昨日、11月28日にJCBホールでコンサートがありましたが、やはり今回も行きませんでした(禁止ではないのですが、どうもこどもを置いてライブに行けない)。
ライブをやっていた時間には、今年初めてというイルミネーションをみがてら、東武動物公園にいました。動物公園といっても遊園地もあるので、時間が遅めだったということもあり、動物たちをみたあとは、遊園地で懐かしめの乗り物にのったりして。こどもは日本移住後2度目、以前来たのを合わせると4度目なので、一番多く来ているところかも知れません。わたしは、帰国後は初めてだったので、懐かしめの乗りものも楽しく。
遊園地のそんな感じの乗りものシーンがとても印象的な映画『大人は判ってくれない』を思い出しました。
10代の頃、名画座で観た映画『大人は判ってくれない』、きっかけは、同名の曲が収録されているムーンライダーズのアルバム『カメラ=万年筆』。
『カメラ=万年筆』、曲の内容は必ずしも映画にそっているという訳ではないのですが、収録曲が全部映画のタイトル。中学、高校とよく観ていたヌーヴェル・ヴァーグ系映画のガイド的アルバムでもあります。このアルバムから、数曲、動画で紹介できるものを集めてみました。順番は、アルバムの曲順とは異なります。
まずは、『太陽の下の18才』。カトリーヌ・スパーク主演、カミロ・マストロチンクェのイタリア映画『太陽の下の18才』、ジミー フォンタナの『GO KART TWIST』カヴァー。
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こちらは、キャロル・リード監督、アントン・カラスの音楽で有名な映画『第三の男』から始まり、作詞:鈴木博文さん、作曲は:鈴木慶一さん、ご兄弟作品『彼女について知ってる、二、三の事柄』。先日、Twitterでもポストがあったのですが、すごくよく覚えてるんですよね、この映像。何でみたのかは覚えていないのですが。ジャン=リュック・ゴダールが監督の『彼女について知ってる、二、三の事柄』と同名。
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そして、『欲望』、作詞、作曲ともに慶一さん。映画は、ヤードバーズがライブハウスシーンで出演しているミケランジェロ・アントニオーニ監督作品。音は、佐藤奈々子さんとのスタジオライブ。
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全曲の動画はあつめられなかったので曲名リスト。
このアルバムについて書こうと思ったきっかけの『大人は判ってくれない』はなしなので。このリストのあとに映画のトレイラーを。
1. 彼女について知っている二、三の事柄
2. 第三の男
3. 無防備都市
4. アルファビル
5. 24時間の情事
6. インテリア
7. 沈黙
8. 幕間
9. 太陽の下の18才
10. 水の中のナイフ
11. ロリータ・ヤ・ヤ
12. 狂ったバカンス
13. 欲望
14. 大人は判ってくれない
15. 大都会交響曲
フランソワ・トリュフォー監督、ジャン=ピエール・レオ主演の『大人は判ってくれない』。 初めてみたのは、高校生の頃。とても印象に残る、いい映画でした。やっぱりトリュフォー、いいですね。
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こどもの頃、よく行っていた遊園地は、この映画にでてくるようなイメージの遊園地ばかり:「花やしき」、いまはもうない「多摩川園遊園地」(多摩川園に遊園地があったことすら知らないひとも多い)、同じくもうない「二子玉川園」。
(投稿:日本 2009年11月29日、ハワイ 11月28日)
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