YouTubeがきっかけで、またすてきな曲たち、そしてアルバムに出会ってしまいました。
レス・バクスターの『MOOG ROCK - Greatest Classical Hits』、1968年に発売されたアルバム。その名のとおり、「MOOG(モーグ)シンセサイザー」をふんだんに使ったサウンドが特徴なのですが、このアルバムの魅力は、楽曲のチョイス。おなじみのクラシックの名曲をモーグのサウンドで、レス・バクスター流に。当時、革命的だった「MOOG」、新しい時代の音とクラシックとの融合。レス・バクスターも試しながら、楽しみながらつくったのではないかなというような雰囲気を感じます。
J.S.バッハ平均律第1巻プレリュード1 の「平均律クラヴィーア曲集」第1巻より前奏曲4声のフーガハ長調。はじまりのベース音やドラムがすごくかっいい!動画の雰囲気もあいまってということもあるのですが、とってもおしゃれな感じのサウンドです。
Prelude # 1 in C (J. S. Bach)
そして、こちらは『モスクワの鐘』としてもしられているラフマニノフの『前奏曲 嬰ハ短調』からショパンの『前奏曲集 4番ホ短調』へ。
Les Baxter - Prelude in C# minor (Rachmaninoff)~ and Prelude in E minor(Chopin)
ショパンの『前奏曲集 4番ホ短調』、悲しい響きなのですが、クラシックの原曲も大好きな一曲。
(アントニオ・カルロス・ジョビンのボサノバの「How insensitive(Insensatez)」もこの曲をモチーフに書かれたとか)この『プレリュードEマイナー』のレス・バクスター流サウンドにかなりまいってしまいました。
LES BAXTER CHOPIN Prelude in E Minor、『前奏曲集 4番ホ短調』(先と同じ曲です。動画がなかなか)
『MOOG ROCK - Greatest Classical Hits』、数曲聴いて、あまりにもすばらしかったので、どうしたら入手できるのだろうと調べたところ1995年にマーティン・デニーの『EXOTIC MOOG』(こちらもすてきなアルバム)と二枚組で限定1000枚のCDが発売されていたのですね。ただし、1000枚ですから、CDの入手は困難。
曲目リストをみたら、ますます..
どうしても全曲聴きたくなってしまい。mp3とかだったら簡単に購入できるのですね。
『MOOG ROCK - Greatest Classical Hits』
1.Borodin-Nocturne (Alexander Borodin)
2.Prelude C# Minor (Sergei Vasilyevich Rachmaninoff)
3.Fantasie Impromptu (Frédéric Chopin)
4. 2nd Piano Concerto (Sergei Vasilyevich Rachmaninoff)
5.Piano Concerto (Edvard Grieg)
6.Polevitzian Dance (Alexander Borodin)
7. Prelude In E Minor (Frédéric Chopin)
8. Claire De Lune (Claude Debussy)
9. Prelude In C (Johann Sebastian Bach)
10.Prelude In E (Frédéric Chopin)
(投稿:日本 2010年3月29日、ハワイ 3月28日)
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