そろそろ11月も半ばとなり、寒さが増してきました。きょうは、秋が終わってしまう前にふり返りっておきたいCM。資生堂昭和55年(1980年)秋のファンデーション「おかえりなさい、秋の色」、モデルは、ヨアンナ・ディックさん。

テーマ曲は、『絹のシャツを着た女』、加藤和彦さんの声、タンゴがベースの曲調が忘れられない一曲。ソロ3部作といわれるアルバム2作目の『うたかたのオペラ』に収録されています。

作詞:安井かずみさん、作曲:加藤和彦さん

振り向く瞳はスミレ色
かすかにこぼれる微笑みに 
過去と未来が混ざる 
アナタは見知らぬ人 
そんな気がする

見慣れたその髪、枯れ葉色 
かきあげる白い指先に
午後の日差しが舞い散る 
人生の舞台は廻る
アナタのために ♪

「過去と未来が混ざる」という表現、そして「髪」と「瞳」、そして韻とも思える響き、色の重ね方が、とてもすてき。

もう秋も終わりなのでしょうか。まさに「11月、冬が戸をたたく♪」(加藤和彦さん:『9月はほうき星が流れるとき』より)という感じですね。

昨夜からUStreamで、加藤和彦さんの曲を一定時間かけてくださってる方がいらっしゃり、今夜も加藤和彦さんの曲を楽ませていただくことができました。

(投稿:日本 2009年11月12日、ハワイ 11月11日)


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