いつも古めのものを聴いてることが多いのですけれど、ここしばらくで、自分のフィーリングにあった、すてきな今のサウンドにも出会っているのです。そんな中、ごくごく最近、出会いたてが、ニコラ・コンテ(Nicola Conte)。
わたしにとっては、「最近」ながら、1990年代後半からと、活躍はもうすでに長いのですよね。
ニコラ・コンテ:バイオグラフィー

ブルーノート東京からのメールニュースがきっかけだったのですけれど、先週末から、現在来日中ということで、いくつかの企画も。

先週金曜日、12月16日には、NHKの「地球テレビ エル・ムンド」に出演、DJプレイとインタビュー。インタビューは、司会のアンドレア・ポンピリオさんのイタリア語でのスムースな流れ。音楽活動全般と自身のジャズ観、レコード・コレクションのお話なども

土曜日、12月17日は、メトロ銀座駅の「銀座のオアシス」での「Metro Music Oasis Vol.35(メトロ・ミュージック・オアシス 35)CHRISTMAS SESSION in GINZA」、ニコラ・コンテ氏と須永辰緒氏の無料ライブイベントにいってまいました。



たくさんのひとが集まってのもりあがりでした(写真、ご本人写っててちゃんとしてるのこれが一番で。。)。
イベントの様子は、こちら、ご一緒したアラッポさんの記録をリンクさせていただきます。
アラッポ・カーロの備忘録:CHRISTMAS SESSION in GINZA - 東京メトロ

きょう、明日(12月19日、20日)は、ブルーノート東京でのライブがありますね。1日2回公演。
Blue Note Tokyo:NICOLA CONTE JAZZ COMBO -Love & Revolution-
ニコラ・コンテ・ジャズ・コンボ -Love & Revolution-
featuring ブリジット・アモファー、ティモ・ラッシー、ニコラス・フォルマー、ピエトロ・ルッス、パオロ・ベネディティーニ&テッポ・マキネン
DJ:須永辰緒
今回は平日であったり、いろいろとで、行くことができませんけれど、こんなライブにも機会あったらいってみたいところです。

今回の一連もあり、動画などでもチェックしていたのですけれど、まずは、すぐに入手することができたアルバム『リチュアルズ』(2008年)なども聴いてみました。

DJ、プロデューサー、ミュージシャンと幅広い活動で知られるコンテ氏のこちらは、ジャズ・アルバムとしてはサード・アルバムとなる作品で、生音もの。クラブ的要素も織りこみながらの本格ジャズ・サウンドですね。とにかくかっこよいです。

まだ、聴きこむというほどに回数は聴くことができていないのですけれど、週末の夜感がありますね。

インストのナンバーとボーカルありで、おなじみジャズ・ナンバー「キャラヴァン」や「マケドニア」以外、オリジナル曲はすべてニコラ・コンテの作詞、作曲。ボーカリストは、キム・サンダース(Kim Sanders)、ホセ・ジェイムス(Jose James)、キアラ・シヴェロ(Chiara Civello)、フィリップ・ワイス(Philipp Weiss)、アリーチェ・リチャルディ(Alice Ricciardi)。

動画でもほとんどの曲がみつかりますが、数曲こちらに。

Nicola Conte:Karma Flower(ボーカル:Alice Ricciardi)
アルバム1曲め。「Rituals」な世界への誘い(いざない)ですね。きらきらハープがすてきな。曲自体も、詞もちろんで



Nicola Conte:Like Leaves In The Wind(ボーカル:Jose James)
とてもコンテ的なサウンド、というイメージ。ボーカルのホセ・ジェイムスは、ジャイルズ・ピーターソンおすみつきのニューヨーク若手ではナンバーワンともいわれているそう。映像は、PVで。



Nicola Conte:Song For The Seasons(ボーカル:Alice Ricciardi)
ワルツ要素がすてきです。それぞれの季節を詠んだシンプルな詞も。



Nicola Conte:Caravan
「キャラバン」らしさはしっかりととらえながらも、らしさ感じる、かっこいいアレンジですね。



と、はじめに聴いた1枚は比較的、ご本人のいまの感じに近めの1枚ですが、最新の『ラヴ&レヴォリューション』や初期のジェット・サウンドなミックス『Bossa Per Due』やファースト・アルバム『Jet Sound』などもしっかり聴いてみたいです。

(投稿:日本 2011年12月19日、ハワイ 12月18日)

にほんブログ村 音楽ブログへ




0 コメント