ミュージック・マガジン(MUSIC MAGAZINE)の加藤和彦さんの追悼特集、昨日読み終えました。くり返し読んだりしていたページも多く、5日間もかっかてしまいました。36ページにわたるこの特集、読みながら、加藤和彦さんの姿が浮かび、音が聴こえてくるようなすてきなものでした。

アルバム未収録の作品などは、この特集で知ったものも多く、これから、まだまだ聴いていきたい作品がたくさんあります。

その中で気になったのが、初期の作品で、同特集でも触れていた昭和44年(1969年)の作品、『チッチとサリー』。

このデュエット曲、みつはしちかこさんの漫画、『小さな恋のものがたり(チッチとサリー)』にちなんだもので、ユニット名も同じく「チッチとサリー」。作詞は、秋野由美子さんと漫画原作者のみつはしちかこさん、作曲は加藤和彦さん。

加藤和彦さんが、「サリー」、「チッチ」は、一般から公募された翁玖美子さん。背がお高くてらっしゃる加藤さん、「サリー」的です。なんだかほのぼのとした感じで、とてもやさしい気持ちになれます。B面、『カフェ・ルモンドのメニュー』も聴いてみたいのですが。

この漫画『小さな恋のものがたり(チッチとサリー)』も懐かしいなぁと。こどもの頃ではありますが、近所のお医者さんの待合室にあったので、読んでました。

でも、だいぶ後、昭和59年(1984年)、テレビでもやっていたのは、知りませんでした。主題歌は別の曲が使われていたようです。



(投稿:日本 2009年11月28日、ハワイ 11月27日)

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