きょうは、DictionaryとURBAN RESEARCHのコラボ企画「URBAN RESEARCH LOUNGE」のART SHOOLというライブイベントをUStreamで視聴。ゲストは中西俊夫さんとヒロ杉山さんでした。実際の参加はできなかったのでUST参加。イベント中に作品を描くという企画ですが、トークもあり、中西俊夫さんプラスチックス時代のTシャツ制作の話なども聞くことができました。

そんな中、会場にきていた方に(みなさん若いんでしょうね)、「プラスチックス知ってる方~?」と聞いたところ、知らないという方もいたようでした。わたしからするとそのことがちょっとびっくりでした。

Plastics - Top Secret Man



プラスチックス(PLASTICS)は、中西俊夫さん、佐藤チカさん、立花ハジメさん、佐久間正英さん、島武実さんというメンバーだった1970年代末(結成、1976年、メジャーデビュー、1978年)を中心に活動していたテクノポップバンドです。この度、再々結成ということですので、現在は活動中ということでよいのでしょうか。

「トットットットッ..トップシークレット」
このあたり特徴的です。
「コピコピコピコピコ」

プラスティックの音は「ピコピコ」などとも呼ばれてましたね。

PLASTICS - COPY



プラスチックスは、ミュージシャンでありながらも、それぞれの職業をもっていて、そこから生まれる発想の新しさやかっこよさが「プラスティックスらしさ」だったのだと思います。中西俊夫さんはイラストレーター、佐藤チカさんはスタイリスト、立花ハジメさんはグラフィックデザイナー、この3人に佐久間さんや島さんが加わったという。いままで知らなかったのですが、作詞家である島さん、リズムボックスとしての加入の理由は、インベーダー(スペースインベーダー)がうまいから=ボタンを押すのがうまい、だったそうです。(Wikipedia:プラスチックス

海外ツアーなどもおこなったりしていましたが、1981年に解散し、中西さんとチカさんはメロン (MELON) 、立花ハジメさんはソロで活動、佐久間さんはプロデュース、島さんは作詞と別々の道に。

1988年に一度ライブで再結成。現在はライブなどもやってるようですね。そして、このところ中西俊夫さん、立花ハジメさん、佐久間正英さんのほか屋敷 豪太さんも参加で、また活動。


[コンピューターの時代]
プラスチックスってコンピューターがまさにイメージでした。
今回のイベント、イラストとコンピューターでのデザイン、コンピューターでの「描く」の表現できない面などの話にもなったりしましたが、そこから少しいろいろなことを考えてみました。
英語という普遍語がどんどん主流になっていき、その国の言語の大切さを見つめなおさなくてはいけなくなってしまったこと、文化のこと、など。
それでも日本の流行や現代文化は「不思議」とか「特殊」といわれているのはもしかしてみんなが英語できるようになったら変わっちゃうのかな、とか。
そして、ちょっとずれてしまうのかもしれませんが、コンピューター→ネットという発想で...
以前のように、そこにいかないと同じ感覚をもったひとがいないというような特別な社交場というか集まりの場がなくなってしまったのもある種インターネットなどのせいもあるのかななどと思うのですが、
いまや行けぬ身、ネット上で自分が探しているものを探せたり、共有できることはわたしにとってはかなり大きな意味があること。
少々の予定をずらせば、参加できますし。いくつになっても。
ただ、誰でもそれができるということでセレクトされてる感や特別感はうすれてはいるというのも事実だとは思います。
始めからそれが当たり前という世代はどういう風になっていくのか、また新しい変化をみていくことができるわけではありますが。(自分では過程がある世代でよかったとは思うけど、だからいまの方法で受身でなく自分のものを探せるという。だからこそ、自分にあった使い方も考えていけるとか)

(投稿:日本 2010年3月11日、ハワイ 3月10日)


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