昨日にひきつづき映画と音楽なのですが、きょうは『ホンコン・ナイト・サイト:Hong Kong Night Sight』、松任谷由実さんのアルバム『水の中のASIAへ』(1981年)に収録されているもの。わたしが初めて香港に行ったは、このアルバムを聴いたちょっと後のこと。この曲を聴いてジャンクの群れがみたくなって、お願いして父の仕事旅行にくっついて出かけたのでした。
この曲、オリジナルは松任谷正隆さん。ティン・パン・アレー(Tin Pan Alley)の『Yellow Magic Carnival』、そして松任谷正隆さんのソロ・アルバム『夜の旅人』(1977年)に収録されています。
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翼の横急ぐ夕陽とランデブー
雲も海も紅に染めあげ
夕陽はまたBOMBAYへと向う
(コーラス:西をめざして~)
丸い窓に額よせさよなら
(さよなら)
旋回してく入り江には
ジャンクの群れゆったり浮かぶ
(略)
心やさし彼女の名はスージー・ウォン
裾の割れた絹の服が光る
身の上など話さなくていいさ
(哀しいきのう)
裏町へと帰る影追わない
(追わない)
夜明けになれば枯れる露草ほど
月の光に可憐に咲く
...
乾杯には深い色の葡萄酒(プートンチュ)
星も街も逆さまに映って
気まぐれだよ写真に撮ったのは
(絵葉書のように)
残したって同じ夜は来ない
(来ない)
この歌詞の中にでてくるスージー・ウォンは、1960年の映画『The World Of Suzie Wong』のスージー・ウォン。ウィリアム・ホールデン(William Holden)、ナンシー・クワン(Nancy Kwan)出演、 監督はリチャード・クワイン(Richard Quine)
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裏町の女性が外国人と 出会って幸せになるという内容ということだけはしってるのですけど、こちらも歌では知っているのにまだ観たことがありません。音楽もすてきなので、観てみたいと思ってます。
追:『ホンコン・ナイト・サイト:Hong King Night Sight』、イントロ部分の水の音、ユーミンのヴァージョンの機内アナウンス、そして歌詞の中で、葡萄酒を「プートンチュ」といっているところなどのディテールが大好き。
(投稿:日本 2010年1月25日、ハワイ 1月24日)
追記:
その後、『スージー・ウォンの世界』観賞し、そこから、またさらにさらにと。ここからのつながりや興味は広がっております。いろいろと
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