5月の最終日、本日は、延期となっていた子どもの運動会、ちょっと肌寒かったのですが、青空のもと実施となりました。先日、いまは、こどもの日あたりの5月初旬の晴れのことをあらわしたりすることもありますが、「五月晴れ」とは本来は、このような五月雨の合間、梅雨の晴れ間のことなのだそうですね。



今年は、PTA関係の委員になっているので、持ち場もあり、全部を通しでみることはできなかったのですが、学年の徒競走、2学年合同の騎馬戦、組体操、3学年での綱引きなど、わが子参加の競技やその前後のものは観覧することができました(児童数が少なめなので、対戦団体競技は2学年合同だったりします)。



日本での本格的な運動会は今年で2回め。ハワイに住んでいたときには、日本語補習校でもちゃんと運動会はあったのですが(週1回の登校なので、準備練習時間に限りあり)、やはり日本の運動会は集団の美を感じます。

競技の中で一番張り切っていたのは、運動会の華といった感もある高学年での組体操。
きっと本人もどれだけ頑張っていたか後でみたいだろうなぁと思い、こちらは、写真ではなく、iPhoneカメラでビデオ撮影。フォーメーションの変化や移動も多いのですが、なるべく他の方のじゃまにならないように気遣いつつも相当手を伸ばし、ぶれないよう早すぎず平行に動かすなど、かなり気合を入れて撮影だったのですが…競技終わって気づき(途中切りたくないので手をあげたまま確認なし)…録画開始がうまく押せていなかったです…残念 :'(
写真屋さんも撮影にきていたようなので、こちらの競技は、写真購入ですね。あとで、思い出になるから自分の分以外も買っておきなさいともいっておきましょう…。

それにしても、組体操というのは、いろいろと深いですね。いままでは、ただみて、すごいなぁ、頑張ってるなぁ、という程度だったのですが、もともと体操かなり得意でもあるので(体育が、ではなく、体操。自分がですw)、この組体操の世界にかなり興味をもってきました。

Wikipedia:組体操:歴史より
- 初歩的な組体操は、紀元前二千年の古代エジプト文明の壁画に観察できる。
- 中国では漢の時代の土偶にそれが見られる。
- ヨーロッパでは中世以後のイタリアで祭日などに披露された。
- 十九世紀にはドイツで近代的な組体操が盛んに行われた記録がある。
- 二十世紀前半にはアメリカ体育連盟のカリキュラム研究会がタンブリングを全国で実施可能な種目として発表した。しかしながら、学校の体育授業としては実行されなかった。←チアリーディングの世界にはつながってますね。
- 二十世紀のチェコスロバキア(当時の国名)では、国民的行事で数千人規模な組体操がしばしば披露された。
- 日本では現在でも学校における体育教育カリキュラムに含まれている。
- 組体操は二十世紀の終わりまでは世界各地で披露されたが、二十一世紀にはいると数千人規模の大規模な演技は次第に見られなくなった。

その他にも、ネット上で、わかりやすくて、おもしろく、競技への愛と情熱、思いを感じるページをみつけました。

中島先生の組み立て体操感動配達人
「子どもたちと共に泥まみれになって演技を作り上げ、最高の子どもの笑顔と感動を味わいたい先生のために作りました」とあります。
そうですね!「組み立て体操は練習にドラマがある」。「結果でなく過程が価値があるのだ」あれだけ、わが子が夢中になっていたのも、その辺りだと思います。クラスメートとの共同作業、6年生との合同練習。できなかった業ができたときの達成感。そのプロセスに夢中になっていたようです。

このサイトの中で、なるほど、と思ったのが組み立て体操と音楽(バックミュージック)のセクション。
「組み立て体操は音楽で決める!」:
「 組み立て体操に音楽やっぱり音楽。じみーな演技でも、壮大なミュージックが流れるとあら不思議。演技に物語が生まれるのです… 「クライマックスはこれだ!これしかない」という曲が一曲決まったら、ほとんど完成したも同じ。やる気もバリバリ沸いてきます。曲を鳴らして、目をつぶって想像してみてください。10人塔が午後3時の運動場にそびえたっている。観客席からは拍手が響き渡る。感動のフィナーレ。鳥肌が立つことでしょう。そこからどんどんイメージはふくらんでいきます…」と、中島先生。
「中島流組み立て体操の曲の決め方」というのもありました。
「いい曲はないか、いつでもアンテナを張っておくのが、「感動配達人」たるものの心得です。テレビやラジオ、映画音楽はもちろん、新聞やインターネットなど…」

と、いろいろなのですが、ほんと、「感動配達人」ですね。このページ、読んでいるとわくわくします。わたしは、教師ではなく、ただの保護者ですが、なんだかこの世界、どんどん興味がわいてきました。

今回の組体操、メインテーマは「飛翔」、核となる主題曲はこちらでした。その他、数曲。

DEPARTURE:
作・編曲:佐藤直紀
これみてると、「Microsoft Flight Simulator X」や「ぼく管(ぼくは航空管制官)」とか、やりたくなります。こちらの映像は、「フライト・シミュレーター」のようですね。



ここからの気づきなどは、次の投稿へつづく…です。

体操の指導の本や先生用の教材など、おもしろそうなものがたくさんです。今度、図書館で探してみよようかと。

おまけ:
演目:集団行動 演技:日本体育大学
日体大の「体操祭」、今度みてみたいです!!



YMO:体操(1982年)




(投稿:日本 2011年5月31日、ハワイ 5月30日)

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