シンプルでやさしさあふれる詞とすてきなメロディーの『白い波』、1ヶ月半ぐらい前にアストラッド・ジルベルト (Astrud Gilberto)の全曲日本語アルバム『ゴールデン・ジャパニーズ・アルバム』で出会った渡辺貞夫さん作曲のとても気に入っているナンバーです。
過去記事:アストラッド・ジルベルト ゴールデン・ジャパニーズ・アルバム
作詞は、水木英二さんとの表記だったので、気づかなかったのですけど、水木英二さんとは、ヒデとロザンナのヒデ、出門英さんなのですね。

波~、白い~波~ 海の風に
白くかがやき、太陽に歌うよ
パパ~パパパパヤパ~…
夢にみたメロディー、二人に歌うよ~

あの空のような君のひとみよ
パパ~パパパパヤパ~…
二人の愛はいつも日もかわらな~い

いつもかわらぬ~この愛 ♪

「ユキとヒデ」としてものがオリジナルだそうですが、他のアーティストもカヴァーしているということだたので、聴いてみたいなぁと思っていたところ、最近聴いているベストやコンピレーション・アルバムに収録されてました。それぞれのヴァージョンでアレンジもことなり、どちらもすてきなので、きょうは『白い波』を集めてみることにしました。

ヒデとロザンナ:白い波
波の音ではじまるすてきなヴァージョン。ドラム、ベース、ストリングスが効いたソフトロックであり、ジャズでボッサなギター、フルート、パーカッションすばらしいです!すてき要素が満載で最高のバランスですね、アレンジは中川昌さん。そして、もちろんヒデとロザンナのボーカルが♪
(最近、こちらのブログで連投しているコンピ『ソフトロック・ドライヴィン~愛のひととき』、そしてヒデとロザンナ『しんぐる・これくしょん』などに収録されてます)。



トワ・エ・モワ:白い波
山室英美子さん(白鳥英美子)さんのボーカルではじまるソフトロックなヴァージョン。トワ・エ・ワの感じにぴったりです。ピアノがすごくいいですね、気になります。どなたなのでしょう。



Astrud Gilberto:
アコースティックなギターとおさえたピアノ、まさに本場ボッサ的なアレンジ。ストリングスやドリーミーなヴィブラフォンもいいですね。



ユキとヒデ:白い波
オリジナルのユキとヒデのヴァージョンも聴いてみたいです。『ソフトロック・ドライヴィン ~スノー・ドルフィン・サンバ』に収録されているみたいですね。たしかにこちらも気になっている1枚(『ゴールデン・ジャパニーズ・アルバム』で同じく気に入ったアストラッド・ジルベルトのストリート・サンバも入ってますね)。

※その後、ユキとヒデのヴァージョン聴くことができました(9月17日)。
いいですね。



渡辺貞夫さんのアルバム・ヴァージョン:
こちらもぜひ聴いてみたいです。当時、かなり気に入っていたナンバーだそうです。


[ヒデとロザンナ]
出門英さん、ご本名は加藤秀雄さん。「ヒデ」という響きをいかし、かつデビュー時の水木英二の「英」をとったのが出門英さんなのでしょうか。俳優としてデビューし、ジャズ・シーンで活動でしていたそうですね。
ヒデとロザンナ時代の前のことはあまり知らなかったので、水木英二=出門英さんだったこと、この『白い波』を通じて知りました。
ポップなサウンドをと考えていたときに出会ったのが、ロザンナさん(ロザンナ・サンボン)。ロザンナさんは叔父様がカサノヴァ7(カサノヴァ・セッテ、日本在住イタリア人グループ)のメンバーだったことがきっかけで日本に。
ヒデとロザンナといえばこどもの頃はブラウン管でおなじみ(=テレビでおなじみ)、おとなになってもカラオケではよく歌わせていただいていたり。
二人の出会いはドラマやトークなどテレビでもよく、なのですが、細かいことはまだまだ知らないこと多いですね。

おまけ:
@pakuchan1964さんから教えていただいた
カサノヴァ7:万博でヨイショ Expo'70
メンバーであり、この曲を作曲したブルーノ・ダラポッサがロザンナさんの叔父さんのようですね。




(投稿:日本 2010年8月10日、ハワイ 8月9日)


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