きょうは、陽気のせいか、なんとなくだるく、しかも、昼ごろ入った別々の電話などで、やや気重な課題がいくつか、まいこみ、というか、発覚というか、新しい月のスタートであるのに…というような感じだったのですけれど、気分を換えて目を通していた「月刊てりとりぃ」に、うん、そうありたい、というような一文が。
音楽評論家、駒形四郎さんによる『スキャット、ボッサ&シンギング・インストゥルメンタル~嵐野英彦CM WORKS』紹介文の最後
「…せめて心の中だけでも常にラテン・パーカッションが似合う心持ちでいたいものだ」
にすこし元気をいただきました。
そうだなぁ、なんて思いながら、そうだ、午後はあれ聴こう♪
と、まだ聴いていなかった、ティト・ロドリゲス(Tito Rodriguez)のアルバム『Motion Picture Themes Cha Cha Cha』を聴いてみました。
(ジャケット裏の写真もすてき。よくみてみたら、表はこちらを水玉切抜きなデザインなのですね)
このアルバム、とてもよいです!!!
おなじみの映画テーマをラテンで。なじみのメロディーは耳に心地よく、チャチャチャのリズムで楽しく、心も軽やか。
収録曲は以下のとおり
A1. Exodus 栄光への脱出
A2. Theme From The Apartment アパートの鍵貸します
A3. Theme From A Summer Place 避暑地の出来事
ちょっとちがった趣の、でも、とってもすてきなアレンジ。
A4. Theme From The Unforgiven 許されざる者
A5. Ruby
A6. Gigi 恋の手ほどき
B1. Theme From The Magnificent Seven 荒野の七人
これ、かっこいいですね!ちょっと調べたところ、ラウンジ系のコンピなんかにも収録されているようで。ですよね、という感じの陽気なすてきさ。
B2. Theme From The Sundowners サンダウナーズ
B3. Dark At The Top Of The Stairs 階段の上の暗闇
B4. Picnic ピクニック
B5. Midnight Lace 誰かが狙っている
B6. Never On Sunday 日曜はダメよ
(映画情報、そのほか、ティト・ロドリゲスあとで加えます)
こちらも、ハワイで買ったものですけれど(特にハワイである必要はないながら)
ほんと、まさに好み、気分にぴったりの1枚でした:D
CDやmp3もありますけど、いいですね、アナログは…
(投稿:日本 2011年9月1日、ハワイ 8月31日)
映画情報リンクにしました。
[ティト・ロドリゲスについて]
ティト・ロドリゲスは、50年代から60年代にかけて人気をよんだ、ニューヨーク・ラテンを代表するバンド・リーダーであり、ボーカリストでもある方。
1923年1月4日、プエルトリコのサンフアンに生まれ。お父さまはドミニカ、お母さまはキューバ人というカリブな血。
16歳で、クァルテート・マジャリーに参加し、プロとしての音楽活動を。兄、ジョニー・ロドリゲス(ボーカリスト)が住むニューヨークへ移り、まずはクァルテート・カネイ、ザビア・クガート楽団などに加入。そして、ノロ・モラレス楽団へ、ホセ・クルベーロ楽団へ。この頃、同じく「ティト」という名をもつ、同じ年のティト・プエンテ(ティンバーレス)と出会い、のち、ライバルとして競い合う。
1947年、自身のバンドを結成しようというきっかけとなるような、伝説的なレコーディングに参加。SMCレーベルのセッションに集まったのは、チャノ・ポソ、アルセニオ・ロドリゲス、マチート楽団のめんめん、そしてミゲリート・バルデスといった、アフロ・キューバンの立役者たちなど。
1948年、彼は自分自身のマンボ・デビルズというバンドを結成し、ロス・ロボス・デル・マンボへと発展。オーケストラの出発点となる。
「ブエラ・ラ・パローマ」「クアンド、クアンド」「カラ・デ・パヤーソ」などのヒット、そして1963年には「イノビダブレ」が大ヒット。バンドはさまざまな理由で解散。
1973年、没。
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