きょう、なぜだか急にと景山民夫さんのことを思い、そういえば、お亡くなりになって何年経つのだろうと調べてみたら、他界されたのは1998年1月27日。きょうは、ご命日だったのですね。
思い出した(いつも忘れている訳ではないのですが)のは特に、きっかけがあってのことではないのでなんだか不思議です。

お亡くなりになる前の10年ぐらいは作家としての活動が中心、「料理の鉄人」などではテレビにも出演なさってましたけれど。その間もいろんなことがありましたね。なんだか、別のひとみたいな感じだったり。

放送作家としての景山民夫さんが手がける番組、好きなものばかりでした。
このブログでもとりあげさせてもらいましたけど。

「タモリ倶楽部」とか「11PM」…
ミッシェル・ポルナレフ 哀しみの終わるとき (タモリ倶楽部:愛のさざなみのテーマ)

映像ないですが高橋幸宏さんも出演されてた「極楽TV」とか。
景山民夫さんのお名前をちゃんと意識しだしたのは中学生のころでしょうか、『GORO別冊:OMIYAGE』でユキヒロさんが語られてたお兄様、高橋信之さんとの交流とかあたりで。
景山民夫さんは、「高橋幸宏のオールナイト・ニッポン」でも一緒にお仕事されてましたね。

(YMO)高橋幸宏のオールナイトニッポン ON AIR 風景 x264:
偶然みつけたのですが、加藤和彦さん出演の回なのですね、この映像。涙出そうです。
景山民夫さんもキュー出しで映ってたりします。お若いですね。三宅裕司の神父、それ風です。



高橋幸宏さんがサディスティックス時代に出演したこの番組も景山民夫さんたずさわってたのですよね。
ノックノック(NOK)・ニューおもしろ倶楽部 サディスティックス出演 
ここにも引きのシーンで映ってます。


今野雄二さん、タンタン(TANTAN=大空はるみさん=森野多恵子さん)、加藤和彦さん、景山民夫さん、なんだかみなさん遠くにいってしまってさみしいです。

手がけている番組も多いのであげきれず、自分での思い出中心なので、なんだか自己リンクが多くなってしまいましたが…。

武蔵野美術短期大学デザイン科でも学ばれていた(これも幸宏さん同じですけれど)、景山さんのアートワークを知りました。
Flied Egg(成毛滋さん、つのだひろさん、高中正義さん)の『Dr. Siegel's Fried Egg Shooting Machine(Dr.シーゲルのフライド・エッグ・マシーン)』のジャケットのイラスト、景山民夫さんなのですね。
慶應つながりとかいろいろ。
Flied Egg - Guide Me to Quietness (1971):アルバム「Dr.シーゲルのフライド・エッグ・マシーン」



『エンゼル体操』って景山民夫さん作詞だったんですね。編曲、小坂忠さんですし。
エンゼル体操 ムキムキマン:



景山民夫さん、キャンティ関連でもある方です。

よく一緒にお仕事されていた、学生時代からのお仲間、高平哲郎さんの
あなたの思い出:第5回:景山民夫
1998年のきょうのことなどが。「夢で逢いましょう」。

同じタイプともいえるこの番組から、1968年(昭和43年)に放送作家としてスタートされたのですね。
シャボン玉ホリデー

景山民夫さん、あらためて昭和の大切なテレビ人であったと思います。

(投稿:日本 2011年1月27日、ハワイ 2011年1月26日)

景山民夫さん、ご命日にあたり、思い出を書いてみたのですが、いろいろな方が同じ思いでいらしたようですね。Twitterでもretweetしてくださった方がいらっしゃいました。

大事な思い出をひとつ書き残してたことに気づきました。
1984年から1985年にかけて放送されていたラジオ番組「スーパーギャング・ピテカントロプスの逆襲」は、景山民夫さんと桑原茂一さんの共同プロデュースだったんですよね!
藤原ヒロシさんが選曲。いとうせいこうさん、竹中直人さん、シティボーイズさん、中村ゆうじさんも出演。

そして、お若いころの自主ムービー『ちんから峠』、貴重な作品もみつけることができました。
1970年代初頭。
景山民夫さんが、TBS「ヤング720」をやってたころのもの。小坂忠さんや、声優で有名な井上謡さん、カーグラTVの構成作­家のBUBUさんなど出演。
音楽では、ムッシュ(かまやつひろしさん)の「So Long Sachio」の一部分も使われていたりするのがとてもうれしかったりするのですけれど、全体の雰囲気、音楽全般、エッセンスなんとなく、この作風は後にもずっとつながっているのですね。

ちんから峠:



(投稿:日本 2011年1月31日、ハワイ 2011年1月30日)


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