きょうは日曜日、70年代の半ば、日曜日の歌といえば田中星児さんの『ビューティフル・サンデー』(オリジナルはダニエル・ブーン)でした。田中星児さんといえばNHK「おかあさんといっしょ」のうたのおにいさん、ステージ『101』、『ビューティフル・サンデー』がテーマともなった「おはよう720(のち、おはよう700)」「キャラバンII」のイメージ。洋楽カヴァーは『カントリー・ロード』ぐらいしか知らなかったのですが、けっこう幅広いジャンルで歌っているのですね。そして自分が歌っているカヴァーはご本人がアレンジというものも多いよう。
ロバータ・フラック(Roberta Flack)の『やさしく歌って(Killing Me Softly)』も歌っているんだということを先日知り、田中星児さんのカヴァーを数曲聴いてみました。
まずは、きっかけとなった『やさしく歌って(Killing Me Softly)』(1973年)作詞:Norman Gimbel、作曲:Charles Fox。 オリジナルの歌詞とは異なる日本語詞、アレンジがどなたなのか現在調査中。アレンジは田中星児さんご自身かもしれませんね。『ビューティフル・サンデー』より前。
『ザッツ・ザ・ウェイ(That's the way)』作詞/作曲:Harry Wayne Casey、Richard Fin。KC & the Sunshine Bandの大ヒット、おなじみのディスコ・サウンド。田中星児さん、カヴァーする選曲にはかなりこだわりがあるようなので、ディスコものもけっこう好きだったのかな。
そして、田中星児さんといえば、やはり、ダニエル・ブーンのカヴァー、『ビューティフル・サンデー』(1976年)作詞:Daniel Boone、作曲:Rod MacQueen、日本語詞:田中星児(参考:トランザムのものは日本語詞、松本隆さん)。販売枚数、80万枚だったんですね。NHKはおなじみでも、この番組は初出場、『第27回NHK紅白歌合戦』より。
ほかのカヴァーは、日本語詞は別の方がされていることが多いようですが、『ビューティフル・サンデー』は田中星児さんが日本語詞を書いたんですね。そして、いろいろ調べてみてあらたにしったこと(Wikipedia:田中星児より)。「もともと「ビューティフルサンデー」は「オー・マリヤーナ」のB面で、田中はオー・マリヤーナの方に歌手生命をかけており、B面をビューティフルサンデーにした理由もスタッフの勧めで、田中も「これでいいか」程度だったが、皮肉にもビューティフルサンデーの方がヒット、本人もこの曲が好きではなかったと語る。だがビューティフルサンデーを歌うと聞いてるお客さんが笑顔になり、元気付けていると考える様になってからは、この曲が大好きになったと語っている。」
A面だった『オー・マリヤーナ(O Marijana)作詞/作曲:V. Paljetak-Sisic-D. Jusic、編曲:田中星児)。たしかにこちら、いろんな方が歌ってるトラディショナルな名曲です。
そのほかシングルでの洋楽カヴァーいろいろ、わりとイメージどおり。番組で使われていたものもありますね。
シングル(全部ではないと思いますけど):
愛の願い Love Me, Please Love Me
(日本語詞:柴野未知、作曲:ミッシェル・ポルナレフ、編曲:東海林修)
パロマ・ブランカ(幸せの白い鳩)
(作詞/作曲:H.ボウエンス、日本語詞:岡田冨美子、編曲:いしだかつのり)
カントリー・ロード ~故郷へ帰りたい(作詞/作曲:J. Denver-B. Danoff-T. Nivert、日本語詞:岡田冨美子、編曲:いしだかつのり)
オリーブの首飾り(TBS系「おはよう700」)(作詞/作曲:C. Morgan、日本語詞:武田全弘訳詩、編曲:いしだかつのり)
(投稿:日本 2010年3月6日、ハワイ 3月5日)
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