五輪真弓さん、いままで特にあらためて調べてみたりしたことがなかったのですが、昨日、出会った曲をきっかけに、いままで、何も知らなかったんだなぁということに気づきました。
わたしの中では、『恋人よ』のイメージがかなり強く、他の曲を聴いたことってなかったのですが、初期の曲および活動を通じ、再認識!(『恋人よ』はもちろんよい曲ですけど)

ふと聴いてみた曲は、こちらの『煙草のけむり』。
この曲、なんかすごくいいですよね(五輪真弓さんを聴いてみようと思った、きっかけは、五輪真弓さんの初期ライブに深町純さんが参加してたりするということなのですけれど。)

煙草のけむり(1973年10月1日)
作詞・作曲: 五輪真弓



この曲のよさに心打たれ、五輪真弓さんのオフィシャルサイトやWikipediaなどをたずねてみました。
五輪真弓さんって、海外録音ではかなりの先駆者なのですね!

五輪真弓オフィシャルサイト:バイオグラフィー

1972年、ファースト・アルバム『少女』をアメリカ、カリフォルニアのクリスタル・スタジオにてレコーディング。このアルバムには、キャロル・キングが参加。
レコーディングが行われたのは6月ですが、同年9月に、ワンマンレーベル「UMl」を発足。デビュー前にです。すごい!
そして、10月、CBSソニーより、シングル「少女」でデビュー。同時にファーストアルバム『少女』をリリース。

少女(1972年10月21日)
デビュー・シングル。いまの季節にぴったり。



雨(1973年3月21日)
2枚目シングル。すごくすてき。こちらも、キャロル・キングと。アルバム『少女』に収録。



1973年4月に再び渡米。クリスタル・スタジオでにて2枚目のアルバム『風のない世界』をレコーディング、7月にリリース。

昨日までの想い出(1973年7月1日)
3枚目シングル。別れと海辺の詞がよいですね。



そして、1973年10月1日に、『煙草のけむり』発売。

煙草のけむり:
先とは違えて、「夜のヒットスタジオ」出演映像
すてきです。とにかく、かっこいい~(なんか、雰囲気がちょっとユーミンっぽい、かな、とも)。
バックの演奏メンバーもとても気になりです。ギターが利いてますね。
ターコイズのブレスレットもすてき(わたしもかなり大きめなのもってたんだけど、どこ行っちゃたかなぁ、ときおり思い出すのですけど、未捜索)



1974年4月には3度目の渡米レコーディング。ハリウッド、クローバースタジオにて。7月、アルバム『時をみつめて』発表。

ミスター・クラウディ・スカイ(1974年7月1日):
この曲も、いいですね!!また、違った印象ではありますけど、さらに新しい感じの世界。



11月、アメリカより“セクション"のメンバー来日。ジョイント・コンサートを行う。
という感じで。まったく知りませんでした。五輪真弓さん、そういう感じだったんですね。

ちょっと略しまして、次はさらに世界を広げ。

1976年12月には、レコーディングのため渡仏。
1977年4月、CBSフランスでデビュー・アルバム『MAYUMl』、ヨーロッパ各国でも発表。同月18~30日、パリ・オランピア劇場で、アダモのコンサートにゲストとして招かれ出演。
1977年6月、アルバム『えとらんぜ』発表。
アルバム『えとらんぜ』は、A面全曲フランス語のセルフカヴァーなのですね。フランス語ヴァージョンの『煙草のけむり』聴いてみたい!
少女:フランス語ヴァージョン『えとらんぜ』より
こちらはYouTubeリンクで。

そして、下旬に、LP制作のため渡米、ロスアンゼルス郊外のフィデイリテイ・スタジオでレコーディング、と続きます。

この3年後、1980年にシングル『恋人よ』が大ヒット。第22回日本レコード大賞金賞を受賞。
その後は、日本のみならず、アジアでも支持されるように。

五輪真弓さん、デビュー時までの活動:
1967年:高校1年生の最後に卒業する3年生を送る会があり、全校生徒の前で初ステージにたつ。
1967年:高校2年生の時、同級生の女友達と二人で女性フォークデュオ結成。
1968年:高校3年生の時、TBSの朝番組「セブンツーオー(7:20)」に取り上げられ、ブランウン管デビュー。
高校卒業後は、英語学校へ入学。語学の勉強のかたわら音楽活動を。

『煙草のけむり』との出会いが、ちょっと世界を広げてくれた感じです。
五輪真弓さん、初期のアルバム、CD化再販されてはいるみたいなのですが、現在は入手困難のようですね。ベストなどには収録されてる曲も多いみたいですけど、アルバムそのものの形で、CD再販してくれないでしょうか。
従来のファン以外の方にも聴いて欲しいなぁと。

(投稿:日本 2010年12月7日、ハワイ 12月6日)


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