という長寿番組でした。竹脇無我さんの小石川診療所、榊原伊織もよかったですね。片岡千恵蔵さんも父・大岡忠高として特別出演されたりしてましたし、里見浩太朗さん、志村喬さん、大坂志郎さん、天知茂さん、森田健作さん、ちょっと書ききれないぐらいザ・時代劇な豪華な顔ぶれ。奥方の雪絵さまは、宇津宮雅代さん。元・ゴールデンハーフの森マリアさんもお柳で(1988~1993年)。

最高視聴率は、第5部初回(1978年2月6日放映)の31.6%。ストーリー、芥川隆行さんのナレーションなどもすばらしく、出演者の変遷など、細かく書き出すといいろいろとあるのですが、そのあたりは、Wikipedia:大岡越前がかなりくわしいです。このWikipediaのまとめすごいですね!

このドラマ「大岡越前」は、山下毅雄さん作曲のテーマ音楽も魅力のひとつ。

大岡越前のテーマ:
歴代の出演者のお名前も。



テーマ曲は、ずっと同じ、この曲でしたが、アレンジは数バリエーションあり、ドラマを視ていく中で、その変化には気づいていたのですが、どこから変わったのか、いくつのヴァージョンがあるのか、きちんと知ることなしにきてしまいました。

この度、さきのくわしいWikipediaの記述でこの変化もクリアということで、メモ((φ(..。)

ほとんど、そのままでですが

-口笛は山下自身のもの(但し、最終回スペシャルでは新録音の上、山下が放送前年に故人となったため、佐野博美によるものになっている)。
-オープニングに使用されたものだけでも、音源は4種類
-女声コーラス(スキャット)、伊集加代子さん

1. 前半の主旋律は口笛が強調された初期バージョン:第1部~第6部
大岡越前:第5部オープニングより



2. 前半の主旋律がバイオリンが強調されたものに変わり、曲のテンポが早くなる。もっとも長い期間使用されたバージョン:第7部から第14部まで
大岡越前:1990年



このうち第9部から第10部は、第7部から第14部までに使用したものの女声コーラスがないバージョンだったそうですが、こちらオープニングそのものはみつけられませんでした。

3. リズムセクションが打ち込み音源になったステレオ音源。前半の主旋律はシンセサイザーが奏で、後半の主旋律は口笛と女声コーラスによるもの:第15部

4. 曲調・アレンジはオープニング第2期の音源とほぼ変わらないが、途中女声コーラスが挿入されるロングバージョン。エンドコーダも異なる:ナショナル劇場50周年記念特別企画スペシャル

こちらは、劇中のバージョン。こちらもいいですね。加藤剛さん、竹脇無我さんもお若い。



このヴァージョンもすてきです。
大岡越前~メインタイトル・別バージョン:
音楽・口笛:山下毅雄、スキャット:伊集加代子





山下毅雄さん、子息でもある作曲家の山下透さんの監修によるものもあったり、「大岡越前」だけのサウンド・トラックでも4編もあるのですね。
大岡越前 オリジナル・サウンドトラック
大岡越前オリジナル・サウンド・トラック ファイナル・セレクション
大岡越前オリジナル・サウンド・トラック 暗闘編
大岡越前 オリジナル・サウンド・トラック 抒情編

ひさしぶりに小石川養生所(=小石川診療所)跡、小石川植物園にも行ってみたいです。はじめて行ったのは小学校のときの遠足。

(投稿:日本 2011年2月3日、ハワイ 2011年2月2日)


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