いつものふらふらとした検索で、最近、あっ、そうだったのかぁ、とやっといろいろと一致してきた方のおひとり、小泉まさみさん。
どこからたどりついたのかは、忘れてしまったのですが、さかのぼりはじめたのは、小泉まさみとこんがりトーストの活動から。

小泉まさみさんは、ザ・ベンチャーズのサウンドに出会いバンドを始め、加山雄三、ポールマッカートニーに触発されて作曲をはじめたのですね。
筒美京平さん、橋本淳さんに師事し、1972年コロンビアレコードから「はなくそは空気のかけら」でデビュー。
ヤマハPOP CONで入賞しヤマハ専属になり、ワーナーパイオニアから小泉まさみとこんがりトースト名義で「おやすみ」をリリース(Wikipedia:小泉まさみ)。

小泉まさみとこんがりトースト:おやすみ(1974年8月)
作詞・曲:小泉まさみ、編曲:福井 峻、小泉まさみ



その後、小泉まさみとこんがりトーストとしては、アルバム『メロディランド』、シングル『妹の部屋』を。
多摩美術大学卒、と美術系だけあり、アルバム・ジャケットは小泉さん自身によるそうです。
風の吹く場所 SEASON2:小泉まさみ編

こんがりトーストはファミリー構成(?)だったのですね。同サイトからの情報、そして『妹の部屋』へのライナーノーツのような記載から。

小泉まさみ:ギター、ベース、ドラム、キーボード イラストレーションetc
身長186cm 魚座生まれ、こんがりトースト一家のパパ役をつとめています。
名和真:ギター 
一家の長男:とっても優しい人で、現在ピンボケ写真に狂ってます。
吉田サトシ:キーボード
次男のサトシ君は理論派。小泉まさみ氏と共に「カベにはりつく運動」を推進中です。
南雲和義:ベース
誰からも愛される三男坊。食べ過ぎに注意しながら着実に体重を増しているのです。
田切純一:ドラムス
一家の末っ子として突然誕生。勉強そっちのけでマンガばかり読んで
家族を心配させているのです。

なんか、この時代っぽくて、いいですね。

妹の部屋(1975年4月)
作詞・曲:小泉まさみ、編曲:福井 峻、小泉まさみ
こんがりトーストの妹のことでしょうか。



そして、アルバム『コットンハウス』、シングル『バイバイゲーム』などを。この頃は、ソロでしょうか。
バイバイゲーム(1975年10月)
作詞・作曲:小泉まさみ 
その後も思わせるような歌謡路線。



この後は、作曲家としての活動中心に。
この曲もそうだったのかぁと思うものけっこうありました(Wikipedia:小泉まさみ
いろいろある中で、『ハロー・グッパイ』おなじみのヒット曲、いまになって知ったこともあり。

柏原よしえ:ハロー・グッバイ(1981年10月15日)
作詞:喜多条忠、作曲:小泉まさみ、編曲:竜崎孝路



「歌詞に出てくる喫茶店は南こうせつの実兄が大分市で経営していた店がモデルになっている」そうですが、この曲、もともとはアグネス・チャンの『冬の日の帰り道』のB面だったのですね(これ、普通に知られてそうな…でも、わたしは知りませんでした)。
その他、讃岐裕子さん、山本智美さん、笹峰愛さんがカバー。

アグネス・チャン:ハロー・グッドバイ(1975年12月)
作詞:喜多條忠、作曲:小泉まさみ、編曲:萩田光雄 



讃岐裕子:ハローグッバイ(A面)~めぐり逢うために(B面)(1977年)
讃岐裕子さんは、柏原よしえさんより前にこの曲を歌っていたのですね。



小泉まさみさんは、庄野真代さんとご結婚されてたときに、お二人で世界一周の旅(1年間で28か国)に出て、話題だったりもしましたね。旅に出られていたのは、柏原芳恵さん『ハロー・グッバイ』ヒットの前年。

小泉まさみさん、さらになるほど、と思うこともいろいろありなのでしたので、まだ、もう少しつづく…。

番外:
こんな映画もありますね。音楽はフランシス・レイ(FRANCIS LAI)

映画「ハロー・グッドバイ」(HELLO-GOODBYE)

監督:ジーン・ネグレスコ、撮影:アンリ・ドカエ、音楽:フランシス・レイ
キャスト:マイケル・クロフォード、ジュヌビエーヴ・ジル、クルト・ユルゲンス
車好きな青年と美貌の人妻の恋を描いた作品。1930年代ロールス・ロイス等のヨーロッパ産のクラシックカーや新車が多数登場
分的に少し似てる?気も(でもないですね)。



(投稿:日本 2010年10月26日、ハワイ 10月25日)


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