先日の整理整頓で見直しをした、近々に変換作業をすることなレコード群から。

この夏ハワイのThrift Shop などで入手した1ダラもの、「これはまちがいなくよいにちがいない」というものが、未満な状態でまだいくつか。

きょうは、そんな安心なよいサウンドを聴きたい気分だったので、そんな1枚である、アル・カイオラ(Al Caiola)の『SOLID GOLD GUITAR』(1962年)を聴きました :)


やっぱりこの手のギター・サウンドはよいですね~♫

ジャケット裏のアルバム紹介には、「ボーカリストとして人々に知られるアーティストはいますが、インストゥルメンタル奏者として、多くの人々に知られるアーティストはどれだけいるでしょうか…?」という文章ではじまり、まさに、アル・カイオラのギタリストとしての安定したすばらしさを感じられるものですね。

アル・カイオラ、レコーディング・アーティストとしてのほかのミュージシャンのレコーディング参加も、あらためてすごいですね。職人的に。そして、これ以上、あるんでしょうね。
Al Caiola:Partial studio recordings list

アラッポ・カーロの備忘録:つべから一掴み - カチューシャ/アル・カイオラ楽団にもありますが、『カチューシャ』などは、日本でも人気だったものの、ギタリスト、アル・カイオラとしての認知はさほどではないとありましたが(たしかに日本語で書かれてるものもすくなめでした)、米国でのポピュラー音楽のギタリストとしては、かなりのレコードをリリースしてますね。
Al Caiola:United Artists albums

アルバム『SOLID GOLD GUITAR』は、アル・カイオラの前年にヒット曲ととなった『Magnificent Seven (荒野の七人)』や『Jezebel』、スタンダードなおなじみナンバーなどを含み、1962年に発売されたもの。

収録曲は、
A面:
Guns Of Navarone/ Moon River/ Guitar Boogie/ Magnificent Seven/ I'll Walk The Line/ The World Is Waiting For The Sunrise
B面:
Jezebel/ Mexico/ Big Guitars/ Two Guitars/ Foot Stompin' / Vaya Con Dios

プロデュースは、ニック・ペリート(Nick Pelito)、アレンジは、アル自身、ニック、そして、ドン・コスタ。
あらためて、アレンジや全体の雰囲気、オーケストレーションが、方々らしいなぁと気づいてみたり。

全部の曲は動画ではみつかりませんが、数曲こちらに。

Guns Of Navarone:


Moon River:


Guitar Boogie:
(1958年レコーディングのものはこちら(動画参考)


The Magnificent Seven



Two Guitars:



きょうは、すこし心をほぐすような気分がほしいなぁ、というようなことで、このアルバムを手にとったのですけれど、では、なぜ、アル・カイオラが聴きたくなったのかなぁ、とか、考えはじめ :D
(考えごとしないつもりで聴いたのですけどね :) でも、考えるといっても、むずかしいことや感傷的なものではないので、しょうもう系な考えではないので、また楽しです)

いわゆる、ポピュラー娯楽音楽というものがあったのが、ロック前夜のこの時代(もちろん、その後もイージーリスニングはまったくとだえてしまう訳ではないのですけれど)。この娯楽音楽、広義ではもちろんラウンジも入るのですけれど(←もうすこしアルコール感やおしゃれ感みたいなものがありますよね)、それとはまたちがった、「音楽でも聴こうか」と、みんなでかこむサウンド。リビングルームの家具調のステレオ的な音。

とイメージが浮かんできて、いわゆる時代の音とは、そういった聴く環境の変化もあらわすものだなぁと思ったのでした。
オーディオ機器がリビングルームにあるもの(これ欧米をまず中心に考えているのですけれど)というものから個室へと変化し、また音響機器の価格の変化などもとか。
音楽を楽しむということから、メッセージへと変化し、みなで囲むものからもうすこし個人的なものに。そして、大人が主導のものから、若者へと。

ポピュラー娯楽音楽には、やはりレコード会社の色というか、総合的な戦略などももちろんあるなどとも…いろいろ思いをめぐらせ。

アル・カイオラのリリースしたアルバムの多さ、サウンドの傾向などは、レコード会社もユナイテッド・アーティスツの映画と並行させて音楽ビジネスというものも大きいですね。サントラのさまざまなヴァージョン、ポピュラー音楽の発展というもの自体も。

とレコードうち袋ながめ…みてたら、たしかにどんどん欲しくなってしまいました :D


こうしてみると特にですけれど、ジャケットの色使い、モチーフには、ユナイテッド・アーティスツならではのレイアウトや統一感がありますね。
水玉、星、マルチカラーを使った文字は絶対的な特徴ですね(でも、それが優先で、実は曲名が文字数にあわせてるのでかならずしも配し方が曲順ではないのですよね。ライナーノーツがない分これがけっこうトリッキーです)

このアルバム手に取ったのも、そんな水玉、星、マルチカラー感も理由のひとつ。別のお店で、同じくUAのティト・ロドリゲスと出会ったいましたから。
(こちらティト・ロドリゲスについても以前に書いてるのですけど、すこし情報も追加しました)
Tito Rodriguez Motion Picture Themes Cha Cha Cha

(投稿:日本 2011年11月11日、ハワイ 11月10日)

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