本日、パンナム(パンアメリカン航空)愛好家の記事をきっかけに、ひと昔前の日本人のハワイ旅行の歴史に関してちょっと調べてみました。

日本から海外への自由渡航が始まったのは、昭和1964年(昭和39年)。その自由化を見込んで行われた、キャンペーンが、あの有名なサントリーウィスキー「トリス」のハワイ旅行、『トリスを飲んでハワイへ行こう!』です。このキャンペーンの懸賞は、「海外旅行が自由化になり次第、8日間ハワイに行ける旅行積立預金証書」が、抽選で100名に当たるというもの。

このハワイ旅行自由化前からハワイ旅行キャンペーンを行ったサントリー、すごいなぁと思います。それに、このCM、かなりハワイの魅力が凝縮されています。「アンクル・トリス」のハワイでのバケーションが、なんともよい感じ。

渡航自由化の3年前である、1961年は、エルヴィス・プレスリーの『ブルーハワイ』が、日本で公開された年でもありました。この映画の影響もあり、日本人のハワイへの憧れは、いっそう高まったのだと思います。



海外旅行自由化前年、1963年には、「ハワイの若大将」が放映されています。



こうやって調べてみると、ひとつひとつは、ハワイ関連ものとして、もちろんなじみがあるのですが、自分が生まれる前ということもあり、前後関係、正確な年号、背景など、まだまだ勉強不足。

でも、こうしたふとしたきっかけで、わかっていくのも楽しみのひとつ。終わりなき探訪であります。

(投稿:日本 2009年10月28日、ハワイ 10月27日)


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