このところ、仕事忙しく(というか、ぎりぎり作業、アクション、変更などが多く…しかも、かなりプロセス、申請、許可なども伴うためなかなかすぐには軌道修正がきかなかったり)、ちょっときつい状態が続行中。こんなときには、やさしい歌声、タイム・ファイブ(TIME FIVE)が効きますね:) 美しいコーラスに癒されます。

やっぱり、タイム・ファイブはいいですね~♪

ずっと気になっていたタイム・ファイブ、こちらのブログでも、何度かとりあげていますが、最近、いくつかのアルバムを聴いてみています。きょうは、そのうちの1枚、タイム・ファイブの歌う懐かしのナンバーとすてきなコーラスが楽しめるアルバム、『ラジオの時代』について(発売は、平成だけど、すばらしいけど番外です。ラジオの時代というコンセプトは、まさに昭和なので)。

このアルバム、タイム・ファイブものを探していて、あまり内容を知らずにたまたま手にとったものだったのですけれど、『ラジオの時代』というプロジェクトがすばらしいですね。こんなすてきな企画があったんだ!と、さらにタイム・ファイブの世界への興味が深まりました。

タイム・ファイブの『ラジオの時代』とは、赤塚不二夫と「面白グループ」、タモリさん出演番組にたずさわってきた高平哲郎さんプロデュースによるミュージカルだったのですね。1993年3月に玉川高島屋SCのアレーナ・ホールで初演され、その後も東京、大阪、などで公演。

東京のどこかにある「ラジオ・バー」という設定。
酒瓶の並んだ棚に飾られた古いラジオとオーナーも4人のバーテン達の物語。お店を閉めたあとに、片づけをしながらラジオで聴いた大好きな唄の話を始めるところから物語が始まるというもの。



ミュージカル『ラジオの時代』、「ラジオ・バー」という店が舞台となっていますが、この「ラジオ・バー」は、「バー・ラジオ」。カクテルでも知られる青山の名店「バー・ラジオ」で高平さんが飲んでいるときに思いついたものなのだそうです。オーナーの尾崎浩司さんとバーテンのイメージをには、タイム・ファイブだと。影響を受けた懐かしのナンバーを取り入れた構成は、ちょうど結成25周年だった、タイム・ファイブの活動の歴史をきざむのにも、まさにぴったりの企画。版権交渉などは大変だったそうですが、ラジオの時代というテーマにあわせ、タイム・ファイブのメンバーたちの幼年期から青年期までの音楽体験のレポートに基づいてジャズや流行歌を中心に洋楽、邦楽の54曲を選曲。1949年から1960年、ミュージカル映画『五つの銅貨』までのラジオの時代の忘れられない名曲を織り込んだミュージカルとなったそうです。

曲名、リストしきれないので画像で(クリックすると大きくみれます、多分w)。



このミュージカル、観てみたかったです!もうだいぶ年月が経ってしまっているのですが、再演とかないでしょうか。

アルバム『ラジオの時代』は、このミュージカルで使われた曲を収めたもの。台詞は音では収められていないものの、ライナーノーツ、歌詞とともに書かれているので、台詞&歌詞カード、写真をみながらどんな感じで演じられていたのか聴いてます。
各曲は短めで、まさに流れていく感じなので、歌詞カードみながらの上記じっくり聴きとは逆に、さらっと聴くにもよい感じです。

「バー・ラジオ」には、昔、一度だけ行ったことが。
このアルバムに出会ってから、久しぶりにまた行きたいなぁと思ってます(いま進行中のプロジェクトが終わったら、自分へのご褒美で行ってみたいなぁ、とも)。
ミュージカル劇中では、オーナー尾崎浩司さんのカクテル・レシピも使われていたそうです。
バー・ラジオの世界(青山 バー・ラジオのウェブサイト)

申し遅れましたが、アルバム『ラジオの時代』、現在は残念ながら、中古などでないと入手できません。タイム・ファイブは、いいアルバムたくさんあるんですけどね、ちょっと前のものは入手困難なものが多いですね。再販希望のレコードもあるし、次の活動の節目に全集のようなものでも発売してくれるといいのですが。


(投稿:日本 2010年10月14日、ハワイ 10月13日)


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