11月の第3木曜日は、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日ですね。今年はなかなか良作ともきいております。深夜12時、あともう少し。一時期ほどではないのかも知れませんが、関連イベントなども各地で開かれるようです。
日本でワインが販売されるようになったのはいつごろからなのでしょう。そのあたりはワイン通ではないのでわからないのですが、日本でのワイン浸透は、「赤玉ポートワイン」によるところが大きいのではないかなぁと思います。「赤玉ポートワイン」の誕生は、1907年(明治40年)。「日本人の味覚に合った葡萄酒をつくる」というコンセプトで甘味料などを加え、サントリーの創業者である鳥井 信治郎さんがつくりだしたものだそうです。
この「赤ポートワイン」、「ヘルメステーブルワイン」、「ヘルメスデリカワイン」という三種のワインCMは、現・サントリーが、まだ寿屋という社名だったときのもの。昭和何年のCMなのか調査不足でちょっとわからないのですが、サントリーへの社名変更は、1963年3月ということですので、それより前のものであるということは間違えなさそう。
ちょっと不思議なひびきのメロディライン、ミュージックといい絵といい、なんともいえなくよい感じです。
サントリーといえば、いつの時代も宣伝広告をリードしてきた企業としてもしられていますが、大正11年(1922年)に、赤玉楽劇団というものをつくり、プリマドンナである松島恵美子さんを起用して、日本で初めてのヌード写真の宣伝用ポスターを制作。肩のから胸元にかけての写真ではありますが、当時としてはかなり斬新。有名な「赤玉ポートワイン」のポスターです。
(投稿:日本 2009年11月18日、ハワイ 11月17日)
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