秋が深まるというには、まだ少し早いかなとも思うこの季節、少し冷たくなった風が、金木犀の香りを運んでくれます。秋の季語でもある金木犀、唄にも多く詠われていると思います。わたしの金木犀思い出のうたは、昭和53年(1978年)の資生堂ベネフィーク「グレイシィ」秋のキャンペーンソング『君の10000ボルト』。

鳶色のひとみに誘惑のかげり
金木犀の咲く道を
銀色の翼の馬で駆けてくる
20世紀のジャンヌ・ダークよ
君の瞳は10000ボルト
地上におりた最後の天使 ♪

作詞は谷村新司さん、作曲は堀内孝雄さんで、堀内孝雄さんが、ソロとしてリリースした大ヒットソングです。この曲、もちろん全体的によい曲なのですが、「鳶色の瞳」、「20世紀のジャンヌダーク」、「地上におりた最後の天使」という、歌詞の中のいくつかの言葉に特に心惹かれます。

金木犀、10代半ばから大人になってハワイに行くまで住んでいた家の庭にありました。大好きなかおりなので、家を建てるときに植えてもらったもののひとつ。懐かしい思い出です。Twitterなどでも、金木犀の香りを語られている方は多いようす。季節の訪れを感じる香りですね。桂花陳酒なんていうおいしいお酒もあったりします。

山口百恵さんとアリスが歌う『君のひとみは10000ボルト』。なかなあ貴重な映像



(投稿:日本 2009年10月12日、ハワイ 10月11日)


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