キューピー3分クッキングのときに放送されていた、キューピー・マヨネーズ・アメリカンのCM、音楽と映像、ナレーション、すべてがかっこよく、とても印象に残っています。サンドイッチには、マヨネーズ、というアメリカンなスタイルを直接説明することなく、みせてくれました。



「わたしの最初の写真は、父の腕に中でこの店の前で撮られている。あの頃、だれかがカメラを買うと、まずダイナーの前で写真を撮った」。サンドイッチ・アメリカン、キューピー・マヨネーズ・アメリカン(1987年)、コネチカット州のコリンズ・ダイナー。

曲は、キャシー・リンデン(Kathy Linden)の『Goobye Jimmy Goodbye』(1959年)、哀しく、すてきで、懐かしい曲。



「透きとおる空気の中に、マックス・グリルは、ジョン・ベイダーの、あのスーパーリアリズムの絵と同じ色彩だった。窓からカウンターまで、斜めの陽がさしこんでおり、車の音が途絶えると、1940年代がそこにあった。サンドイッチ・アメリカン、キューピー・マヨネーズ・アメリカン」(1987年)、ニュー・ジャージー州のマックス・グリルというダイナー。

曲はハリー・ニルソン(Harry Nilsson)の『Many Rivers To Cross』。ジョン・レノン(John Lennon)との共作『Pussy Cats』というアルバムに入っている一曲。



「16歳の秋、トルーマン・カポーティ「ティファニーで朝食を」を読んだ。その日から僕の胸に、ホリー・ゴライトリーという女性が棲みついた。彼女は痩せて、あごがとがり、キュウリとマヨネーズのサンドイッチを細い指でつまんでいた。ティファニーで昼食を。キューピー・アメリカン・マヨネーズ」(1988年) 。

曲は、『Moon River』、ボッサでジャズ的なアレンジがすてきなナンシー・ウィルソン(Nancy Wilson)のヴァージョンです。


きょう、オフィスの近く、図書館がある区民センターで、広告業界就活フェアやってました。来春入社のための就職活動も、そろそろスタートなのでしょうか。ちょっと興味があってという学生もいるだろうし、なんとなくそういう業界に憧れてるというひとや広告大好きというひともいるのだろうなぁ、と思いながらみてました。彼ら、彼女らの思い出に残る大好きなCM、知りたいなぁ。

(投稿:日本 2010年1月15日、ハワイ 1月14日)

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