6月17日木曜日、深夜のレコ部 #recobu 常盤響さん(@HIBIKITOKIWA) の選曲はいつもすばらしく、そして必ずハッとさせる1曲がありますね。この日のそんな1曲は、中井貴一さんのアルバム『プライベート・シアター』から。安井かずみさん作詞、加藤和彦さん作曲もの『中古のジャガー・君とアネモネ』でした。

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写真はアラッポ・カーロの備忘録のアラッポさんのレコ部中の
佐田啓二の息子 http://ow.ly/i/274A (#recobu live at http://ustre.am/eY0r )
というTweetからお借りいたしました。

アルバム『プライベート・シアター』は、以前に加藤和彦さん提供曲のディスコグラフィーでみかけ気になっていたものでした。とはいっても加藤和彦さんがかかわってらっしゃるものは数しれず、気になりつつも全部は覚えきれないので、そのままになっていたのものです。
ですが、レコ部で思いだし。「あれ、この曲何?なんか加藤和彦さんっぽい!そういえば…」という感じで、至急本棚に手を伸ばし、KAWADE夢ムックの『文藝別冊 加藤和彦 あの素晴しい音をもう一度』チェック!「やっぱり」の展開でした。
実際に聴いてみての感想は、中井貴一さんの声も「キャフェ」という言い方もとっても雰囲気にあってました。聴く前はどんな感じかなぁと思っていたのですが(余談:中井貴一さん、動画のコメントとかみるとけっこうあれなんですけど、ご近所に住んでいたことがあり、何度もお見かけ。すてきな方です)。
『中古のジャガー・君とアネモネ』はみつからなかったのですが、アルバム収録曲をもっと聴いてみたくなり、さっそく。

リタ・デ・ジャネイロ
歌:中井貴一/作詞:安井かずみ/作曲:加藤和彦



君はトロピカル
歌:中井貴一/作詞:安井かずみ/作曲:加藤和彦



俺だけのマドンナ(こちらからYouTubeで視聴いただけます)
歌:中井貴一/作詞:安井かずみ/作曲:加藤和彦/編曲:国吉良一

このアルバム『プライベート・シアター』がリリースされたのは、1985年この頃って俳優さんが歌もうたうっていう動きが活発でしたね。
『俺だけのマドンナ』、『二人だけのラブコールc/w 君はトロピカル』などシングルもあり。
加藤和彦さん、中井貴一さんへの提供曲は、そのほか『中古のジャガー君とアネモネ』、『俺たちのLOVE SONG』、『思い出のアンティックチェア』。
ひとつ前のアルバム『蒼い素描 (デッサン)』にも『あの頃、青春のど真ん中』という曲を提供。加藤和彦さんでということをふまえると、ちょっとタイトルからは、どんな感じか想像がつかず、こちらも聴いてみたいところ。いつか聴いてみたいリスト、やっぱり作成するべきかな。

CDは現在販売されていないようですが、アルバム『蒼い素描 (デッサン)』、『Blue Shade』、『Kiichi Nakai Special Edition』がmp3で購入可能。アルバム『プライベート・シアター』はないようですが(残念…こちらは全曲聴きたいのです)、『Kiichi Nakai Special Edition』というベストに数曲収録されているようです。
蒼い素描(デッサン) Kiichi Nakai Special Edition

「あっ、そういえば!」と、音楽出版社からの『加藤和彦読本(CDジャーナル・ムック)』、もうすぐ発売なことに気づき、予約完了!
いままでの数冊もいろんな情報を参考にさせていただいき、CD購入意欲もそそられたり、今度のものはプロデュースものなどの情報も多くなるのでしょうか。またまた、欲しいアルバムとか増えそうな予感w

(投稿:日本 2010年6月19日、ハワイ 6月18日)

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