小林啓子さん、1977年のアルバム『ちょっと気分をかえて』、かなり前にオーダーしていたものが、やっと手元にまいりました。いつから待っていたかというと、このアルバム、加藤和彦さんの『気分をかえてもう一度』が収録されているということで、一周忌である去年の秋、10月16日に、Amazonでポチッたのでした。
その後、もう少々お待ちください状態がずっと続き、こんなに待つんだったら、ほかで探した方がよいかなぁと思いつつ、ずっと、ずっと待ち続け。すると、先日、「申し訳ございません…」という、入荷見込みなしのメール。「え~っ」。だったら…と。
でも、ちょうどよいタイミングで出品されていたので即行動。
このアルバム『ちょっと気分をかえて』は、それ以前にも、なんとなく行動に踏切らなかった自分がいて。
情報としてみていたときから、わくわくしてしまう要素いっぱいだったのですが、オーダー自体、この存在を知ってから、少したってのアクション。その時点で、もうすでに、もうちょっと早く入手していれば、と思っていたぐらいなので、ほんとにほんとに、長い経過のもと、やっと聴くことができた作品なのです。
(またくもって入手困難という訳ではないと思うのですけれどね)
前置きが長くなってしまいましたが、期待していた以上にすてきな作品!もうすでに、くり返し聴いてます♪
すべての曲がすばらしく、シティポップ期のサウンドのよいところばかりを盛り込んだようなものばかり。制作にたずさわっている方も、参加ミュージシャンも豪華。
気分を出してもう一度:
作詞:安井かずみ、作曲:加藤和彦、編曲:高橋信
We can dance♪ We can dance, dance, dance♪のイントロ、すでに、まいってしまいます。
いままでも、加藤和彦さんのものはもちろん、RAJIEさん、立木リサさんと今野雄二さんデュエット、野宮真貴さんとクレイジーケンバンド横山剣さんデュエットなどもある安井かずみさん、加藤和彦さんの曲。
気分を出してもう一度(←過去に書いたもの)
アレンジ、そしてボーカリストちがいで、また、すてきな作品に。それぞれの『気分を出してもう一度』ですね。名曲であるからこそ!『ちょっと気分をかえて』というアルバムの一曲めにふさわしく。
ちょうどそんな風の中:
作詞・作曲・編曲:高橋幸宏
「ちょうどそんな~、ちょうどすてきな~」まるでMagicです。
ショートカット:
作詞:高橋幸宏、作曲・編曲:高橋信之
高橋ブラザーズによるライトに切なく。小林啓子さんのボイスとRajieさんのコーラスが。
その人は誰......:
作詞:鳥居幹雄、作曲:加藤和彦、編曲:高橋信之
詞、曲、アレンジ、ボイスが奏でるやさしくすてきな世界。風のようなお話ですが
三点リーダが2つというのも
木蓮:
作詞:竜真知子、作曲・編曲:高橋信之
白い雪の降る午後にわたしは生まれたそうです~♪歌詞には12月とあって
小林啓子さんは12月生まれでした。
このかるい感じが好きなんです:
作詞:高橋幸宏、作曲・編曲:今井裕
今井裕さんメロディ、アレンジすてきな作品!ユキヒロさんの詞も。「このかるい感じが好きなんです」ですね:) LPとしてはB面1曲め。ふさわしい感じ、ですね
さよなら列車:
作詞:高橋幸宏、作曲・編曲:高橋信之
BUZZの『レクヰエム・ザ・シティ』に収録されている曲の小林啓子さんヴァージョン。BUZZは、この『ちょっと気分をかえて』でコーラス参加もしています。
ふしぎな日:
作詞:松山猛、作曲:加藤和彦、編曲:高橋信之
加藤和彦さんソロ『スーパー・カズ』でおなじみの名曲。こちらもカヴァーが数ヴァージョンありますね。
比叡おろし:
作詞・作曲:松岡正剛、編曲:高橋信之
こちらは少しトーンがちがいますけれど、小林啓子さん1970年シングル(「比叡おろし/恋人中心世界 」)にもある若き時代の代表曲ということでの収録なのでしょうね。
レイルウェイ・ララバイ:
作詞:山川啓介、作曲・編曲:高橋信之
1977年の国鉄のCMキャンペーンソングだったのですね。なんか、BUZZが歌っても似合いそうな気がします。
最後に豪華な参加陣をリストします。
アレンジ&レコーディング・プロデューサーは、当時、ご主人であった高橋信之さん。
参加陣営には、高橋信之さんつながり、そして高橋幸宏さんつながりといった感じでブラザーズの交流関係がうかがえますね。
キーボード:今井裕
ギター:吉川忠英、笛吹利明
Eギター:松木恒秀
ベース:後藤次利
ドラムス:高橋幸宏
パーカッション:斉藤ノブ
コーラス:BUZZ、今井裕、高橋信行、高橋幸宏、RAJIE
詞、曲では、加藤和彦さん作品も安井かずみさんとのコンビもの含め3曲。
とてもすてきなアルバムです♪
(投稿:日本 2011年2月25日、ハワイ 2011年2月24日)
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