アストラッド・ジルベルトは、高校生のころから聴きはじめずっとすきなヴォーカリストのひとりです。ずっと所有のアルバムなどをメインに聴いていたものの、YouTubeなどでも楽しむようになってから、かなり知らないものもあるなぁということに気づきました。数ヶ月前に日本語ヴァージョンの『いそしぎ(SHADOW OF YOUR SMILE)』があることを知ったのですが、60年代後期、海外アーティストの日本語盤が多い時代だったということもあり、来日記念盤かなにかで、日本向けシングルなのかと。

全曲日本語のアルバムをリリースしていたのですね。日本語でのアルバム、コニー・フランシスやペギー・マーチなど、まったく例がないというわけではありませんがあまり多くはないのではないかと。

しかも、A面は、すべて日本人による作品ばかりだそう。渡辺貞夫さん作曲で『ストリート・サンバ』、『白い波』、『恋のスノー・ドルフィン』というものがあるらしく(謙遜と謙譲の音楽:2008年11月12日より)。アルバムとおしで聴いてみたいのです。たまらなく。

アルバムの存在を知ったのは、日本語での『MAS QUE NADA』動画のはじめにあった画像で。



アルバム『ゴールデン・ジャパニーズ・アルバム(GOLDEN JAPANESE ALBUM)』は、1969年にリリース。「日本文化に興味をもっていた彼女のたっての希望で実現したもの…」と。
代表曲のひとつでもある『イパネマの娘(GIRL FROM IPANEMA)』ももちろん収録。このヴァージョン、アストラッド・ジルベルトの日本語での歌唱も魅力なのですが、邦楽器なども使ったアレンジがすごくすてきです。レコーディングにはどなたが参加しているのでしょうか。山本邦山さんとかかなぁ。



最初に知ったのはこちらの日本語ヴァージョン、『いそしぎ(SHADOW OF YOUR SMILE)』。



デビュー40周年記念盤としてCD化もされたようなのですが、限定盤だったのでしょうか、現在は入手が若干困難なようですね。またしても欲しいリスト、アルバム1枚増えてしまいました。

(投稿:日本 2010年6月12日、ハワイ 6月11日)

[追記]
その後、このアルバム聴くことができました:)
どの曲もすてきなのですが、渡辺貞夫さん作曲のものどれもすてきでした。
「ストリート・サンバ」と「白い波」がお気に入り。
白い波:


「白い波」の作詞は、水木英二さん。
水木英二さんとは、ヒデとロザンナの出門英さんなんですね!
その後、いろんな方のヴァージョンで「白い波」聴いてみました。
ヒデとロザンナ/ トワ・エ・モア/ アストラッド・ジルベルト ほか

(投稿:日本 2010年8月10日、ハワイ 8月9日)

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